もくじ
何て伝えればトラブルにならずに辞められるのかな?
仕事を辞める理由とその上手な伝え方、伝授しますよ!
退職の意思が固まっても、理由をうまく伝えられないという悩みは多いです。
上手に伝えられないと引き止めにあい、苦労することになってしまいます。
中には猛烈に引き止められて弱気になってしまい、結局退職できなかったなどというケースも……。
ここでは「仕事を辞めたいけれど理由をうまく伝えられない」と悩む人に向けて、以下の内容を解説していきます。
- 仕事を辞める主な理由
- 仕事を辞める理由を上手に伝える方法
- 理由別・円満な退職の伝え方
- それでも言い出しづらい時の対処法
仕事を辞める理由の上手な伝え方を知り、円満退職をめざしましょう!
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仕事を辞める主な理由
仕事を辞めるといっても、その理由は人によって様々です。
まずは、厚生労働省がまとめた「若年者雇用実態調査の概況」より、卒業後初めて勤めた会社を辞めた理由を見てみましょう。
以下の表は、最初の就職先を辞めた人の離職理由を集計したものです。
【初めて勤務した会社を辞めた主な理由】
労働時間・休日・休暇の条件がよくなかった | 30.3% |
人間関係がよくなかった | 26.9% |
賃金の条件がよくなかった | 23.4% |
仕事が自分に合わない | 20.1% |
ノルマや責任が重すぎた | 13.9% |
会社に将来性がない | 12.0% |
結婚・子育てのため | 10.8% |
健康上の理由 | 9.2% |
自分の技能・能力が活かせられなかった | 7.7% |
不安定な雇用状態が嫌だった | 7.0% |
雇用期間の満了・雇い止め | 5.4% |
1つの会社に長く勤務する気がなかったため | 3.6% |
倒産・整理解雇または希望退職に応じたため | 2.5% |
責任のある仕事を任されたかった | 1.4% |
家業をつぐまたは手伝うため | 1.0% |
介護・看護のため | 1.3% |
独立して事業を始めるため | 0.5% |
参考:厚生労働省「平成30年若年者雇用実態調査結果の概況」(表23)
表を見ると「労働条件」「人間関係」「待遇」「仕事内容」に関する選択肢が上位を占めています。
労働条件や金銭面の待遇が「思っていたのと違う」と感じるギャップは、退職を考える大きな原因になっているようです。
また上司や同僚との関係性は、日々の仕事を進めていくうえで、とても大切なもの。
人間関係の悪化は、退職につながる大きな要因と考えたほうが良さそうです。
「仕事内容が自分にあわない」を選択した人は、希望の部署に配属されなかった可能性もありますね。
当然、仕事を面白いと思えず、成果も出せないことで退職を決めてしまったのでしょう。
また、下記の動画では、就活のプロが「退職理由トップ5」を徹底的に考察しています。
実は、新卒1年目で会社を辞めたいと感じている人は、全体の77.7%にも及んでいます。
その理由についても詳しく解説されているので、合わせてぜひ参考にしてみてください。
職場の人間関係が悪い
人間関係はとても重要な要素。
多少仕事がきつくても、待遇が悪くても、職場の仲間との絆が大切だからと仕事を続ける人は多いです。
裏を返せば、職場の雰囲気が良くないとそれだけで居づらくなってしまうということでもあります。
特に大切なのは上司や同僚との関係。
ここが悪化してしまうと、仕事のすべてに支障をきたし、退職につながりやすくなります。
また、中には単に「人間関係が悪い」というだけでなく、「セクハラやパワハラを受けている」といった深刻なケースが原因となることもあります。
会社の将来が不安
会社の将来性に不安を感じて退職を検討する人もいます。
会社の業績が悪化して「この先の成長は期待できそうにない」と感じたり、「業界自体が頭打ちだ」と感じた場合がこれにあたります。
また業績自体には大きな問題がなくても、会社の方針が自分の考えとマッチしていなかったり、時代に合わないと感じたりすることもあるでしょう。
「これからも安心して働き続けられる会社だ」と思えないことが、退職へとつながってしまうのです。
労働条件や給料が不満
- 残業が多く長時間労働である
- 有給休暇が取りにくい
以上のような不満は「仕事を辞めたい」という思いにつながります。
ワークライフバランスは人生の満足度を上げるためにとても重要だからです。
また、給与の面も大きな要素。
同業他社と比べて給料が安かったり、頑張って成果を上げても昇給につながらなかったりすると、退職という文字が頭に浮かぶ人が多いようです。
体調やメンタル面など健康上の理由
働き続けるためには、心身の健康は欠かせません。
- 健康を損ない、病気にかかってしまった
- 現在の環境では健康で働き続けられないと判断した
以上のような理由で退職を決める人もいます。
また、メンタル面での健康も大事。
仕事が原因でメンタルが不調になってしまった場合、退職することでメンタルの回復を期待する人が多いです。
介護など家庭の事情
自分ではどうすることもできない家庭の事情で退職する人もいます。
- 両親や祖父母が病気になり、看病が必要になった
- 両親や祖父母が高齢になり、介護が必要な状態になった
以上のような理由から、家族のために仕事を続けられなくなってしまうのです。
看病や介護だけではなく、「実家の家業を継がなくてはならなくなった」などの状況が生じることもあります。
若くて独身だからといって、「家庭の事情」と無縁ではないのです。
仕事を辞める理由を上手に伝えるコツ
でも、どんな理由でも「辞めます」は言い出しにくいな。どうやって伝えればいいの?
だからこそ、ここで上手に伝えないと、あとあと悪い影響が出てきてしまうんですよ。
退職を上手に伝えないと、以下のようなデメリットがあります。
- 上司との関係が悪くなってしまう
- 自分の評判が下がってしまう
- 退職日までの居心地が悪くなってしまう
また、同業他社へ転職する場合、新しい会社に行く前に悪い評判が広まってしまうのは絶対に避けたいもの。
上手に退職を伝え、円満に職場を去るためのコツを解説します!
退職理由はできるだけ角の立たないものを伝える
退職理由はできるだけソフトに伝えましょう。
もちろん明らかなウソはNG。
例えば両親が元気でぴんぴんしているのに「病気で余命わずかと言われた」などと言う人がいますが、必ずバレます。
曖昧なことや作り話はできるだけ避けるべきです。
とはいえ、会社を責めるような退職理由は避けたほうが無難です。
法律上「退職時には本当の理由を伝えなければならない」と決まっているわけではありません。
どうしても本当の理由を言いづらい場合は
- やりたいことや叶えたい夢がある
- キャリアアップしたい
など前向きな理由を伝えましょう。
100%ウソにはなりませんし、会社側の落ち度を責めているわけではないので、おすすめです。
先延ばしせず早めに伝える
民法では、退職の2週間前までに「辞めたい」という意思を伝えることになっています。
しかし、それぞれの会社が定めている「就業規則」ではもっと早めに期限が設定されていることが多いでしょう。
なぜなら、後任の選定や業務の引き継ぎのために時間が必要だからです。
退職交渉や引き継ぎなどに時間がかかる可能性があるならなおさら、早い時期に伝えておくべきです。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
一般的な退職意思の表示は「退職希望日の1~3ヶ月前まで」
就業規則によって異なりますが、一般的には「退職希望日の1~3ヶ月前まで」に退職の意思を伝えるよう定められていることが多いです。
なぜ、この期間が必要なのでしょうか。
まず「この社員が退職します」ということについて、社内の承認を得なければなりません。
社内の事情によっては引き止められることもあり、そのような場合は当然承認までに時間がかかります。
次に引き継ぎです。
社員が1人辞めるということは、その人の業務を誰か他の人がやらなければならないということ。
その引き継ぎには、最低でも1〜2週間はかかると見積もっておいた方が良いでしょう。
後任が決まらない場合や、担当業務の量が多く難易度も高めという場合は、より長い期間が必要です。
最後に、有給休暇を消化する期間があると良いです。
社内や取引先にできるだけ迷惑がかからないように休むには、あらかじめ準備や根回しをしておくことが欠かせません。
このように、退職にはそれなりの期間と労力がかかります。
余裕をもったスケジュールを組んでおくことが大事です。
そのためにも、「◯月◯日付で退職したい」と期限を明確に伝えることが必要です。
最初は直属の上司に伝える
「退職したい」という意思を最初に誰に伝えるのかはとても大事。
最初に仲の良い同僚などに伝えたくなる気持ちは分かりますが、それが回り回って上司の耳に入ったら大変です。
「聞いていないぞ」と上司が気分を害してしまうかもしれません。
そのような“事故”が起こらないよう、まずは直属の上司に伝えるのが鉄則。
いきなり「辞めます」よりも、最初は相談の体で話すのがおすすめです。
「お話したいことがあるので、お時間をいただけないでしょうか」と伝え、2人きりで話せる場を設定しましょう。
面談の場を設定するのがどうしても難しければ、短時間でいいので、1対1で話せるタイミングを探してみましょう。
休憩室など、オフィスから少し離れたスペースに上司がいる機会をとらえるのがおすすめです。
また、上司とじっくり話せる時間帯を狙うのも効果大。
例えば、出勤時刻が早い上司の場合は自分も早めに出社すれば、話すチャンスが得られるはずです。
お詫びや感謝の気持ちを伝える
退職の理由がたとえ「会社のせい」だったとしても、まずは“お詫びと感謝”を伝えることが大事です。
そのことで上司の印象が良くなり、退職までの居心地の悪さが軽減される可能性もあります。
どんな理由にせよ、「長く勤務して貢献できないこと」をまず謝りましょう。
そして、上司から受けてきた指導や励ましに対する感謝を伝えるようにします。
あなたの誠意が伝わるような話し方を心がけましょう。
会社に対する不平不満は封印する
退職するくらいですから、会社に対して不平不満を抱くことは当然あるでしょう。
しかし今さらそれを伝えたところで、何もいいことはありません。
会社に責任をなすりつけているように受け取られてしまったら、損するのは自分です。
ここはぐっとこらえ、前述のようにお詫びや感謝を謙虚な姿勢で伝えるようにしましょう。
仕事を辞める理由別!円満退職に向けた伝え方
ここではさらに詳しく、理由別の伝え方を見ていきましょう。
会社に理由がある場合、個人的な理由の場合など様々な伝え方が分かりますよ。
職場の人間関係が理由の場合
人間関係が理由の場合、辞める理由の伝え方にはちょっとした工夫が必要です。
絶対に避けたいのは、特定の上司や同僚の悪口を言うこと。
それよりも、前向きな理由に変換して伝えた方が、自分の評価を上げることにつながります。
- 学び合える環境で自分を高めていきたいと考えました。
- チームワークを今よりもっと大事にしながら働きたいと考え、退職を決めました。
会社の将来性が理由の場合
会社の将来性に不安を感じて辞める場合も、業績悪化などには触れないほうが無難です。
あくまで「自分がめざす方向性」を伝える形にしましょう。
- これまでこの会社でたくさん育てていただいたので、さらに新しいチャレンジがしたいと思うようになりました。
- 安定した環境で腰を据えて働きたいという思いがあり、退職を決めました。
労働条件が理由の場合
「この会社の労働条件が悪いので……」などと言ってしまうと、とても印象が悪くなってしまいます。
「労働条件が悪い」は、「ワークライフバランスの面を改善したい」と前向きに言い換えましょう。
- プライベートが忙しくなり、ワークライフバランスを改善したいと思うようになりました。
- 家庭の事情で今の勤務形態が厳しくなったので、ライフスタイルに合った環境で働くことにしました。
給料が安いことが理由の場合
お金の話はとてもデリケート。
「もらえる給料の額が少ないので辞めます」と受け取られるような言い方は、欲深い印象を与えてしまい、何もいいことがありません。
- この会社のおかげで成長できました。これからはさらに成長を実感できる場所で働きたいと思っています。
- ご指導のおかげで成長できたので、さらにシビアな評価制度に身を置いて挑戦したいと考えました。
上記のように、「会社のおかげで成長できた」という感謝と「さらなる挑戦がしたい」というアグレッシブな姿勢を見せると、真意が伝わりやすくなります。
健康上の理由の場合
病名や症状などは、自分が気にならない範囲で率直に伝えたほうが理解を得やすいです。
その際も「仕事がハードだったせいで健康を害した」という言い方ではなく、「自分の健康管理にも改善すべき点があった」というスタンスで話すと印象が悪くなりません。
また、主治医の見解を伝えたり必要に応じて診断書を提出したりすれば、スムーズに退職できることが多いです。
- 持病の腰痛が悪化し、長時間PCの前に座り続けるのが難しくなってしまいました。運動不足も原因なので反省しています。
- メンタルクリニックの主治医から、いったん退職して休養することを勧められました。こちらが診断書です。
介護など家庭の事情の場合
家庭の事情が理由の場合も健康上の理由と同じく、正直にありのままを伝えましょう。
会社によっては、「時短や介護休暇を利用しては」と勧められる場合があります。
本当に家庭の事情だけが理由の場合は、そのような制度を利用して仕事を続けるのがベター。
しかし、それ以外にも理由があって退職を決めている場合は、「それでは周囲に迷惑がかかってしまうので」などと伝え、退職の意思をはっきり示すことが大事です。
- 祖母の介護に自分も関わらなければならなくなったため、退職させていただきます。介護休暇も検討しましたが、介護が長期にわたる可能性があるので、会社にご迷惑をかけてはいけないと判断しました。
- 実家の家業を継がなければならなくなったので退職いたします。これまでこの会社で学んだことを大いに活かしたいと思います。
独立・起業する場合
独立や起業のために退職する時も、お詫びと感謝を伝えることが大事です。
自分で事業をやっていくにあたって、今の会社がゆくゆくは取引先になる可能性があります。
また、現職で培った人脈が自分を助けてくれるかもしれません。
くれぐれも、悪い印象を残して辞めることのないようにしましょう。
- この会社で成長することができ、さらにやってみたいことが見えてきました。
- 社会課題を解決するため、自分で事業を立ち上げたいと思うようになりました。
- ご恩があるので悩んだのですが、タイミングは今しかないと考え、たとえ失敗しても挑戦してみようと決めました。
今の会社とライバルになる可能性がある場合、顧客や社員を奪われるのではと警戒されることもあります。伝え方は慎重に考えましょう。
本当の理由を言いたくない場合
本当の理由を言いたくない場合もあるでしょう。
そのような時は、必ずしも細かい理由を伝えなくてOK。
シンプルな言い方でも、お詫びと感謝を伝えれば悪い印象を与えることはありません。
- ご迷惑をおかけして申し訳ございません。個人的な事情があり、退職させていただきます。
- 一身上の都合により、退職を決めました。これまでありがとうございました。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
退職の意思ははっきりと伝えよう
退職の意思を伝えると、強い引き止めにあうケースもあります。
人手不足が慢性化している職場や、社員が次々に辞めてしまうブラック企業で、この傾向が見られます。
「自分がいないとこの職場は回らないのか」「そんなに強く求めてくれるなら……」と退職の意思をひるがえしてしまう人がいますが、それはおすすめできません。
本来退職というのは「認めてもらう」ものではなく「自分で決めて、退職日などを相談する」もの。
特に次の転職先が決まっている場合、前職をなかなか辞められず入社日が決まらないというのはNGです。
先方に「入社の意思が弱いのでは」と疑われてしまいます。
退職を迷っているなら話は別ですが、一度決めたのなら、強い意思をもって退職の交渉をしましょう。
転職を理由に仕事を辞める場合の注意点
退職理由が「転職」の場合は、現在の職場と転職先の双方に気遣いが必要です。
なかでも転職先だけでなく、今の職場で印象が悪くならないよう配慮する点は、意外と忘れがちです。
もしかしたら新しい職場の取引先として、今の職場の同僚や上司と関わる可能性があるかもしれないので、現職の仕事をおろそかにしてはいけません。
転職活動を周囲に知られないようにする
在籍中の転職活動は、可能な限り周囲に知られないようにしましょう。
良く思われる可能性は低いですし、場合によっては引き止めや嫌がらせなどにあうかもしれません。
よほど親しい同僚であっても、どこから噂が広がってしまうか分からないので、話さないでおくほうが無難でしょう。
社内で転職することを周知するのは、「転職先の内定を得てから」が鉄則といっても過言ではありません。
しかし、お世話になった先輩などに、隠しておくことが心苦しいと感じる方もいるかもしれません。
不義理をしたくないのであれば、転職先が決まってから一番に報告し、同じタイミングで会社に退職を申し出ると良いでしょう。
退職を申し出るタイミングは慎重に検討する
退職を申し出るのは、「転職先の内定を得てから」が理想ですが、タイミングには十分に注意が必要です。
転職先の入社スケジュールを優先するあまり、一方的にこちらの都合を押し付けるのは、できるかぎり避けましょう。
引き継ぎが間に合わない、人手が足りないなどを理由に「今月いっぱいは働いてほしい」などと、引き止めに合う可能性が高まるため、とくに繁忙期に申し出ることは、できるだけ避けたほうが無難です。
手がけている仕事がある場合は、一区切りしたタイミングで申し出ると良いでしょう。
また引き継ぎは、できる限り書面やデータに残しすようにしてください。
自分が去った後も担当者が確認できる状態にしておきましょう。
つまり退職の申し出においてとても大切なことは、今の職場に迷惑をかけないように、最大限の配慮を見せることです。
転職先の入社日は余裕をもって調整する
転職先が決まると、気持ちは新しい職場に向くかもしれません。
しかし、現職で十分な引き継ぎが可能なスケジュールを組めるように、転職先に相談することをおすすめします。
転職先を優先したい気持ちは分かりますが、辞める職場への配慮も同じくらい大切です。
さらに有給休暇をすべて消化できる、余裕を持ったスケジュールが交渉できればベストです。
そうすれば心身ともにリフレッシュした状態で、新しい仕事に取り組めるでしょう。
退職に必要な手続きを把握しておく
退職が決まれば、様々な事務手続きが発生します。
退職手続きをスムーズにおこなうのも、辞める職場への配慮のひとつといえます。
社会保険関連の手続き内容を把握し、必要な書類は不備の無いように揃えておきましょう。
書類の不備で辞めた会社と何度も連絡を取り合うのは面倒ですし、会社側にも手間をかけてしまいます。
また、これまで貸与を受けていた業務用のパソコンやスマートフォンなどの物品も、きれいな状態にして返却するようにしましょう。
仕事を辞めると言いづらい時の対処法
「仕事を辞めることが、どうしても言い出しづらい……」
「もう黙ってフェードアウトしてしまおうか……」
気持ちは分かりますが、黙って出社しなくなるのは最もNGです。
言い出しづらい時は以下の3つの方法を試してみましょう。
- 信頼のおける同僚や先輩に相談する
- 先に転職先を決めてしまう
- キャリアアドバイザーに相談する
1つずつ解説します。
信頼のおける同僚や先輩に相談する
前述したように、退職を伝えるのは「直属の上司から」が鉄則です。
しかし、迷っている段階なら身近な人に相談するのもひとつの手。
自分では考えつかないようなアドバイスや上手な退職の伝え方を教えてくれるかもしれません。
相談する場合は、相手をしっかり選びましょう。
口の堅い人、コミュニケーションが上手な人に相談するのがおすすめです。
同じ職場の相手だと退職がその人から漏れてしまうことが考えられるので、違う部署の仲間や別の会社の友人に相談するのもいいでしょう。
先に転職先を決めてしまう
退職を申し出るのをためらってしまうのは、次のステップが決まっていないからかもしれません。
転職する会社が決まっていれば退職は必須なので、迷わず伝えられます。
あなたが優柔不断ではっきり言えないタイプなら、先に転職先を決めて「退路を断つ」のがおすすめです。
自分の気持ちも固まりますし、退職を告げられた上司の側としても、引き止めにくくなります。
キャリアアドバイザーに相談する
経験豊富なキャリアアドバイザーは、退職の伝え方についても多くのケースを見てきています。
退職の伝え方やタイミング、話す内容などについて有益なアドバイスをもらえるはず。
困ったらキャリアアドバイザーに相談してみましょう。
転職や退職で不安がある人には、エージェントの利用が特におすすめです。
エージェントでは、退職に関することだけでなく、キャリア設計や自分の強み、就職活動における軸などについて客観的にアドバイスしてくれます。
また、面接練習や書類添削など様々な支援が用意されています。
既卒・第二新卒の方には特にUZUZがおすすめです。
UZUZでは既卒・第二新卒求人を中心に保有しており、就職活動に自信がない方や初めて就職する方に対しても丁寧なアドバイスを行っていきます。
まとめ
仕事を辞める理由にはいろいろなものがあり、上手に伝えることが円満退職のコツです。
押さえておきたいのは、「退職を会社のせいにしない」「入念な準備をして伝える」ということ。
退職の理由は、そのまま次の会社の志望動機にもつながります。
UZUZのキャリアアドバイザーと相談しながら、「なぜ自分は退職を決めたのか」を言語化できるよう準備してみましょう。
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