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「働きたくない」は甘え?理由と対処法・向いている仕事を解説

働きたくない・・・そう思う人に読んでほしい

ぶっちゃけ働きたくないんだけど、これって甘えだよね……?
甘えでもおかしいことでもありません。なぜ自分がそう感じるのか考えてみては? そこに就職へのヒントがありますよ!

就職しなきゃと思いつつ、本音は「働きたくない」と思ってしまう……

そのことで自分を責めていませんか?

この記事では、「働きたくない」と思っている人に向けて、以下の内容を解説していきます。

  • 働きたくないと感じてしまうのはなぜか
  • 働きたくないと思った時の対処の仕方
  • 働きたくない人が就くべき仕事
  • 働きたくない人こそ利用すべきサービス

「働きたくない」原因と対処法を知り、20代の転職を成功させていきましょう!

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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「働きたくない」はおかしいのか?

「働きたくない!」はおかしいの?

「働きたくない」と思った自分自身に対し、「自分は変だ」「甘えている」などと罪悪感を感じてしまう人がいます。

しかし、「働きたくない」と思うのは当たり前のことであり、甘えでもおかしいことでもないのです。

労働条件が悪いことや給与が上がらないことなど、“働きたくない”と思ってしまう心理には多くの理由があるからです。

もし「働きたくない」と感じたら、その気持ちに蓋をせず、なぜそう思ったのかじっくり考えることから始めてみましょう。

ところで、「働きたくない」と思う人が一定数いることを示すデータがあるので見てみましょう。

労働政策研究・研修機構(JILPT)がまとめた、労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』によると、以下のデータが示されています。

25歳~34歳までの男女2939名に対し「将来または現在の職業生活や人間関係について」質問を行ったデータです。

以下の質問内容に「そう思う」「ややそう思う」と回答した人の割合を、表に示します。

質問全体25歳~29歳男性30歳~34歳男性25歳~29歳女性30歳~34歳女性
今の世の中、定職に就かなくても暮らしていける37.0%37.9%36.6%40.0%33.8%
将来のことを考えるよりも今を楽しく生きたい41.4%46.2%39.4%43.8%37.1%
若いうちは仕事よりも自分のやりたいことを優先させたい55.0%60.6%53.1%58.0%49.3%
できれば仕事はしたくない57.0%60.6%59.1%56.9%52.1%
あまりがんばって働かず、のんびり暮らしたい72.5%72.0%71.9%73.8%72.3%

参考:労働政策研究・研修機構(JILPT)「労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』」P245~247

「できれば仕事をしたくない」と回答した割合は、5割以上。

さらに「あんまりがんばって働かず、のんびり暮らしたい」という質問には、7割以上が「そう思う」「ややそう思う」と回答している結果が出ています。

実際に仕事をしないかどうかは別にして、意識のうえでは「働きたくない」と思っている若者が多くいることがわかりますね。

統計データから見ても分かる通り、「働きたくない」と思うことは、珍しいことではないのです。

「働きたくない」と感じてしまう人の特徴

「働きたくない」と感じてしまう人の特徴

「働きたくない」と思ってしまう人には、下記のような一定の傾向が見受けられるようです。

  • 飽きっぽい
  • 我慢することが苦手
  • コミュニケーションが不得意
  • 繊細で傷つきやすい

こうした傾向がある人は、特に「働くことが嫌だ」「働きたくないと」感じてしまいやすい可能性があります。

自分に当てはまるところはないか、内省しながら見ていきましょう。

1.飽きっぽい

「働きたくない」と感じてしまう理由に、仕事内容や職場の環境に飽きてしまうことが挙げられます。

変化や刺激がないと退屈してしまう人ほど、この傾向は強いでしょう。

日々の業務が同じことの繰り返し、毎日同じ人と顔を合わせて仕事をするなどの、ルーティンワークに苦痛を感じてしまうのです。

飽きっぽい人は、「つまらない」「新しいことがしたい」などと感じ、今の状況に不満をもちやすい傾向があります。

その不満が「働きたくない」という気持ちにつながるのでしょう。

2.我慢することが苦手

我慢が苦手な人も、すぐに環境を変えたいと思ってしまう傾向が強いようです。

今の職場で人間関係に不満をもったり、仕事で行き詰まったりした時に「仕事をしたくない」と思ってしまいます。

仕事をしていくうえでは、どうしてもある程度の我慢が必要な場面もあるでしょう。

しかし我慢が苦手だったり、ぶつかった壁を乗り越える力がなかったりすると、その問題を解決しようと動く前に、逃げたくなってしまう傾向にあるのです。

心身に影響を及ぼすような我慢はするべきではありませんが、問題に向き合うことなく現実から逃げつづけてしまうと、仕事そのものが苦痛になり「働きたくない」気持ちが強くなってしまいます。

3.コミュニケーションが不得意

コミュニケーションが不得意な人は、職場での人間関係に疲れてしまい「働きたくない」と思ってしまう傾向があるようです。

仕事の合間の雑談や休憩中の世間話など、コミュニケーションが不得意な人にとっては、苦痛に感じることもありますよね。

人とのコミュニケーションにストレスを感じて、疲れてしまうくらいなら「仕事をしたくない」と思ってしまうことも多いようです。

4.繊細で傷つきやすい

繊細で傷つきやすい人は、仕事の失敗を引きずりやすく、トラブルが発生すると必要以上に責任を感じてしまったり、心の負担になったりしやすい傾向にあります。

周囲の人間関係や雰囲気にも敏感で、相手の目を気にしたり、気を遣ったりすることもしばしばで、社内でトラブルが起こると必要以上に気にしてしまい、「もうこの職場で働きたくない」と思ってしまいやすいのです。

一度こうした状態になってしまうと、なかなか立ち直れません。

気持ちを立て直すことが難しく「この職場は自分には合わないのかもしれない」と、退職を考えだすようになるのです。

「働きたくない」と感じる理由

「働きたくない」と感じる理由

働きたくないと感じる理由には、以下のようなものがあります。

働きたくないと感じる理由
  1. 働き方に満足できていない
  2. 人間関係にストレスを感じている
  3. やりがいが感じられない
  4. 仕事が自分の適性に合っていない
  5. 給与や待遇に不満がある

以下、それぞれの理由を詳しく解説していきます。

自分の「働きたくない」という気持ちは、どの要因から来ているのか、考えながら読んでみてくださいね!

1.働き方に満足できていない

働き方が自分の望むものとかけ離れていると、「もう働きたくない」と感じてしまいます。

  • 拘束時間が長い
  • 残業が多い

このような長時間労働は心身にダメージをおよぼします。

また、以下のような“通勤に伴うストレス”も働く意欲をダウンさせてしまう要因です。

  • 職場と自宅が遠く、通勤時間が長い
  • 満員電車に乗らなければならない

多少の残業や通勤時間がかかるのは仕方ないにしても、最低限人間らしい働き方がしたいのは、誰もが思うことですよね。

2.人間関係にストレスを感じている

「働きたくない」と思ってしまう原因として、人間関係のストレスが挙げられます。

多くの時間を過ごす職場での人間関係は、実は最大のストレス要因。

どうしても合わない同僚がいる、怒鳴る上司にビクビクしている……。そんな職場では、働きたくないという気持ちになってしまいますよね。

また、顧客に対してのストレスも深刻な要因です。

  • 悪質なクレーマーがいる
  • 顧客の要求が多すぎる

このような場合、「働く楽しさ」より「仕事が嫌な気持ち」が勝ってしまい、働く意欲が低下してしまいます。

3.やりがいが感じられない

「仕事によって自分が成長している」という実感は、やりがいにつながります。そして“やりがい”があるほど、仕事に対する意欲も湧いてきますよね。

達成感や成長の実感があってこそ、働くモチベーションも高まるというもの。

  • 誰かから感謝されたり褒められたりといった「ご褒美」がない
  • 仕事によって自分が成長している実感がない
  • 仕事内容に問題があり、達成感を得られない

このような場合は、なかなかやりがいが感じられません。

結果、

「がんばっても意味がない」

「こんなにつまらないなら働きたくない」

という気持ちにつながってしまいます。

4.仕事が自分の適性に合っていない

「自分の適性」と「仕事内容のマッチング」も大きな要素です。

得意なことや好きなことを仕事にできたら、働く意欲は高まりますよね。

逆に言うと、

  • 仕事内容に自分の能力や強みを活かせない
  • 自分の性格や特性に合っていない

このような場合、せっかく持っている長所や特技が活かせないため、働きたくないという思いが強くなってしまいます。

5.給与や待遇に不満がある

給与は、モチベーションに直結する大きな要素。

  • もともとの給与が低い
  • がんばっても給与が上がらない

という場合、努力が収入に反映されないため、働く意欲が低下してしまいます。

また待遇の面においても、

  • 休憩や年休が取りにくい
  • 結果を出しているのに昇進できない

などということがあると、「それならもう働きたくない」という気持ちにつながります。

働きたくない時の対処法

働きたくない時の対処法

俺、ぜんぶ心当たりがあるよ! もう社会人そのものをやめたくなっちゃうな~。
働きたくないという思いと向き合えましたね!グッジョブです! これまでの生き方を振り返るチャンスですよ。

働きたくない自分と向き合うと、「自分がイヤだと感じること」が見えてきませんか?

「やりたくないこと」や「避けたいこと」を棚卸しし、自身が望む働き方を考えてみましょう。

ここでは、働きたくない時の対処法について4つの方法を解説します。

働きたくない時の対処法
  1. 思い切って休息をとる
  2. プライベートの時間を大切にする
  3. 自分自身を見つめ直す
  4. キャリアアップをめざして転職する

ひとつひとつ取り組んでいくと、あなたに合った仕事が見えてきますよ。

1.思い切って休息をとる

仕事が忙しすぎたり、それによりストレスを抱えている場合、心身共に疲れ切ってしまいます。そのまま対処せずにいると、どんどんと働く意欲は低下していくことに……。

心身の疲れに効果的なのは、“質の良い睡眠”です。睡眠時間を犠牲にせず、まずはしっかりと質の良い睡眠をとりましょう。

「忙しいから、とてもじゃないが休めない」と思っている人もいるかもしれませんが、時には堂々と年休をとることも必要です。

身体を壊してしまっては、働きたい気持ちになっても働けなくなってしまうことも。もしどうしても辛いなら、病休の検討もしてみましょう。

「働きたくない」という思いから抜け出せない時は、まずは思い切って休息を取ることが大事です。

2.プライベートの時間を大切にする

仕事に忙殺され、プライベートの時間を犠牲にしていないでしょうか。

プライベートの時間が一切ない生活は、「働きたくない気持ち」を加速させてしまいます。

ですので、まずは定時帰りを心がけるようにしましょう。

友達や恋人、家族と過ごす時間の優先度を上げることで、心が充実していきます。また、新しい趣味を見つけたり、習い事を始めるのもおすすめです。

自分が本当に好きなこと、人生で大切にしたい時間の使い方が見えてきますよ。

3.自分自身を見つめ直す

休息をとったり、プライベートの時間を大切にしても、「働きたくない」という思いが消えないなら、さらに深く自分自身を見つめ直す必要があります。

  • 本当にやりたいこと
  • やっていて喜びを感じること
  • 自分が得意で人の役に立てること
  • 人生でこれだけは実現したいこと

以上のことを書き出してみるのがおすすめです。

「書き出すのが苦手」「自分ではわからない」そんな方は、家族や友達に相談してみましょう。

もし照れくさいなら、キャリアアドバイザーのようなプロのサポートを受けるのもいいですよ。

自分ひとりでじっくりと考えるのも良いですが、難しい場合は「第三者」に聞いてみると意外な答えが返ってくるかもしれません。

転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとの面談を通して、“自分についての棚おろし”をやってもらえますよ。

4.別の環境で働くために転職する

自分自身を見つめ直し、「本当にやりたいこと」や「得意なこと」が見えてきたけれど、今の職場では実現できそうにない。

そんな場合は、転職を検討しましょう。

新たな環境で挑戦することで、働き方を改善できる可能性があります。

また、新しい分野や業種に挑戦することで、スキルアップも望めるでしょう。

ただし、転職に失敗するとますます働きたくなくなってしまう恐れも……。

だからこそ、転職エージェントの選び方が重要です。

自分の状況に合った転職エージェントと出会うことで、働きたくなるような仕事を探すことができますよ。

ちなみに20代なら、手前味噌ですがこのメディアを運営している「UZUZ」がおすすめです。

理由は、キャリアアドバイザー自身が仕事に悩み、転職を経験した者ばかりだから。あなたのお悩みにも心から寄り添い、アドバイスすることが可能です。

相談するだけでもOKです。少しでも気になった方は、まずは以下よりご登録くださいね。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

自己分析を嫌がらないで

転職活動に欠かせないのが「自己分析」です。しかし、「自己分析ってよくわからない」「面倒なので自己分析は省略してすぐに仕事探しをしたい」という声も聞かれます。

自己分析は、自分が望む仕事と出会うために必要なものです。「自分がどんな人生を歩みたいのか」と向き合う作業になります。

自己分析によって、単に仕事探しだけでなく、働くことについての価値観を明確にすることもできるのです。

自己分析では、転職の目的・希望を明確にし、次のような点を洗い出してみましょう。

  • 自分の強みや得意なことは何か
  • それらをどう活かしたいのか
  • 仕事や働くことにおいて大切にしたいことは何か
  • モチベーションがUPする仕事や環境はどんなものか
  • 将来どんな生き方・働き方をしたいのか

どうしても難しいなら、迷わずプロの手を借りましょう。転職エージェントのキャリアアドバイザーは自己分析をお手伝いするエキスパートです。

自己分析がしっかりできていると、企業選びに際して自分なりの「軸」が明確になります。加えて、「自己アピール」や「志望動機」が具体的に語れるようになりますよ。

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「働きたくないけどお金は欲しい」時の働き方

「働きたくないけどお金は欲しい!」
そんな時の働き方

ぶっちゃけると、“働きたくないけどお金は欲しい”っていうのが本音なんだよね。
素直な意見ですね(笑)。そう感じるなら、自分の望む働き方を模索してみてはどうでしょうか?

働きたくない気持ちは強いけれど、お金は欲しい。

そんなあなたは、自分の望む働き方に出会えていない可能性があります。

たとえば朝起きるのがしんどいから働きたくない方は、フレックスタイム制のある会社であれば、働きたくない気持ちが減るかもしれません。

“働き方ひとつ”で、自分の気持ちも変わってくるものです。

そこで、以下のような働き方ができないか探ってみましょう。

  1. フレックスタイム制の会社で働く
  2. 会社にリモートワークを申し出る
  3. 副業に挑戦し、複数の収入源をもつ
  4. フリーランスで働くという選択をする

ただし、自力で探すのは結構大変。転職エージェントの利用も視野に入れてみましょう。

1.フレックスタイム制の会社で働く

毎日決められた時刻に出退勤するのが嫌……。

そんな気持ちから「働きたくない」と思ってしまう人には、毎日の始業・終業時刻、労働時間を自分で決めることのできるフレックスタイム制がおすすめです。

仕事とプライベートのバランスを自分で決めることができるので、労働時間の縛りによって働きたくない人にぴったりです。

ただし、働く時間が自由とはいえ、もちろん一定の成果を出すことが大前提となります。

また、ある程度自分を律することができる自己管理能力も求められます。

2.会社にリモートワークを申し出る

通勤や職場の環境がストレスになっている人は、リモートワークを選択すると「働きたくない」という気持ちから抜け出せるかもしれません。

リモートワークなら、家やカフェなど好きな場所で仕事ができます。

満員電車のストレスや職場の窮屈な環境から解放され、のびのびと好きな場所で働くことができるので、生産性が上がる人も多いようです。

ただしこの働き方もフレックスタイム制と同様、自己管理能力が大前提となります。

3.副業に挑戦し、複数の収入源をもつ

働きたくないという思いがあるけれど、お金は欲しい。

そんな時は、副業に挑戦してみるのも一つの手です。

複数の収入があると気持ちに余裕ができ、興味ある分野で副業をすることで、スキルアップも望めます。また、“興味ある分野”だからこそ、働きたくない気持ちも抱きづらいのも良いポイント。

副業が軌道にのり、「こちらの仕事の方が自分に向いている」と分かったら、思い切って副業で行っていた仕事のできる企業に転職することも可能です。

ただ副業は、ハードルが高いと思う人も多いでしょう。

確かに副業をしている人は少数派ですが、労働政策研究・研修機構(JILPT)のデータによると、正社員として働いている人の5.7%は、何らかの副業を経験しているといいます。

まだまだ、正社員として働きながら副業をしている人は少ないかもしれませんが、政府の施策をうけて副業を解禁する企業も増えてくるかもしれません。

将来フリーランスで働くという選択肢にもつながるため「働きたくない」と思っている人は、

副業を検討してみるのも良いのではないでしょうか。

参考:労働政策研究・研修機構(JILPT)「労働政策研究報告書No.213 『大都市の若者の就業行動と意識の変容』」 P240  図表 資料-1 年齢・性別 副業の有無

4.フリーランスで働くという選択をする

今の仕事に不自由さを感じてしまい、働きたくない思いが強くなっている人は、思い切ってフリーランスで働くことも考えてみましょう。

フリーランスであれば、時間や場所の自由度が高く、何にも縛られない働き方が可能です。

仕事の内容も、取引する顧客も、自分で選ぶことができます。

ある意味究極の自由といえますが、その反面、収入が不安定になることも事実です。

また社会的にも、会社員と比べるとさまざまな面で不利益を被る可能性があります。

「それでも良いから、自由に働きたい!」という人は、まずは副業から始めて“ちゃんと暮らしていける程稼げるか”をチェックしてみると良いでしょう。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

働き方を考える時は、「企業目線」をもっておこう

「自分のペースで働きたい」「無理なく働きたい」と希望する方はとても多いです。たしかに、ワークライフバランスを大切にしながら働くことは大事ですよね。長く働き続けるためには、自分が望む働き方を明確にし、その条件に合った企業選びをすることが必要です。

とはいえ、単に「ゆるく働きたい」と思っているだけでは、望む形での転職は難しいのが実情です。

企業としては、「一生懸命働くのはイヤだ」という思いだけもっている人を採用したいとは思いません。大事なのは、“あなたがどのような形でその企業に貢献できるか”という点なのです。

「こういう働き方を許容してもらえるなら、自分としてはこういう貢献ができますよ」というスタンスを明確にしましょう。

例えば、これまでの学業やアルバイトの経験を活かして貢献できることはないでしょうか。リモートワークを受け入れてもらうことで、どのような点で会社にメリットを提供できますか?

以上のような点を戦略的に企業側に伝えることが、転職活動を成功させるコツなのです。

働きたくない人がやるべき仕事

働きたくない人がやるべき仕事

「とにかく働きたくない」という人でも、生きていくためにはお金を稼がなくてはいけません。

そこで“働きたくない人がやるべき仕事”をご紹介。

大前提として働きたくない理由にもよりますが、比較的自由度が高く自分の裁量が大きい仕事は、働きたくない人におすすめです。

たとえば以下のようなものがあります。

  1. Webライター
  2. ハンドメイド作家
  3. デイトレーダー
  4. ITエンジニア

ひとつずつ、メリットとデメリットを解説していきますね。

1.Webライター

Webライターは、Web上に掲載される文章をライティングするのが主な仕事です。

Webサイトの閲覧数や売上げアップを図ることが主な目的ですが、他にも書籍のゴーストライターやYouTubeなどのシナリオ執筆の仕事があります。

ですので、自分の興味関心に応じて仕事の幅を広げていくことが可能です。

メリットはなんといっても在宅で仕事ができ、自分のペースで働けることです。

調べたり書いたりすることが好きで、正しい日本語に自信がある方にはおすすめできます。

デメリットとしては、スキルが身につくまでは非常に低単価で働かなければならないことが挙げられます。

いきなり専業になるのはリスクが大きい仕事です。

2.ハンドメイド作家

ハンドメイド作家は、手作りのグッズをインターネット上または実店舗で販売する仕事です。

手先が器用な人やハンドメイドが趣味の人にはぴったり。

まさに、趣味と実益を兼ねた仕事となります。

マイペースで働くことができ、SNS上で人気が出れば高収入も望めるのがメリットです。

しかし、ほとんどのハンドメイド作品は低単価で取引されており、材料費を差し引くと利益は少ないのが実情。

ライター同様、実績がない状態でいきなり専業にしてしまうと、収入が激減してしまう恐れもあります。

3.デイトレーダー

デイトレーダーは、株式や為替などの金融商品を、日々の値動きに注目しながら売買する仕事です。

価格変動を利用して取引を行うことで、短期間で利益を上げることができます。

才能や膨大な知識があれば、短い労働時間で高収入を得ることも可能とされていますが、マーケットの動向を的確に予測する能力やストレスに強い精神力が求められます。

リスクを伴い、利益どころか大きな損害を被る可能性もあるので、よくよく注意が必要です。

4.ITエンジニア

ITエンジニアは、コンピューターを動かすためのシステムを設計するのが主な仕事です。

システムエンジニアやプログラマーをはじめ、ネットワークエンジニア、サーバーエンジニアなどの種類があります。

業界によっては深刻な人手不足に悩んでおり、仕事を見つけることが比較的容易です。

また、最近ではリモートワークを推進している会社も増えてきています。

給与も安定し、スキルさえ身につければ比較的高収入が望めることなど、良い待遇も期待できます。

正社員だけでなく、フリーランスや業務委託など、自分の望む働き方を選ぶことも可能です。

しかし中には劣悪な労働環境で働かせるいわゆる“ブラック企業”も存在しているため、自力で就職活動をするのはあまりおすすめしません。

転職エージェントなどプロのサポートを得て、良い会社を探すことが大切です。

働きたくない人こそ転職エージェントを利用すべき理由

働きたくない人こそエージェントを利用しよう!

実は働きたくない人こそ利用すべきなのが「転職エージェント」。

あなたの望む働き方や職種を、効率よく探すことができますよ。

転職エージェントを上手に利用することで、自分に合った働き方や職種と出会うことができます。

具体的なメリットは以下の3点です。

転職エージェントを利用するメリット
  1. キャリアアドバイザーがサポートしてくれる
  2. ブラック企業を避けて探せる
  3. 自分が望む仕事をピンポイントで探せる

一つずつ見ていきましょう。

1.キャリアアドバイザーがサポートしてくれる

転職エージェントを利用することのメリットは、なんといってもキャリアアドバイザーのサポートが受けられることです。

優秀なエージェントであれば、個別面談であなたの希望・こだわり・適性をヒアリングし、ぴったりの仕事を紹介してくれます。

20代の方におすすめなのが、弊社「UZUZ」です。

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選考企業に合わせたあなただけの面接対策が受けられます。

あなたの経歴や弱点に合わせ対策するので、内定率アップが狙えますよ!

2.ブラック企業を避けて探せる

自分ひとりで就職先を探すと、ブラック企業であることに気づかず就職してしまう恐れがあります。

「ブラック企業だけは絶対に避けたい」そう思っている方がほとんどですよね。

だからこそ、厳格な判断基準を設けてブラック企業を徹底排除している転職エージェントがおすすめです。

例えばUZUZでは、実際に企業に訪問し、労働環境や教育体制などを細かくチェックしています。

また、過去に入社した先輩から定期的に入社後のフィードバックをもらっているため、現場目線でブラック企業を排除しています。

「ブラック企業なし」を売りにしているエージェントは他にもあるので、一つに絞らず、様々なエージェントを利用してみるのもおすすめです。

3.自分が望む仕事をピンポイントで探せる

世の中に存在する膨大の仕事の数々から、自分の望む仕事をひとりで見つけ出すのは至難の技。

「働きたくない」という思いが強い人ほど、自分が望む仕事をピンポイントで提案してもらえる就職・転職エージェントの利用がおすすめです。

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  • ポテンシャルを重視し、20代の若手を積極採用している企業
  • 法人サービスを扱っているため知名度は高くないものの、業績好調な優良企業
  • 今後さらなる発展が期待できる注目のベンチャー企業
  • 事業拡大に伴い、若手を採用したいと考えている大手企業

なお、ここで大切なのは自分が望む職種や働き方をしっかり伝えておくこと。これを怠ると、自分の理想と合わない企業を紹介されてしまうことも……。

キャリアアドバイザーに自分の望む働き方を包み隠さず説明することで、理想の働き方が叶えられるように、親身になって相談にのってくれますよ。

まとめ

「働きたくない」という思いをもつのは自然なことであり、必ずしも甘えとは言い切れません。

むしろ、「なぜ自分は働きたくないのか」をじっくり考えることで、自分の望む働き方や業種が見えてきます。

「今の会社では自分の望む働き方は叶えられない……」そう結論づいたなら、転職活動を始めてみましょう。

自分の理想的な仕事と出会えれば、モチベーションが上がり、きっと働くことに対して前向きになれるはずです。

とはいえ「仕事に対して不安があるが、転職の決断は自分ひとりでつけられない」「転職すると決めたけど、誰かに転職活動をサポートしてほしい」という方は、転職エージェントであるUZUZにご相談ください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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