もくじ
やはり女性はキャリアのことだけじゃなくて、将来の結婚・出産や子育てといったライフイベントを意識して仕事選びをする人も多いですからね。
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第二新卒のよくある転職理由
第二新卒女性はどんな理由で転職するケースが多いんですか?そもそも男性と転職理由って違う?
マイナビが公表している「転職動向調査2020年版(2019年)」によると、以下のような結果が出ています。
男性20代(複数回答)
- 1位:仕事内容に不満があった(31.4%)
- 2位:給与が低かった(29.2%)
- 3位:職場の人間関係が悪かった(27.4%)
女性20代(複数回答)
- 1位:給与が低かった(37.7%)
- 2位:休日や残業時間などの待遇に不満があった(36.8%)
- 3位:仕事内容に不満があった(36.0%)
このように比較すると男性と女性で仕事に期待すること・不満に思うことが少し異なることが分かります。
20代の女性の方が給与や労働時間など待遇面での不満を理由に転職する人が多いですね。
例えば、女性に人気の職業である保育士さんや幼稚園の先生、ショップ販売員などのサービス業は一般的に賃金が低いと言われています。
それなのにハードワークを求められることが多く、「賃金と労働が見合っていない」という理由で転職に踏み切ります。
実際に、より待遇の良い職種・業種へとキャリアチェンジする第二新卒の女性は多いですね。
第二新卒女性の採用で企業が気にすることTOP3
女性に限らず、第二新卒は転職市場で高い需要があります。
その理由は、主に以下の3点が挙げられます。
- 基礎的なビジネススキル(パソコン操作・電話対応・ビジネスマナーなど)が身についている
- 新卒ほど採用にコストがかからない
- フレッシュで柔軟性を備えた若さがある
そのため、前職で培ったビジネススキルや若者らしいフレッシュさをアピールすると好印象に。
一方で、第二新卒の女性に対しネガティブに捉えている点もあります。
- すぐに辞めてしまうのではないか、長く働いてくれるのか
- 結婚や出産後も仕事を続けてくれるのか
- 体力はあるのかどうか
これらについて、これから詳しく説明しますね。
1.すぐやめないかどうか、長く働いてくれるかどうか
前職を早期離職しているので、採用担当者は「うちに来てもまたすぐに辞めてしまわないか」ということを懸念しています。
コストをかけて一人前に育てたのに短期間で退職されては会社として採用するメリットがありません。
そのため、特に退職理由を伝える時は注意が必要です。
*受け入れてもらえなかった理由は聞かれたら答えられるようにしておく
さらに、長く働く意志を伝えるとバッチリです。
例えば、
などと付け加えれば、「うちの会社で長期的なキャリア形成を考えている」と思ってもらえます。
2.結婚や出産後も続けて働いてくれるのかどうか
このような質問はタブーとされているからです。
ただ、本当は知りたい部分。
一見全く関係ない質問だとしても、長く働いてくれるのかどうか?を探ってくる質問をされる場合も。
そのため、自分から先に伝えてしまうのも一つのポイントです。
例えば、
など。
そうすることで、面接官を少し安心させられるでしょう。
3.体力はあるのかどうか
男女は平等に扱うことが前提とされていますが、やはり男性ほど体力が無かったり、月経などで体調も崩しやすいですよね。
これは仕方のないことですが、採用したにも関わらず体調不良でよく休まれてしまったら困ります。
「健康で体力には自信がある」ということを具体的なエピソードと共に示せるといいですね。
特にベンチャー企業などは、残業がある会社も多いでしょう。
若さという武器が使える第二新卒だからこそ、まだまだバリバリ働けるという印象をつけたいところです。
第二新卒女性の転職成功のための3つの注意点
- 30代に近づくほど転職が難しくなる
- 将来のキャリア・将来像から逆算して仕事を選ぶことが重要
- 大手企業だけに絞らない!ベンチャー企業は意外と穴場
以上の3点に気をつけましょう。
注意1.正直男性よりも30代に近くなればなるほど転職が難しい
やはり30歳前後の女性は「結婚したい」「子どもを産みたい」と思う人が多いので、その年齢に近い女性の採用には正直言って慎重にならざるをえないんです。
そのため、転職するなら20代前半にして、腰を据えて働かなければならないということ。
注意2.将来のキャリア、将来像から逆算して仕事を選ぶことが重要
例えば、
- 結婚・出産しても働き続けたい→産休・育休制度が整っており、復帰後も働きやすい職場を探す。結婚・出産までにある程度のキャリアを積める企業が理想。
- 子どもを産んだら育児に専念したい→キャリア形成よりも向こう数年間の職場環境が良い仕事を探す
- キャリアウーマンとしてバリバリ働きたい→女性の役員数が多い企業を探す
など。
残念ながら日本はまだ女性が社会進出しやすい国とはいえません。
ライフイベントに左右されずに働き続けるには長期的にキャリア形成できる仕事を選ぶことが重要。
女性が働きやすい職場を選択することももちろん重要ですが、それ以外にも「手に職をつけられる仕事」に就けば企業にしがみつかなくても働き続けることが可能です。
注意3.大手企業だけが福利厚生が良いとは限らない
あまり知られていませんが近年ベンチャー企業は福利厚生の充実に力を入れているんです。
というのも、ベンチャー企業は大企業のようにネームバリューがありません。
そのため、ユニークな制度を打ち出したり、福利厚生を充実させて人材を集めています。
例えば、一般的なのは在宅勤務制度や事業内保育所の併設など。
その他、「毎週午前中を有給休暇にできる制度」や「美容院代や服飾代を負担するオシャレ手当」などを打ち出すベンチャーもありますよ。
第二新卒女性の転職体験談
新卒で入社した会社を1年で退職し、不動産営業からWebマーケティング業界へ転職
転職理由:前職は休みが週1しかない、かなりのブラック企業でした。それでも会社のことは嫌いじゃなくて好きだったんです。ただ、将来のことを考えたら妊娠出産して続けるのは不可能だと思い、転職に踏み切りました。キャリアがゼロになるなら早い方がいいかなと思って。
転職先の志望動機:スキルを身につけて長期的にバリバリ働きたいなと考えていました。Webマーケティングはキャリア形成しやすいし、これからも成長する業界だからいいなと思って。数字を追うのが好きなので自分にはよく合っていると思います。会社を選んだ理由は社風と福利厚生ですね。
その他:転職前からやりたいことが明確に決まっていたわけではありません。何も分からなかったので転職エージェントに相談しました。キャリアカウンセラーさんと色々将来のことを話しているうちに「キャリアが築けて、なくならない仕事がいい」と思うように。そこから職種を絞っていった感じです。結果的に「Webマーケティング職」を選択して、スキルも身についたし今は満足しています。無理して会社に留まった当時の同期を見ていると、私は早く転職して本当に良かったなって思っています!
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例えば、先ほどの体験談で登場した女性のように「Webマーケティング職」に絞っているなら、「Web業界特化型のエージェント」に登録するといいですよね。
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