今日お話しするのは「タクシー運転手(ドライバー)の仕事」についてです!
「タクシー運転手(ドライバー)」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
そうですよね。何となくのイメージだったとしても、きっとそう感じてしまう人は多いはず。
実際、弊社で就活サポートを受けている求職者の方に同じ質問をすると、こんな風に言われることが多いです。
- 業界が不安定
不景気の影響を受けやすそう
- 「経験者採用」のみ
運転経験のある人が基本で、未経験者は難しそう
- ワークライフバランスがとれない
夜勤もあるし、休みが少なそう
- 低賃金
労働環境が過酷なのに給料は低そう
この記事を最後まで読めば、世間一般的に「キツそう」と思われがちなタクシー運転手像とは違う、本当かつ最新の「タクシー運転手が働く環境」が分かります。
記事は5分ほどで読めるので、是非参考にしてみてくださいね!
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最新版!「タクシー運転手が働く環境」とは
早速ですが、ここから「タクシー運転手の働く環境」を紹介していきます。
【1】実は「安定した業界」
冒頭で「業界が不安定」なイメージがあるとお伝えしましたが、実は以下3つの理由から、タクシー業界は安定している業界と言えます。
- 「改正タクシー特措法」(2014年年施行)により、新規参入・増車が難しい
⇒これ以上タクシーが増えることはないので、雇用が守られる
- 外国人の参入が少ない
⇒堪能な日本語、運転免許、地理試験合格が求められるため、ドライバーが増えすぎることもない
- 「超高齢化社会」で利用者が増える
⇒高齢者の移動手段としてタクシーの需要が増加
【2】未経験者大歓迎!「研修」が充実
タクシー運転手は未経験者採用に力を入れている職種です。
実は、冒頭の“イメージ”のように「経験者」のみを採用している会社は少ないんです。
タクシー運転手として働くには以下の資格・講習が必要ですが、取得するための研修やサポートは基本的に全て会社が行ってくれます。
- 二種免許
- 地理試験
- 新規講習の受講
※「地理試験」と「新規講習の受講」は、東京都・神奈川県・大阪府の一部の地域が対象
タクシーの運転に必須な「二種免許」は、「21歳以上」「第一種免許を取得してから3年が経過(免停期間除く)」していれば、誰でも取得できます。
そして、会社が用意している具体的な研修やサポートはこちら。
- 資格取得・試験合格をサポート
二種免許を取得する際、各社とも提携教習所で合格するまでサポートしてくれる。
取得費用も基本的に会社が負担。試験の合格ノウハウを教えてくれるところも多数。
- 社内研修の実施
地理に関する学習会や路上教習、無線の研修などを定期的に開催。
技能向上以外にも、新人とベテランのコミュニケーションを増やす場も設けている。
未経験者採用に力を入れている分、社内のフォローアップ体制は充実。
【3】休みが多く「プライベートが確保」できる
冒頭のように「ワークライフバランスがとれない」と思われがちなタクシー運転手ですが、これは間違いです!
多くのタクシー会社はドライバーが働きやすいよう、“勤務”と“休日”のバランスを細かく調整しています。
とはいえ確かに、「夜勤」が発生するのは事実。働き方に慣れないうちは大変さを感じるかもしれません。
しかし、その分しっかりと「休み」が取れる仕事でもあります。
- 日勤:昼間だけ働く勤務形態
- 夜勤:夜間だけ働く勤務形態
- 隔日勤務:2日分の業務を1回で働く勤務形態
稼働率が一番高いこともあり、タクシー業界で一番ポピュラーなのは「隔日勤務」です。
さらに今はコロナの影響もあり、「夜勤」だけの勤務はほとんどありません。
そのため、タクシー会社側も「隔日勤務」採用で募集しているところがほとんどです。
分かりやすいよう、「隔日勤務」での勤務スケジュールと、働く際のポイントを以下にまとめました。
- 1日の業務時間は15時間前後(出勤1回で2日分働くイメージ)
- ひと月の出勤日は12〜13日
- 法律により3時間の「休憩」が定められている
- 出勤日の翌日は必ず休み
- 「明け」の休みとは別に「公休」が6〜8日ある
- 「明け」と「公休」を合わせて連休を取ることも可能
「2日分働く」という言葉の通り、確かに「隔日勤務」は出勤1回の業務時間が長くなる働き方です。
でもその分、「休憩」「明け」「公休」はかなりしっかりと整備・確保されています。
時間外労働に関しては、規定の範囲内で残業する可能性もゼロではありませんが、そもそも過労運転防止のための規制が整備されているのが、今のタクシー業界。
そのため基本的に残業は発生しにくく、プライベートも充実させやすいと言えます!
【4】ちゃんと「稼げる」仕事
冒頭のように「給料が低そう」とイメージされがちなタクシー運転手ですが、これも間違いです!
実際は、頑張ったらその分きちんと評価される「ちゃんと稼げる仕事」なんです!
一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会&アデコ株式会社の調べによると、タクシー業界の平均月給は37万9,200円。
全国はもちろん、東京新卒者の初任給よりも高い金額です。
平均年収にすると約470万円。「基本給+歩合制+諸手当」によって、金額が決まります。
また、タクシー運転手が「頑張った分だけちゃんと稼げる」のは、業界の給与体系も大きく関係しています。
現在は「AB型賃金」が主流ですが、基本的にどの給与体系でも「歩合制」を採用。
「AB型賃金」のように固定給で安定性を確保しつつ、歩合給で給与を上げることもできるので、頑張りが反映されやすいのが特徴です。
タクシー業界の歩合率平均は60%前後。そのため、給与は大体このくらいを目安にしておくといいでしょう!
5万円×12日勤務=60万円(月売上)
歩合率60%とすると月給36万円
税金などが引かれ手取り30万円前後
また、「公休」に出勤すると、歩合率が70%にアップすることも。
「休みが多い」と伝えたタクシー運転手ですが、出勤日の調整で給与額を増やすことも可能です。
※気になる方、興味のある方、話を聞いてみたい方は、お申し込みフォームの「事前に伝えておきたいこと」に「タクシー運転手に興味あり」と記載していただくとスムーズです!
「タクシー運転手」のよくある質問
ドライバーの働く環境がわかったところで、ここからはタクシー業界で働いてみたい人から「よく聞かれる質問」を一挙に紹介していきます!
ドライバーになる方の7割は未経験からのスタートです(一般社団法人東京ハイヤー・タクシー協会&アデコ株式会社調べ)。
二種免許取得のサポートや、社内研修も充実していますよ。
新卒3年以内(大卒)の離職率が30%前後なので、離職率は平均よりも低いと言えます!
2013年の502人と比べると約1.8倍も増えています。
また、業界大手の「国際自動車株式会社」では、2019年4月に137人の新卒ドライバーが入社しました。
若手を採用する動きはどんどん大きくなっています。
しかし今はほとんどの車両にカーナビが搭載されています。
加えて、運転を重ねれば道路や建物は自然と覚えられるので、さほど心配はいりません。
二種免許には一種免許と同じく「AT限定免許」があるので、特に問題はありません。
ちなみに、都内のタクシーはほとんどが「AT限定」です。
加えて、歩合給を上げるための「安全かつ効率の良い働き方」を指導する研修も用意されています。
有給を取得しても他社員の業務に影響しづらいため、他業界よりも休みは取りやすいです。
※気になる方、興味のある方、話を聞いてみたい方は、お申し込みフォームの「事前に伝えておきたいこと」に「タクシー運転手に興味あり」と記載していただくとスムーズです!
まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございます!
最後に「タクシー運転手が働く環境」を簡単におさらいしましょう。
- 実は「安定した業界
- 未経験者大歓迎!「研修」が充実
- 休みが多く「プライベートが確保」できる
- ちゃんと「稼げる」仕事
このような環境であることも合わせて、例えば以下ような方はタクシー運転手として活躍できる可能性が高いです。
- 運転が嫌いではない方
- 「コミュニケーション」が苦にならない方
- ひとりでコツコツ物事に取り組める方
- ワークライフバランスを保って働きたい方
- 頑張りを給与に反映してほしい方
もちろん業務に慣れるまでに「キツさ」を感じることもあると思います。
でもそれはタクシー運転手に限らず、どの仕事でも言えること。
紹介したようにタクシー業界には、未経験者がスタートしやすく、かつ安定して稼げる「環境」が揃っています。
※気になる方、興味のある方、話を聞いてみたい方は、お申し込みフォームの「事前に伝えておきたいこと」に「タクシー運転手に興味あり」と記載していただくとスムーズです!
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