もくじ
最近テレビやネットで「AIによって将来的に今あるほとんどの仕事が奪われてしまう」と騒がれてるのを知っていますか?
それってすごく心配…
数年後になくなる可能性の高い仕事はあるものの、全ての仕事がなくなることはありません。
それに、なくなる仕事はある程度予測できているんです。
今回の記事では、以下の内容をまとめていきます。
この記事でわかること
- 「AIに負けない仕事」はコレだ!
- 「AIでなくなる仕事」はコレだ!
- AI時代を生き抜く3つの方法
- 「AIに負けない仕事」につくために
以下の動画でも、「将来なくなる仕事」について解説中!
「AIに負けない仕事」に就きたい人は、ぜひ記事と動画のどちらもチェックして“仕事選び”に役立ててくださいね!
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「AIに負けない仕事」はコレだ!
記事の最初で述べた通り、AIでほとんどの仕事がなくなるというのは、嘘です。
なぜなら、仕事の中には「人」でなければできない仕事(AI化を進めるのが難しい仕事)もたくさんあるから。
そのような仕事は「AIに負けない仕事」として、今後も生き残っていくと予想されています。
AIに負けない仕事【例1】:接客業
例えば、レストランやデパートなど接客業はAIの導入が難しい分野と言われています。
なのにどうして接客業は「いずれAIに奪われてしまう職種」じゃないの?
でも、デパート全体が無人化したらどうなるでしょうか。
ラッピングはしてもらえない、自分に似合う服のアドバイスはもらえないということで実店舗に足を運ぶ意味がなくなってしまいますよね。
今後、人からサービスを受けられる店舗数は減ってしまうかもしれませんが、「お店で直接接客してもらいたい」というお客さんの需要はなくならないはずです。
また、在庫管理・値札の貼り替えやラッピングなどの細かい作業を1つの機械に置き換えるのは難しい面があります。
したがって接客の仕事はAIに奪われにくいのです。
AIに負けない仕事【例2】:建設業
これから機械化が進む業界や職種もある一方で、既に自動化が導入されている建設業界では、急激にAI化が進むことはないでしょう。
建設業界の現場では、人手が必要になる作業を少人数で効率的に行えるロボットが活躍しています。
つまり、既に機械化できるところは機械に任せて、人にしかできない部分に労力をつぎ込んでいる状態。
それは、建設現場で働く熟練の技能労働者が高齢化しており、退職者が増加し続けているからです。
ちなみにですが、このような「人手不足」は、建設現場に限ったことではありません。
いくらAIやロボットに作業を任せて効率化しても、人手が必要な仕事はあります。
少子高齢化によって労働者の数が減っている日本では、機械に置き換えられても人材不足が叫ばれる職種もあるのです。
「AIに負けない仕事」がある一方「AIでなくなる仕事」はコレだ!
最初に少しお話ししましたが、AIに業務を奪われやすい仕事もあるんです…
ここからは「AIに置き換えられやすい仕事」を紹介していきましょう。
最初に結論をのべると、ここで紹介する職種には「パソコンの中だけで完結してしまう仕事」という共通点があります。
AIに置き換えられやすい仕事【例1】:事務職
比較的単純作業が多い事務職。
データ入力・ファイリング・書類作成など、業務の大半はルーチンワークです。
これらの作業は、RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)というソフトウェア型のロボットを使ってパソコン内での動きを指示すれば、人間でなくても自動処理できてしまいます。
さらに、より高度な作業はAIを活用することで代替可能です。
つまり事務職のように、単純作業が中心の職種はロボットによる自動化やAIとの相性が良いといえます。
AIに置き換えられやすい仕事【例2】:コーディング
コーディングとはプログラミングの一部分のことで、プログラミング言語でコンピュータに指示を与える作業を指します。
前者は現時点では人間にしかできません。
しかし後者は、パターン化した大量のデータをパソコンに記憶させればオートメーション化が可能です。
例えばデザインを考える部分はクリエイティブ能力が必要ですが、バグ(コンピュータのプログラムの欠損や誤り)の修正はある程度パターンが決まっているので、いずれ機械に置き換えられてしまうでしょう。
AIに置き換えられやすい仕事【例3】:通訳・翻訳
「英語が得意だから通訳の仕事に就きたい」と考える方もいるはず。
昔なら「英語力が高い」のみで、通訳・翻訳といった仕事に就くことが可能でした。
それだけを武器に仕事を選ぶ時代は終わりつつあります。
例えば「Google翻訳」のような高機能翻訳機の登場。
これによって、海外旅行などで使用される英会話についてはほぼ機械に任せられるようになりました。
さらには、ビジネスレベルの英会話についても数年程度で機械化が可能といわれています。
「AIに負けない仕事」に就きたい!AI時代を生き抜く3つの方法
現代は仕事が変化するスピードが速く、少し前では考えられなかった仕事も数多く生まれています。
そんな「これからのAI時代」を生き抜いていく方法は全部で3つ。
AI化が進んでも生き残れる人材になる方法
- 突き抜けた人になる
- 新しいことを柔軟に受け入れ適応する
- 複数分野のスペシャリストになる
AI時代を生き抜く方法【1】:突き抜けた人になる
突き抜けた才能を持った人材は、どんな業界でも必要とされます。
「突き抜けた」というと、何やら“天才”のように聞こえてしまうかもしれませんが、そうではありません。
- 業務の効率化を図れる
- どの工程にAIを導入するかなどの仕組みをつくれる
- 他部署・顧客との高いコミュニケーション能力をもつ
こんなスキルを持っているのが「突き抜けた人」です。
AI時代を生き抜く方法【2】:新しいことを柔軟に受け入れ適応する
目まぐるしくテクノロジーが変化する中で「自分はアナログが好き」などと言っていると、時代に取り残されてしまいます。
常に最新情報・技術をキャッチして、自分の仕事に活かせることは自ら取り入れる姿勢が必要です。
AI時代を生き抜く方法【3】:複数分野のスペシャリストになる
これからは、一つの分野に特化するだけでは生き残りが難しくなる可能性があります。
したがって前述したように、例えば英語力の高さに加えてITエンジニアとしてのスキルを磨けば、あなたの“付加価値”が上がります。
その他、営業力に加えて専門分野の知識を身につけるなど、複数分野のスキルを掛け合わせていくことで希少な人材になれるのです。
「AIに負けない仕事」につくために
今回の内容を簡単におさらいしましょう!
- 接客業
- 建設業
- 事務職
- コーディング職
- 通訳・翻訳
- 突き抜けた人になる
- 新しいことを柔軟に受け入れ適応する
- 複数分野のスペシャリストになる
また、仕事を選ぶ上で「やってはいけないこと」もあるので、まずはそちらを押さえてみるのもおすすめです。
それは「逃げ」で仕事を選ぶこと。
例えば「営業が嫌!ノルマが嫌!大変そう!」といった理由だけで事務職を選ぶのは、企業から“逃げ”と判断されてしまう可能性があります。
「楽な仕事=簡単な仕事=AIに容易に置き換えられる」ということ。
未来は誰にもわかりませんが、創造性が求められる仕事や高いスキル・知識が必要な仕事は、まだまだ人間の方が得意です。
ですのでこれから仕事を選ぶ時には、創造性が身につく仕事や、高いスキルを得られる仕事に焦点を当てて探してみるといいかもしれません。
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