もくじ
- 1つの職場で頑張ったほうが良いのか
- 転職して自分に合う仕事に就いたほうが良いのか
これ、悩むところですよね……。
以前と比較すると終身雇用も少なくなったため、転職してキャリアアップするほうが良い、というケースも多くなってきました。
そこでこの記事では、20代の転職率や転職活動を成功させるポイントをご紹介します。
20代で転職に悩んでいる方は、ぜひ読んでみてください!
この記事で分かること
- そもそも転職率とは?
- 20代の転職率はどのくらい?
- 20代が転職する理由とは?
- 20代が転職を成功させるポイントは?
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【20代の転職ノウハウ】そもそも転職率とは?
転職率とは、1年間でどのくらいの労働者が新しい職場へ移ったのかを表す数値です。
計算式は以下のとおり。
転職率の計算方法
転職率(%) = 転職者数 / 総労働者数 × 100
日本の総労働者が1,000人だったとします。
1年間で50人が転職した場合、転職率は以下の計算式のとおり5%になります。
50 / 1,000 × 100 = 5(%)
つまり、転職率が高いほど、多くの人が今までいた職場を辞め、新しい会社に移動したことを意味します。
離職率とは、1年間でどのくらいの労働者が勤めていた職場を辞めたのかを表す数値のことです。
つまり離職率の中に、
- 勤めていた職場を辞めて転職した労働者(=転職率)
- 勤めていた職場を辞めた労働者
が含まれるんですね。
「終身雇用が崩れたこと」や「非正規雇用が増えたこと」などにより、転職率や離職率は増えつつあります。
そうとも言い切れません。
転職が活発になれば、企業は優秀な社員を引き止めたいと考えます。
そこで、労働環境や給与の見直しなどを行う企業もあるでしょう。
転職率が高くなることで、労働者側にとってのメリットもあるのですね。
自分だけじゃない?20代の転職率を見てみよう
データをもとに解説しますね。
厚生労働省の平成29年の調査「平成29年雇用動向調査結果の概況」によると、20代の転職率は以下のとおり。
20代の転職率
男女ともに、10人に1人以上が転職を経験していることがわかります。
特に大学卒業後3年以内に離職する人が多いのです。
次の項目で詳しく解説しますね。
3年以内に離職する新卒者は3割以上!
厚生労働省の平成30年に発表した「学歴別就職後3年以内離職率の推移」によると、大学卒業後3年以内に離職した人は31.8%。
3人に1人は、転職や離職をしているのですね。
新入社員の離職率は年々高まっているため、社会問題にもなっています。
平成27年3月に大学を卒業した人の中には、以下のとおり1年目や2年目で辞めた人もいます。
- 1年目:11.9%
- 2年目:10.4%
- 3年目:9.5%
10人に1人以上の人が、入社して1年以内に離職しているのです。
離職する理由はさまざまですが、20代で離職や転職をするのは珍しいことではない、といえるでしょう。
20代の転職率が高い理由とは
転職の理由には、次のようにさまざまなものが挙げられます。
- キャリアアップのため
- 生活の質を向上させるため
- 若いうちに他分野の経験を積むため
それぞれの理由について、詳しくみていきましょう。
転職理由1.キャリアアップのため
20代でもバリバリ働けば、色々な仕事を任せてもらえるようになります。
仕事に自信がつけば、「もっと大きな仕事をしたい!」と思うのは当然ですよね。
今いる場所でステップアップしていければ問題ないのですが、会社が請け負っている仕事によっては限界がある場合もあります。
そこで、別の会社に転職して、大きなプロジェクトに参加することや、より責任のある役職に就くことを目指す人も多いのです。
転職理由2.生活の質を向上させるため
生活の質を向上させるために転職する人もいます。
- 頑張っても給料が上がらない
- 残業や休日出勤が多い
- 福利厚生が少ない
など、入社してから会社の現実に直面することもあるもの。
企業説明会では良い面が強調されがちですので、入社後にギャップを感じることもあるでしょう。
そこで、仕事やプライベートの質を向上させるために、給与や福利厚生が充実した会社へ転職する人もいるのです。
転職理由3.若いうちに未経験分野の経験を積むため
さまざまな仕事を経験するために、20代のうちに転職する人もいます。
20代は知識や技術を吸収する力が高く、体力もあるため、経験を積むには良いタイミングです。
会社の上司や教育担当がしっかりと教えてくれるのも、20代の特権といえるでしょう。
昔とは異なり、1つの会社に一生勤める人は少なくなりました。
色々な経験を活かしてより大きな会社へ転職する、というキャリアプランを持っている人も多いのです。
以上、3つの理由をご紹介しました。
20代の転職は、決して悪いことではありません。
むしろメリットも多いので、前向きに検討していきましょう。
20代の転職を成功させるには?
内定を勝ち取るためには、以下のような準備が大切です。
- 在職中に転職活動を始める
- 退職の理由を明確にしておく
- しっかりと自己分析を行う
- 転職支援サービスを利用する
それぞれのポイントについて、順番に解説していきますね。
1.在職中に転職活動を始める
退職してから就職活動を始めた場合、内定がなかなかもらえないと焦ってしまいます。
早く決めなければと思ってしまい、就職先を妥協してしまうことも……。
キャリアアップするために転職するのに、本来の目標とは異なる会社に入ってしまっては意味がありません。
できる限り、今の会社に在籍している間に転職活動を始めましょう。
「会社を辞めてじっくりと就職活動をしたい!」という場合は、3ヶ月程度の生活費を準備しておくと安心です。
2.退職の理由を明確にしておく
なぜ今の会社を辞めたいのか、理由を明確にしておきましょう。
- より大きな仕事に携わりたい
- 給料の高い職に就き生活の質を向上させたい
など、理由は人それぞれ異なります。
転職理由がはっきりしなければ、自分に合う会社を見つけられません。
就職後のミスマッチにも繋がりますので、じっくりと考えてみてください。
また、前職を辞めた理由は面接でほぼ確実に聞かれるため、理由を明確に説明できるように準備しておけば就活を有利に進められるでしょう。
3.しっかりと自己分析を行う
前述の退職理由を含め、自己分析をしっかりと行うことが大切です。
新卒の面接時に行った分析だけでなく、以下のように実際の仕事を通して感じたことを加えると良いでしょう。
- 仕事を通して感じた適職や得意分野
- 苦手だと感じた職務やその対策
早めに行っておくと、自己PRを考えたり履歴書を作成したりする際に役立ちます。
4.転職支援サービスを利用する
- 平均20時間にも及ぶキャリアカウンセリング
- 蓄積したノウハウに基づく面接対策<
を通して、あなたの転職をサポートします。
私たちUZUZでも、20代の転職支援を無料で行っています。
といった方も優しくサポートしますので安心です。
登録は簡単にできますので、ぜひこちらこらお気軽にご相談ください。
20代で転職してもOK!キャリアアップしていこう!
この記事では、20代の転職率や転職理由についてご紹介しました。
20代での転職率は高まってきており、珍しいことではありません。
- 何のために転職するのか
- 転職先に何を求めるのか
これらを明確にして面接対策を行えば、内定を勝ち取れるでしょう。
転職が成功するまで全面的にサポートします!
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