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第二新卒が意識したい求人の見方&選び方

第二新卒が意識したい求人の見方&選び方

 
新卒で入社した会社、自分のイメージと全然違った……(泣)

初めての社会人生活を経験して、このように思う人は少なくありません。

いざ「転職しよう!」と思っても、社会人経験も少ないために、

  • 次の職場では失敗したくない
  • 別の仕事にキャリアチェンジしたい
  • 実績やスキルがなくて心配

というような不安な気持ちを抱えてしまいますよね。

実は「第二新卒」の皆さんは、意外と市場価値が高く通常の転職よりも有利に進められる場合があるんです!

それにも関わらず、きちんとした求人の見方がわからずに良い会社選びができなかったらもったいない。

そこで今回は、第二新卒として押さえておきたい求人票の見方、職種・業種の選び方をお伝えします。

この記事でわかること
  • 第二新卒が転職に有利な理由
  • 第二新卒が選べる次の働き方の種類
  • 第二新卒が挑戦しやすい職種
  • 第二新卒が必ずチェックすべき求人票のポイント
  • 第二新卒が求人を探す方法
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【解説】第二新卒が転職に有利な理由

 
転職するなら第二新卒のうちが良いって聞いたんだけど、どうして?

第二新卒が転職しやすい理由は、下記の通りです。

  • 働くことが初めての新卒よりも教育にかける時間が掛からないので、企業としても助かる存在だから
  • 30代の転職よりも実務経験が問われないから
  • ポテンシャル採用されやすく、未経験職種にも挑戦できるから

とはいえ、すべての第二新卒が有利になるわけではありませんのでご注意を

以下のように“企業から求められる要素”がないと、第二新卒のメリットを活かすことはできません。

企業から求められる第二新卒の特徴
  • 素直さ、柔軟さがある
  • 最低限のビジネスマナーを身につけている
  • フレッシュかつ、仕事に対してやる気に溢れている

「第二新卒」という強みを理解することで、転職に成功する可能性はグッと高まります!

 
ビジネスマナーが身につかないくらい社会人歴が浅いと、転職にも苦労しそうだね

【第二新卒の転職】次はどんな働き方をする?

 
第二新卒は、どういう順番で求人を探せばいいんだろう?

「働き方改革」「ワークライフバランス」などの言葉が一般的に使われるようになった今、働き方の選択肢も増えてきましたね。

まずは、

  • バリバリ働いて稼ぎたいのか
  • 私生活を大切にしながら働きたいのか
  • 地元で働きたいのか

などのように、自分の希望に合わせて働き方を選んでいく必要があります。

自分の希望する働き方に合わせて、雇用形態も選んでいきましょう。

雇用形態

最近は「ブラック企業の正社員」よりは「ホワイト企業の契約社員」を選ぶという人も少なくありません。

雇用形態によって「採用される枠」も「求人の内容」も違ってきますので、ぜひチェックしておきましょう。

正社員

労働契約の期間の定めがなく、会社が直接雇用します。

所定労働時間はフルタイムです。

限定正社員

正社員と同じで、労働契約の期間の定めがありません。

別名“短時間正社員”ともいい、地域や職務・勤務時間で限定のある社員となります。

育児や介護をしながら働く人で、フルタイム勤務が難しい場合に適しています。

契約社員

期限付き(有期、原則3年)の労働契約です。

特定の職種につき、雇用期間を定めて契約します。

派遣社員

派遣元の事業所から派遣されて派遣先の会社に勤める形態です(最長3年)。

また、「紹介予定派遣」という派遣先に直接雇用される前提で派遣社員として働く形態もあります。

この場合は、派遣期間が終わった時に双方が合意すれば派遣先に直接雇用されます。

上記の他にも、有期契約であることが多い「アルバイト」や「パート」、勤務先と雇用関係がない「請負契約」「業務委託契約」などもあります。

 
なんとなく「正社員一択」って思っていたけど、意外といろんな働き方があるんだな〜

勤務地

勤務地によって、求人数も給与水準も大きく異なります。

全般的に、大都市のほうが求人が多く給与も高い傾向にあります。

ただし、求人数や給与よりも今後の人生を考えた勤務地選びをするようにしましょう。

例えば、下記の通り。

  • 結婚を予定しているのであれば、新居を構える地域から勤務地を検討
  • 実家に戻る予定があれば、早めに地方求人を検討

いずれにしても、社会人としての大切なネクストステップ。

慎重に検討しましょう。

【第二新卒の転職】挑戦しやすい職種ってなに?

 
辛くなくって、キャリアも積めて、残業もなくて、土日休みで、給与も高くて。そんな理想の社会人生活を送れる職種を教えて〜!

残業や休日休暇などの細かい条件は、企業によりけり。

まずは第二新卒でも挑戦しやすい職種を知ることが大切です!

転職理由が、

  • 仕事を変えたい
  • 別の職種にチャレンジしたい

という場合は、以下の3つの職種がおすすめです。

営業職

いつの時代もどこでも重宝されるのが「営業職」です。

営業職の基本は、会社とお客様を結び会社のサービスや製品をお客様に売ることです。

ノルマのある企業がほとんどですが、コミュニケーション能力も身につきキャリアを積むには打ってつけの職種でしょう。

技術職

技術職は、専門知識や資格を必要とする仕事が主です。

大きくは、「土木」「建設」「機械」「電気」の4分野に分けられていますが、他にも「林業」などの分野もあります。

整備や保守、点検といった専門的な知識やスキル、資格を使って仕事をします。

最近では未経験でも応募できる企業も増え、資格の取得を援助してくれる場合も。

資格取得は大変ですが、手に職のつく理想の職種と言えるかもしれません。

事務職

事務職は、「書類作成や整理」「電話対応」などバックオフィス業務の全般を担当します。

詳しい分類をすれば、「営業事務」「経理事務」「人事事務」「労務事務」「法務事務」「学校事務」「医療事務」など、業種特有の事務があります。

他の職種と比べて残業も少ない傾向があるため、いつの時代も人気職です。

 
この中から選べばいいの?

いえ、今回ご紹介した3つの職種は、ほんの一握りです!

ピンとこなかった方は、第二新卒が挑戦できる職種をたくさん知っているUZUZにご相談ください。

【第二新卒の転職】企業規模だけ見ると後悔するかも!?

 
大企業ってやっぱり憧れるよね〜!安定してそうだし、やっぱりもし転職するとしたら「大企業」一択だな!

このように思っている方は、要注意!

企業規模だけで転職を考えてしまうと、後々後悔しかねません。

重要なことは、企業規模にとらわれずに自分がやりたいことを実現できる企業を探すことです。

ここでは、それぞれの企業の特徴をお伝えします。

大企業と中小・ベンチャー企業を選ぶ方法は、こちらの記事に詳しくまとめていますのでぜひチェックしてくださいね!

大企業の特徴

大企業は、働いている人の数が多いので組織が細分化されています。

営業職といっても、A部署では「個人向けの営業職」を募集していれば、B部署では「法人営業」を、C部署では「ルート営業」の求人があるという具合です。

幅広い年齢層の人材が在籍しており、まだまだ年功序列の仕組みが残っているので、若手の裁量や権限は小さいと考えましょう。

また明確な上下関係が築かれているので、報告・連絡・相談が重視され、意思決定スピードが遅いと感じる場合があります。

大企業ならではですが、社会にインパクトを与えるなどの大きな仕事に関わるチャンスはあります。

中小企業の特徴

実は、日本の企業の99.7%は中小企業。

中小企業の多くは、社員数が数十人~数百人というところが大半で人数に余力のある採用はしていません。

そのため、中小企業によっては、第二新卒の中途採用は、学歴よりも経験重視というように戦力を期待するところもあります。

一番の特徴は、役員や社長との距離が近いこと。

採用試験では、一次から役員面談があったり社長が出てきたりすることもあります。

社長を中心とした社内体制が敷かれていて、若手にはチャンスや裁量が与えられる分、仕事量も多いと心得ておきましょう。

ベンチャー企業の特徴

ベンチャー企業は、会社設立から数年以内の企業を指します。

社長を中心として家族のようなメンバーで、日々チャレンジできる環境にあります。

本人のやる気やモチベーションは採用の大きな要素となりますが、当然スキルも問われるので要注意。

ベンチャーは成長真っ只中の企業なので、資金面では余裕がなく人員配置もギリギリの場合が多いです。

若手にも大きな権限や裁量が与えられる分、責任もやりがいも大きく仕事量は相対的に多くなります。

営業で採用されても、事務も総務も兼任するマルチタスクになることも多々あります。

【第二新卒の転職】ここだけは忘れないで!求人票で必ず見るべきポイント

 
求人を見てみても、自分に都合の良い条件にしか目がいかない……。絶対見ておいた方が良いポイントってどこなんだろ?

求人票を目の前にすると、ついつい給与の金額や仕事内容ばかりに目をやりがち。

でも、本当にチェックすべきポイントは他にもあるんです。

ブラック企業を見抜けずに「転職に失敗した…!」なんてことにならないよう、しっかりチェックしていきましょう。

給与

求人票の給与は基本的に“額面”で記載されています。

そのため、実際には表示されている額面から「所得税」や「雇用保険料」「健康保険料」などが天引きされます。

給与も様々な形態がありますが、「月給」「固定給」のように毎月決まって支給されるのが一般的。

ここで必ずチェックしてほしいのは、「固定残業代」や「みなし労働時間」などの記載の有無

この場合は、決まった時間数までは残業してもしなくても一定の金額で、規定の時間数を超えてはじめて追加の残業代が発生します。

一見すると給与額は大きいように思えますが、残業が常に多く通常の残業手当よりも不利なケースもあるので慎重に確認しましょう。

福利厚生

福利厚生は、「法定福利」と「法定外福利」があります。

法定福利は、法律で定められている制度で「健康保険」や「雇用保険」「厚生年金保険等」の社会保険制度を指します。

パートやアルバイトの場合は特に、保険の対象になるのかしっかりチェックすること

法定外福利は、会社が決めた制度です。

企業によって内容が異なりますますが、「各種手当金制度(通勤手当や住宅手当)」「祝金制度(結婚や出産)」「資格取得支援」などが多いようです。

「通勤手当は給与に含まれていた…!」という話はよくありますのでご注意を。

休日

「完全週休2日制」と「週休2日制」の違いは必ずチェックを!

「完全週休2日制」の場合は、毎週2日間は必ず休みがありますが、「週休2日制」の場合は、毎月最低1週は週に2日の休日があるということ。

つまり、場合によっては週1日休みのときもあるんです。

想像以上に休みが少ない場合もあるので、応募する際は企業に必ず確認しましょう。

そのほかにも、「有給消化実績」「各種休暇制度(育休、産休・介護休暇)の有無」も見ておきたいところです。

【第二新卒の転職】どこで求人を探すべき?

 
絶対に転職に失敗したくない!とびきりに良い“求人”を知れるところって、どこなの?

第二新卒向けの求人を知る方法って、たくさんありますよね。

ここで、代表的な3つの方法をお伝えします。

ハローワーク

ハローワークは法律に基づいて設置された「公共職業安定所」です。

色々な職業訓練を受講でき、新しいスキルを身につけることが可能。

地元企業の情報が多いので、「絶対に地元で就職したい!」という方におすすめです。

とはいえ、ハローワークは“企業側も無料で簡単に求人を掲載することができる”ので、エセ情報が掲載されている場合も……。

求人情報の精査はしっかりと行うべきです。

求人媒体

  • 求人数が圧倒的に多い「リクナビNEXT」
  • 若年層の求人が多い「マイナビ転職」
  • 非公開求人数が多い「DODA(デューダ)」

などを筆頭に、大小・業種業界別に各社の求人媒体があります。

はじめから1社で絞り込むよりも、数社を利用しながら求人を探す方法がおすすめ

なお、事業拡大でもないのに常に求人が掲載されている企業は要注意。

人が定着しないために求人を出し続けている“ブラック企業”の可能性が高いためです。

人材紹介会社

人材紹介会社は、キャリアカウンセラーと二人三脚で転職活動ができるサービスです。

完全無料なサービスが多く、面接対策や自己分析のお手伝いまでサポート。

ただし、面接練習やキャリアカウンセリングが必須なので、どうしても多少の時間は取られてしまいます。

そのため、

  • 自分の強みがわからない
  • 転職に不安がある
  • 第三者からアドバイスがほしい

こんな方は、人材紹介サービスの利用がおすすめ。

実際に求人を受けずとも、相談だけでも問題ありません。

試しに「UZUZ」に登録してみてはいかがでしょうか?

求人の見方を覚えて、第二新卒の転職を成功させよう

次こそは自分の希望が叶う会社へ

と、誰しもがそう期待して転職活動を始めるもの。

第二新卒の転職は、“甘い条件”ばかりに目を向けずに、自分の将来を真剣に考えて次の就職先を選ぶことが大切です。

将来「転職して本当に良かった!」と思えるように、真剣に取り組んでいきましょう。

 
ちゃんと良い求人を見つけられるか、不安だなあ……

もし一人で転職活動を進めることに不安を感じるのであれば、ぜひUZUZにご相談ください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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