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【東京で就活するなら】上京就職したい地方民必読!かかる費用徹底解説

地方在住 学生必見 上京就活 費用 解説

この記事は、人材紹介会社専務の川畑が監修しました。
川畑のプロフィールはコチラ

地元を出て東京で働きたい人は少なくありません。

でも「東京で就活したい!」「上京して就職したい!」

このように思っても

東京での就活、ぶっちゃけいくらかかるの!?

ここが分からず、なかなか一歩踏み出せない人も多いのでは?

 
そうそう!
地元からも出たことないし、実際にいくらかかるのかってなかなかイメージしづらい…

できることなら、就活費用はできるだけ抑えたいですし、安く済ませる方法があるなら知りたいですよね。

 
そんなあなたに向けて、エージェントとして毎日多くの方とお話している私たちUZUZが「東京就活にはいくら必要なのか」独自の視点でズバリ解説します!

実際に上京して就職した人の話を元にまとめているので、これから東京就職を考えている方は是非参考にしてみてください!

(なお、記事内に記載している費用は執筆時の概算です。時期やタイミングによって価格が変動する可能性があるので、あくまでも参考程度に見ていただければ幸いです)

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東京で就活・上京して就職するなら【滞在費編】

 
地方から上京して就職活動を行う人の多くは、一度に複数の企業を受けることが圧倒的に多いです!

 
うんうん!
せっかく東京で就活するんだから、企業の選考はまとめたいよね!

しかし企業の選考を1日にまとめようとすると、ハードスケジュールになることもしばしば。

企業側の都合もあるので、全て希望の日にちで調整できるとも限りません。

こういう場合は複数日東京に滞在して就活する人が多いのですが、そんな時に必要になるのが滞在場所とその費用です。

 
上京して就職活動をする方は、短くて数日〜1週間、長い方は1〜2ヶ月ほど滞在されています!
落ち込んでいる男性

 
そうなんだ!
できるだけ滞在費用は抑えたいなあ…

 
その気持ちとてもよく分かりますよ!
以下ではなるべく安く東京に滞在したい方向けに、主な滞在場所とその費用を5つまとめました!

1:カプセルホテルに泊まる

 

必要な宿泊費

3,000円前後〜/1泊
(通常のホテルなら6,000円前後〜/1泊)

 

良い点

  • 通常のホテルに泊まるより費用を抑えられる
  • 手軽に泊まれる
 

気になる点

  • プライベートルームは就寝スペースのみ(寝る場所以外全て共同)
  • 周囲に気を遣う
  • 周囲の音が気になる
  • 貴重品の管理が面倒

カプセルホテルは、通常のシティホテルに泊まるより安く滞在できます

最近ではパジャマやアメニティを用意しているところもたくさんあります。

余分な荷物を持たずに上京できるのは大きなメリットですよね。

しかし、プライベート空間は就寝時のごく限られたスペースのみ

そのため、あなたが「部屋では1人でゆっくりしたい」と考えているなら、カプセルホテルはちょっと窮屈です。

またカプセルホテルに設置されているロッカーはサイズが小さいので、キャリーケースのサイズによっては入らない……なんてことも。

その場合は自分で荷物を管理する必要があるので、手間が増えてしまいます。

 
いろんな人が共同で使ってるし、貴重品の管理には注意しなきゃだね……!

2:漫画喫茶・インターネットカフェに泊まる

 

必要な宿泊費

2,000円前後〜/1泊

 

良い点

  • ホテルより費用を抑えられる
  • 飲み物が飲み放題
  • インターネットが自由に使える
 

気になる点

  • 疲れが取れにくい
  • 周囲の音が気になる
  • 誘惑が多い
  • 防犯上安全とは言えない

漫画喫茶やインターネットカフェの中には、長期滞在コースを用意しているところもあります。

これらのプランを使えば、ホテルよりさらに費用を抑えることができますよ

(プランによっては、カプセルホテルなどに泊まった方が安く済む場合もあります。ホテルの予約サイトを随時確認してみましょう)

しかし、漫画喫茶やインターネットカフェを使ったことがある人は想像がつくと思いますが、正直ここでは十分な休息は取れません

加えて漫画などの“誘惑”が多いので、ついつい夜更かししてしまい翌日の就職活動に悪影響が出てしまう、なんてことも……。

(過去、そのような方が実際にいました)

さらに、カプセルホテル以上に誰でも自由に出入りできる環境なので、防犯面は特に注意したほうが良さそうです。

 
防犯面はもちろん、せっかく東京に就活しに来てるんだから、“誘惑”には気をつけなきゃ!

3:友人・家族の家に泊まる

 

必要な宿泊費

0円/1泊

 

良い点

  • 滞在費用がかからない(タダ)
  • 話し相手ができる
  • 洗濯・食事なども気軽にできる
 

気になる点

  • 気を遣う(特に友人宅の場合)
  • 後ほど「お礼」をする必要がある
  • 長期滞在には向かない可能性も

友人や家族・親戚が東京に住んでいるなら、就職活動期間中泊めてもらうのもひとつの手です。

基本的に滞在費用が一切かからないので、就活費用は大幅に節約できます。

「気軽に家を貸してくれる人がいる」

そんなあなたには一番安く済むこの方法をおすすめします。

とはいえ泊めてくれる友人や家族にも生活があるので、長期滞在には向かないことも。

加えて他人の家である分、ホテルや漫画喫茶よりは自由度が低いのも事実です。

人によっては、ある意味で一番気を遣ってしまう場所かもしれません。

 
帰宅時間やお風呂の時間とか、ちょっとしたことに気を遣う必要がありそう…!

4:シェアハウスに住む

 

必要な宿泊費

2,000円前後〜/1泊
※シェアハウスの家賃によって変動あり

 

良い点

  • ホテルより費用を抑えられる
  • 「就活シェアハウス」を選べば就活生と交流できる
 

気になる点

  • ドミトリー(相部屋)が多い
  • 全て共同なので心休まる空間がない

シェアハウスによりますが、1泊でもマンスリーでも希望に合わせて入居できるところがほとんど。

マンスリーならおおよそ1ヶ月4〜5万円前後で宿泊できるので、1泊滞在よりさらにおトクになります。

中には「入居者が全員就活生」という就活に特化したシェアハウスも!

こういった所を選べば、情報交換も簡単にできます

しかしシェアハウスは相部屋が多いので、

  • 1人の時間が欲しい
  • プライベート空間を確保したい

と考える人には少々辛い空間になってしまうかもしれません。

もちろん個室を用意しているところもあります。が、その分料金は高くなってしまいます。

 
1人の時間を大切にしたい人より、積極的に交流したい人向けだね!

5:家を借りる

 

必要な宿泊費

4,000円前後〜/1泊換算
※東京都新宿区の場合
※地域によって変動あり

(参考:MAN3’S[マンスリーズ])

 

良い点

  • ほぼ“自分の家”なのでプライバシーが保たれる
  • 敷金礼金などの初期費用が不要
  • 家具家電付きなので手荷物だけで上京可能
  • 通常の賃貸と違い、楽に入居できる/li>
 

気になる点

  • 長期滞在はかえって高くつく
  • 賃料が前払いの物件もある
  • 記載されている賃料以外に費用がかかる可能性も

きっと「えっ? わざわざ家を借りるの?」と感じた人もいるはず。

ここで借りる家とは「ウィークリーマンション」もしくは「マンスリーマンション」のことです。

「ある程度時間をかけてじっくり就活したい」と思っているなら、これらの物件を借りてしまうのも手です。

インターネットカフェやシェアハウスよりは費用がかかりますが、プライバシーも保たれつつトータルの費用を抑えることができます

ただ、光熱費や物品のレンタル費、管理費などが別でかかる可能性もあるので、あらかじめ費用は確認しておきましょう。

 
プライベート空間はゲットできるけど、前払いの物件もあるし先に費用を用意しておかなきゃ……!

東京で就活・上京して就職するなら【交通費編】

 
上京して就職活動をするとなったら、交通費も絶対必要だ!

 
そうですね! 交通費は大きく分けると2つ。
住んでいる場所〜東京間」と「就活中(東京都内)」の交通費です!

1:「住んでいる場所〜東京間」の交通費

今回は『大阪』から『東京』に上京しての就活、として費用を算出しました。

 

『大阪』から『東京』までの交通費(片道料金)

  • 高速バス 一番おトク!
    2,000〜10,000円前後
  • 新幹線
    普通車自由席 :13,870円
    普通車指定席 :14,720円
    グリーン車   :19,590円
  • 飛行機
    4,000〜20,000円前後

(参考:エクスペディア、JR東海、バス比較ナビ)

まずどの移動手段も、時期・曜日・席によって料金がかなり変わります。

その中でも一番安いのは高速バス(夜行バス)

新幹線は片道13,000円以上しますが、高速バスは安い時期や曜日を狙えば2,000円以内に収まります。

ただその分、高速バスは移動時間がかかるのと、体力を削られるデメリットも。

とにかく費用を抑えたい!」人向けの手段なので、ラクに移動したい人は新幹線などを使うのが良さそうです。

また、年末年始・休日前・休日中など人が動く時期は料金が高くなります。

通常の平日(月曜〜木曜)は料金が安いので、この時期を狙ってみるのもオススメです。

 
とにかく安く移動したい人」は高速バス、「ラクに移動したい人」は新幹線、「できるだけ早く移動したい人」は飛行機だね!

2:就活中(東京都内)の交通費

 

就活中(東京都内)の交通費

1,000〜1,500円/1日

東京での移動は、基本的に電車(もしくはバス)で全てこと足ります

利用者が多く、駅が狭い範囲に密集している東京は、地方より電車運賃が比較的安め

これは上京して就活する人にとってはありがたいですよね!

ちなみに、JR東日本の初乗り運賃は136円〜、東京メトロの初乗り運賃は168円〜です。

選考を受ける企業の数・場所によっても変わりますが、「交通費は1日につき1,000円前後」と考えておけば基本的にはカバーできます。

ちなみに都内は一駅の間隔が狭いので、だいたい15〜20分ほど歩けば次の駅に着きます。

なので“徒歩”を使えば、1,000円よりさらに交通費を抑えることもできますよ。

 
時間に余裕がある時は「徒歩」で移動してみよ!

東京で就活・上京して就職するなら【食費編】

 

就活中の食費

1,500円/1日

(参考:統計局「家計調査」)

 
就活を乗り切るためにも、食事は欠かせないよね。

 
はい!
食事は日中の大事なエネルギー源なので、削りすぎないようにしましょう。

「食費はかかるもの」と割り切って、余計なものを買わないように気をつけるくらいがいいかもしれません。

余裕があるなら、以下を試すのもオススメです。

1:自炊する

シェアハウスや家を借りることを選んだ場合は、自炊も可能。

確かに手間はかかるものの、食費を抑える方法としてはやっぱりこれが一番です。

自炊なら1日の食費を1,000円以内に抑えられるので、1ヶ月ほど東京に滞在する人は、自炊を選んだほうがトータル費用はおトクです。

2:できるだけ外食を控える

「1ヶ月以上の長期滞在はしないんだけど……」

そんなあなたは単純な方法ですが外食を控えましょう

東京は飲食店が多く、様々な店がひしめき合っています。

料金も地方に比べて高めに設定されているので、「とにかく安く!」を重要視するなら外食は避けたほうが無難です。

スーパー等のお惣菜を利用すれば、ある程度費用を抑えることができます。

東京で就活・上京して就職するなら【就活費用編】

 
滞在費、交通費、食費……他にもまだあるの!?

 
忘れがちですが、就活に欠かせないツールなどにもお金はかかるんです!

必要になるのは大きく以下の3つ。

1:スーツ類

 

スーツにかかる費用

0〜10,000円前後

就業経験がない人の場合、学生の時に使っていたスーツ(リクルートスーツ)があるならそれで十分です。

よほど派手でない限り、新しいものを用意する必要はありません。

また、仮にスーツを持っていない場合でも、無理に高いものを買わなくてOK!

プライベートブランドを展開している店では、上下セット10,000円ほどでスーツが買えます。

2:日中の滞在場所

 

日中の滞在場所にかかる費用

0〜500円前後

泊まっている滞在場所に戻るのも手ですが、時間や効率を考えると難しいケースも多いですよね。

1回につき500円前後の出費が増えるのが痛手ですが、一番無難なのはカフェに入ること

3:履歴書などの提出書類

 

提出書類にかかる費用

0〜500円前後

履歴書や職務経歴書の印刷は、コンビニのコピーを利用すれば1枚10円ほどで用意できます。

(UZUZで就活した場合は必要書類は全てUZUZが印刷してお渡しするので、費用は一切かかりません

履歴書に貼る証明写真も「できるだけ安く済ませたい!」という場合は、コンビニのマルチコピー機がオススメです。

スマートフォンで撮影した写真を200円で証明写真としてプリントできます!

 
節約できるところから節約していこっと!

東京で就活・上京して就職するなら【費用総まとめ編】

 
上京就活で何にお金がかかるのかはわかったけど、結局総額はいくら必要なの?

 
ではここで、東京就活にかかる費用を総まとめしてみましょう!

 
上京しての就活は日数をまとめるケースが多いですが、ここでは比較のため「選考のたびに東京に行く場合」と「日数をまとめて東京に行く場合」を紹介します!

比較するための前提条件は以下の通り。

こちらを例に、実際の金額を照らし合わせてみましょう。

前提条件
    <li『大阪』から『東京』への移動< li=””>
  • 選考を受ける企業数は4社
  • 1回の上京で受けるのは2社
  • 面接は2回(第二新卒・既卒の面接は2回が一般的)
  • 全選考を受けるため4往復する
  • </li『大阪』から『東京』への移動<>

選考のたびに東京に行く場合

 

必要な費用

26,000〜170,000円前後
 

内訳

  • 滞在費
    帰宅するため0円
  • 交通費
    大阪〜東京間:16,000〜160,000円前後/4往復
    東京での移動:4,000円/4日(1日1,000円と仮定)
  • 食費
    6,000円/4日

日数をまとめて東京に行く場合

 

必要な費用(1週間滞在の場合)

21,500〜75,500円前後
 

内訳

  • 滞在費
    0〜18,000円/6泊7日
  • 交通費
    大阪〜東京間:4,000〜40,000円前後/1往復
    東京での移動:7,000円/7日(1日1,000円と仮定)
  • 食費
    10,500円/7日

結論:上京就活は日数をまとめたほうがおトク!?

 
上京して就活するなら、日数をまとめたほうがおトクなんだね!?

 
「前提条件」で挙げたように企業を4社ほど受けるなら、選考があるたびに上京するよりは、1週間ほどまとめて東京に来てしまったほうが金額的には安く済みます

 
じゃあ、受ける企業が2社くらいなら?

 
その場合は「選考があるたびに上京」するほうがいいかもしれません!

 

うまく安い時期を狙えば、金額もトータル13,000円ほどに抑えられますよ!

費用の肝になるのは「宿泊費」と「交通費」の2点。

日数をまとめて上京すると滞在費がかかりますが、選考の度に上京するとその分交通費が多くかかります。

なので、以下を基準に考えると良さそうです。

  • 受ける企業数が多い(4社以上)なら日数はまとめたほうがおトク
  • 受ける企業数が少ない(2社以下)なら選考のたびに上京したほうがおトク

 
つまり、東京で就活する時は複数社の選考を固めるケースが多いから、結果的に「上京日数をまとめたほうがおトク」になるんだね!

東京で就活・上京して就職するなら【家探し編】

 
「就活に必要な費用」からはちょっとずれますが……
内定後に必要な費用」についても考えておくといいですよ!

 
「内定後に必要な費用」って?

 
ズバリ「」に関する費用です!

晴れて内定をゲットし東京で働くことになった場合、絶対に欠かせない「家」。

しかし東京で家を探し、いざ地方から引っ越しをするとなると、実はかなりの額が必要になるんです。

東京で生活を始めるにあたり、必ず必要になる費用とその金額は以下のとおり。

  1. 初期費用(家賃の4.5か月分)
    家賃が7万円の場合:31万5,000円
  1. 引っ越し費用
    単身者の場合:40,000〜70,000円

合計:約35〜39万円

(参考1:SUUMO「賃貸契約に必要な初期費用の相場はどのくらい? 安くする方法は? 分割はできる?」「単身の引越し料金相場は? 費用を抑えて安く引越しするヒント」)(参考2:総務省統計局「土地統計調査」)

最低でも40万円近い費用がかかり、人によってはさらに1ヶ月分の生活費や家具家電などが必要になることも。

その場合はプラスで20万円近い費用が上乗せされます。

落ち込んでいる男性

 
こ、こんなにかかるんだ……

貯金がある人は特に問題はないかもしれませんが、数十万円という大金。

いざ上京するときに慌てないよう、転職前から準備しておくといいかもしれません。

 
ちょ、ちょっとずつ貯金しよう……!

東京で就活・上京して就職するならUZUZへ

上京しての就活も、工夫すれば費用を安く抑えられます。

スケジュールや自分の体調を考えて、無理のない範囲で予定を組めるといいですね!

 
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この記事の監修者

川畑 翔太郎SHOTARO KAWABATA

株式会社UZUZ 専務取締役

「第二の就活」を運営する株式会社UZUZの専務取締役。1986年生まれ、鹿児島県出身。九州大学にて機械航空工学を専攻後、新卒で住宅設備メーカーINAX(現:LIXIL)に入社し、商品開発や製造に携わる。キャリアチェンジのためにUZUZの立ち上げに参画。今まで就職・転職をサポートしたのは累計1,500名以上。現在はキャリアカウンセラーだけでなく、ウズウズカレッジ運営や企業ブランディングを担当している。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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