もくじ
地元を出て東京で働きたい人は少なくありません。
でも「東京で就活したい!」「上京して就職したい!」
このように思っても
東京での就活、ぶっちゃけいくらかかるの!?
ここが分からず、なかなか一歩踏み出せない人も多いのでは?
地元からも出たことないし、実際にいくらかかるのかってなかなかイメージしづらい…
できることなら、就活費用はできるだけ抑えたいですし、安く済ませる方法があるなら知りたいですよね。
実際に上京して就職した人の話を元にまとめているので、これから東京就職を考えている方は是非参考にしてみてください!
(なお、記事内に記載している費用は執筆時の概算です。時期やタイミングによって価格が変動する可能性があるので、あくまでも参考程度に見ていただければ幸いです)
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東京で就活・上京して就職するなら【滞在費編】
せっかく東京で就活するんだから、企業の選考はまとめたいよね!
しかし企業の選考を1日にまとめようとすると、ハードスケジュールになることもしばしば。
企業側の都合もあるので、全て希望の日にちで調整できるとも限りません。
こういう場合は複数日東京に滞在して就活する人が多いのですが、そんな時に必要になるのが滞在場所とその費用です。
できるだけ滞在費用は抑えたいなあ…
以下ではなるべく安く東京に滞在したい方向けに、主な滞在場所とその費用を5つまとめました!
1:カプセルホテルに泊まる
必要な宿泊費
3,000円前後〜/1泊
(通常のホテルなら6,000円前後〜/1泊)
良い点
- 通常のホテルに泊まるより費用を抑えられる
- 手軽に泊まれる
気になる点
- プライベートルームは就寝スペースのみ(寝る場所以外全て共同)
- 周囲に気を遣う
- 周囲の音が気になる
- 貴重品の管理が面倒
カプセルホテルは、通常のシティホテルに泊まるより安く滞在できます。
最近ではパジャマやアメニティを用意しているところもたくさんあります。
余分な荷物を持たずに上京できるのは大きなメリットですよね。
しかし、プライベート空間は就寝時のごく限られたスペースのみ。
そのため、あなたが「部屋では1人でゆっくりしたい」と考えているなら、カプセルホテルはちょっと窮屈です。
またカプセルホテルに設置されているロッカーはサイズが小さいので、キャリーケースのサイズによっては入らない……なんてことも。
その場合は自分で荷物を管理する必要があるので、手間が増えてしまいます。
2:漫画喫茶・インターネットカフェに泊まる
必要な宿泊費
2,000円前後〜/1泊
良い点
- ホテルより費用を抑えられる
- 飲み物が飲み放題
- インターネットが自由に使える
気になる点
- 疲れが取れにくい
- 周囲の音が気になる
- 誘惑が多い
- 防犯上安全とは言えない
漫画喫茶やインターネットカフェの中には、長期滞在コースを用意しているところもあります。
これらのプランを使えば、ホテルよりさらに費用を抑えることができますよ!
(プランによっては、カプセルホテルなどに泊まった方が安く済む場合もあります。ホテルの予約サイトを随時確認してみましょう)
しかし、漫画喫茶やインターネットカフェを使ったことがある人は想像がつくと思いますが、正直ここでは十分な休息は取れません。
加えて漫画などの“誘惑”が多いので、ついつい夜更かししてしまい翌日の就職活動に悪影響が出てしまう、なんてことも……。
(過去、そのような方が実際にいました)
さらに、カプセルホテル以上に誰でも自由に出入りできる環境なので、防犯面は特に注意したほうが良さそうです。
3:友人・家族の家に泊まる
必要な宿泊費
0円/1泊
良い点
- 滞在費用がかからない(タダ)
- 話し相手ができる
- 洗濯・食事なども気軽にできる
気になる点
- 気を遣う(特に友人宅の場合)
- 後ほど「お礼」をする必要がある
- 長期滞在には向かない可能性も
友人や家族・親戚が東京に住んでいるなら、就職活動期間中泊めてもらうのもひとつの手です。
基本的に滞在費用が一切かからないので、就活費用は大幅に節約できます。
「気軽に家を貸してくれる人がいる」
そんなあなたには一番安く済むこの方法をおすすめします。
とはいえ泊めてくれる友人や家族にも生活があるので、長期滞在には向かないことも。
加えて他人の家である分、ホテルや漫画喫茶よりは自由度が低いのも事実です。
人によっては、ある意味で一番気を遣ってしまう場所かもしれません。
4:シェアハウスに住む
必要な宿泊費
2,000円前後〜/1泊
※シェアハウスの家賃によって変動あり
良い点
- ホテルより費用を抑えられる
- 「就活シェアハウス」を選べば就活生と交流できる
気になる点
- ドミトリー(相部屋)が多い
- 全て共同なので心休まる空間がない
シェアハウスによりますが、1泊でもマンスリーでも希望に合わせて入居できるところがほとんど。
マンスリーならおおよそ1ヶ月4〜5万円前後で宿泊できるので、1泊滞在よりさらにおトクになります。
中には「入居者が全員就活生」という就活に特化したシェアハウスも!
こういった所を選べば、情報交換も簡単にできます!
しかしシェアハウスは相部屋が多いので、
- 1人の時間が欲しい
- プライベート空間を確保したい
と考える人には少々辛い空間になってしまうかもしれません。
もちろん個室を用意しているところもあります。が、その分料金は高くなってしまいます。
5:家を借りる
必要な宿泊費
4,000円前後〜/1泊換算
※東京都新宿区の場合
※地域によって変動あり
(参考:MAN3’S[マンスリーズ])
良い点
- ほぼ“自分の家”なのでプライバシーが保たれる
- 敷金礼金などの初期費用が不要
- 家具家電付きなので手荷物だけで上京可能
- 通常の賃貸と違い、楽に入居できる/li>
気になる点
- 長期滞在はかえって高くつく
- 賃料が前払いの物件もある
- 記載されている賃料以外に費用がかかる可能性も
きっと「えっ? わざわざ家を借りるの?」と感じた人もいるはず。
ここで借りる家とは「ウィークリーマンション」もしくは「マンスリーマンション」のことです。
「ある程度時間をかけてじっくり就活したい」と思っているなら、これらの物件を借りてしまうのも手です。
インターネットカフェやシェアハウスよりは費用がかかりますが、プライバシーも保たれつつトータルの費用を抑えることができます。
ただ、光熱費や物品のレンタル費、管理費などが別でかかる可能性もあるので、あらかじめ費用は確認しておきましょう。
東京で就活・上京して就職するなら【交通費編】
「住んでいる場所〜東京間」と「就活中(東京都内)」の交通費です!
1:「住んでいる場所〜東京間」の交通費
今回は『大阪』から『東京』に上京しての就活、として費用を算出しました。
『大阪』から『東京』までの交通費(片道料金)
- 高速バス 一番おトク!
2,000〜10,000円前後
- 新幹線
普通車自由席 :13,870円
普通車指定席 :14,720円
グリーン車 :19,590円
- 飛行機
4,000〜20,000円前後
(参考:エクスペディア、JR東海、バス比較ナビ)
まずどの移動手段も、時期・曜日・席によって料金がかなり変わります。
その中でも一番安いのは高速バス(夜行バス)。
新幹線は片道13,000円以上しますが、高速バスは安い時期や曜日を狙えば2,000円以内に収まります。
ただその分、高速バスは移動時間がかかるのと、体力を削られるデメリットも。
「とにかく費用を抑えたい!」人向けの手段なので、ラクに移動したい人は新幹線などを使うのが良さそうです。
また、年末年始・休日前・休日中など人が動く時期は料金が高くなります。
通常の平日(月曜〜木曜)は料金が安いので、この時期を狙ってみるのもオススメです。
2:就活中(東京都内)の交通費
就活中(東京都内)の交通費
1,000〜1,500円/1日
東京での移動は、基本的に電車(もしくはバス)で全てこと足ります。
利用者が多く、駅が狭い範囲に密集している東京は、地方より電車運賃が比較的安め。
これは上京して就活する人にとってはありがたいですよね!
ちなみに、JR東日本の初乗り運賃は136円〜、東京メトロの初乗り運賃は168円〜です。
選考を受ける企業の数・場所によっても変わりますが、「交通費は1日につき1,000円前後」と考えておけば基本的にはカバーできます。
ちなみに都内は一駅の間隔が狭いので、だいたい15〜20分ほど歩けば次の駅に着きます。
なので“徒歩”を使えば、1,000円よりさらに交通費を抑えることもできますよ。
東京で就活・上京して就職するなら【食費編】
就活中の食費
1,500円/1日
(参考:統計局「家計調査」)
食事は日中の大事なエネルギー源なので、削りすぎないようにしましょう。
「食費はかかるもの」と割り切って、余計なものを買わないように気をつけるくらいがいいかもしれません。
余裕があるなら、以下を試すのもオススメです。
1:自炊する
シェアハウスや家を借りることを選んだ場合は、自炊も可能。
確かに手間はかかるものの、食費を抑える方法としてはやっぱりこれが一番です。
自炊なら1日の食費を1,000円以内に抑えられるので、1ヶ月ほど東京に滞在する人は、自炊を選んだほうがトータル費用はおトクです。
2:できるだけ外食を控える
「1ヶ月以上の長期滞在はしないんだけど……」
そんなあなたは単純な方法ですが外食を控えましょう。
東京は飲食店が多く、様々な店がひしめき合っています。
料金も地方に比べて高めに設定されているので、「とにかく安く!」を重要視するなら外食は避けたほうが無難です。
スーパー等のお惣菜を利用すれば、ある程度費用を抑えることができます。
東京で就活・上京して就職するなら【就活費用編】
必要になるのは大きく以下の3つ。
1:スーツ類
スーツにかかる費用
就業経験がない人の場合、学生の時に使っていたスーツ(リクルートスーツ)があるならそれで十分です。
よほど派手でない限り、新しいものを用意する必要はありません。
また、仮にスーツを持っていない場合でも、無理に高いものを買わなくてOK!
プライベートブランドを展開している店では、上下セット10,000円ほどでスーツが買えます。
2:日中の滞在場所
日中の滞在場所にかかる費用
泊まっている滞在場所に戻るのも手ですが、時間や効率を考えると難しいケースも多いですよね。
1回につき500円前後の出費が増えるのが痛手ですが、一番無難なのはカフェに入ること。
3:履歴書などの提出書類
提出書類にかかる費用
履歴書や職務経歴書の印刷は、コンビニのコピーを利用すれば1枚10円ほどで用意できます。
(UZUZで就活した場合は必要書類は全てUZUZが印刷してお渡しするので、費用は一切かかりません)
履歴書に貼る証明写真も「できるだけ安く済ませたい!」という場合は、コンビニのマルチコピー機がオススメです。
スマートフォンで撮影した写真を200円で証明写真としてプリントできます!
東京で就活・上京して就職するなら【費用総まとめ編】
比較するための前提条件は以下の通り。
こちらを例に、実際の金額を照らし合わせてみましょう。
- <li『大阪』から『東京』への移動< li=””>
- 選考を受ける企業数は4社
- 1回の上京で受けるのは2社
- 面接は2回(第二新卒・既卒の面接は2回が一般的)
- 全選考を受けるため4往復する </li『大阪』から『東京』への移動<>
選考のたびに東京に行く場合
必要な費用
内訳
- 滞在費
帰宅するため0円
- 交通費
大阪〜東京間:16,000〜160,000円前後/4往復
東京での移動:4,000円/4日(1日1,000円と仮定)
- 食費
6,000円/4日
日数をまとめて東京に行く場合
必要な費用(1週間滞在の場合)
内訳
- 滞在費
0〜18,000円/6泊7日
- 交通費
大阪〜東京間:4,000〜40,000円前後/1往復
東京での移動:7,000円/7日(1日1,000円と仮定)
- 食費
10,500円/7日
結論:上京就活は日数をまとめたほうがおトク!?
うまく安い時期を狙えば、金額もトータル13,000円ほどに抑えられますよ!
費用の肝になるのは「宿泊費」と「交通費」の2点。
日数をまとめて上京すると滞在費がかかりますが、選考の度に上京するとその分交通費が多くかかります。
なので、以下を基準に考えると良さそうです。
- 受ける企業数が多い(4社以上)なら日数はまとめたほうがおトク
- 受ける企業数が少ない(2社以下)なら選考のたびに上京したほうがおトク
東京で就活・上京して就職するなら【家探し編】
「内定後に必要な費用」についても考えておくといいですよ!
晴れて内定をゲットし東京で働くことになった場合、絶対に欠かせない「家」。
しかし東京で家を探し、いざ地方から引っ越しをするとなると、実はかなりの額が必要になるんです。
東京で生活を始めるにあたり、必ず必要になる費用とその金額は以下のとおり。
- 初期費用(家賃の4.5か月分)
家賃が7万円の場合:31万5,000円
- 引っ越し費用
単身者の場合:40,000〜70,000円
合計:約35〜39万円
(参考1:SUUMO「賃貸契約に必要な初期費用の相場はどのくらい? 安くする方法は? 分割はできる?」「単身の引越し料金相場は? 費用を抑えて安く引越しするヒント」)(参考2:総務省統計局「土地統計調査」)
最低でも40万円近い費用がかかり、人によってはさらに1ヶ月分の生活費や家具家電などが必要になることも。
その場合はプラスで20万円近い費用が上乗せされます。
貯金がある人は特に問題はないかもしれませんが、数十万円という大金。
いざ上京するときに慌てないよう、転職前から準備しておくといいかもしれません。
東京で就活・上京して就職するならUZUZへ
上京しての就活も、工夫すれば費用を安く抑えられます。
スケジュールや自分の体調を考えて、無理のない範囲で予定を組めるといいですね!
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地方に済む方にはSkypeやFaceTime、電話を使ってサポートしています。
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