「大きな仕事がしたい」「安定した収入が欲しい」など、就活生の中でも大手企業への入社を希望する人は少なくないかと思います。
言うまでもなく、大手企業の内定を勝ち取るのは容易なことではありません。
しかし、世の中には大手企業からの内定を1社どころかいくつも獲得する就活優等生たちが存在し、大手企業の内定の多くは彼らに独占されているのが現状です。
彼らとその他の就活生には、どんな違いがあるのでしょうか?
今回は、就活を少しでも有利に進めるべく、そんな就活優等生たちの特徴を分析していきたいと思います。
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大手の内定を貰える人の特徴5選
大手企業と一口に言っても、様々な業界があり、各企業の特徴も様々。
そのため、内定を勝ち取る人にも様々なタイプがあるわけですが、基本的な特徴としては次の5つが挙げられます。
- 学歴・スキルの高い人
- 行動力のある人
- 企業ごとにしっかり準備をしている人
- 戦略的な就活を行っている人
- 自分の能力・アピールポイントを把握している人
自分に当てはまる特徴はありましたか?
では、それぞれの特徴について詳しく見てみましょう!
学歴・スキルの高い人
大手企業の場合、内定倍率が何百倍、何千倍ということも珍しくありません。
特に新卒採用では膨大な数の応募者の中から自社での活躍が期待できる人を選び抜く必要があるわけですから、ある程度は学歴で判断されてしまうのが現実です。
また、東大や京大、いわゆる旧帝大といった一流大学の出身であるだけでなく、語学力やコミュニケーション能力などに長けている人も、企業から「優秀な人だ」と判断されやすいものです。
学歴やスキルについては、これまでの努力の積み重ねや生まれ持った能力や環境によって形成される部分も大きいため、この特徴については今から参考にするのは難しいかもしれませんね。
行動力のある人
参考になるのはこちらのタイプです。
あなたの周りにも「行動力の塊」のような人がいませんか?
行動力がある人は、就活においても自ら率先して動くため、「計画的な就活」をかなり早い段階から行っています。
インターンシップやOB・OG訪問はもちろんのこと、「どのようなESならば通過しやすいのか」といったことを選考が始まる随分前から研究しています。
それぞれの企業もきちんと調べるので面接官の心証も良く、結果的に内定を獲得出来ることが多いようです。
世の中には「人より早く行動する」ことで有利になることも少なくないですよね。就活もまた例外ではないのです。
企業ごとにしっかり準備をしている人
どんな企業でも良いのであれば「数を打てば当たる」で内定は獲得できるかもしれませんが、大企業の場合はそうはいきません。
彼らは「就活」とひとくくりにするのではなく「◯◯企業に向けての就活」として、1社ごとにきちんと準備を行います。
例えば、自己PRひとつとっても企業ごとに使い分けたり、「SPI」や「玉手箱」などといった筆記試験対策、さらには企業独自の試験の傾向を調べ、対策を立てるなどといったことも行うのです。
本命企業に対してはしっかりと対策をしても、他の企業への準備はつい疎かになってしまいがち……でも、就活優等生は時間と労力を惜しまずに、本命企業以外の研究も欠かさないのです。
戦略的な就活を行っている人
企業によって選考の時期は異なり、人によっては早い時期に選考が行われる企業には、入社したい企業が1つも無いということもあります。
しかし、就活優等生の場合は、仮にその企業が本命ではなかったとしても、早い時期に選考をする企業にエントリーを行います。
その理由は、「自分のESがどこまで通用するのか」や「今の自分でどこまでやれるのか」を早目に判断するため。
そうして早い段階で経験を積み、他の応募者より有利な環境を自分で作っていくのです。
就活優等生は、ターゲットとなる企業がいつどのような選考を行い、その選考を通過するためにはどのようなスケジュールを組むと良いのか、といった戦略的な就活を行います。
自分の能力・アピールポイントを把握している人
多くの就活優等生は自己分析がきちんとできているため、
- 今の自分に出来ること
- 今の自分にはまだ出来ないこと
という2つの面をよく理解しています。
そして、客観的に見て、自分の売り、つまり自分の最大の長所が何であるかも把握しています。
そのため、単純に憧れや自分の持つイメージだけで企業を選ぶのではなく、
- その企業のニーズに自分は合っているのか
- その企業で自分の能力が活かせるのか
という基準で企業を選びます。
当然、内定は獲得しやすくなる、というわけです。
“話し方”から紐解く大手の内定を獲得するノウハウ
ここまで、就活優等生たちの特徴をご紹介してきましたが、彼らにはその「話し方」にも「ある傾向」が見られます。
ちなみに、ここでいう「話し方」というのは、実際の言葉の選び方というわけではなく「話の持っていき方」のことです。
話し方なら特別な準備はいりませんし、今すぐにでも練習ができますよね。
誰かの真似をすることに抵抗を感じる人もいるかもしれませんが、良いものは積極的に吸収して、自分のものにしてしまいましょう!
話に矛盾がない、一貫性がある
先ほどお伝えしたとおり、就活優等生たちは、高い能力を持っていたり、自分の強みを知っていたり、企業に合わせた準備をしっかり行っているため、面接においてもブレない「軸」を持っています。
一方、そうでない人たちは「軸」がなく、いわば「場当たり的」な状態で面接を受けるため、ふいに想定外の質問をされたりするとどうしてもボロが出てしまいます。
そのため、少しでも就活優等生たちのような「軸」を持った姿勢に近づくためには、とにかく徹底的に面接練習をし、話に一貫性を持たせることが大切です。
もちろん嘘はよくありませんが、たとえ面接用に整えた話であっても面接官が腑に落ちれば、それはあなたの「勝ち」。
また、面接において質問の意図がよく理解できない場合は、的外れな回答をするのではなく、時にはしっかりと聞き返すことも必要です。
「わからない時はごまかさずにきちんと質問する」といった姿勢も時にはあなたの印象を良くするのです。
他者と差別化できる
新卒採用の場合、語学力やコミュニケーション能力などはある程度事前に判断できても、入社前から「仕事能力があるかどうか」を判断することはなかなか難しいものです。
そのため、新卒採用ではその人の持つ「可能性」を買う「ポテンシャル採用」が行われていることが一般的。
就活優等生たちは自分の能力やアピールポイントをよく理解している、ということをお伝えしましたが、彼らはそれを理解しているだけではなく、アピールします。
たとえ学歴が低かったり、これまで何かで特別な成績を収めた経験がなかったとしても、誰にでも良いところや他人より長けていることはあるもの。
そこを相手に「いいな」と思ってもらうことができれば内定をもらえる確率はグッと高くなるのです。
自己分析を行っても「自分の長所がよくわからない!」という人は家族や友人など、第三者から客観的に分析してもらうと良いでしょう。
思いもよらない自分のアピールポイントが発見できるはずですよ!
情熱がある
面接では自分をよく知ること、そしてそんな自分をよりよく見せるテクニックが求められますが、やはり最後はその人の「情熱」や「マインド」が物を言うものです。
大企業であらゆる人を見てきた百戦錬磨の面接官であっても、彼らも私たちと同じ「人の子」であることには違いありません。
客観的な視点や、冷静で落ち着いた受け答えも大切ですが、やはり「この人はこんなに入社してほしいんだ!やる気を感じるな!」と思ってもらえる「熱」を持って臨むことも忘れてはいけません。
就活優等生たちはどうしてしっかりと準備をし、戦略的な就活を行うのでしょうか?
それはやはり人一倍「自分はやる」「勝ちとってやる」という意識が高いからです。
ただ、単純に「入社したいんです!」と伝えるのではなく、ちゃんと企業研究をしていたり、面接に向けて準備することは大前提。
あなたが面接官だったとして、「一緒に働きたい」「受からせたい」と思えるのはどんな人でしょうか?
そこをイメージしてみると、自ずと「表現すべき自分の姿」が見えてくるのではないでしょうか。
大手内定=勝ち組ではないので要注意
ここまで大手の内定を貰える人の特徴について紹介してきましたが、この記事を読んでいる人の中には「大手=良い会社だから入社したい」と漠然と考えている人もいるのではないでしょうか。
ここではっきりお伝えしておきたいのは、「大手=良い会社」ではないということ。
もちろん、大手企業が大手企業であるのには、企業として優れている部分があるか
らに他なりません。
しかし、あなたにとっての「良い会社」とはどんな会社でしょうか?
- 給料が良い
- ライフワークバランスがとりやすい
- 企業理念に共感できる
- 事業内容が自分のやりたいことと一致する
- 働いている人たちが好き
など、色々あるかと思います。
大手企業に就職すれば、誰かに勤務先を話した時に「すごいね!」と言われて、誇らしい気持ちになることもあるでしょう。
でも、そんな気分になるのはそのほんのひと時に過ぎません。
大切なのは、その時間より何倍も多い大部分の時間を、あなたが気持ちよく、納得して過ごせるかではないでしょうか。
結局のところ、自分にとっての「良い会社」でなければ、たとえ大手企業に入社したとしても「思っていた会社と違った」と短期離職に繋がってしまうこともあるのです。
大手企業でなくても、優れた企業はたくさんありますし、あなたが知らないだけで、ある業界では有名な企業もあるはずです。
もちろん、大手企業を目指すも目指さないも個人の自由です。
ただ、「大手内定=勝ち組」とは一概には言えないこと、いばらの道を選ばなくとも、理想の就職先が見つかることもある、ということも覚えておいていただきたいと思います。
上記の記事では、新卒で大手企業に入社しするも、3ヶ月で短期離職し、その後半年間も転職活動することになった方の体験談をご紹介しています。
是非チェックしてみてくださいね。
まとめ:内定を獲得したい人はプロに相談
大手企業の内定を勝ち取る人の特徴としては、
- 学歴・スキルの高い人
- 行動力のある人
- 企業ごとにしっかり準備をしている人
- 戦略的な就活を行っている人
- 自分の能力・アピールポイントを把握している人
などが挙げられ、彼らは1人で大手企業の内定を何社も獲得することもあります。
また、彼らの面接時の「話し方」には、
- 話に矛盾がなく、一貫性がある
- 他者と差別化できる
- 情熱がある
といった特徴も見られ、いわゆる「就活優等生」でない人であっても、真似できることは多くあります。
しかし、結局のところ、大手企業や自分の入社したい企業に入社するためには、日頃から、そしてできるだけ早い段階からそれなりの努力が必要です。
特に面接のテクニックについては、一朝一夕で身に付くものではなく、何度も練習を重ねなければ上達は望めません。
逆に言えば、面接は何度も練習を重ねれば誰でも上達するものでもあります。
とはいえ、一人で行う面接練習は
- そもそもやっている練習が正しいのかわからない
- 上達しているのか客観的な判断ができない
- 良い部分や弱点がわからない
など、問題も多いもの。
そこで活用してほしいのが、私たちUZUZのような就活エージェントの就活サポートです。
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