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既卒者だと正社員は無理!?非正規にならないための秘訣は?

既卒が正社員に就職する方法

既卒者だと正社員は難しいという話が話題に上ることもあります。では、実際のところはどうなのでしょうか?ここでは、既卒者が正社員採用を勝ち取るための方法を中心に記載しています。

既卒だと正社員採用は無理なのか?

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既卒者の正社員採用が難しいと言われる背景には日本の採用システムの問題があります。他の企業で働いたことが無い、まっさらな状態の学生を一括で採用して、自分の企業に合った人材に養成していくというシステム。いわゆる新卒一括採用システムを多くの企業が取っているからです。

このシステムから漏れてしまう既卒者が正社員採用において不利になるのは確かです。特に一部上場企業のような大企業に関しては、その傾向が強いと言えるでしょう。ですが、既卒者でも、現状を理解して正しい就職活動をすれば正社員採用の道も十分にあります。

非正規雇用のリスク

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近年、日本の雇用状況における最も大きな変化は非正規雇用の増加です。非正規雇用にはアルバイト、パート、派遣社員、契約社員、嘱託、等々、様々な名称があります。これらの雇用形態で働く場合、いずれにしても企業の中核を担う正規の雇用ではなく、補助的な役割を果たす非正規雇用という点では共通しています。

非正規雇用の特徴は?

非正規雇用の特徴は正社員と比べた場合、労働条件が圧倒的に悪いことです。ほとんど正社員と同じ仕事をしていても、給料は正社員の半分とか、3分の1というケースもあります。

給料だけではなく、昇給、昇進、ボーナス、年休、退職金など、あらゆる面にわたって正社員と差があるのが普通です。悪い条件で頑張っているにも関わらず、会社の評価は低く、評価対象にすらなっていないケースもあります。

社内評価だけでなく、一般社会における評価も極端に低くなります。フリーターで何年頑張っても、なかなか職歴とはみなされません。こうした社会的評価の低さが転職を困難にします。

一度、非正規雇用になってしまうと、なかなか正規雇用に復活できない原因はここにあると言えるでしょう。職業人としての将来展望が描けず、絶望的な中で働き続けているケースもあります。つまり、非正規雇用には大きなリスクがあると言えるのです。

正社員に採用されない既卒者の特徴

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こうした現状の中、なんとか正社員採用を目指したいという既卒者の方もいるでしょう。

では正社員に採用されない人はどんな特徴があるのでしょうか?大きく分けると、応募する企業の採用条件に合わない場合と、人物に問題がある場合の二つに分けられます。

応募する企業の採用条件に合わない

企業にとって人材確保は経営上、非常に重要なものです。ですから、それぞれの企業が採用条件を持っています。それをクリアーしないと採用は難しいのです。採用条件が合わないケースとしては以下のものがあります。

採用条件に合わない例

  • 年齢が合わない
  • 性別が合わない
  • 学歴が合わない
  • 必要な資格を持たない
  • 求める経験、スキルが合わない
  • 本人の求める条件が高すぎる(給料等)
  • 勤務日、時間など、企業の求める条件に合わない
  • 転勤などに対応できない

人物に問題がある

企業の採用条件、云々以前に人物に問題があると思われるケースもあります。人物に問題ありと思われてしまうと採用されることは難しいでしょう。そうした例としては以下のようなものがあります。

人物に問題があると思われる例

  • きちんとした会話ができないなどコミュニケーション能力に問題がある
  • 敬語が使えない
  • 態度が悪い
  • 外見が不潔
  • 髪の毛の色、服装など、場所をわきまえていない
  • 素行の悪さが見られる(女性好き、ギャンブル、酒、等)
  • 人間関係でトラブルを起こす可能性がある
  • 仕事に対する積極性にかける
  • 転職回数が多い
  • 無職期間が長い

既卒者が正社員採用を勝ち取る方法!

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上記の正規採用されない人の特徴のうち、応募する企業の採用条件に合わない場合、自分に合う企業に志望先を変えるだけで正規採用の可能性が高まります。

例えば、大手企業狙いで決まらない人は、視野を広げて中小企業にも目を向けることが重要です。

資格や経験が無いと正規採用が難しい場合は、資格を取得するために勉強する、経験を得るために敢えて非正規で働くという選択肢もあり得ます。それとも、その仕事自体をあきらめて、自分のスキルに合った仕事を見つけることにシフトするのも良いでしょう。

人物に問題があるとされる場合は、生活を含めて一つ一つ見直していくことが必要です。これは自分を変えるという強い決意がないとできません。今後の人生をより良い方向にするためには、思い切った自己変革をしないといけないかもしれません。

正規雇用獲得のための就職活動の量

誰もが欲しがるような人材であれば、すぐにでも採用が決まるでしょうが、そうでないなら、とにかく就職活動の量が重要です。つまり、多くの企業に応募することが不可欠です。不採用が続くと心が折れがちです。ですが、それを気にせず、とにかく頑張りぬくことが大切です。就活の成功は活動量に比例するものです。

いろんな方法で求人を探す

応募先の企業を探すには、ハローワークなどの公的機関をはじめ、昔からある新聞の求人広告や求人チラシ、そしてインターネットの転職サイトなどあらゆるものを利用しましょう。

非正規雇用で働くときの心がけ

就職活動が上手くいかずに、ズルズルと無職の期間が長くなることがあります。しかし、これは避けるべきです。収入が無くなり、生活も大変になりますし、企業側も無職期間が長い人は採用対象から外す可能性があるからです。

そのため、やむなく非正規雇用で働くという選択をする人もいるでしょう。その場合、重要なことは正規雇用につながる可能性がある勤務先を選ぶということです。

アルバイトから正社員になれる可能性がある会社、派遣の場合なら正社員になれる紹介予定派遣を選ぶということです。また、非正規でスキルをつけることで、正社員への就職活動にプラスになる勤め先を選ぶのもその一つです。

いきなりの就活に対して敷居が高い場合

無職期間が長かったり、ニート、引きこもりなどですぐに社会復帰が難しいという方もいるでしょう。その場合は、いきなり就活を始めるより、公的機関や民間において、若者などの就労支援を行っているところがあります。先ずはそうした機関を訪ねるほうが良いでしょう。

まとめ

以上、正社員を目指す既卒者に関する問題を述べてきました。特に正社員採用されない人の特徴に当てはまった人は要注意。就活成功のためにはその点を改善するように努力しましょう。

一生非正規雇用ということにならないようにすることが大切。そのためには、正社員採用を勝ち取る方法を参考にして、積極的に就職活動をすることが重要です。

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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