もくじ
テーマパークの代表とも言える東京ディズニーシーは、2001年9月4日にオープンし、2021年には開園20週年を迎えます。
入園料の値上げがあっても客足が途絶えることなく、新しいアトラクションも建設するなど勢いを増していますが、その人気の秘密はなんだと思いますか?
日本全国には多くのレジャー施設が存在しますが、今回はテーマパーク業界で働く魅力について探っていきたいと思います。
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レジャー・テーマパークの歴史
テーマパークと聞いて、多くの人が東京ディズニーリゾートのような大規模なスポットをイメージするのではないでしょうか。
しかし、日本全国にはさまざまな施設が存在します。
このテーマパークはいつから多く建設されたのでしょうか?
それは、日本がバブル景気まっ只中の1987年に「総合保養地域整備法」という法律が制定されたのがきっかけなのです。
これは全国各地にテーマパークを増やすという目的で作られたもので、バブル景気も後押しして、全国に多くのスポットが建設されました。
最初はもてはやされましたが、顧客のニーズに応えることができない施設は次々に民事再生法の適応を行い、閉鎖していったという経緯もあります。
レジャー施設は遊園地などを代表とする施設は認知度が高いですが、博物館や美術館、テーマパークなど実は幅が広いという特徴もあります。
それぞれに得意な分野やウィークポイントなどがありますが、今回はテーマパーク全体の課題や魅力について見ていきたいと思います。
社会情勢の影響を受けやすい
まずはテーマパークが抱える課題について、みなさんはどのようなものがあると思いますか。
お客さんがいてこそ成り立つ商売なだけに、魅力的な施設を作らなければ当然利用から売上にはつながりません。
東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドグループや、ハリウッドの世界観を表現したUSJを手掛ける株式会社ユー・エス・ジェイなど、大規模なテーマパークの他に、地域に密着したレジャー施設など、運営形態は多様化しています。
しかし、どのレジャー業界でも共通していえることは、震災や感染症拡大の影響を受け、イベントの自粛や、来場を控える風潮など、経済の影響を受けやすいという特徴があります。
来場者数が減れば当然売上にも影響を及ぼしてしまいますし、かといって被災された方々のことや感染拡大の防止などを考えると自粛せざるを得ないというのが難しい部分かも知れません。
では経済の煽りを受けずに安定的に運営するにはどうしたらいいのでしょうか。
外国人観光客からの存在
日本の景気や経済の影響を受けやすい業界ですが、日本政府は訪日外国人の目標を2020年は4000万人、2030年は6000万人という目標を掲げました。
海外からのお客様に日本でお金を使ってもらい、経済を活性化させる目的なので、最近では海外からの観光客を多く目にするのではないでしょうか。
観光客は日本の震災などは関係なく、観光を目的として来日していますから、来日する数が増え、注目度が上がれば上がるほど売上に繋がるチャンスになります。
観光客は日本の歴史や風情を楽しむのはもちろん、技術面でも刺激を求めています。
その外国人観光客に注目され支持を獲得することができれば、大きな収益につながるのです。
外国人観光客の受け入れが4000万人から6000万人という大きな目標があるので、一人でも多くの外国人から支持を得られれば、それが連鎖的に広がり、売上として大きく貢献されるのではないでしょうか。
しかし、外国人を取り込むためには内容の充実はもちろん、日本特有のサービスの提供というソフト面の他に、外国語表記の案内板などのハード面の整備なども必要になってきます。
日本の消費者を取り込む体制から、世界に受け入れられる施設整備と規模が大きければ大きいほど夢は広がりますよね。
「レジャー・テーマパーク」業界では消費ニーズを読み解く力が求められる
レジャー施設は、作ってそのままでは消費者に飽きられてしまいます。
そしてニーズに合わせて多様化しなければ当然競争には勝てない厳しい業界の一つです。
少子高齢化社会が問題視されていますが、どこの世代をターゲットにし、課題の解決やニーズの達成につながる新しい価値を見出し、それを形として表現し提供していく力が求められるのです。
ある意味ターゲットを絞り込めていないと、的確な施設と運営にはつながらないかもしれません。
そのためには、アトラクションや、コンセプトにストーリー性、そしてキャラクター化や、物販の販売など、展開できる事業の幅も広いという特徴もあります。
これらを網羅できれば口コミという大きな宣伝効果にサポートされながら、発展することも可能になります。
常に時代の流れや動向を見ながら修正し、それを具現化していく仕事は大きなやりがいにつながるのではないでしょうか。
「レジャー・テーマパーク」業界を盛り上げるキーワードは”食”にあり
体験型のテーマパークや、参加型、鑑賞型などさまざまな形態がありますが、どの分野でも消費者が楽しめる運営をするのは鉄則の一つ。
しかし、その中でも特に反応が良く、集客や売上に貢献できるのが「食」です。
絶叫系は不得意があるのに対して、食というキーワードがあれば、食事を通しておじいちゃんやおばあちゃんとも一緒に楽しむことができますよね。
横浜にあるカップヌードルミュージアムはカップラーメンの歴史を学びつつ、オリジナルのカップヌードルが作れるなど、何度行っても楽しめる人気スポットとして注目を集めています。
新しい食の提案や、演出方法を工夫すれば、注目度も上がり、多くの人が楽しめる施設に発展するのではないでしょうか。
夢と癒しを提供する仕事
テーマパークにはさまざまな可能性が秘められており、チームで協力し、長い年月をかけて作り上げてこそ、お客様の喜んでくれる笑顔がやりがいにつながります。
子どもの頃に家族と楽しんだ思い出は一生の宝物につながります。
多くの人に幸せを提供してみたいと思った人は、ぜひテーマパーク業界をもっと知り、自分にできることを模索してみてはいかがでしょうか。
まとめ
夢や希望がたくさん詰まったレジャー・テーマパーク業界。
経済の煽りは受けるものの、顧客のターゲットは日本から世界へと広がりを見せています。
今までになかったものを形にして、世界レベルで注目される可能性も秘めている業界といっても過言ではありません。
多くの人に幸せな時間を提供できる素晴らしい業種の一つといえるかもしれませんね。
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