もくじ
未経験からでも挑戦できるのかな?
未経験でも就職できる方法について解説します!
人気の職種、Webマーケター。
もちろん向いている人もいますが、未経験でいきなりWebマーケティング業務を行うのは「大変」と感じる人が多いでしょう。
本記事は実際のWebマーケティングの現場のリアルな情報をお伝えしていきます。
- Webマーケターの仕事内容
- Webマーケターのやりがいや辛さ
- Webマーケターに向いている人
- Webマーケターの年収とキャリアパス・おすすめの資格
- 未経験からWebマーケターになる方法
「未経験からWebマーケターになりたい」という人の参考になれば幸いです。
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Webマーケティングとは?
Webマーケティングはどんな仕事をしているのでしょうか。
マーケティングの基本は、以下3つを考えるところから始まります。
- 誰に
- どのような価値を
- どうやって提供するか
これらマーケティングを実行する手段として、自社サイト・Web広告・SNSなどのWeb媒体を用いる場合を「Webマーケティング」といいます。
Webマーケティングは、よく「営業」や「販売」と混同されることが多いのですが、実際は全くの別物です。
マーケティングは「いかに売り込むか」ではありません。
「売り込みをしなくても商品やサービスが売れる仕組み作り」というのがマーケティングの基本的な考え方なので、押さえておきましょう。
Webマーケティングの主な仕事内容
Webマーケティングの仕事内容を、もう少し具体的に説明します。
上記の画像にもある通り「Web広告やSNSなどから自社サイトに集客し、購入につなげること」がWebマーケターの役割です。
- サイトに人を集めるには、どうしたらいいか
- 商品やサービスに興味を持ってもらうには、どう伝えるのが効果的か
- ストレスなくサイトを利用してもらうには、どのような工夫が必要か
Webマーケターはこれらを真剣に考え、試行錯誤を繰り返します。
そして、主に以下5つのWeb媒体を運用します。
手段 | 目的 |
---|---|
Web広告 | 認知度を上げる |
SNS | 認知度を上げ、ファンになってもらう |
ランディングページ | サイトの入口となるページで、商品やサービスに興味を持ってもらう |
ブログ | サイト内の情報を充実させて、人を集める |
メルマガやLINE公式 | すでに興味を持っている見込み顧客に、購入もしくはより濃いファンになってもらう |
これらの施策を試した後は「アクセス解析」といって、サイトに何名の人が訪れ、どういったきっかけで来ているかを分析します。
ただし、どの業務を担当するかは企業によって大きく異なるので、Webマーケティング会社に就職したい場合は、企業ごとの仕事内容を調べておきましょう。
Webマーケターの求人倍率や平均残業時間といった働き方について、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ぜひ合わせてご覧ください。
なぜ今、Webマーケティングなのか?
未経験者、第二新卒が挑戦する職種として、Webマーケティングはおすすめです。
インターネット広告が広まり需要が増加している
インターネットは今や、私たちの生活に欠かせないものになりました。
パソコンやスマートフォンからインターネットを閲覧した時に、数多くの広告が目に入ると思います。
まずは、インターネット広告の市場規模をデータで確認してみましょう。
総務省発表の「令和5年版データ通信白書」によると、広告業界において、インターネット広告が他の媒体を抑えて飛躍的に市場規模を伸ばしている現状が分かります。
【日本の媒体別広告費の推移】 (単位:億円)
新聞 | 雑誌 | ラジオ | テレビ | インターネット | プロモーションメディア | 合計 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2018年 | 4,784 | 1,841 | 1,278 | 19,123 | 17,589 | 20,685 | 65,300 |
2019年 | 4,547 | 1,675 | 1,260 | 18,612 | 21,048 | 22,239 | 69,381 |
2020年 | 3,688 | 1,223 | 1,066 | 16,559 | 22,290 | 16,768 | 61,594 |
2021年 | 3,815 | 1,224 | 1,106 | 18,393 | 27,052 | 16,408 | 67,998 |
2022年 | 3,697 | 1,140 | 1,129 | 18,019 | 30,912 | 16,124 | 71,021 |
参考:総務省「令和5年版データ通信白書第2部第3節日本の媒体別広告費の推移」図表4-3-2-8
まず、2019年の段階で、テレビ媒体を追い抜いています。
そこから順調に数字を伸ばし、2022年においては全媒体を通じて最高額となり、市場全体の43.5%もの割合を占めるに至りました。
今や、テレビやラジオ、新聞や雑誌もインターネットを介して、視聴・購読する時代です。
この傾向はますます加速していくでしょう。
専門人材が不足している
インターネット関連の業界は急速な需要の伸びから、圧倒的に人材が不足しています。
もちろん、Webマーケターも例外ではありません。
- 現場でデジタルマーケティングを担える人材に不足を感じている企業は77.1%
- デジタルマーケティングをリードするリーダー人材に不足を感じている企業は79.1%
参考:アジェンダノート「マーケティング組織の組織づくり・人材育成に関する調査」
実に、8割程度の企業でWebマーケティングの担い手が不足している現状が垣間見えてきます。
これまで、Webマーケティングの専門人材を採用してこなかったことや、社内の教育体制が未整備であることが原因なのでしょう。
今後、各企業は専門人材の獲得や、育成に力を入れていくことが予想されるため、Webマーケターは未経験でも狙い目の仕事なのです。
未経験・第二新卒可の求人も多い
大手求人検索サイトで「Webマーケティング 未経験」で検索すると10万件以上の求人がヒットします。
「Webマーケティング 第二新卒」で検索しても、かなりの数の求人があるようです。
市場の急拡大と専門人材の不足から、未経験人材を採用し育成しようとする気運が高まってることの現れではないでしょうか。
意欲と吸収力がある若手人材は、それだけでも魅力的に映るはずです。
こうした求人に積極的に応募していけば、未経験の第二新卒にも十分にチャンスがあります。
教育体制の整備を進める企業も増えてくることが予想されるため、じっくりと育ててもらえる環境で仕事ができるかもしれません。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
Web関連の職種は今や『安定した職業』
私たちの暮らしにインターネットは欠かせないものになっています。
一昔前なら「Web関連の仕事をしている」「Webマーケターをしている」と言うと「なんだか怪しい」「将来性がなさそう」などと言われていたこともあります。しかし、今では全くそのようなことはなく、むしろ将来性がある職業として考えられているといえるのです。
IT業界は右肩上がりで伸び続けており、仕事がなくなることは当面ないと言い切れるでしょう。
次に、働きやすい環境が整った企業が多いことが挙げられます。
他の職種と比べて給与が高く、リモートワーク推進の企業も多数。
プライベートや家庭を大切にしながら働き続けることができます。
このように、今後を見据えた時に、Web関連のスキルを身に付けておくのをおすすめできるのです。
Webマーケティングのやりがいや辛いところ
一見地味な作業も多い、Webマーケティング。
しかし実はやりがいも大きい仕事です。
Webマーケティングのやりがい
Webマーケティングは、以下の場面で大きなやりがいを感じられます。
- 数字ではっきりと成果が分かった時
- メディア制作など、チームで1つのものを作り上げた時
- Web全般の知識が身につき、成長を実感できた時
- 若手でも、大きな仕事を任された時
それぞれのやりがいについて、詳しく解説していきます。
1.数字ではっきりと成果が分かる
Webマーケティングは、ほとんどの成果が数字で判断でき、効果の有無が分かりやすいことが大きな特徴です。
自分の行った施策により効果が出た時は、非常に大きな達成感を味わえます。
2.チームで1つの企画に取り組む達成感がある
やりがいを感じられるのは、結果が出た時だけではありません。
Webマーケティングの仕事は、チームで1つのメディア制作に関わることも多く、制作物が完成した際は大きな達成感を得られます。
Webマーケターが連携するのは、以下の人たちです。
- ディレクター:プロジェクト全体の進行・管理
- エンジニア:機能面の整備
- デザイナー:デザインの制作
- ライター:コンテンツ(情報)の作成
- カメラマン:写真撮影・編集
そのため、Webマーケターも「チームプレーのできる人」が求められます。
3.成長を実感しやすい
勉強熱心な人は成長を実感しやすく、大きなやりがいを味わえます。
Webマーケティング業界は日々新しい情報がアップデートされていくので、新しいもの好きな人は、無理なく勉強を続けていけるでしょう。
新しい知識やスキルを持っていることは大きな差別化になり、成長も実感しやすいです。
4.若手でも出世しやすい
Webマーケティング業界で働いているのは若い人が多く、能力を見込まれれば若くても出世したり、大きな仕事を任せてもらえます。
中には、入社5年目でマネージャーのような管理職になったり、30代で役員になる人もいます。
「若手でも実力次第で出世しやすい」という点は、やりがいを感じられる人も多いのではないでしょうか?
Webマーケティングの辛いところ4選
一方で、Webマーケティングの仕事は、以下の辛い面があります。
- 数字で結果を求められる
- 根気が必要
- お客さんの顔が直接見れない
- 常に学び続ける必要がある
それぞれの内容を詳しく解説していきます。
1.数字で結果を求められる
先ほど、やりがいのところで「数字ではっきり成果が分かる」と説明しましたが、反対に結果が出ていない時もはっきり分かってしまいます。
当然、クライアントからは数字による結果を求められるので、結果が出ていない時のプレッシャーは非常に大きいです。
特に入社してすぐの頃は結果が出ないことも多く、気持ち的にしんどい日々が続くかもしれません。
2.根気が必要
結果が出るまでに時間がかかる点も、Webマーケティングの大変な一面といえるでしょう。
それに加え、いつ結果が出るのかも分かりません。
結果が出るまでは、ひたすら「リサーチ」→「計画」→「施策」→「分析」の繰り返しで、非常に根気のいる仕事です。
3.お客さんの顔が直接見れない
数字で成果が現れ、クライアント(企業)からは感謝されたとしても、最終的なユーザー(お客さん)の反応は分かりません。
そのため、結果的にお客さんのためになっているのか分かりづらく「やりがいがない」と感じる人もいます。
4.常に学び続ける必要がある
Webマーケティングは必要なスキルが多い上に、次々と新しいサービスや技術が誕生します。
つまり、継続的に勉強していける人でないと、生き残れない業界です。
学び続ける気持ちがない人には、おすすめできません。
Webマーケターに向いている人の4つの特徴
先ほど紹介した、Webマーケティングのやりがいや辛いところをまとめると、Webマーケターに向いているのは「以下4つの特徴に当てはまる人」です。
- 数字や分析が得意
- 相手の気持ちを汲み取れる
- 新しい情報のインプットが苦ではない
- マルチタスクが苦手でない
それぞれの理由を詳しく解説していきます。
1.数字や分析が得意
数字や分析が得意な人は、Webマーケターに向いています。
Webマーケティングはあらゆる結果が数字で出るため、数字を論理的・客観的に分析し、改善につなげることが必要です。
反対に「数字と向き合うこと」にストレスを感じる人は、しんどい仕事と思うことが多いでしょう。
2.相手の気持ちを汲み取れる
ここでいう「相手」とは、ユーザー(顧客)とチームメンバーの両方です。
まず顧客に対しては「このページや文章を見て、商品やサービスに興味を持てるか?」を常に考えることが必要です。
画面越しで顧客の表情が見えない分、より相手の気持ちを推測する力が求められます。
また、Webマーケティングに「淡々と作業をこなすイメージ」を持っている人もいますが、実際の企業ではチームで1つの仕事に取り組みます。
そのため、いかに「一緒に仕事のしやすい人」になれるかも大事です。
反対に、Webマーケティング自体の能力が高くても、コミュニケーションに問題があれば一緒に仕事をしたいと思われず、評価もされません。
相手の気持ちを汲み取れる人は、Webマーケターとして活躍できます。
3.新しい情報やトレンドが好き
新しい情報を積極的に取り入れていける人は、Webマーケターに向いています。
特にSEO対策はルールが日々変化しており、2〜3か月前の常識が通じないこともよくあります。
「検索上位にあったはずのサイトが、いつの間にか圏外に飛ばされていた…」という事態も珍しくありません。
クライアントに結果を出し続けられるWebマーケターは、例外なく勉強熱心です。
SEO対策だけでなく、携わる業界のトレンドや今流行しているものに対しアンテナをはっておける人は重宝されます。
常に新しい情報を取り入れ、頭の中も最新の知識にアップデートできる人は、Webマーケターに向いているでしょう。
4.マルチタスクが得意
Webマーケティングの仕事範囲は幅広いため、マルチタスクの得意な人に向いています。
- アイデア出しや企画
- 計画
- 仮説検証
- データ分析
- 仲間に相談
- クライアントに報告
これらの仕事のうち「どれを優先すべきか」を考えながらの行動が必要です。
柔軟性があり、マルチタスクの得意な人はWebマーケターとして活躍できる可能性が高いでしょう。
Webマーケターの年収とキャリアパス
あと、年収はどれくらいなのかな?
厚生労働省の職業情報提供サイト「jobtag」によると、Webマーケターが属する職業分類「企画・調査事務員」の平均年収は以下の通りです。
【職業分類(企画・調査事務員)】 (単位:万円)
引用:厚生労働省「職業情報提供サイトjobtag(Webマーケター)」
年代 平均年収 20~24歳 351.1 25~29歳 460.9 30~34歳 574.2 35~39歳 677.2 40~44歳 681.3 45~49歳 753.7 50~54歳 738.7 55~59歳 792.5 60~64歳 551.0
30代以降は役職に就く人も多く、キャリアアップによって年収も上がっていきます。
Webマーケターの経験を積んでいくと、大きく以下3つのキャリアパス(道筋)に分かれます。
- PL・PM(プロジェクトリーダー/マネージャー)
- Webディレクター
- コンサル(フリーランス)
以下、それぞれの働き方について解説していきます。
PL・PM(プロジェクトリーダー/マネージャー)
プロジェクトリーダー(以下「PL」)やプロジェクトマネージャー(以下「PM」)は、自社のWeb媒体全般の管理を行い、担当する商品・サービスの売上を伸ばす仕事です。
社内の人材を駆使して「誰が」「いつまでに」「何をするのか」の計画を決めて、Web媒体を運営していきます。
今は全ての業界でWebサイト・Web広告・SNSを活用しており、PLやPMは多くの企業で求められる存在です。
平均年収は20代で約450万円、30代で約600万円と高めですが、これまでに豊富な実績がないと就けないポジションなので、キャリアアップした先に初めてできる仕事といえるでしょう。
Webディレクター
Webディレクターとは「Webサイト制作全体における管理者」を指し、以下3つの手順で仕事を進めます。
- クライアントの意向をヒアリングし、サイト全体の構成を考える
- ライター・デザイナー等の担当者に仕事を割り振る
- 各担当者の進捗を確認する
クライアントの意向を聞き取って反映する「コミュニケーション能力」と、チームメンバーがスムーズに仕事をできるように調整する「スケジュール管理能力」が求められます。
平均年収は20代で約450万円、30代で約600万円です。
WebディレクターはWeb制作の中で最も上流工程に位置し、必要となる知識やスキルも多い分、年収も高めに設定されています。
コンサル(フリーランス)
こちらはフリーランスのWebコンサルタントとして働く場合を説明します。
Webコンサルタントとは、クライアントが所有するWeb媒体全般をどう活かすかを総合的にアドバイス・サポートしていく仕事です。
- ツール(手段とするWeb媒体)を選ぶ
- どのようなコンテンツを作成するか
- どういった経路で商品やサービスを購入してもらうか
- 予算をヒアリングし、どの作業を外注化するか
これらをトータルでアドバイスするため、膨大な知識量と情報収集・分析力が求められます。
平均年収は700万円くらいですが、フリーランスの場合は年収1000万円以上の人もいれば、生活が成り立たない人まで様々です。
最近は副業ブームが到来していることもあり、未経験から副業でWebマーケティングに挑戦する人がいますが、あまりおすすめできません。
専門的スキルが身につくまでに時間がかかるため、ほとんどの人が挫折しているのが現状です。
未経験でWebマーケティングの仕事をしたい人は、まずは本業として就職し、しっかり時間をかけて学ぶことをおすすめします。
Webマーケターになるために必要なスキル・資格
ただし、未経験から就職を目指すなら、以下の資格を持っておくと履歴書や面接で意欲をアピールできて有利でしょう。
- Webアナリスト検定
- Web検定
- ネットマーケティング検定
- マーケティング・ビジネス実務検定
- IMA(Internet Marketing Analyst)検定
- ウェブ解析士
- 統計検定
- Google AdWords認定資格
どれもWebマーケティング業務に活かせる資格なので「少しでも有利に就活を進めたい」という人は、1度これらの資格を調べてみてください。
その中でも特におすすめな資格は「Webアナリスト検定」「Web検定」「ネットマーケティング検定」「マーケティング・ビジネス実務検定」です。
基本的な知識
Webマーケティングの基礎知識を身につけるには、まず以下の概要を押さえましょう。
- Webマーケティングとは
- Webマーケティングの構造
- SEOや検索エンジン最適化
- アフィリエイト
- SNSマーケティング
Webマーケティングは業務内容が幅が広いため、何かに特化した資格やスキルを取得するというよりは、全体像を掴むことが大切です。
全体像を掴んだら、次はWebマーケティングの最も基本となる「Webサイト」と「SNS」を活用することを目指しましょう。
マーケティングは、WebサイトやSNSを使って以下の4ステップを実現することです。
- ゴールを明確にする(売上20%アップなど)
- ターゲット(誰に売るか)を決める
- 購買プロセス(どういった流れで売るか)を決める
- 行動計画(いつまでに何をするか)を決める
Webマーケティングは初心者向けの本もたくさん出ているので、1度本屋で「無理なく読めそうな基礎教材」を探してみてください。
また、勉強をすることも大切ですが、同時に学んだことをアウトプットするのも大切です。
最初はWebサイト内でブログ記事を書いたり、SNSの投稿をしてみて、マーケティングの感覚を掴んでいきましょう。
おすすめの資格4選
先ほども紹介したように、未経験からWebマーケターを目指すなら、おすすめの資格は以下の4つです。
- Webアナリスト検定
- Web検定
- ネットマーケティング検定
- マーケティング・ビジネス実務検定
以下、それぞれどのような資格なのかを解説していきます。
おすすめの資格1「Webアナリスト検定」
Webアナリスト検定は、Webアナリストとして活躍するための知識・スキルを測る一般社団法人日本Web協会(JWA)認定の資格制度。
アクセス解析や市場の動向を押さえるのに役立つ資格です。
例えば、アクセス解析に役立つ「Google Analytics」というツールがありますが、Webマーケティングを全く知らない人がデータを見ても、おそらく何も分かりません。
Webアナリスト検定では、このGoogle Analyticsの使い方を学び、データを正確に読み取って判断する力が身につきます。
5時間/1日で集中的に学ぶことができるのも魅力のひとつです。
おすすめの資格2「Web検定」
Web検定には以下の4つの資格があります。
- Web検定 Webリテラシー
- Web検定 Webデザイナー
- Web検定 Webディレクター
- Web検定 Webプロデューサー
それぞれ取得後2年ごとに更新の必要がありますが、進歩の早いWebの仕事は、常にスキルをアップデートする必要があるためでしょう。
なかでも「Web検定 Webリテラシー」は、Webに関わる仕事をする人全ての共通言語のようなもので、Web関係全般の知識や技術をカバーした内容です。
仕事でWebを活用する際に必要なリテラシーを身につけることができます。
その他3つの資格は、それぞれの役割で活かせる専門スキルの習得度合いを測るものとなっいます。
おすすめの資格3「ネットマーケティング検定」
ネットマーケティング検定は、Webサイトを活用したマーケティングの実務が学べる資格です。
Webマーケティングの基本は「Webサイトを活用すること」なので、十分な基礎知識が身につきます。
Webマーケティングの特性など基本的なことから、広告やWebサイトの構成・リサーチ・関連法規まで、網羅的に学習できるのが魅力。
また、現代のネットマーケティング事情についても理解できるので、Webマーケターとして働く際には大きな強みとなるでしょう。
テキストや問題集の学習で十分に合格を目指せるため、未経験者にも挑戦しやすい資格といえます。
おすすめの資格4「マーケティング・ビジネス実務検定」
マーケティング・ビジネス実務検定は、仕事に役立つ全般的な知識が得られる検定です。
特定の業種・業界にとらわれない幅広い共通のマーケティング知識を学ぶことができるので、応募したい業界や企業が決まっていない人もこちらを勉強しておくと役立ちます。
Webマーケティングに限らず「マーケティング全般の基礎」を身につけたい人におすすめです。
未経験第二新卒からWebマーケターになる方法
未経験者歓迎の求人は中小企業がほとんどで、大手企業は未経験者が応募してもまず受かりません。
一方中小企業の中には、未経験者歓迎の求人を出しているところがあります。
20代前半であれば、意欲と熱量をアピールし「これから一生懸命働いてくれそう!」と思われれば、採用してもらえる企業も多いです。
しかし、20代後半になると「実績」や「行動」を評価されるようになり、未経験の業種・職種への転職が難しくなります。
- アピールに値する実績があるか
- 発言と行動がともなっているか
このあたりを厳しく問われると考えた方が良いでしょう。
そのため、未経験からWebマーケターを目指すなら、先ほど紹介した「Webマーケティング業務に活かせる資格」を取得するのがおすすめです。
実際に資格を取得していることで「合格に値する知識がある」「真剣にWebマーケティングを勉強している」ことをアピールできます。
目指す分野・種類を絞る
一言でWebマーケティングといっても、種類や分野は様々に細分化しており、それぞれ求められるスキルも違ってきます。
そのため、漠然とWebマーケターを目指したいというだけでは、努力のベクトルを絞りにくく就活も上手くいきません。
- Webサイト運用
- Web広告
- SEO
- SNSマーケティング
- コンテンツマーケティング
- メールマーケティング
- 動画マーケティング
ざっと、Webマーケティングの分野を羅列しても、これだけの種類が挙げられます。
通常、Webマーケティングはこれらを組み合わせて行われるものです。
したがって、自分の得意分野としたい種類を絞ってスキルを磨いた方が強みを出しやすいのです。
実務に活かせる資格を取得する
未経験の第二新卒には、当然Webマーケティングの実務経験はありません。
実務経験がない弱みを補ってくれるのが、Web関連の資格取得です。
少なくとも資格があれば、Web関連の素養があることの客観的な証明にもなりますし、熱意を持って勉強してきた証でもあります。
Webマーケティングの世界で生きていきたいという、熱意のアピールにもつなげられるでしょう。
提示できる実績(ポートフォリオ)を作る
趣味でも構わないので、個人で作成したWebサイトやブログ、SNSの運用実績などをポートフォリオとして提示するのも効果的です。
収益化を達成したWebサイトなど、ある程度の実績がともなっているものをおすすめします。
個人で立ち上げたサイトでも検索エンジンの上位表示や、SNSのフォロワー数などは、目に見える立派な成果として評価してもらえるはずです。
興味を持って勉強してきたことのアピールにつながるので、多少なりとも有利には働きます。
志望動機に説得力を持たせる
企業側は志望動機で応募者の意欲や人間性をはかり、自社に合う人材かどうかを判断するため、志望動機はとても大切なのです。
Webマーケティングという分野で働きたい理由が明確に伝わるように書きましょう。
未経験のうちは、マーケティングの重要性を感じたエピソードや志望したきっかけが書けると良いですね。
「なぜデジタルマーケティング業界を選んだのか」
「マーケティングの中でもどの領域に注力したいのか」
以上を具体的に書き、将来性をアピールします。
経験を交えるなどより具体性を出すことで、説得力も持たせられるでしょう。
NGなのは「未経験なので勉強したい」と書いてしまうこと。
スキルがなく即戦力にならないと思われ、受け身であることも懸念されてしまいます。
未経験歓迎の求人を狙う
未経験者歓迎の求人を探すなら、転職エージェントを活用するのがおすすめです。
転職エージェントとは、転職したい求職者と人材を採用したい企業の間に入り、お互いが満足できるよう転職支援を行うサービスです。
特に未経験業種・職種への転職を目指す場合、自分に合った求人を見極めるのは難しく感じるでしょう。
こんな時に転職エージェントを活用すれば、転職支援の専門家のサポートを受けながら転職活動を進められます。
こうしたサポートを受けながら、集中的に自分に合う求人を狙っていけば、就活の成功率も大きくアップします。
しかも無料で利用できるので、気軽に相談することも可能です。
私たちUZUZも「ウズキャリ」という転職エージェントを行っており、第二新卒の転職支援を得意としています。
そのため、未経験の転職実績も豊富にあり「未経験からWebマーケティングに挑戦したい」という人にも、相性の良いサービスといえるでしょう。
「自力で転職できるか不安」という人は、よろしければ活用を検討してみてください。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
自分が貢献できる領域を見つけるには
前述したように「マーケティング」と一口に言ってもその領域はとても広いです。
お客様に商品・サービスを選んでもらうまでの過程全般の活動がマーケティング。
つまり、プロモーション・販売促進からサポートまで、お客様の購買プロセス全体に関わる全ての活動がマーケティングなのです。
その中で、あなたはどの領域なら貢献できそうでしょうか。
これまでの学習経験やアルバイト経験、前職での経験などを洗い出し、興味のあることや誰かに褒められたこと、好きなことを考えてみましょう。
未経験であっても、ある程度自分が注力したい領域を選んでみることが大切です。
第二新卒からWebマーケターへの転職は前職の経験が強みとなる場合も!
特定の分野で販売や営業をした経験があれば、商品の魅力や顧客心理・動向を肌感覚をもってているものです。
インターネット上で品物やサービスを販売する場合、当然Webマーケティングの専門スキルも必要ですが、実際の消費者に商品やサービスを販売してきた経験則も重要です。
これまでの仕事で、ユーザーと接してきた経験があることは、第二新卒の強みとなるでしょう。
販売経験を活かせる分野・商品ジャンルに絞って求人を探していけば、前職の経験は立派な強みとして活かせます。
まとめ
Webマーケターは最近注目が集まる職種。
インターネット広告の広まりにより、常に新しい人材を求めています。
やりがいも多く、未経験者でも資格をとったり勉強したりすれば、Webマーケターの求人に応募することは十分可能です。
求人の探し方や志望動機の書き方にはコツがあるので、実績のある転職エージェントに登録し、キャリアアドバイザーの力を借りましょう。
UZUZが徹底サポート!