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女性の転職で意識したい!「大手」と「中小・ベンチャー」企業選びのポイント

転職する前にチェックしよう!大手企業、中小・ベンチャーで転職するならどっち?

大手企業で安定して働きたーーーい!

転職を考える女性の多くは“何となく”ネームバリューのある安定した大手企業にばかり目を向けてはいませんか?

実は「より幅広い仕事で活躍できる中小・ベンチャー企業」を選んだ方が、スキルが身につき将来の選択肢が広がる可能性もあるのです。

せっかく転職するのであれば、失敗は避けたいところ……。

そこで!

この記事では、女性として押さえておきたい「大手と中小・ベンチャーの企業選びのポイント」についてお伝えしていきます。

この記事でわかること
  • 「大手」と「中小・ベンチャー」の違い
  • 「大手」の特徴と向いている人
  • 「中小・ベンチャー」の特徴と向いている人

【女性向け解説】「大手」と「中小・ベンチャー」の違い

もやもやしている男性

 
ぶっちゃけ、大手と中小の違いってよく知らないんだよね。

大手と中小・ベンチャーの違いについて聞かれた時、即答できる人はなかなかいないもの。

それぞれ詳しく説明します。

大手企業とは?

日本には、「大手企業(大企業)」という明確な定義がありません。

その代わり「中小企業基本法」という法律があります。

そこに定められている“中小企業の規模を超えた企業”を大手企業(または大手、大企業など)と呼んでいます。

一般的に、大手の定義は以下の通り。

  • 資本金(または出資金の総額)が3億円以上で、従業員数が300人以上の製造業、建設業、運輸業その他の業種
  • 資本金(または出資金の総額)が1億円以上で、従業員数が100人以上の卸売業
  • 資本金(または出資金の総額)が5000万円以上で、従業員数が100人以上のサービス業
  • 資本金(または出資金の総額)が5000万円以上で、従業員数が50人以上の小売業

上記のように全ての大手企業に共通する基準はなく、業種によって資本金や従業員数の基準が変わります。

皆さんも転職先を考える際は、大手の基準は業種によって違うことを理解しておきましょう。

中小・ベンチャー企業

中小・ベンチャーの場合は、前述した通り「中小企業基本法」で定められ、その定義は以下のようになっています。

  • 資本金(または出資金の総額)が3億円以下で、従業員数が300人以下の製造業、建設業、運輸業その他の業種
  • 資本金(または出資金の総額)が1億円以下で、従業員数が100人以下の卸売業
  • 資本金(または出資金の総額)が5000万円以下で、従業員数が100人以下のサービス業
  • 資本金(または出資金の総額)が5000万円以下で、従業員数が50人以下の小売業

中小・ベンチャー企業の場合も、各業種によって資本金や従業員数で規模が変わります。

ちなみに、日本の企業は、の99.7%が中小企業

大手企業はほんの一握りしかないんです。

驚いている男性

 
えっ!大手企業ってそんなに少ないん!? 衝撃的!

それでは、次のトピックで具体的に大手と中小・ベンチャーの特徴をみていきましょう。

【女性向け解説】大手企業の特徴

まずは、大手企業の特徴から説明します。

大手企業の特徴
  • ネームバリューがある
  • 必ずではないにせよ、将来性が安定している
  • 福利厚生の充実している企業が多い
  • 社風や企業文化が確立されている

このように、やはり魅力的な特徴がたくさんありますよね。

大手企業のメリット

更にここから「やっぱり大手に入って良かった!」と思える5つのメリットをご紹介します。

すっきりしている男性

 
くぅ〜!どんどん大手企業に入りたくなってくるぞ!

大手のメリット1:社会的信用の高さ

「大手の〇〇社に勤めている」というと、世間からの信用度も高くなる傾向があります。

安定感や業績の良さ、社会的認知度などから良いイメージを持たれやすくなるからです。

大手のメリット2:給与面の良さ

大手の場合、同年代で比較すると給与やボーナスが他企業よりもやや高い傾向があります。

またそれだけでなく、各種手当や昇給制度などもある場合が多いです。

大手のメリット3:福利厚生が充実

大手では福利厚生が充実している企業が多く、社宅の整備や家賃補助、業務に必要な資格を取得するための支援制度があるところもあります。

大手のメリット4:労働時間が適切

従業員の労働時間について過度な労働にならないように社内でルールが設けられている企業も多いです。

ワークライフバランスがとりやすいといえます。

大手のメリット5:企業としての安定性の高さ

「この業界ならやっぱり大手の〇〇社」と言われるような企業に勤めていると、取引先との商談がスムーズに進んだり顧客からの信頼も得やすいもの。

その企業が長年に渡って積み上げてきた実績を顧客側も判断材料にするため、大手のネームバリューにより仕事が進めやすい場面もあります。

大手企業のデメリット

大手企業では色々なメリットがある一方、逆に「大手ならでは」のデメリットもあります。

疑問を感じている男性

 
本当にデメリットあるの?
もう大手企業には、魅力しか感じてないよ!

社風や企業文化が固定されがち

大手では、長年かけて作り上げられた独自の社風や企業文化が存在しています。

入社後に自分がその社風と合わないことが発覚しても、自分が企業にすり合わせる努力が必要です。

入社前に抱いていた企業のイメージと異なることも多々ありますので、そのギャップに驚く人もいるほど。

若手は大きな仕事を任せてもらえない

大手企業では、若手社員の裁量が乏しく、企画をしても決裁までにかなりの時間を要することがあります。

また、若手が大きな仕事を任せられるケースはほとんどないもの。

本来の業務ではない“社内の根回し”に労力を割く場合も少なくありません。

人事評価で納得できないことも

大手企業では、人事にかかわる評価や昇進などのキャリア基準を予め定めているところが大半です。

しかし大勢の従業員を抱えるような部署では、一人一人の実績が上司には見えにくく、必ずしも自分が納得できる評価をしてもらえない可能性も。

「仕事が評価され、若手がいきなり新プロジェクトのリーダーに抜擢!」なんて話は、ドラマや漫画の中だけのものなんです。

叫んでいる男性

 
なるほど……安定性はあるけど、年功序列の文化が根付いてるってことだね

大手企業に向いている女性のタイプ

大手企業ならではのメリットとデメリットについてお分りいただけたでしょうか。

それらを踏まえて、実際に大手に向く女性のタイプはこのような人です。

大手企業に向いている女性のタイプ
  • 待遇面や安定感を最優先の希望としている人
  • ビジネスマナーや社会人としての常識が身についている人
  • その会社の独自の社風に無理なく馴染める人
  • 多くの社内マニュアルや社内ルールも素直に学べる人

とはいえ、大手企業は「第二新卒」を対象とした求人は非常に少ないです。

なぜなら、

  • 新卒を大量採用する
  • 経験者でキャリアを積んだ人を対象に中途採用する

このような採用スタイルの企業が多いから。

「絶対に大手に入社したい!」という方は、中小企業やベンチャーで経験を積んでから「キャリア枠」としてチャレンジすることも視野にいれましょう。

【女性向け解説】中小・ベンチャー企業の特徴

続いて、中小・ベンチャー企業の特徴をお伝えします。

中小・ベンチャー企業の特徴
  • 仕事のスピードが早い
  • 大手では任せてもらえない仕事も経験できる
  • 経営陣との距離が近い

このように中小・ベンチャーならではの魅力があります。

中小・ベンチャー企業のメリット

中小・ベンチャーには大手とは違うメリットについて、詳しく説明しましょう。

ここでは主な5つをご紹介します。

すっきりしている男性

 
大手にはない魅力を教えてくれ〜〜〜!

幅広い仕事に携わることができる

中小・ベンチャーの場合、入社後から大きな仕事を任されたり判断を任されたりと実力を出すチャンスがあります。

裁量が大きく、若手でもやりがいを感じる機会が多いといえます。

スピード感のある仕事

アイデアが具体的な形になるまでの決裁や承認までの段階が少なく、企業全体がスピード感のある事業展開をする傾向があります。

企画したらすぐに事業になる醍醐味を味わえるかもしれません。

経営陣との距離が近い

従業員数が少ない分コミュニケーションがとりやすく、チームワークを重視した働きやすさをウリにしている企業も多いです。

何よりも経営陣との距離感が近く、社長と気軽に話しができる企業も少なくありません。

社風が斬新なところも多い

中小・ベンチャーでは、経営者の考え方がそのまま社風に反映されているところも多く、中には斬新な風土の企業もあります。

その社風に共感できる部分が多いと、入社後もより仕事への満足感が得られやすくなります。

チャレンジ精神が推奨される

従業員一人一人の力が最大に発揮されるために、より挑戦して前進しようという意識が高い傾向があります。

若手のチャレンジ精神も歓迎され、成長を後押ししてくれる可能性があります。

中小・ベンチャー企業のデメリット

中小・ベンチャーにもメリットがある一方、デメリットがあります。

驚いている男性

 
正直、中小・ベンチャー企業も良いなって思ってる自分がいる

給与面では大手にはかなわない企業も

日本の企業の99.7%が中小企業やベンチャー企業になるため単純な企業数での比較はできませんが、給与を同業種の大手と比較すると少々低くなる傾向はあります。

また、業績がボーナスや昇給にもダイレクトに反映されるため、万一業績が悪化するとボーナスがカットされることもあります。

安定性・将来性が大手に劣る

中小・ベンチャーの場合、10年後20年後もその企業が安定して存続しているかはわかりません。

そのため、どうしても将来の安定性は低くなってしまいます。

アットホームゆえの人間関係の悩み

社員同士の距離感が近いことはメリットでお伝えしました。

しかし社員で馬が合わない人がいる場合、企業の規模的に部署異動が難しく働きにくくなる場合があります。

労働時間が長くなる可能性も

限られたマンパワーしかない中小・ベンチャーでは、時に業務量と勤務時間のバランスが崩れている企業もあります。

残業量も多くなり、休日出勤やむなしの企業も……。

もちろん全ての企業には当てはまりませんが、入社前にしっかりと判断する必要があります。

叫んでいる男性

 
キャリアはどんどん積めそう!
でも、ブラック企業に入らないように要注意しなきゃだね

中小・ベンチャー企業に向いている女性のタイプ

中小・ベンチャーのメリットとデメリットを踏まえて、中小・ベンチャーに向く女性タイプはこのような人です。

中小・ベンチャー企業に向いている女性のタイプ
  • ゼロからのスタートにやりがいを感じる人
  • 自分のアイデアをどんどん出して実現してみたい人
  • 色々なことに好奇心があり、経験を積みたい人
  • 収入面などの安定よりも、仕事を楽しむことに重きを置いている人

結局、大手と中小・ベンチャーのどちらを選べばいい?

大手企業にも中小・ベンチャーにも、それぞれメリットとデメリットがあることをお分かりいただけたかと思います。

最後にもう一度比較しましょう。

大手企業向けのタイプ
  • 待遇面や安定感を最優先の希望としている人
  • ビジネスマナーや社会人としての常識が身についている人
  • その会社の独自の社風に無理なく馴染める人
  • 多くの社内マニュアルや社内ルールも素直に学べる人
中小・ベンチャー企業向けのタイプ
  • ゼロからのスタートにやりがいを感じる人
  • 自分のアイデアをどんどん出して実現してみたい人
  • 色々なことに好奇心があり、経験を積みたい人
  • 収入面などの安定よりも、仕事を楽しむことに重きを置いている人

このように、どちらも一長一短。

女性での再就職を成功させるためには「自分が次の就職先で何を求めているのか」「どのように働きたいのか」を自己分析することがまずは大事です。

その上で、メリット・デメリットを照らし合わせてみましょう。

メリットだと思っていたことが自分の希望とは違っていたり、逆にデメリットが自分にとっては案外良かったりすることもあるんです。

もやもやしている男性

 
「大手」と「中小・ベンチャー」の違いは分かったけど、自分にどっちが向いているのかわからない……

そんな人は、“プロの視点”を取り入れてみるのがおすすめです。

UZUZと一緒に、あなたにぴったりの就職先を見つけていきましょう!

執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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