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既卒・未経験からITエンジニアに就職!25歳女性フリーターの就活ストーリー

既卒・未経験からITエンジニアに就職!

本日の「内定者の声」は卒業後に3年間のフリーター生活を続け、25歳で就職活動を開始したKさんをご紹介します。

この方は既卒で、未経験からIT業界エンジニアの内定を獲得されました。

この記事の監修者

岡本啓毅

YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役

北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。

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将来を楽観視し、気付けば卒業後に3年が経っていた

「とてもにこやかで話しやすくて、誰とでも仲良くなれそうな方だな」というのがKさんの第一印象でした。

Kさんは大学では経済学部に所属し、アメリカの経済推移について詳しく学んでいました。

新卒時は働くことに対してあまり深く考えておらず、特にやりたいこともなかったKさん。

「なんとかなるだろう」という気持ちで、就職先を決めないまま大学を卒業して既卒となりました。

その後、学生時代から続けている書店でのアルバイトをしていましたが、気づけば卒業してから3年間が経っていたそうです。

しかし、周囲の友人が社会人として目標を持ち、成長している姿を見て自分との差がかなり開いていることをKさんは実感しました。

「このままじゃいけない」と焦りを感じ、UZUZに登録してくれました。

IT業界の技術職を中心に応募スタート!

Kさんはコンビニエンスストアで4年間、書店で5年間アルバイトをしており、1つのことを継続するのが得意な方です。

そのため初回の面談では、その継続力を活かしてコツコツと努力して働けたり、専門分野でスキルを身に付けられることを軸にしたいと話していました。

それらに特に当てはまる仕事は、主に技術職です。

Kさんには「お金を稼ぎたい」という気持ちもあり、営業職も気になっていたようでしたが、相談した結果、技術職を中心に選考を受けることになりました。

「技術職と営業職をバラバラに受けるよりも、1つに絞った方が頭の切り替えができるし将来の目標がぶれなくなるから」ということが理由でした。

また、技術職としての選考が比較的スムーズに進んだことも後押しになりました。

未経験から技術者として挑戦できる、IT業界のネットワークエンジニアの求人を中心に応募していきました。

未経験でも挑戦できる!インフラエンジニア(ネットワークエンジニア)についてはこちら!

「親しみやすい雰囲気」「笑顔」はNG!?

1社目は説明会兼一次面接として選考に臨みましたが、結果は残念ながら見送りとなってしまいました。

その企業は、説明会と面接の間の休憩時間にアンケートを実施していました。

面接開始の時間になってもKさんは記入が終わらず「ややマイペースな面がある」という印象を持たれてしまったのです。

「ネットワークエンジニア」は次々と発生する障害に対応する必要があり、ある程度スピード感やマルチタスクの能力が求められます。

また、説明会でも企業は細かなポイントを見ています。

「聞く姿勢やメモの取り方」「書類の渡し方や歩き方」なども評価されるため、気を引き締めて臨みましょう。

また、Kさんはいつもにこやかでとても親しみやすい雰囲気なのですが、それがかえって、マイナスな印象になってしまうこともありました。

  • 危機感がない
  • 意欲が伝わらない
  • 本当に働きたいと思っているの?

会社によっても受け取られ方は異なりますが、その企業がどのような社風なのかは確認しておきましょう。

3年の遅れを取り戻せ!!

笑顔で話すのはもちろん良いことであり、それがKさんの長所でもあります。

Kさんの良さを活かしつつ、志望動機や熱意を伝える場面ではどんなシチュエーションでもしっかりと意欲を伝えるようにする必要があります。

そのため、Kさんには少し圧迫気味の面接対策や「なぜ働きたいの?」「なぜIT業界なの?」といった“なぜなぜ質問”に答えてもらう練習もしました。

努力して卒業後3年間の遅れを挽回しようとするKさんの「エンジニアとして活躍したい」という気持ちが伝わり、2社目で見事に内定を獲得できました!

就活を開始して2社目で内定が出たため「本当に入社を決めてもいいのか、もう少し他の企業も見た方が良いんじゃないか」と、Kさんは少し悩んでいる様子でした。

しかし一次、二次面接を経験して感じた企業の雰囲気や魅力から「この会社でキャリアを積みたい」という思いが湧き上がり内定を承諾、入社を決意しました。

来月の今頃はエンジニアの登竜門となる資格「CCNA」を取得していると信じています!

CCNAの資格に興味のある方はこちらの記事を参考にしてみてください。

Kさんの新天地でのご活躍を期待しています!

データで確認!既卒・未経験からITエンジニアを目指せる2つの理由

Kさんはうまくいったけど、既卒で未経験の自分でも本当にITエンジニアになれるの?
公的なデータを見ると、ITエンジニアの採用ニーズは今も高い水準にあります。
まずは最新の調査から、目指せる理由を整理しましょう。

理由1:IT・デジタル人材の不足が続いている

1つ目の理由は、IT・デジタル人材の不足が続いているからです。

以下の表に、IPAと厚生労働省による調査のデータをまとめました。

IT・デジタル人材の不足を示すデータ数値
DXを推進する人材が不足する企業(2024年度)85.1%
情報処理・通信技術者の有効求人倍率(2025年11月)1.43倍
(参考)全職種平均の有効求人倍率(2025年11月)1.12倍
2030年に不足するIT人材(最大)約79万人

参照:IPA(情報処理推進機構)「DX動向2025」(2025年6月公表)
厚生労働省「一般職業紹介状況」(職業別・2025年11月分)

IPAの「DX動向2025」によると、日本企業の85.1%がDX推進人材の不足を感じていることが分かりました。

また、厚生労働省の調査でも、IT職の有効求人倍率は全職種の平均より高い水準です。

さらに経済産業省の試算では、2030年に最大で約79万人のIT人材が不足するとされています。

人手が足りない分野では、未経験者を採用して育てる企業が増えていきます。

特に運用・保守やインフラ系は、未経験可の求人が多く入り口が広い分野であり、Kさんが挑戦したネットワークエンジニアも、このインフラ系にあたります。

理由2:既卒者の応募機会が制度でも後押しされている

2つ目の理由は、既卒者の応募機会が制度の面でも後押しされているからです。

厚生労働省の「青少年雇用機会確保指針」では、卒業後3年以内の既卒者を新卒枠で受け付けるよう企業に求めています。

つまり、卒業して数年が経っていても、応募できる門戸は残されています。

Kさんのように卒業後3年で就職を決めた例も、決して特別ではありません。

未経験からITエンジニアを目指す既卒におすすめの職種とキャリアパス

未経験からITエンジニアを目指す既卒におすすめの職種とキャリアパス

ITエンジニアって種類が多いみたいで、何から目指せばいいのか分からない!
まず職種と、未経験者が入りやすい入り口を知ることが近道です。
Kさんが選んだネットワークエンジニアも、その入り口の1つです。

ITエンジニアは職種が幅広く、未経験からの入りやすさも職種で変わります。

ここでは代表的な職種と、実務経験を積む定番のルートを整理します。

未経験からでも入りやすい職種(インフラ・運用・保守)

未経験からの求人が特に多いのは、インフラエンジニアや運用・保守の職種で、Kさんが目指したネットワークエンジニアも、その1種です。

インフラエンジニアは、サーバーやネットワークの構築・運用を担います。

最初は、システムが正常に動くかを見守る「運用・監視」から始めるのが一般的で、業務がマニュアル化されており、資格で知識を客観的に示しやすいことも理由の1つです。

ただし、運用・監視は24時間体制のため、シフト勤務や夜勤がある職場も少なくありません。

応募前に勤務形態を確認しておくと、入社後のミスマッチを防げます。

プログラマー・SE(開発)を目指すルート

プログラムを書くプログラマーやSE(システムエンジニア)といった開発職にも、未経験可の求人は少なくありません。

まずプログラマーとしてコードを書き、経験を積んでSEへ進むのが一般的です。

SEは、要望の整理や設計など上流の工程を担当します。

開発職は、基礎学習や簡単な制作物があると選考で有利になりやすいです。

入社後のキャリアパス(運用監視→構築→設計)

未経験で入社しても、経験を積めば任される仕事は広がっていきます。

インフラ系なら運用・監視から始まり、構築、設計へと進むのが基本です。

実務経験と資格を重ねれば、年収アップや上流工程への道も開けます。

最初の入り口が未経験でも、数年後には専門性を高められる仕事です。

未経験スタート時の年収は250万〜350万円台が目安で、運用・監視などサポート業務が中心の時期にあたります。

経験を積むと上がり、インフラエンジニア全体の平均年収は約535万円と、全職種平均を上回ります。

参考:求人ボックス 給料ナビ「インフラエンジニアの仕事の年収・時給・給料(求人統計データ)」

既卒・未経験からITエンジニアを目指す準備

未経験だと、面接までに何を準備しておけばいいの?
おすすめは、ITエンジニアを目指す理由を明確にしたうえで、基礎学習とIT資格で「学ぶ姿勢」を形にすることです。
Kさんも、なぜIT業界かを語れるよう準備を重ねていました。

未経験の熱意は、資格や学習の実績で示すと面接官に伝わりやすくなります。

ここでは、目指す職種別の資格と学習方法、志望動機を明確にする方法を紹介します。

基礎的な知識を身につけられる資格を取得する

目指す分野によって、まず取りたい資格は変わります。

以下の表に、代表的な資格を整理しました。

目指す分野資格名主催・区分概要
インフラ・ネットワークCCNAシスコシステムズ(ベンダー資格)ネットワークの基礎を証明する定番資格。インフラ職の登竜門とされる。
サーバー/LinuxLinuC・LPICLPI-Japan・LPI(ベンダー資格)Linuxサーバーの構築・運用スキルを示す資格。サーバーの運用・保守を担う現場で評価されやすい。
IT基礎全般基本情報技術者試験IPA・情報処理推進機構(国家試験)ITの基礎知識を幅広く問う国家試験。開発・インフラ問わず有効。

取得の途中でも、学習中であること自体が意欲のアピールになります。

学習方法・就職までの道筋を考える

独学・スクール・研修つきの就職の3つが基本の選択肢です。

独学は費用を抑えて自分のペースで進められるのが特徴ですが、つまずいた時に質問できる相手がおらず、学習が止まりやすいという注意点もあります。

ITスクールはカリキュラムが体系立っていて質問できる環境も整っていますが、数十万円単位の費用がかかることが多く、就職支援の内容まで確認する必要があります。

研修つきの就職は、給与を受け取りながら実務に必要な知識を学べるのが特徴です。

未経験歓迎のSES(客先に常駐して開発を支援する働き方)が代表例ですが、研修の期間や内容、配属先は企業によって差が大きい点には注意が必要です。

面接で「なぜITエンジニアか」を語れるようにする

面接では「なぜIT業界か」「なぜエンジニアか」を必ず深く問われます。

Kさんも“なぜなぜ質問”に答える練習を重ね、志望動機を固めていきました。

「需要が高いから」だけでなく、継続力や論理的に考える力といったエンジニアに必要なスキルを、自分の経験と結びつけて語ると説得力が出ます。

また既卒の場合は、卒業後の空白期間について質問されることを想定して、面接対策をしておきましょう。

「なぜ働いていなかったか」ではなく「その間に何を考えて行動を始められたのか、そしてなぜそこでITエンジニアを選んだのか」を前向きに話すのがポイントです。

Kさんも、卒業後3年の遅れを取り戻したいという思いを自分の言葉で伝え、内定につなげました。

既卒・未経験のITエンジニア就職でよくある質問

他にも気になることが多くて、なかなか一歩が踏み出せない!
既卒・未経験の方からよくいただく質問にお答えします。不安を1つずつ解消していきましょう。

既卒でもSE・プログラマーになれる?

結論として、既卒でもSE・プログラマーにはなれます。

近年ではITエンジニアの需要が高まっており、人材不足となっている企業が増えているからです。

研修つきのSESや、自社開発企業の未経験枠など、多くの企業で未経験者の募集枠が設置されています。

ITの基礎知識を身につけたうえで「基本情報技術者試験」などの資格でスキルレベルを客観的に示せると、選考の通過率が上がります。

特にインフラ系は未経験でも担当しやすい業務があるためIT業界の入り口として適しており、そこから経験を積んで開発職へ移る道もあります。

何歳まで未経験からエンジニアに挑戦できる?

明確な年齢制限はありませんが、20代のうちが有利で、30代に入ると難易度が上がるとされています。

未経験採用では、若さやポテンシャルが評価されやすいためです。

25歳で就職を決めたKさんのように、20代なら十分に挑戦できます。

焦って何も学ばないまま求人に応募する必要はありませんが、エンジニアとして目指したいキャリアがあるなら、早めに動くのがおすすめです。

未経験からインフラエンジニアは目指せる?

未経験からでも、インフラエンジニアは目指せます。

IT職種の中でもインフラエンジニアは、未経験可の求人が比較的多い職種だからです。

マニュアルの整備がされていることが多い運用・監視から始めて、経験を積んだ後に構築・設計へ進むのが一般的なルートです。

インフラやネットワーク、サーバーなどを学べる資格である「CCNA」や「LinuC」で基礎知識を示すと、選考で有利になります。

文系・IT知識ゼロでも大丈夫?

文系出身から活躍しているITエンジニアは数多くいます。

一般的に、IT業界は理系出身でないと就くことができないと思われがちですが、職種によっては、文系出身者でも業務に対応できるからです。

また、入社前からできる範囲で学習をしておけば、入社後の研修や資格学習で、基礎知識は十分に身につけられます。

ただし、まったく知識のないまま入社するのは難しいというのは事実です。

そもそも入社前にまったく勉強していない人は、選考時に「本当にやる気があるのかな…?」と思われてしまいます。

加えて、まったくIT知識に触れないままでは、自分が本当にエンジニア職に向いているのか分からず、ミスマッチを起こすことも考えられます。

入社前に、ITパスポートの学習や基本的な用語・タイピングなど、無理のない範囲で準備しておくと安心です。

まとめ

既卒で未経験でも、ITエンジニアを本当に目指せるって分かってきた!
Kさんのように一歩を踏み出せば、道は開けます。
最後に、ここまでのポイントを振り返りましょう。

IT人材の不足は続いており、未経験を採用して育てる企業も増えているため、既卒・未経験でも、ITエンジニアには挑戦できる環境とチャンスが十分にあります。

まずは未経験可の求人が多いインフラ系や運用・保守の業務がある職種から、入り口を探してみましょう。

資格や学習で「学ぶ姿勢」を示せば、Kさんのように内定へつなげられます。

UZUZは、20代の既卒・第二新卒・フリーターの就職を専門にサポートしています。

一人で悩まず、まずは気軽に相談することから始めてみてください。

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第二の就活 編集部

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