もくじ
しかし、不安を解消する方法はあります。
転職に関して自信がない方、なんとなく不安を抱えている方は大勢います。
そんな方はぜひ、この記事で紹介する不安を解消する方法を試してみてくださいね。
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転職の何に自信がないかを明確にする
しかし、しっかり深掘りすれば、もっと具体的な「不安」が見えてくることもあるんです!
- 経歴やスキルに自信がない
- 転職のやり方を知らず自信がない
- 転職活動が長期化して自信をなくした
- 転職してみたいがなんとなく自信がない
転職に自信がないという方は、上記のいずれかに当てはまっているのではないでしょうか。
まずは自分がどれに当てはまるかを明確にし、その後で自分の不安に合った対策をすれば大丈夫です。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
転職には不安がつきまとうもの
転職すれば、自分の周辺環境を大きく変えることになります。
勤務先も働き方も、待遇も通勤経路も出社形態も人間関係も、場合によっては業界や職種さえも変わってしまうので、不安を抱いて当然です。
しかし「より良い状態になろう」と活動していることは、非常に前向きな行為といえます。
そんな大変な活動である「転職活動をしよう」という決意ができただけでも、立派なことではないでしょうか。
もし転職に自信がなかったり不安に思う場合は、まずは「不安なのが普通なのだ」と認識しましょう。
そのうえで「自分は転職活動をするという一歩を踏み出せたのだ」ということを思い出してみてください。
経歴やスキルに自信がない場合の対処法
ここからは、経歴やスキルに自信がない場合の対処法について代表的な2つをお伝えします。
自分が得意なことや長所を列挙する
自分が得意なことや長所から、自分が得意なことを見つける方法をお伝えします。
まずは、自分ができることや好きなことを整理し、列挙しましょう。
小さなことでも問題ありません。
多くの人が、特技や長所を伝える際、何か特別な才能をもっていたり特定の分野に特化していて一番でなければならないと思いがちです。
しかし、そんなことはありません。
「人より優れていること」を挙げるのは難しいかもしれません。
しかしながら「自分が得意だと思うこと」「やっていて苦ではないこと」「好きだから続けられること」を挙げるようにすると、いくつか出てくるのではないでしょうか。
それがあなたの特技であり長所であり、転職活動における武器になります。
経験から得られた教訓や学びを挙げる
仕事上の経験や失敗でも、プライベートの失敗でも、友人の失敗を見て学んだことでも良いので、とにかく「経験から得られた学び」を挙げてみましょう。
まずは、印象に残った経験を挙げます。
この時「スケジュール上のミスをしてしまった」「案件を抱え込んでパンクしてしまった」など、失敗を思い出すようにすれば、何か心当たりがあるのではないでしょうか。
続いて、同じ失敗を繰り返さないように、あるいは他人の失敗を受けて自分が同じ失敗をしてしまわないように、どのように対策しているかを教訓として挙げます。
それも難しいなら「自分の直したいところ」や「友人・家族・同僚の、こういうところが嫌なので直してほしい」という点でも大丈夫です。
これこそが「あなただけの経験」から得られた「あなただけの知見」になります。
こういった個人の経験にまつわる学びは、面接などの場でエピソードトークとして活用できます。
その他、面接で使えるテクニックや対策は以下の記事も参考にしてみてください。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
誰もが派手な経歴をもっているわけではない
華やかな経歴や目を引くような経験を、誰しもがもっているわけではありません。
そしてそれは、年間何百人もの採用候補者と会っている採用担当の人事が一番よく知っていることです。
多くの人を採用してきた人事は、多くの人の経歴を見てきているわけなので、ほとんどの人が「普通の人」であると知っています。
むしろ、あまりにもきらびやかすぎると「本当のことだろうか?」と疑われてしまうかもしれません。
派手な経歴からは特殊な学びを得られるかもしれませんが、仕事上で起こるのは「普通のこと」がほとんど。
経歴やスキルの派手さではなく「普通の人生を送りながら、どのようにそれを活かし、学んできたか・学んでいけるか」をアピールしたほうが良いでしょう。
転職のやり方を知らず自信がない場合の対処法
最初から効率的に転職活動ができる方なんていません。
ここからは、転職のやり方が分からなくて自信がない方に、おすすめの対処法をご紹介します。
転職で叶えたい目標を書き出して優先順位をつける
まずは、転職のモチベーションをはっきりさせる方法をお伝えします。
なぜ転職したいのか、転職によって何を叶えたいのか。
これらを思いつく限り書き出してから、優先順位をつけてみましょう。
優先順位をつけることで、漠然とした「なんとなく転職したい」という気持ちが整理でき、はっきりとした目的意識が芽生えてきます。
「目標を叶えた自分を想像してみる」とも言い換えることができるでしょう。
輝かしい未来が想像でき、その未来に向かうための転職活動なのであれば「自信がない」などと言って立ち止まっている場合ではないと奮起されるのではないでしょうか。
第三者に意見を聞く
第三者に意見を聞くのは、転職のやり方が分からず、始めるための自信がないという方におすすめの対処法です。
友人や家族など、できれば現職の会社に関係ない人、または会社の同僚でも腹を割って本音で話せる人を選びましょう。
最適なのは、すでに現職を辞めたがいまだに友人関係が続いている元同僚です。
彼らに、自分はどうしたらいいか、客観的に見て転職するべきかどうかを聞いてみるのもおすすめです。
重大な決断の相談という形ではなく、食事の場などで「どう思う?」という軽いノリで聞くと、意外と本音を話してくれます。
第三者の客観的な視点から「転職したほうがいい」と見えているとしたら、それは転職活動に向けて一歩踏み出すための根拠になりえるでしょう。
また、よりキャリアに関する専門的な意見がほしいのであれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーなど、キャリアに関するプロに聞いてみるのも手段の一つです。
その場合は複数のエージェントに登録し、もらった各種の意見を統合して判断することをおすすめします。
複数の転職方法を試す
「転職活動を開始してみたものの、なんとなくやり方がうまくいっていない」と感じる方におすすめの対処法が、複数の転職方法を試すことです。
何か一つの手段に絞るのではなく、複数の転職サイトや複数の転職エージェントを利用してみましょう。
知り合い伝手に採用される「リファラル採用」を行っている企業もあります。
大切なのは、どれか一つの手法だけではなく、幅広い組み合わせを試すこと。
そうすれば、自分に合っている転職活動の仕方がなんなのか、だんだんと見えてきます。
そして1つの方法よりも2つ、2つよりも3つというように、組み合わせが増えるごとに得られる情報の精度や信頼性が高まり、転職活動そのものが上手くなっていきます。
実際に選考に進んでみる
なかなか転職活動ができない、自信がないことで一歩踏み出せない人にとって最適な対処法が、実際に選考に進んでみることです。
転職サイトに登録すれば、必ずその時点でいくつかスカウトやお誘いが届きます。
それだけでも少しは自信につながるのではないでしょうか。
そして、もらった連絡の中からいくつかを選んで選考に進み、実践することで「思っていたよりも大丈夫かも」と気づきます。
たとえ志望企業に落ちてしまってもそれほど気に病まず「次の選考に向けて、いい面接練習ができたな」というように気持ちを切り替えながら進んでいきましょう。
最近では、少ない人でも概ね3社ほどの企業を経験するとされています。
ほとんどの人が、将来的に転職することになるのです。
若いうちに転職活動を行って慣れておけば、たとえ今回の転職はしないことにしたとしても、後から役立ちます。
そのため、まず少しだけでも選考に進んで転職活動を経験してみることがおすすめです。
転職活動が長期化して自信をなくした場合の対処法
選考に落ち続けてしまった人が、自信をなくしてしまうのは仕方がないことです。
ここからは、転職活動が長期化して自信をなくした場合の対処法をご紹介します。
自分を見つめ直す時間を作る
転職活動のために履歴書を書いて送ったり、何度も面接に足を運んだりしていると、だんだんと視野が狭くなってしまいます。
そこで一度、選考や応募することから離れてみるのもいいかもしれません。
転職活動の原点に立ち戻り、自己分析を行ったり、なぜ転職したいと思ったのかなど、落ち着いて考える時間を作ってみましょう。
- 再度モチベーションをアップさせる
- 狭まった視野を広げられる
- 転職活動を進めたことで分かった業界や企業の情報を整理できる
自分を見つめ直すことには上記のような効果があり、その後に転職活動を効率的に再始動できるようになります。
応募先を広げてみる
特定の業界や職種に絞って転職活動を行っていると、だんだんと応募先の企業がなくなっていきます。
そんな時は、今までとは違う軸を取り入れて応募先を広げてみるのがおすすめです。
- 業界を広げる
- 職種を広げる
- やりたいことではなく、やりたくないことを軸に仕事を選ぶ
現職と同じ業界・同じ職種で探していてもなかなか採用されなかった人が、業界や職種を変えたらすぐに決まった、という事例は数多くあります。
転職活動に自信を取り戻すうえでも、より良い転職先を見つけるうえでも、おすすめの方法です。
業界を広げるための業界研究には、以下の記事も役立ててみてください。
落ちても気にせず次に応募する
特に転職の場合、新卒とは違い「企業と応募者のマッチング」が大事です。
転職活動が長期化しているということは、何社も応募し、そして何社も落ちているはずです。
採用されなかったらまるで自分の能力を否定されたような気がしてしまうかもしれません。
しかしそうではなく、その企業と自分の性質がマッチしていなかったというだけなのです。
加えて、年齢が上がっていくとどうしても管理者層やリーダー的な役割を担ってもらうことになるため、採用側も慎重になります。
転職の場合は、落ちたとしても自分に問題があるからではないと前向きに考えて、次の応募先を探すようにしましょう。
転職してみたいがなんとなく自信がない場合の対処法
だけど、本当になんとなく不安で、なんとなく自信がないんだよね。
今の職場にずっといることには、漠然とした不安がある。
しかし、転職してみたいがなんとなく自信がない。
そんな言語化しにくい不安感を持っている方もいるでしょう。
ここでは、そんな転職してみたいがなんとなく自信がない場合の対処法についてお伝えします。
転職に成功した様子を思い描いてみる
最初にやってみてほしいのは「妄想」してみることです。
転職して成功した自分の様子はどうなっているか、何がどう良くなっているか、考えてみてください。
- 給料が上がって欲しい物を買えた
- 友人に自慢できる仕事をしている
- 評価されて自信をもって仕事ができる
- 仕事に行くのがつらくない
- 通勤が楽になった
様々な叶えたい理想が思いつくのではないでしょうか。
もしこの時点で、あまり心が引かれないならそれまでで、転職の検討をやめてもいいのです。
転職後の理想を妄想しても心が動かない人は、実は意外と現職で満足できていることを意味しています。
思い描いた理想が頭から離れず気になるなら、実際に転職活動に踏み切ったほうがいいでしょう。
まずは気楽に転職の検討をしてみる
転職を「検討する」だけなら、いつしても良いですし、本格的に履歴書などをまとめずとも、少し考えるだけならさほど労力を使いません。
いつごろなら転職できるか、転職するとしたらどのような職種や業界がいいか。
これらの時期や職種・業界が具体的に計画できるなら、もう転職活動を進めてもいいかもしれません。
具体的にならなかったとしても「いつ頃までに、どんな自分になっていたい」というような目標が立てられます。
転職の目標が立てられれば、それにむけて「今すべきこと」もなんとなく見えてくるでしょう。
例え今は転職しないことにしたとしても、目指すべき自分像を見つけておくことは現職で仕事をしていくうえでも有効な検討になります。
転職サイトやエージェントに登録し経験談を調べる
転職サイトやエージェントに登録して、転職に関わる経験談を調べてみるのもおすすめです。
エージェントに登録してキャリアアドバイザーと話をするのが不安なら、まずは転職サイトに登録するだけか、または登録しなくても読める体験談だけを読んでもいいでしょう。
中には、成功した良い話ばかりではないかもしれません。
しかし、不安の源泉は「何も知らない」こと。
転職に関して何も知らないからなんとなく不安になり、そして知らないからこそ不安の理由を言語化できないのです。
転職に関するポジティブな話もネガティブな話も含めて、両方を知れれば不安感はなくなっていきます。
悪い面にも目を向けることで失敗への対策ができますし、対策しながら活動を進めることが自信につながっていくでしょう。
まとめ
転職活動で自信がなくなる場面は、大きく分けて以下の4つがあります。
- 経歴やスキルに自信がない
- 転職のやり方を知らず自信がない
- 転職活動が長期化して自信をなくした
- 転職してみたいがなんとなく自信がない
それぞれの場面に適した対策を行うことで自信が取り戻せるだけでなく、効果的な転職活動ができるようになっていきます。
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