新卒でエンジニアとして働き始めたけど、職場が合わなくて辞めたいと感じたことはありませんか?
でも、いざ「辞めてやる!」と思っても「技術も資格も全然ないから、転職したってまたブラック企業に入社するだけなんじゃ……」と思い、転職を諦めたりはしてませんか?
先に結論を言いますが、第二新卒のエンジニアでも転職は可能です!
ただし、転職を成功させるにはコツが必要なんです。
今回は、第二新卒のエンジニアが転職を成功させるコツや、反対に失敗する人の特徴などを解説します。
転職を諦めかけている方も、この記事を読んでもう一度転職を考え直してみましょう!
UZUZが徹底サポート!
第二新卒のエンジニアは転職が大変?
エンジニアに限った話ではありませんが、近年は第二新卒の採用に積極的な企業が増えています。
そのため第二新卒であっても十分に転職のチャンスはあるんですよ!
企業が第二新卒のエンジニアを採用する理由は主に以下の4つです。
- 多くの企業は若手人材を採用したい
- 第二新卒は社会人経験を持っている
- 新卒の採用は年々難しくなっている
- エンジニアは需要が多い
それぞれについて以下に詳しく解説します。
多くの企業は若手人材を採用したい
とてもシンプルですが、「若手人材を採用したい」と考える企業が多いため、第二新卒の需要が高いのです。
「若手はスキルも経験もないから敬遠されるんじゃ……」と思っている方もいるかもしれませんが、実際は企業が若手を採用するメリットはたくさんあります!
- これから長期的に活躍してくれそう
- 前の職場に染まり切っていないほうが教育しやすい
- 若いから体力がある
など様々なメリットが挙げられます。
もちろん、先程言ったように若手は社会人としての経験が少ないというデメリットがありますが、それを差し引いても「メリットの方が大きい」と考える企業は多いのです。
第二新卒は社会人経験を持っている
第二新卒を採用する2つ目の理由は、短期間でも社会人経験があるからです。
社会人経験がある場合は、1から社会人マナーを教える必要はありません。
つまり、教育のコストを下げられるため、あえて第二新卒を採用したがる企業があるのです。
企業によっては第二新卒枠を多めに設けている場合もあるので、第二新卒であることを理由に転職を諦める必要はありません。
新卒の採用は年々難しくなっている
新卒採用が難しくなっていることも、第二新卒の需要が高まっている理由の1つです。
近年の日本は少子高齢化によって新卒者の人数は年々減少しており、思うように新卒採用ができない企業が増えています。
そのため、第二新卒を新卒の代わりに採用する企業が増えているのです。
実際、第二新卒は社会人経験が数か月〜3年程度の人を指すので、社会人経験の有無以外は新卒と大きく変わりません。
新卒者が多数応募する大企業であれば話は別ですが、そうでなければ第二新卒を歓迎している企業は多く存在します。
エンジニアは需要が多い
そもそもエンジニアという職業の需要が高いことも理由の1つです。
dodaの調査によると、2023年5月時点のIT・通信業界の求人倍率は、なんと6.09でした。
全体の求人倍率は2.20であり、IT・通信業界の倍率は全12業種の中でもかなり高い倍率であることが分かります。
さらに、この高倍率は一時的なものではありません。
2022年から2023年は概ね5〜6倍の倍率をキープしており、常に人手が不足していることがわかります。
このように業界自体の需要が高いため、エンジニアの転職は十分に可能です。
参考:doda「転職求人倍率レポート」
転職に失敗する第二新卒エンジニアの特徴
第二新卒もエンジニアも需要のある人材とはいえ、全員が転職に成功しているわけではありません。
ここでは、転職に失敗しやすい第二新卒エンジニアの特徴を4つご紹介します。
- 転職したい理由が曖昧
- 「若い」以外の強みがない
- これまでに得たスキルや経験を話せない
- 基礎レベルの知識やスキルが身についていない
あなたに当てはまる項目はありませんか?
当てはまる項目があれば、本格的な転職活動をはじめる前に改善しておきましょう!
転職したい理由が曖昧
転職したい理由が曖昧な方は、転職活動で失敗しやすいです。
転職したい理由は、どの企業に転職する場合でも応募書類や面接などで聞かれます。
その際にぼんやりとした転職理由しか話せないと「本当に働く気があるのかな?」「仕事に対する意欲が低いのでは」などと思われ、印象があまりよくありません。
また、転職したい理由がネガティブな場合も要注意です!
例えば、転職理由が「前の職場がブラック企業だったから」という場合でも、それだけ伝えてはいけません。
前の会社を悪く言うのではなく、「こんな仕事をしたいと思ったから」「こんな環境で働きたいと思ったから」など、志望した会社で働きたい理由を添えて話しましょう。
「若い」以外の強みがない
「若い」以外の強みがない場合は要注意です!
第二新卒の転職ではスキルや経験よりも、その人の持つポテンシャルが重視されます。
そもそも、ここでいうポテンシャルとは、協調性やコミュニケーション能力、労働意欲など、その人の持つ潜在的な強みのことを指します。
つまり、第二新卒なら誰でも当てはまる「若さ」ではなく、その人ならではの強みを企業は知りたがっているのです。
面接で聞かれたときは、社会人時代や大学時代のエピソードを交えながら、自身のポテンシャルを企業にアピールしましょう。
「特に思い浮かばない……!」という場合は、これから企業でどのように働きたいかなどのビジョンを伝え、計画性があることをアピールするのも1つの手です。
これまでに得たスキルや経験を話せない
これまでに得たスキルや経験を話せないことも、転職の失敗に繋がりやすいです。
第二新卒であれば、多少期間に差はあれど社会人として働いた経験があります。
そのときに取り組んだ内容や、頑張ったことなどを伝えられるように考えておきましょう。
「でも、社会人期間が短かったからアピールするほどのことじゃないし……」と思う方もいるかもしれませんが、経験の内容は気にする必要ありません!
企業は第二新卒に、大きなスキルや経験を求めて採用するわけではありません。
あくまでポテンシャルを重視しているので、企業はあなたの話から「どんな伸びしろがある人なんだろうか」という点を考えながら採用します。
これまでに得たスキルや経験が「有用だ」「見込みがある」と判断するのは企業ですので、ぜひ思い切ってアピールしてみましょう!
もしも「何を話したらいいのかわからない」「どんな風に話したら上手く伝わるかわからない」と感じたら、転職のプロである転職エージェントに相談するのもおすすめですよ。
基礎レベルの知識やスキルが身についていない
案外見落とされがちなのが、基礎レベルの知識やスキルが身についていないことです。
よく「エンジニアは未経験でも転職できる」と言われますが、これは「エンジニアとして就職した経験がなくても転職できる」という意味です。
必ずしも「エンジニアの知識がなくても就職できる」というわけではありません。
そのため、最低限の知識や業界の基礎知識などを知らないまま面接に臨むと、「本当にやる気あるのかな」「もう少し勉強してきてほしいなあ」と思われることも……。
反対に、エンジニアとして働いた経験はなくとも、基礎知識を知っていることをアピールできれば「仕事に対して意欲がある」とプラスに捉えられます。
事前に業界研究を行ったり、求められそうな知識は調べたりして、対策しておくことがおすすめです。
またITパスポートなど、働いた経験がなくとも十分取得可能な、初心者向けの資格が存在するエンジニア職もあります。
転職前にそのような資格を取得して、スキルと意欲を両方アピールするのも良いでしょう。
第二新卒エンジニアが転職を成功させるコツ
転職の成功率を上げるコツは以下の4つです。
- 転職の目的を明確にする
- 基本的なビジネスマナーを復習する
- 転職先で求められる基礎知識やスキルを習得する
- 自分に合った転職先を見つける
コツを押さえた上で、エンジニアへの転職を成功させましょう!
転職の目的を明確にする
まずは、転職の目的をはっきりさせましょう。
とはいえ「前の会社がブラック企業だったから」「前の会社の人と合わなかったから」というネガティブな理由だけではいけません。
将来どんなスキルを身につけたいか、どんな働き方をしたいか、などを考えて転職先のビジョンを固めましょう。
転職の目的が曖昧なままだと、運よく内定をもらったとしても、働くうちに「思ってたのと違うな……」とギャップを感じ、転職を後悔することがあります。
「将来の目的や目標なんて考えたことないから分からないよ……」という方は誰かを頼ってみるのも1つの手です。
友人や家族に相談したり、転職エージェントを利用したりすると案外すぐ見つかるかもしれませんよ。
基本的なビジネスマナーを復習する
基本的なビジネスマナーを事前に復習することも、転職成功へのカギです。
第二新卒は新卒と違い、基本的なビジネスマナーを求められます。
ビジネスマナーが身についていないと、新卒に対するアドバンテージがなくなってしまいますし、他の第二新卒からも遅れを取ります。
第二新卒として転職するなら、基本的なビジネスマナーは必須項目ですので、しっかり復習しておきましょう。
もしもビジネスマナーに自信がない場合は、弊社UZUZの転職サポートをご利用ください。
一人ひとりに合わせた就業支援を行っているので、ご相談時にビジネスマナーに自信がないことをお伝えいただければ、キャリアアドバイザーからビジネスマナーに関するサポートを受けることも可能です。
提供しているサービスはすべて無料ですので、ぜひご活用ください!
UZUZが徹底サポート!
転職先で求められる基礎知識やスキルを習得する
「基礎レベルの知識やスキルが身についていない」の章でもお伝えしましたが、入社したい企業が見つかったら、そこで求められそうな知識は勉強しておきましょう。
面接で意欲とスキルがあることのアピールになりますし、なにより働き始めてからもスムーズに仕事を覚えられます。
けれども「1人で勉強するのは苦手」「何を勉強したらいいのかわからない」という方も中にはいるでしょう。
そんな悩みを抱えている方には、弊社UZUZが開講している「ウズウズカレッジ」での学習がおすすめです。
ウズウズカレッジでは、エンジニアへの転職を希望している方に向けて、転職に有利な資格取得のサポートを行っています。
担任講師による個別指導型であるため、わからないことはすぐに聞きながら学習を進められますし、後日LINEからの質問も可能です。
また、働きながらでも、受講生が無理なく学習できるようなスケジュールを組むこともできますよ。
エンジニアへの転職を意識したら、一度お気軽にご相談ください。
\エンジニアスクールなら「ウズウズカレッジ」/ | ||
---|---|---|
コース名 | 特徴 | 詳細ページ |
・受講満足度5点満点中4.4以上! ・エンジニア実務経験のある講師による個別指導 ・受講後は就職定着率97%の就職サポートあり | ||
自分に合った転職先を見つける
エンジニア職に限ったことではありませんが、自分に合った転職先をきちんと見極めることが大切です。
転職の目的を元に「どんな企業だったら長く働きたいか」を考えてみましょう。
そして、自分にマッチしそう企業がイメージできたら、求人情報を見て理想の企業があるか探りましょう。
とはいえ、求人情報を見ると、どの企業も良さそうに見えて中々絞り込めないものです。
「迷っている間に応募の締め切りが過ぎてた」「応募しすぎて転職活動がとても忙しくなっちゃった」と言った失敗エピソードもよく聞きます。
そんな風に迷ってしまったときは、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
転職エージェントでは、自分に合う企業の選び方はもちろん、応募書類の書き方や面接での効果的なアピール方法など、転職に関することであれば何でも相談可能です!
もちろん弊社UZUZも、第二新卒の方の転職サポートを実施しています!
UZUZは20代に特化した転職エージェントで、第二新卒の転職サポートも大得意です。
しかも、エンジニアの求人を多数取り扱っている上に、ブラック企業は徹底的に排除しているので、安心してサポートを受けられます。
少しでも転職に不安を感じたら、1人で悩まずUZUZまでご相談ください。
UZUZが徹底サポート!
この記事のまとめ
第二新卒でもエンジニア職への転職は十分可能です!
スキルや経験があまりなくとも、若さとあなた自身のポテンシャルをアピールできれば転職も乗り切れるでしょう。
しかし、転職の目的が曖昧だったり、転職先業界への知識が不足していたりすると、転職に失敗してしまう可能性も……。
求人情報を見たり、企業に応募したりする前に、まずは「自分はなぜ転職したいのか」「将来どんな風に働きたいのか」を整理してから、転職活動をはじめましょう。
また、応募したい企業が「未経験歓迎」としていても気を抜かず、事前に基礎知識を学んでおきましょう。
このように第二新卒の転職は、計画性や戦略性が求められます。
加えて第二新卒は前職を早期退職しているため、気を付けて退職理由を述べないと、応募先の企業からマイナスイメージを持たれることも少なくありません。
つまり、第二新卒は様々なコツを押さえて転職に臨む必要があるのです。
「戦略とか言われても全く浮かばないよ!」「第二新卒の転職ってなんだか難しそう……」そんな印象を持つ方もいるかもしれませんが、転職エージェントを活用すれば大丈夫!
これまで、数多くの第二新卒を内定に導いてきた転職エージェントを利用すれば、怖いものはありません!
弊社UZUZでも、第二新卒の転職サポートを行っています。
転職の成功率を上げるためにも、ぜひUZUZを活用して、賢く転職活動を進めましょう!
UZUZが徹底サポート!