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向いてる仕事がわからない20代|仕事の選び方や就職ポイントを解説

向いてる仕事がわからない…

「自分にぴったりの仕事を探しましょう」とかいうけど、どんな仕事に向いてるのか、正直自分じゃ分からない
まだ自分探しの途中なんですね。20代では無理のないことかもしれません。
そんなあなたのために、今日は全力でアドバイスしますよ!

本記事では、自分に向いてる仕事が分からない20代の方向けに、以下の内容を解説しています。

  • 仕事選びの方法
  • おすすめの仕事
  • 就職のポイント

ぜひ最後まで読んで、向いてる仕事選びのヒントにしてくださいね!

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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そもそも「向いている仕事」の判断基準って?

「向いている仕事」の判断基準って?

そもそも、向いている仕事ってどういう仕事なの?
自分に向いている仕事の判断基準はいくつかありますが、例えば業務にやりがいを感じられたり長時間でも集中して取り組めたりなどです。

自分に向いている仕事と一口にいっても、その判断基準は様々です。

ここでは、自分に向いている仕事の判断基準を紹介していきます。

今の仕事や前職のことを振り返りながら「自分に向いている仕事かどうか」を考えてみてください。

1.長時間の業務でも集中して取り組める

自分に適性があることや好きなことであれば、長時間取り組んでいても苦痛に感じにくいものです。

それは仕事においてもいえることで、ある程度長い時間業務に取り組んでいても集中力が著しく低下することがないかどうかが、向いている仕事の判断基準です。

自分が興味を持てる分野であったり、自分の性格と仕事内容が合致していたりする場合、長時間の業務でも集中して取り組めることでしょう。

2.努力するほど成果が出ると感じられる

向いている仕事の場合、自分が重ねた努力の分だけ成果が出やすい傾向にあります。

反対に自分のスキルや性格と業務内容がマッチしていないと、努力しても思っているほど成果を得られないおそれがあるのです。

さらに、自分に向いていない仕事の場合、努力すること自体を苦痛に感じてしまうかもしれません。

もちろん、努力を重ねても、その時の状況によっては思うような成果が出ないこともあります。

しかし、入社してから「努力が成果にあらわれない」と感じることが圧倒的に多い人は、今の仕事が向いていない可能性があります。

3.同僚と比べて成長スピードが早い・同じくらい

20代の若いうちは、誰しも「この仕事に向いていないのかな……」と思うことでしょう。

新人のころから何でもスムーズにこなせる人なんてそういませんし、中堅社員以上になってもミスはするものです。

しかし、同じ時期に入社した同僚たちと比較した時に、明らかに成長スピードが遅い場合、今の仕事に向いていない可能性もあります。

反対に、同僚と比べて成長スピードが同じくらい、もしくは早い場合にはその仕事に向いていると判断できます。

4.上司や同僚から「向いていない」といわれることがない

職場の他の人たちから「その仕事は向いている」といわれる場合、自信を持ってよいでしょう。

反対に、よっぽどその仕事に向いていない場合には、職場の上司や同僚から「仕事に向いていないんじゃない?」といわれることもあるかもしれません。

20代のうちは誰でも失敗を重ねながら成長していくものですが、第三者から向いていないと指摘される場合は早めにキャリアチェンジするのも1つの選択肢です。

ただし、向いていないといわれる場合でも、その業界や職種自体に向いていないのではなく、ただ今の職場の雰囲気に合っていないだけのケースもあります。

後者の場合は、仕事内容自体は向いているので、他の業界・業種に転職するのはもったいないですよね。

仕事が向いていないのか、勤めている企業が合わないのか見分けることも大切です。

5.業務内容にやりがいや達成感を感じられる

今取り組んでいる業務内容にやりがいや達成感を感じられる場合、自信を持って「今の仕事に向いている」といえるでしょう。

一方、入社してから今に至るまで、一度もやりがいや達成感を感じられない場合、明らかにその仕事に向いていません。

やりがいや達成感を感じられないのは、業務内容に興味を持てなかったり思うように貢献できていなかったりといった理由が考えられます。

やりがいや達成感を感じられないまま仕事を続けてもモチベーションが上がらず、業務効率や成長スピードが低下してしまいます。

このような場合、違う職種や業界、もしくは同じ業種・職種でも異なる事業内容の企業へ転職を検討しましょう。

向いていない仕事を続けた人の末路とは

向いていない仕事を続けた人の末路とは

仕事だから嫌なことでも頑張らないといけないんだろうけど……。
自分に向いてないと思ったり、あるいは向いているか分からない仕事を続けていくとどうなるのかなあ?
多少のことは我慢したり、踏ん張ってみることも必要です。
しかし、明らかに向いていない仕事であれば、色々な問題が生じてしまうかもしれません。

仕事である以上、全てが楽しくて仕方がないという状況は、ごくまれなことでしょう。

しかし、あまりにも向いていない仕事を、続けていてもよいことはなさそうです。

成果が出せずますます仕事が苦痛になる

今の仕事が自分に向いていないのであれば、熱心に取り組むことも難しくなってきます。

そうなると、以下のようなマイナスのループに陥ってしまうかもしれません。

  1. やりがいを感じず、作業的に仕事をこなすようになる
  2. 作業的にこなすので、工夫や改善が生まれない
  3. 熱意が持てないので、成果が出ることはない
  4. 成果が出ないので、評価も厳しいものになる
  5. 評価されないと、ますます仕事が面白くなくなる
  6. 無駄な時間を過ごしているように感じ、仕事がますます苦痛になる

仕事は1日の時間の大半を費やすものであるため、それを苦痛に感じてしまうと、毎日がつらいものになってしまうでしょう。

仕事以外のプライベートに充実を求める

毎日の仕事が苦痛になってしまうと、仕事に真剣に向き合うことがなくなり、ただ義務としてこなすだけになってしまうようになります。

そうなると、仕事では充実感を得ることができず、仕事以外の趣味やプライベートに充実を求めるようになっていきます。

バランスを取るためには必要なことかもしれませんが、あまりに熱が入りすぎると仕事に支障をきたすかもしれません。

ますます仕事に身が入らなくなり、成果も出せなくなっていくでしょう。

当然、周囲からの評判や評価を落とし、職場にいることが苦痛に感じるというマイナスのループにつながっていくのです。

メンタル不調に陥る可能性もある

趣味やプライベートで発散できている間はまだよいですが、仕事の苦痛が限界を超えると心身の不調をきたす恐れがあります。

特にメンタル面に不調をきたしてしまうことが問題です。

本格的にうつ病などの精神疾患を発症すると、まず原因である仕事から離れなければならないため、長期の休職や退職を余儀なくされてしまうでしょう。

すぐに調子を戻せればよいのですが、症状が悪化すると治るまでにかなりの時間を要するため、転職活動など次のステップに向けて進むことも難しくなります。

収入面でも厳しくなり、生活が不安定になってしまう可能性もあるのです。

スキルが身につかず転職しにくくなってしまう

向いてないと思いながら惰性で仕事を続けているような状態であれば、仕事に必要なスキルを身につけようというモチベーションが上がることはありません。

ただ毎日、目の前の仕事を義務的に漫然とこなす日々が続きます。

そうした日々を長い年月繰り返し、ふと振り返った時に、何のスキルも身についていない自分に気がつきます。

いざ、転職をしようとしても、アピールできるスキルがないことに愕然としてしまうでしょう。

こうなると、自信を持った転職活動はできません。

なかなか良い結果に結びつかず、ますます自信を失ってしまうのです。

今の仕事が向いていないと感じてしまう原因

今の仕事が向いていないと感じてしまう原因

向いていない仕事を無理やり続けると、メンタルを壊すこともあるんだね……。
でも、今の仕事が向いていないと感じる原因が分かれば、なんとかできそうなんだけど……。
確かにそうですね。
今の仕事が自分に向いていないと感じてしまう原因は、おおよそ以下の5つが挙げられます。

やりたいこと・好きなことがない

自分のやりたいこと・好きなことが分かっていないことも、今の仕事が向いていないと感じてしまう原因です。

今の会社に入社して、なんとなく仕事を始めてみたけれど、自分のやりたいこと・好きなことではないと感じ、仕事に集中できないのでしょう。

こうした人は、就職活動中の自己分析が甘かった可能性があります。

自分の適性が曖昧なまま入社してしまったケースでは、このような状態に陥りがちです。

今の仕事に楽しさを感じられていない

今の仕事に楽しさを感じられない場合、当然やりがいも感じられていないでしょう。

こうした人は、担当する仕事の意味や意義を理解していないのかもしれません。

自分の仕事が会社でどのように必要とされ、役に立っているかが分からないのです。

自分が勤めてる会社や、担当業務への理解が不足している可能性が高いです。

このような状態であれば、目の前の仕事は単にこなすだけの作業になってしまい、楽しいと感じることもなくなります。

成功体験を積めていない

今の仕事が自分に向いているのか迷いながら仕事をしている状態だと、思うような成果を上げることが難しくなってしまいます。

最初は向いているか分からずに仕事をしていても、成果を出し評価されれば、その仕事が楽しくなってくるものです。

成功体験を重ねることで、自然と自分に向いていると思えるようになってくるでしょう。

こうした経験が積めないまま、ある程度の期間勤めていると、仕事の面白さが見出せず向いていないと思うようになってしまうのです。

他人と比べて「自分はできていない」と考えてしまう

他人と比較した時に、自分の仕事のクオリティや実績が劣っていると考えてしまうことも、仕事が向いていないと感じてしまう原因です。

こうした人は一度、周囲の同僚に劣等感を覚えてしまうと、素直に努力して挽回しようとする気力が起きにくくなってしまいます。

自分に向いてる仕事ではないから結果が出せないと考えるようになり、他の仕事に目移りしてしまうのです。

必要以上に自分を下に見る必要もないですが、自分ができる限りのことを行動しているかどうかを見直して見てください。

自分の現状を正しく把握し、努力を積み重ねていけばおのずと結果も出せるようになるでしょう。

自分の強みが活かせていない

自分の強みが活かせていないと感じてしまうことも、仕事に向いていないと思ってしまう原因です。

例えば、コミュニケーション力が自分の強みと思っている人が、人との接点が少なく1日中黙々と1人で作業する仕事に就いたようなケースです。

自分の強みが活かせないと思い込んでいるため、仕事に工夫をすることもなく、なかなか成果をあげることができません。

目の前の仕事に興味を失い、自分に向いている仕事を探そうと、転職を考えるようになるのです。

20代で向いてる仕事がわからない

20代なら向いてる仕事がわからないのは当然?!

そもそも、20代は「向いてる仕事」が分かって当然なの?
いいえ。20代なら、向いてる仕事が分からなくても気にする必要はありません。

ベースメントアップス株式会社が2019年10月に実施した「仕事の適性についての調査」によると、多くの社会人が今の仕事に適性を感じていないことが分かります。

今の仕事が適していると思いますか?

参照:ベースメントアップス株式会社「仕事の適性についての調査

この調査では、アンケートに回答した社会人全体の38%が「今の仕事が自分に向いているか分からない」と答えています。

調査対象は幅広い年代にわたるため、まだキャリアが浅い20代に限定すると、仕事が自分に向いているか分からない割合はより高くなりそうです。

Indeed Japan株式会社が2021年3月に公表した「自身の能力・可能性に関する意識調査」の結果では、20代が最も今の仕事に適性を感じられていないことが明らかになっています。

今の仕事は自分に合っているか

参照:Indeed Japan株式会社「自身の能力・可能性に関する意識調査

この調査によると、全体の34.6%の人が「仕事が自分に合っていると思っていない」ということが分かります

年代別に見ると事が自分に合っている」と感じられていないのは、20代が最も多いです。

20代の39.4%、つまりおよそ4割もの人が今の仕事に適性を感じられていないのです。

このように、20代で「今の仕事が向いているのか分からないえるのは普通のことなので、そこまで深刻に悩まなくてもよいでしょう。

それよりも大事なことは、ひとまず就職してみること。

以下に詳しく解説します。

ひとまず就職して仕事をこなすことが大事

向いてる仕事が分からない20代がまずやるべきなのは、「ひとまず就職すること」です。

ええーっ?向いてる仕事が分からないいきなり就職?
ある意味危険な賭けじゃない?

多くの可能性を秘めた20代のうちは、まずチャレンジするのが最適解です。

仕事をこなすうちに、向き・不向きがだんだんと分かってきます。

就職した仕事がどうしても向いていないと感じたら、その時は転職すればよいのです。

もちろん短期離職は避けるべきですが、20代のうちなら、1〜2回の転職は致命的ではありません。

面接で「なぜその仕事を選んだのか」をしっかり説明できれば、転職も怖くはありません。

それよりも問題なのは、向いてる仕事を探し続け、正社員にならず、アルバイトなどの不安定な収入収入のまま年齢を重ねてしまうことです。

30代になる前には向き・不向きを理解していることが大切

20代のうちは、仕事をこなす過程で自分の向き・不向きを理解していくことが大事です。

できれば20代後半まで、遅くても30代になる前には、自分の適性を把握しておきましょう。

なぜ30代になる前がリミットかというと、30代になるとゼロからのスタートがしにくくなるから。前職と同じ職種・業種への転職を行うのが基本となっていくからです。

色々な業種・職種を経験するなら、20代が勝負。

若いうちの方が将来性が期待できるため、未経験職種への転職は有利です。

転職ならではの自己分析のポイントは、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。

仕事が向いていないと感じて転職するのはアリ?

仕事が向いていないと感じて転職するのはアリ?

今の仕事が向いていないと感じたら、転職してしまうってのはアリなの?
今は昔と違い、転職することでマイナスのイメージを持たれることは、そう多くはないようです。

しかし、あまりにも転職回数が多い場合は、気にする採用担当者がいることも忘れてはいけません。

リクルートエージェントの調査による、若年層の転職状況を見てみましょう。

【若年層 20代・30代の転職状況】

0回1回2回3回4回5回6回以上
20代62.323.09.33.81.10.20.3
30代44.522.814.09.83.83.12.1

参照:リクルートエージェント「転職回数と採用実態の関係

20代では約40%が転職を経験、30代では転職経験がない人の方が少数派となっています。

30代では、複数回(2回以上)転職している人の割合も高くなっていることが分かるでしょう。

転職そのものに対して、ハードルが低くなっているということです。

それでは、転職回数の多い求職者を、企業の採用担当者はどのように見ているかも確認していきましょう。

【採用担当者が気になる転職回数の割合】

転職回数は気にならない37.0%
1回3.6%
2回11.5%
3回23.9%
4回13.1%
5回8.9%
6回以上2.1%

参照:リクルートエージェント「転職回数と採用実態の関係

転職回数は全く気にしないという採用担当者が4割近くいますが、3回以上の転職が気になるとした人は、約半数にものぼります。

転職自体は悪いことではないが、回数を重ねることで、よいイメージを持たれにくくなることは否めないようです。

やはり、仕事が向いていないからといって、簡単に転職を繰り返すことは避けるべきでしょう。

どうしても転職する場合は、自己分析をしっかり行い「絶対に次は失敗しない」という心構えで行うことが大切です。

向いてる仕事がわからない20代の仕事選び方

向いてる仕事がわからない人向け!20代が就職先を決める4つの方法

向いてる仕事が分からなくて就職が大事なんだね。
とはいえ、仕事選びのコツが分からないと行動できないよ。

そんなあなたは、次のような「仕事選びの軸」を参考にしてみてください。

向いてる仕事が分からない20代が就職先を決める4つの方法
  1. 「やりたくないこと」を避けられる仕事を選ぶ
  2. 学校やアルバイトでの経験を活かせる仕事を選ぶ
  3. ワークライフバランスが整っている仕事を選ぶ
  4. 将来性がある仕事を選ぶ

それぞれの方法を詳しく説明していきます。

1.「やりたくないこと」を避けられる仕事を選ぶ

仕事選びの際には、「やりたいこと」を出発点にしがちです。

しかし「やりたいこと」にばかり気を取られていると、仕事で嫌なことがあった時に心が折れやすくなってしまいます。

“やりたいこと”以外の「雑務が多い」「人間関係でつまずく」など、心が折れてしまうポイントは意外と多いのです。

ここは発想をガラッと転換し「やりたくないこと」を避けられる仕事を選んでみましょう。

例えば、以下のように考えていくのです。

「デスクワークはやりたくない」
「営業職はどうだろう?」
「でもテレアポや飛び込みは嫌…」
「それならば、すでにお客様が決まっている”ルート営業”は?」

「やりたくないこと」から考えると、自分がどうしても譲れないことが明確になり、結果的に仕事が長続きしやすくなりますよ。

2.学校やアルバイトでの経験を活かせる仕事を選ぶ

もしあなたが既卒の場合、中途採用に比べて「前職の経験がない」という点が不利になりがち。

そこで、経験を活かせる仕事を選ぶことが大事です。

  • 高校や専門学校、大学などで学んでいたこと
  • アルバイトで経験した職種や業種

このようなことであれば、仕事内容の理解がスムーズです。

ゼロから始める場合と比べ、格段に取り組みやすいといえます。

例えば家電量販店でのアルバイト経験があるなら、扱っていた商品に関連する仕事を探してみてはどうでしょうか。

商品知識がベースとなり、未経験の人よりも一歩先んじることができます。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

「得意なこと」より「苦もなくできること」を

自分の経験を元に仕事を選ぶ際、何が得意だったか振り返ろうとする人が多いですね。

しかし「得意なこと」という観点で仕事選びをするのは、実は難しいのです。

なぜなら、「得意だけれど資格は持っていない」と悩んでしまったり、「他人と比べると実はそんなに得意でもない」と気づいて行き詰まってしまったりするから。

自分が経験してきたことを振り返るなら、「苦もなくできたことは何だったか」という視点で考えてみましょう。

  • 大学時代の卒業研究で、コツコツとデータを取り続けることができた
  • アルバイトのチラシ配り、周囲はすぐにギブアップしていたけれど、自分は断られてもメンタルを病まずに配り続けられた

など、“問題なく続けられた”ことにあなたの強みが眠っているのです。

苦もなくできることは、自分自身にとってあまりにも当たり前のことなので、なかなか気づかないもの。

もし「自分ではどうしても思いつかない」という時は、家族や古くからの友人に「私が自然とできてることって何かな?」と聞いてみるのがおすすめです。

自分の意外な一面に気づかせてもらえるかもしれませんよ。

身近な人に聞くのが気恥ずかしいという場合は、転職エージェントを利用してみましょう。

面談でキャリアアドバイザーから強みの診断を受け、「自分でも強みだとは気づかなかった」「そんな当たり前のことがアピールポイントになるんですね」と驚く方が多いです。

3.ワークライフバランスが整っている仕事を選ぶ

仕事選びの際には、仕事内容だけでなく、ワークライフバランスも重視したいもの。

どんなに好きな仕事でも、業務量が多く毎日夜遅くまで残業を強いられたらどうなるでしょうか。

プライベートとのバランスが取れずストレスが溜まり、早期退職につながってしまうかもしれません。

  • 残業時間の長さ
  • 休日出勤の有無
  • 有給休暇の取得率

こういったところにも目を向けてみましょう。

ここで気をつけたいのは「働きやすさ」を表向きの志望動機にしない、ということです。

  • 残業が少ないのでこの仕事を選びました
  • 有給休暇がガッツリ取れそうなので御社を選びました

などと面接で言うのは絶対にNG。

労働意欲を疑われてしまいます。

あくまでも、自分の中での基準として持っておくようにしましょう。

4.将来性がある仕事を選ぶ

長く仕事を続けていくためには、将来性がある分野を選ぶことも大切です。

昇給・昇格など今後のステップアップが期待できますし、人手が不足しているため未経験からも就職しやすいというメリットもあります。

おすすめはIT分野です。

  • プログラマー
  • インフラエンジニア

上記のようなエンジニア職は特に需要が高く、引く手あまた。

スキルや資格を持っていれば、多くの企業を選択肢に入れることができますよ。

厚生労働省が公表した「一般職業紹介状況(令和5年8月分)について」によると、2023年8月におけるエンジニア職の有効求人倍率は2.29倍となっています。

なお、この月の全体の有効求人倍率は1.29倍となっていて、エンジニア職の方が「転職希望者に対して求人数が多い」といえます。

ITは今後も発展し続けていくと考えられるため、将来的にも需要は高いといえるでしょう。

このように、仕事選びの際には「将来性」も大切な視点です。

参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年8月分)について

向いてる仕事がわからない20代におすすめの仕事

仕事選びのポイントが分かってきたぞ!
……でも、具体的にはどんな仕事がいいの?

向いてる仕事が分からない20代におすすめの仕事は、以下の3つです。

  1. 営業職
  2. ITエンジニア
  3. 事務職

これらの仕事の共通点は「潰しが効きやすい」こと。

向いていないと分かった場合、比較的他の仕事に転職が容易です。

また未経験でも参入しやすいため、既卒や第二新卒にもおすすめできます。

ただし、これらの仕事はスキルアップしておくことが大事。業種によっては、資格の取得が必要な場合もあります。

その点も含め、それぞれの仕事について詳しく見ていきましょう。

1.営業職

営業職

営業は全ての仕事の基本に通じる職種です。

  • セールストーク
  • コミュニケーション力
  • プレゼンテーションスキル

このような、基本的かつ重要なスキルを身につけることができます。

これらのスキルはどの仕事でも役立つものなので、他職種でも活かすことができるのです。

また、営業職は結果で評価される仕事であることも、おすすめしたい理由の1つ。

好成績をおさめた場合は、経験年数や年齢にかかわらず、昇給・昇格のチャンスが生まれます。

既卒の方にとっては「自分の腕ひとつで後れを取り戻せる」というメリットがありますよ。

厚生労働省が公表した「一般職業紹介状況(令和5年8月分)について」によると、2023年8月における営業職の有効求人倍率は2.26倍です。

この月の全体の有効求人倍率1.29倍と比較して、有効求人倍率が高いといえます。

営業職の求人は、未経験でも歓迎としているものも多く、そもそもの求人数が多い傾向にあるため、比較的転職しやすいのがメリットです。

参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年8月分)について

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

「自分は営業職に向いていない」と自己判断しないで

営業職に対して「コミュニケーション力の高い人だけができる仕事」「内向的な自分には向いていない」と考えてしまう人が多いですが、それはもったいないことです。

人との関わりが大事な仕事ではあるものの、必ずしも外向的で明るい人だけが営業に向いているとは限りません。

むしろ一方的にセールストークを炸裂させてしまうと、嫌がられてしまいます。

それよりも、お客様の話をじっくり聞き、ニーズを掘り起こして、ぴったりの商品を提案できる「聞き上手な人」の方が営業成績は高い傾向にあります。

また、相手に対し誠実な対応ができることや、身だしなみに清潔感があり、立ち居振る舞いに信頼感を感じられることもとても大事です。

  • すぐに友達ができるタイプではないけれど、一度仲良くなった相手とは長く関係が続く
  • クラスでは目立たない方だったが、目上の人や年長者に気に入られやすい

これらのような経験がある人は、意外と営業の才能があるかもしれません。

もし、これまでトライした経験がないなら、一度検討してみてはどうでしょうか。

2.ITエンジニア

ITエンジニア

前述したとおり、プログラマーやインフラエンジニアなどのITエンジニアは需要が高く、未経験でも参入しやすいためおすすめです。

必要なスキルを身につけさえすれば「他の会社でもそのスキルを活かす」ことができるのも大きな魅力。

そのため、営業職と並んで「潰しが効きやすい仕事」といえますね。

もちろん、入社前にある程度のスキルを保有していることは絶対条件。

加えて、入社後も継続してスキルアップしていくことを求められます。

そのスキルを身につけるのが難しいんでしょ……プログラミングとかサーバーとかネットワークとか意味不明。どうやって学べば良いの?

ITエンジニアに就職するためにスキルを身につけたい方は「ウズウズカレッジ」の活用がおすすめです。

ウズウズカレッジではITエンジニアを目指すための就業支援を行っており、以下のコースが用意されています。

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LinuCコース
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3.事務職

事務職

事務職も営業職と同じく、以下のような幅広いスキルを身につけることができます。

  • 経理
  • 書類作成
  • 来客対応
  • 電話対応

事務職として身につけたパソコンスキルや経理スキルは、他の仕事でも活かしやすいというメリットがあるのです。

求人自体は多くはないものの、派遣会社の正社員として働くなどの道も考えられるので、未経験でも参入の余地があるといえます。

なんだか働きやすそう!仕事内容もイメージできるし、魅力を感じるなあ。
ただ、求人が少ないのはまぎれもない事実。
経験者優遇の傾向もあって、正直難易度は高いのです……。

厚生労働省が公表した「一般職業紹介状況(令和5年8月分)について」によると、2023年8月における営業職の有効求人倍率は0.42倍です。

この月の全体の有効求人倍率1.29倍と比較して有効求人倍率が低く、競争率の高い職種であるといえます。

これまでに事務職で働いてきた経験があるならおすすめできますが、そうでなければ他の仕事を視野に入れた方がよいかもしれません。

参照:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和5年8月分)について

向いてる仕事がわからない20代の就職ポイント

向いてる仕事がわからない人向け!既卒が就職活動で就職する4つのポイント

正直いうと、働くこと自体に自信がないんだよね……。就職活動も不安だし。
向いてる仕事が分からない人に多いお悩みですね。おまかせください!

20代の既卒の方にこそ、若いうちに自分にぴったりの企業を見つけていただきたいもの。

そこで、就職活動のポイントを徹底解説します!

既卒が就職活動で就職する4つのポイント
  1. 就職セミナーや説明会で詳しい仕事内容を理解する
  2. 適職診断テストを使う
  3. キャリア設計に関する質問に答えられるようにする
  4. エージェントに相談し、向き・不向きを判断してもらう

1.就職セミナーや説明会で詳しい仕事内容を理解する

自分に向いてる仕事を見つけるための最短距離は、実際に働いている人の話を聞くことです。

  • 職種
  • 仕事内容
  • 職場で求められること
  • 実際働いてみての感想

以上のようなことを、詳しく知りたいと思いませんか?

インターネットやハローワークでもある程度調べられますが、なんといっても生の声が一番です。

これらは、就職セミナーや説明会を積極的に利用するのがおすすめ。

「仕事で大変なことは」「1日のスケジュールを教えてください」など、気になるポイントを質問することも可能ですよ。

転職エージェントに登録しておくと、有益なセミナーや説明会の案内を受け取ることができます。

今のあなたにとって必要な情報を積極的に集めましょう!

2.適職診断テストを使う

自分に向いてる仕事が分からない場合、自己分析を入念にすることが何より大事です。

「自己分析は途中で挫折してしまう……」そんな方におすすめなのが、このメディアを運営しているUZUZが作成した“適職診断”です。

UZUZの「適職診断」は「日本一わかりやすい自己分析」として定評があります。

LINEで友達追加するだけで、無料で診断を受けられ、自分の性格や将来の希望年収などから、マッチする仕事が分かります。

詳しく内容を知りたい方は、以下の動画をチェックしてくださいね!

自己分析についてもかなり分かりやすく解説しているので、自分に合った仕事を見つけたい人は一度視聴してみるのがおすすめです。

またUZUZのLINE公式アカウントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

3.キャリア設計に関する質問に答えられるようにする

面接で必ずといっていいほど聞かれるのがキャリア設計(キャリアプラン)です。

この質問への答えを練っておきましょう。

「向いてる仕事が分からないのに、キャリア設計なんて立てられない」そう思うかもしれませんが、このキャリアプランは(仮)でOK。

なぜならキャリアプランは、働きながら変化していくのが普通だからです。

就職活動は、入社がゴールではありません。

入社後どのようなキャリア構築をしたいのか、自分の言葉で説明できるようにしておくことが大事なのです。

キャリア設計(キャリアプラン)って何?という人は、たった12分弱で分かるこちらの動画をチェック!

自分なりのキャリア設計の文例をひとつ作っておけば、面接時に慌てず話すことができますよ。

4.エージェントに相談し向き・不向きを判断してもらう

「仕事の向き・不向きは、自分だけでは判断できない……」

そんな方は、転職エージェントを活用しましょう。

転職エージェントでキャリアアドバイザーに自分のアルバイト経験や特技、得意なことや苦手なことを話してみましょう。

数多くの案件を扱い、就職実績のあるキャリアアドバイザーは、あなたの向き・不向きを見つける達人です。

  • 自分では気づかない強み
  • あなたに向いている仕事
  • キャリア設計のポイント
  • 就職活動における「軸」の見つけ方

などについて、強力なアドバイスが受けられますよ。

また、面接練習や書類添削など様々なサポートを受けることももちろん可能です。

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まとめ

20代は、まだまだ自分探しの途上。

自分に向いてる仕事が分からなくて当然です。

自分に向いている仕事を探すためには、会社の給与や労働環境、働きやすさ、将来性などに目を向けて企業選びを行っていきましょう。

とはいえ、就職活動が初めての場合、企業選びや自己分析でつまずくことも多いはずです。

  • やっぱり、自分に向いてる仕事が分からない
  • 自分の強みや適職を誰かに教えてもらいたい

こんな方は、ぜひUZUZを使い倒してください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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