もくじ
インフラエンジニアは未経験からでも挑戦できますが、関連資格を持っていると就職・転職の際には有利に働くことが多いものです。
そこでこの記事では、CCNA(Cisco Certified Network Associate)資格取得のためのスクールなどついて徹底解説します!
この記事でわかること
- 早めにCCNA資格を取得したいなら、スクールの利用がおすすめ
- スクールに通うメリットは「モチベーションの維持のしやすさ」と「サポートの手厚さ」
- スクールに通うデメリットは「費用がかかる場合がある」
- 独学の場合は、映像授業と問題集サイトを活用する方法がおすすめ
CCNAの資格取得に関する情報がギュッと詰まった記事ですので、CCNAの資格取得を検討している方は必読ですよ!
CCNA資格取得なら、ウズウズカレッジ!
ウズカレCCNAコースのおすすめPOINT
- 受講満足度5点満点中4.4以上!
- エンジニア実務経験のある講師による個別指導
- 受講後は就職定着率97%の就職サポートあり
この記事の監修者
河合 大輔DAISUKE KAWAI
ウズウズカレッジ講師
ITリスキリングサービス「ウズウズカレッジ」を運営。企業研修から教材作成、業務自動化まで行う何でも屋。関西大学卒業後、中高で社会科教諭を経験。その後縁あってウズウズカレッジに参加。販売しているCCNA教材の受講生は10,000人を超える。
CCNA試験の概要|受験費や試験日は?
この記事を読んでいる方であれば、ざっくりとした内容はご存じかもしれませんが、改めてCCNA試験の概要について以下の表にまとめてみました。
▼CCNA(Cisco Certified Network Associate)の概要
主催・認定 | シスコシステムズ社(本社:アメリカ・カリフォルニア州) |
証明できる知識や技術の内容 | ネットワークの基礎/ネットワークアクセス/IPコネクティビティ/IPサービス/セキュリティの基礎/自動化とプログラマビリティ |
試験時間 | |
出題数 | |
受験料 | |
受験形式 | ・CBT方式(PCを利用して選択・入力を行う) ・オンラインテスト |
試験日 | ・CBT方式の場合…日曜・祝日を除く毎日。テストセンターの空き状況にもよる ・オンラインテストの場合…ホームページ上で予約可能な日時 |
合格発表 | テスト終了後、即時(不合格の場合は試験日の翌日から5日間は受験不可) |
公式サイトURL | CCNA 認定とトレーニングプログラム – Cisco |
なお2020年2月24日からは試験内容や範囲が大きく変更されました。
ネット上では古い情報も多く掲載されているので注意が必要です。
CCNA資格取得スクール5社の比較(有料)
「CCNA受験勉強をするならスクール通う方が安心!」という方はぜひ参考にしてみてくださいね。
*金額は全て税込です
スクール名 | 受講期間 | 料金 | オンライン受講 | 個別指導 | 就職支援 | 公式HPリンク |
---|---|---|---|---|---|---|
ウズウズカレッジ ▼詳細解説 | 4ヶ月 | 132,000円 | 有 | 有 | 有 | |
ネットビジョンアカデミー ▼詳細解説 | 1ヶ月 | 150,000円 | 有 | 無 | 有 | |
KENスクール ▼詳細解説 | 6ヶ月〜 | 238,700円 | 無 | 有 | 無 | |
Winスクール ▼詳細解説 | 3ヶ月 | 189,200円 | 無 | 有 | 有 | |
システムアーキテクチュアナレッジ ▼詳細解説 | 1ヶ月~2ヶ月 | 192,500円 | 無 | 無 | 無 |
ここからは上記4つのスクールの概要についてご紹介していきます!
1.ウズウズカレッジ
- 税込132,000円(業界最安値)
- 受講満足度5点満点中4.4以上!
- エンジニア実務経験のある講師から個別指導が受けられる
- 受講後は就職定着率97%の就職サポートあり
20代を中心としたオーダーメイド型の就業サポートや、企業向け研修などを行う株式会社UZUZが運営する「ITエンジニア」になるための就業支援に特化したスクールです。
ウズウズカレッジ「CCNA」コースでは、最短1ヶ月~3ヶ月のカリキュラムを受講することで、文系出身の方やIT系職種の実務未経験者の方でもCCNA取得を目指すことができます。
また、個別指導方式を採用を採用することで、自分のペースに合わせた受講が可能です。
さらに、ウズウズカレッジを通して転職成功した際には、受講料が全額返金になります。
カリキュラムの流れは、まずCCNAの試験範囲に沿って細かくステップ分けした学習動画を視聴し、その後演習問題に取り組みます。
日々の学習の進捗状況などは講師が細かくチェックし、定期的にメンタリングも行うなど、躓いた部分も含めて徹底的にフォローしているのも特徴です。
資格取得まで全力でサポートするので、よかったらぜひ応募をお待ちしています!
2.ネットビジョンアカデミー
- 受講料が業界最安値!就職サービスも受けられる
- CCNA試験の合格率は95%
- 上京サポートも行なっている
ネットビジョンアカデミーでは資格取得から就職支援までをサポートしており、未経験からでも最短1ヶ月でCCNAの資格取得が可能です。
業界最安値の15万円(税込)で受講できる上に、就職サポートサービスも受けられるのも嬉しいポイント!
長期間エンジニアとしての実務経験を持つ講師による座学形式の講義と、実機を使用した実機演習の2つの学習方法を1日で行うカリキュラムで、CCNA資格合格率は95%以上。
入校後はまず社会人として必要なマナー研修やセキュリティ研修を受け、その後、試験範囲に合わせた座学の講義と実機演習が行われます。
カリキュラム終了後は試験対策問題や模擬試験を実施し、試験に合格できると判断され次第本番試験に挑む、という流れになっています。
⇒「ネットビジョンアカデミー」無料お問い合わせ・応募はこちらから
3.KENスクール
- CCNA合格率81%
- 個別受講なので自分に合ったペースで学べる
- 通学制ということもあり実機演習ができる
*通学制(新宿本校・横浜校・梅田校・名古屋校・福岡校に通える人のみ)
開校30年を超える歴史を持つKENスクールでは、一人ひとりのスキルや理解度に合わせてインストラクターが個別指導をしながら授業を進行するスタイルが特徴。
CCNA講座では、ベーシックな「CCNA認定取得講座」に加え「Linux」の取得や、Windows Server構築のための技術取得がセットになったコースも展開されています。
スクール内にはCisco社製のスイッチやルータが多数取り揃えらえており、講座では基本的な概念に加え、これらのスイッチやルータを使った現場さながらの実機演習が行われているのも特徴です。
なお、CCNAの合格率は2013年から現在までで81%という実績を誇っています。
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4.Winスクール
Winスクールは北海道から鹿児島までの全国各地で事業展開をしており、300種以上の実践講座を持つパソコンスクールとしても知られています。
「CCNA資格対策講座」では、シスコ社ルーターの実機実習と理論解説を実施。
実機実習ではダイナミックルーティングやVLAN・ACL・NAT、PAT、DHCPといったの各種設定を行うほか、理論解説ではVLANによるネットワークの構築や、TCP/ IPプロトコルスイート、IPv6ネットワークの構成といった様々な理論を学びます。
Winでは個人レッスンで苦手な部分を克服することにより1回の試験で確実に資格を取得することにこだわりを持っている点も大きな特徴のひとつです。
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5.システムアーキテクチュアナレッジ
「ゼロからプロへ」をモットーに開講から15年以上の実績を持つシステムアーキテクチュアナレッジ(通称SAK)。
「CCNA合格保証パックコース【教育訓練給付金制度対象コース】」には昼間部、夜間部、休日部があり、各講座の開講時間帯にも幅があるため、自分の通いやすいスケジュールから選択することができます。
また、CCNA改訂直後でも例年並みの合格率をキープしており、その合格率は94.2%、さらにCCNAに合格した人が受験できるCCNPでも合格率98.7%という記録を残しています。
さらに、SAKでは合格保証制度があるため、万が一試験に不合格になった場合でも、試験結果に基づいたフォローアップのほか、同じ科目であれば再受講も可能です。
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インフラエンジニアにおすすめの無料スクール4選
でも受講料も気軽に出せる金額ってわけではないんだよね……。
無料のスクールもあります!
とはいえ、CCNA資格取得も可能な無料スクールは、以下で最初にご紹介するネットビジョンアカデミーのみなんです。
ただ、「インフラエンジニアの知識を幅広く学べて、その後のインフラエンジニアになる就職支援」がある無料のスクールがあるので、そちらを紹介していきますね!
スクール名 | 受講期間 | オンライン受講 | 公式HPリンク |
---|---|---|---|
1.ネットビジョンアカデミー ▼詳細解説 | 1ヶ月 | ||
2.エンジニアカレッジ ▼詳細解説 | 2ヶ月 | ||
3.GEEK JOB ▼詳細解説 | 3ヶ月 | ||
4.侍エンジニア ▼詳細解説 | 1〜2ヶ月 |
資格取得の費用を抑えたい、ということであれば、このようなサービスを利用しながら独学で資格取得を目指すというのもひとつの手ですね。
では、ここからはこれらのサービスの概要についてもう少し詳しくご紹介していきましょう!
1.ネットビジョンアカデミー
CCNAコースでもご紹介したネットビジョンアカデミーですが、ITエンジニア全般を学ぶコースは無料で受講が可能です!
第二新卒や既卒の就職サポートも得意としているため、比較的若年層におすすめです。
ただし、年齢制限が18歳〜31歳までと決まっているため要注意が必要です。
2.エンジニアカレッジ
エンジニアカレッジはITエンジニア専門の転職支援会社であるインターノウス社が運営するスクールで、さらにアプリ開発などを行うIT企業でもあります。
250時間以上にものぼるカリキュラムでは、Linuxをはじめ、ネットワークやセキュリティ、クラウドといった様々な分野が学ぶことで、現場で活躍できるレベルの技術の習得を目指します。
なお、エンジニアカレッジでは、インターノウス社への採用紹介料や協賛金により受講者は受講料が無料になるだけではなく、インターノウス社を利用した就職も可能です。
さらに、エンジニアカレッジの受講生となればLinux試験の「LinuC」も無料で受験できます。
3.GEEK JOB
GEEK JOBの「ITエンジニア スピード転職コース」は、現場の声から生まれた実践的な内容の学習カリキュラムを24時間場所を選ばずにオンラインで受講できます。
さらに、オンライン学習に加えて現役のインフラエンジニアやプログラマーに質問をしたり、個別指導を受けることも可能です。
学習期間は全くの未経験者で3ヶ月間ほど、実務経験がある場合には約20日~10日間程度となっており、学習と平行して就職支援を受けることができます。
なお、このコースは20代のすでに社会人経験がある方を対象としているコースで、対象外となる方については有料の「プレミアム転職コース」であれば受講が可能です。
4.SAMURAI ENGINEER
SAMURAI ENGINEERは2013年に創業した日本初のマンツーマン専門のプログラミングスクールで、目的に合わせて6つのコースを選択することができます。
その中でも「転職コース」については、同社の人材紹介サービスを利用し、転職に成功することで受講料が実質完全無料となります。
学習カリキュラムは教材を元にした基礎的な学習と自分自身でオリジナルサービスを開発するという2部構成になっており、より実践的なスキルを身につけることが可能です。
さらに、学習中は講師にいつでもチャットで質問ができるだけではなく、独自のQ&Aサイトを使って様々なインストラクターから回答を得ることもできます。
スクールは通うべき?メリット・デメリット
ここまで各種スクールをご紹介してきましたが、「そもそもスクールに通う必要ってあるの?」「やっぱりスクールに通った方がいいの?」と思われた方もいるかと思います。
そこで、スクールに通う場合と、スクールに通わずに独学をする場合のメリット・デメリットを比較してみましょう。
- 学習のスケジュール管理がしやすい
- モチベーションの維持がしやすい
- わからないことをすぐに質問できる
- クラスメイトがいる場合は孤独感を感じずに学習しやすい
- 最新の情報を得ることができる
- オンラインでも学習できる場合がある
- 無料で受講できる場合がある
- 就活サポートを受けられる場合がある
- 合格保証がある場合は合格できるまで学習を続けられる
- 通学のためのスケジュール調整などが必要になる
- 高額な費用がかかるコースも少なくない
- コースによっては自分のペースで学習できない場合もある
- 就職支援を必ず受けなければならないコースもある
独学の場合は費用を抑えることはできますが、学習の計画など全てを自分で管理する必要があります。
人によってはモチベーションを維持できずに学習がストップしてしまう可能性もあるでしょう。
「費用がかかってもいいから確実に最短で資格を取りたい」「独学できる自身があまりない」という方は、有料または無料のスクールを活用してみることをおすすめします。
CCNA資格勉強で大変だったことは?体験談まとめ
未経験者がCCNAの資格を取得したいと思っても、身近にインフラエンジニアなどIT系の業界で働く人がいないと、なかなかリアルな情報は得にくいもの……。
そこで、ここでは実際にUZUZのサービスを利用してインフラエンジニアとして就職し、さらにCCNAの資格を取得した方々からのリアルな声をご紹介します!
文系でネットワークというものを漠然としか理解しておらず、IT用語がなかなか覚えられなかったことが大変でした。
インフラエンジニアになってよかったこと
自分の成長を感じられることです。資格を取ることで知識の広がりを目に見えて感じます。
見様見真似で行っていた作業の意味や立ち位置、繋がりが見えてきます。
異業種からの転職だったため、専門用語や目に見えない通信の仕組みを理解するのが大変でした。
インフラエンジニアになってよかったこと
社会の役に立てていると感じることです。
理由は、企業活動において欠かせないITの基盤を支えるというやりがいを感じるからです。
慣れない英語や数字の羅列、独特の言い回しなど、躓く部分が多かったです。
問題を暗記するつもりで500問以上の問題を解いて、ようやく合格できました。
インフラエンジニアになってよかったこと
常駐先にもよると思いますが、指示系統が明確なため相談先がわかりやすいことです。
技術的面や仕事全般で困ったときに、先輩に相談すればすぐ解決できる点が良いと感じています。
実務経験がない上、文系や異業種からインフラエンジニアに就職をする場合、やはり専門用語など聞きなれない言葉を覚えることが大変なようです。
しかし、資格を取得することで業務をする上でも自信がつき、インフラエンジニアとしてもやりがいを感じながら働くことができている印象を受けますね。
やっぱり独学が良いならこの勉強方法がおすすめ!
時間的な問題や費用面での問題からスクールに通うことが難しいという方ももちろんいらっしゃるかと思います。
そこで、最後に独学でCCNAの資格をとろうと考えている方に向けておすすめの勉強法をご紹介したいと思います!
それはズバリ「映像授業と問題集サイトを活用する」という方法。
具体的な方法としては、2020年の改定に対応したテキストを見ながら映像での授業を受けて、学習サイトで何度も繰り返し問題を解くというものです。
なお、CCNAの資格取得を目指す際におすすめの独学の方法については以下の記事で詳しく解説しています。
独学一択でCCNAの資格取得を目指そうという方だけではなく、無料のスクールと平行して独学をしたいという方にもおすすめの内容ですので、ぜひチェックしてみてくださいね!
以上、ここまでCCNAの資格取得ができるスクールのご紹介や、スクールに通うメリット・デメリットといった情報をご紹介してきました。
CCNAは未経験からインフラエンジニアを目指すなら取得しておいて必ず損はない資格です。
今回ご紹介したとおり、勉強方法も様々なものがありますので、ぜひ自分にぴったりの方法を見つけて資格取得を目指してくださいね!
CCNA資格取得なら、ウズウズカレッジ!
ウズカレCCNAコースのおすすめPOINT
- 受講満足度5点満点中4.4以上!
- エンジニア実務経験のある講師による個別指導
- 受講後は就職定着率97%の就職サポートあり