もくじ
いいえ、経験者のみではありません。
実際に、未経験者を募集している組み込みエンジニアの求人は存在します!
この記事では、
- 組み込みエンジニアの実際の転職市場
- 未経験でも組込エンジニアになれるのか
- 組み込みエンジニアは、どういった技術が身につくのか
- どのような人材が転職に成功しやすいか
これらをまとめて紹介していきます。
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組み込みエンジニアへの転職はシステム開発未経験者でも可能?
冒頭で述べた通り、未経験者でも組み込みエンジニアを目指すことは可能です。
ただし、その道のりは容易ではありません。
組み込みエンジニアは、家電や機器に特定の機能を与えるためにプログラムされたソフトウェアを組み込んでいく非常に専門性の高い職業です。
実際に組み込みエンジニアの求人倍率は4.77倍とも言われています。
テクノロジーの進歩に伴い家電や機器もどんどん高機能の製品が新発売されていますよね。
特に近年多いのがIoT化された製品。
例えば炊飯器や冷蔵庫・洗濯機などスマホから遠隔で操作できる家電が増えてきています。
このような時代の流れに合った製品を開発するには、高い技術を持った組み込みエンジニアが必要になります。
しかし企業のニーズに応えられるエンジニアの数が少ないため、組み込みエンジニアに適した若手を一から育てようと考える企業が存在するのです。
ただ、いくら「未経験でもOK」といっても、組み込みエンジニアに必要な知識を全く身につけていない場合は、内定の獲得は困難と言えます。
「経験がない分、知識はあらかじめ自分で身につける」という姿勢が求められるでしょう。
【組み込みエンジニアの転職事情】企業が求める経験・開発技術例を見てみよう
経験者を対象とした求人で応募資格として挙がるのは、
- 組み込み系開発の経験
- C言語を用いた開発経験
- ITエンジニアの経験
など、即戦力として組み込みエンジニアに従事できることです。
それでは組み込みエンジニアの仕事内容と併せて、どのようなスキルが必要なのかを見ていきましょう。
組み込みエンジニアに求められるスキル
組み込みエンジニアはソフトウェアとハードウェア両方の知識が必要となります。
ソフトウェアとはコンピュータを動かすプログラムのこと。
ソフトウェアには、特定の機能を与えるアプリケーションソフトや、アプリケーションソフトを作動させる環境を提供するオペレーティングシステム(OS)などがあります。
一方で、ハードウェアは機械の外側の部分。
ハードウェアの機能は入力・出力・記憶・制御・演算の5つの機能に分かれます。
組み込みエンジニアは、ハードウェアの回路図面を読み取り、ソフトウェアの製品開発を担当することも多く、ソフトウェア・ハードウェアの知識が必須となります。
- C言語
組み込みエンジニアが一番現場で使用するプログラミング言語。 - 組み込み開発で求められる知識
コンピュータのメモリ構造やデータを格納する方法などが求められます。 - 電子回路
ハードウェアを理解する上で電子回路の基礎知識は必須です。
独学やスクールなどに通ってこれらの知識を習得しておくと、未経験でも採用される確率がグンとアップします。
未経験から実際に任される仕事内容とは?
未経験者にいきなり高度な業務を任せることは基本的にはありません。
多くの会社では、社内研修以外にも通信教育講座・e-ラーニング講座・提携スクールで学ぶ場を用意しています。
具体的には、まず比較的容易な製品テスト・評価から担当し、ソフトウェアの開発に徐々にステップアップしていったり、入社後半年間の社内研修をみっちり行い、大手メーカー製品の組み込み制御や計測機器のシステム開発などを担当したりします。
IT業界であえて組み込みエンジニアを選ぶメリットとは?
IoTや人工知能を搭載した製品が次々と市場に投入され、組み込みエンジニアの活躍の場所は、より広がっています。
従ってキャリアを積み、様々なスキルを身につければ、引く手あまたの組み込みエンジニアとなれるでしょう。
今後も益々組み込みエンジニアの需要は高まると考えられていることから、将来的にも安定した雇用が見込める職業ともいえます。
そして、組み込みエンジニアの年収が高い点も大きな魅力ではないでしょうか。
(※)参考元:経済産業省「IT関連産業の給与等に関する実態調査結果」
一方で、組み込みエンジニアに近い職種のSE・プログラマ(システム開発)の場合は約593万円、SE・プログラマ(ソフトウェア開発)の場合、約569万円です。(※)
ただ、この数字はあくまで平均なので組み込みエンジニアの中でも幅があります。
より高度なスキルを身につけていくと、700万円・800万円も十分に目指せる職種です。
さらに、勤務地の融通が利くのも組み込みエンジニアの大きなメリットといえます。
組み込みエンジニアへの転職を成功させるには
未経験から組み込みエンジニアの転職を成功させるためには、「どんな人が組み込みエンジニアに向いているかを把握しておく」「組み込みエンジニアのベースとなる知識を身につけておく」ことがポイントになります。
組み込みエンジニアに向いている人
組み込みエンジニアに向いている人は、「ものづくりが好き」「几帳面」「集中力がある」という人です。
ものづくりが好き
組み込みエンジニアの仕事は、まさに「ものづくり」そのものです。
そのため、何かを作るのが好きな人、例えば「子どもの頃、ミニ四駆に夢中だった」「今でもプラモデル作りが趣味」というような方は組み込みエンジニアに向いています。
几帳面
組み込みエンジニアは、システム開発を行う際に綿密な仕様書を作成します。
このときかなり細かい部分にまで気を配らなければなりません。
几帳面かつ正確に作業を進められる人が向いています。
集中力が高い
組み込みエンジニアの作業では、継続して考え実行し続ける集中力が必須です。
また、目覚ましいスピードでIT業界は成長し続けているので最先端の技術・知識を身につけるためには常に学び続けなければなりません。
集中力の高い人でないと、周囲に追いつけなくなってしまうでしょう。
組み込みエンジニアとして採用してもらうためには、あなたが組み込みエンジニアに向いていることをアピールする必要があります。
お金を抑えて組み込みエンジニアのスキルを身につけ、未経験からの転職を成功させるには?
未経験から組み込みエンジニアを目指す場合、ある程度の知識を身につけておかなければ内定を獲得することは難しいです。
でも、専門学校に通うとなると膨大なお金がかかってしまいますよね。
一方で未経験から目指す場合、特に「若さ」が重要なポイントになります。
UZUZは就活サポートを行う人材紹介会社です。
併せて就職に必要なスキルを身につけられる「ウズウズカレッジ」というサービスも提供しています。
ビジネスマナーはもちろん、職種専門講座では本格的なプログラミングを学ぶことも可能なんです。
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まとめ
組み込みエンジニアは専門性が高く、高度なスキルが必要となる職種ですが、人材不足が深刻なため、未経験からでも挑戦できます。
しかも、高収入が目指せる上に将来性のある仕事です。
ただ未経験から挑戦する場合は、組み込みエンジニアに向いていること、C言語など基本的な知識を身につけていることが最低条件となります。
就職活動を円滑に進めるためにも、ぜひUZUZを利用してみてくださいね。
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