もくじ



- 就職するより他にやりたいことがあった
- 学生時代はなんとなく就活する気になれなかった
- 留学していてタイミングが合わなかった
様々な理由から既卒になってしまったものの、やはり就職をしたいと考えている人も少なくないでしょう。
しかし、既卒の場合、新卒採用のように「なんとなくみんなと同じ流れに乗って就活をする」ということができません。
また、同級生が社会人になっていると「周囲と情報交換をする」「友達に悩みや愚痴を打ち明ける」こともできず、精神的にも孤独や不安な気持ちを抱えがちです。
そこで、この記事ではそんな既卒ならではの不安や悩みを解消すべく、既卒の就活に役立つ情報をぎゅっとひとまとめにしてご紹介します!

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そもそも既卒っていつまで?第二新卒や新卒との違い

第二新卒とはまた違うんだよね?

ここでスッキリさせておきましょう!
「新卒」「第二新卒」「既卒」と、就活では良く見聞きする言葉。
しかし、その違いについて自信を持って説明できる人は意外と少ないのではないでしょうか。
これらの定義については法的に決められているわけではありませんが、一般的には次のように区別することができます。
新卒 | 第二新卒 | 既卒 | |
---|---|---|---|
学校卒業 | 卒業している、またはその年に予定がある | 卒業している | 卒業している |
学校卒業直後 | 正社員として就職 | 正社員として就職 | 正社員として就職していない |
学校卒業後3年以内 | ー | 離職経験がある | 正社員として就職していない |
つまりポイントは「学校卒業後すぐに正社員として就職しているか」ということ。
既卒は、学校卒業後に進学やアルバイトをしていても、正社員としての就職経験がなければ学校卒業後何年経過していても一般的には「既卒」扱いとなります。
また、最近では既卒の場合、卒業後3年以内であれば新卒枠として応募可能とする企業も増えています。

既卒の入社時期と就活期間ってどれくらい?


「既卒」と聞いて「新卒」と同様に就活や入社の大まかな時期が決められているのでは?と思う人もいるかもしれません。
しかし、以下のように、既卒の場合は「既卒枠」に加え、学校卒業後3年以内であれば「新卒枠」、それ以降であれば「中途枠」でも応募が可能です。
新卒枠 | 新卒のエントリーは3月1日に一斉に始まります。新卒枠を狙うならこの時期に開始しなければなりません。 内定は6~9月に出るのが一般的です。 |
---|---|
既卒枠 | いつエントリーしてもOK。 企業も若手人材を欲しい時に採用できるので既卒枠は貴重な人材確保の場です。 そのため「すぐに入ってほしい」と言われることもあり、数週間で内定がもらえることも。 |
中途枠 | 中途枠も既卒枠と同様、特に採用時期は定められていません。 ただ、一般的にボーナスを受け取ってから退職する人が多いので、夏のボーナス(6~7月)・冬のボーナス(12月)支給の後、つまり9~11月、1~3月は中途枠の求人が増えます。 |
とはいえ、既卒の場合、基本的には「既卒枠」か「中途枠」を狙うことをおすすめします。


でも実は新卒枠で応募することにはデメリットもあるんです。
「新卒カード」という言葉があるほど、就活において「新卒枠」というのはごく限られた人だけが利用できるチャンス。
しかし、同じ「新卒枠」でも、既卒が応募する場合と新卒が応募する場合には少し事情が変わってきます。
なお「新卒枠で応募」と「既卒枠で応募」のそれぞれのメリット・デメリットは、後ほど「既卒枠・新卒枠どちらで受けるべき?メリット・デメリット比較」で解説します。
統計資料から見る既卒の入社時期とは
労働政策研究・研修機構が調査した資料に、新卒入職者と既卒入職者の入社時期に関する統計があります。
引用:労働政策研究・研修機構「若年既卒者の雇用動向」 P32
資料によると、若年層の入職者約8万人のうち、既卒者は2.5万人程度です。
上期4月~9月、下期10月~3月とした場合、既卒の入職者の分布は、上期・下期とも大差はありません。
この数字は2014年から2020年まで複数年の累計のため、概ねこの傾向は間違いないと判断できるでしょう。
なので、資料を見る限りでは、上期・下期どちらかが有利ということはないといえます。
既卒の平均就活期間は大体3ヶ月かかる


そのため、就活を始めるのであれば「この頃には就職したい」と考えている時期から逆算して、3ヶ月前から準備を始めておくと安心です。
だからといって、入社を目指す時期の3ヶ月前まで、何も動かなくてよいわけではありません。
例えば、新卒枠を含む4月入社を狙う場合、新卒者を対象にした選考にタイミングを合わせる必要があるからです。
そもそも、採用活動の動きというのは企業側のスケジュールに左右されます。
3ヶ月というのは、あくまで就活開始から内定獲得までの一連の活動に、最低限必要な時間と考えてください。
既卒向け求人が増える時期、内定を取りやすい時期はあるの?

選択肢が増えた方が就職成功の確率も高まるでしょ?

ただそれが成功の確率も上がるとは限りません!
とりあえず、求人が増える時期をランキングにすると、以下のようになります。
- 1位:3月
- 2位:1~2月
- 3位:7~9月
3月は新年度に向けて、企業が人材確保に注力する時期。
3月に採用すれば、4月から新卒者と一斉に教育できるというメリットも3月に求人が増える大きな理由です。
2位と3位の時期がランクインしている理由は、ボーナス支給後で欠員が出やすくなるからです。
「求職者も増える時期なので採用活動が盛んになる」ともいえます。


これらの時期は求人は増えるものの「内定が取りやすくなる」というわけではありません!
内定獲得の難易度は、無職である空白期間が伸びるほど上がります!
そのため「できるだけ空白期間を短く早期に就活を始めること」が内定を取りやすくする一番の近道なんですよ。

危ない危ない!
既卒の入社時期に応じた就活スケジュール

既卒の転職活動には概ね3ヶ月がかかりますので、逆算したスケジュールを立てましょう。
ここからは入社希望時期ごとの就活スケジュールの目安をご紹介します!
4月に入社したい(新卒枠を狙う)場合の就活スケジュール
それではまずは4月に入社を希望する場合の就活スケジュールです。
4月入社を希望する場合、新卒枠での応募になる可能性が高いため、基本的には新卒枠と同じスケジュールで動くと考えておきましょう。

あくまでも「卒業後3年以内であれば新卒扱いとする」という企業に絞った話ではありますが、新卒枠が狙えるため、大企業などを含めて募集の数は多いことが考えられます。
また、エントリーから入社までの期間も長いため、既卒者にとっては自己分析や企業研究をする時間は十分に取れることも予想されます。
しかし、当然ながら新卒組も一緒に就活をすることになりますので、ライバルが多くなることは覚悟しておきましょう。
10月に入社したい場合の就活スケジュール
4~9月までを上半期、10月~3月を下半期として設定し、プロジェクトなどを進めている企業は少なくありません。
そのため、下半期の人員体制の強化を狙って10月入社に設定をして募集をかける企業も多く、いつでも就活ができる既卒者には相性の良い時期ともいえます。

先にお伝えしたとおり、既卒の場合就活の期間は1ヶ月~3ヶ月程度が目安となります。
しかし、じっくりと自己分析・企業分析を行いながら、ある程度余裕を持って就活を進めて10月の入社を狙うのであれば、7月には就活を開始しておくことをおすすめします。
というのも、企業によっては8月には夏季休暇、9月にはシルバーウィークなどの休暇があり、採用活動の動きが鈍くなることがあるからです。
しかし、既卒の場合は応募から内定まで1ヶ月程度という短期間で話が進むことも珍しくはありません。
仮にスタートが多少遅れてしまっても、最後まで諦めずに就活を続けましょう。
12月に入社したい場合の就活スケジュール
10月入社でも同じことがいえますが、12月入社を目指す場合は、いわゆる「通年採用」と呼ばれる中途採用枠での応募となります。
10月入社の項目でお伝えしたとおり、10月は下半期に入る最初の月です。
逆に考えると上半期を区切りに退職した中途採用枠を狙う人たちが就活を始めるタイミングであるとも考えられます。
そのため、既卒者の場合はできるだけ早く、8月頃には就活をスタートさせることをおすすめします。

既卒のメリットは、なんといっても「いつでも動ける」という点です。
12月入社を希望していても、9月や10月に採用が決まれば11月の入社を求められる可能性もあります。
反対に、外資系企業や中小企業の場合は12月を決算月としており、1月からの入社を求められる場合もあります。
いずれの場合も、既卒者だからこそのフットワークの軽さを生かして、入社日に関しては可能な限り応募先企業の都合に合わせられるようにしておきましょう。
新卒枠・既卒枠どちらで受けるべき?メリット・デメリット比較

ではそれぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
新卒枠を狙うメリット・デメリット
2010年に厚生労働省が改正した「青少年雇用機会確保指針」により、企業の方針によっては、学校卒業後3年以内でも新卒として応募が可能になりました。
そのため、積極的に新卒枠を狙うのも、方向性としては間違っていません。
既卒が新卒枠を狙うメリットは、以下が挙げられます。
- 求人が豊富(大手や有名企業にも応募可能)
- 新卒同様の研修が受けられる
- 同期入社が多い
求人が豊富であり、新卒採用だけで予定枠が埋まってしまうような大手企業や人気企業にも応募できることが一番のメリットでしょう。
また、同期が多くなることや、新卒と同様の研修を受けられるといった点も魅力です。
一方で以下のようなデメリットもあります。
- 新卒と競うため既卒は不利になりがち
- すぐに働けない
- 既卒の応募を認めない企業もある
新卒と同じ土俵で戦う以上、既卒はどうしても不利になりがちです。
採用担当者は若い人を採用したいと考えているため、全く同じ評価の応募者であれば、既卒を落とし新卒を採用する可能性は高くなります。
また、入社は4月まで待たなければならず、そもそも既卒の応募枠を設けていない企業もあるなど、不利になりやすいといえます。
参照:厚生労働省「3年以内既卒者は新卒枠で応募受付を!!」
既卒枠(通年枠)を狙うメリット・デメリット
昨今では既卒の採用枠を設ける企業も増えているため、必ずしも新卒枠にこだわる必要はありません。
むしろ、以下のようなメリットもあるため、既卒求人を集中して狙うことで内定を獲得しやすくなるケースもあります。
- 自分のペースで就活を進められる
- 時期によってライバルが少ない
新卒採用のタイミングに縛られないため、自分のペースで就活を進められます。
内定が決まれば4月を待たずに働けるため、経済的に助かる場合もあります。
また、新卒者と競う必要がないため、時期によってはライバルが少なく、じっくりと選考を受けられる点もメリットです。
一方で、以下のようなデメリットも想定されます。
- 入社が決まっても同期がいないこともある
- 時期によっては求人が少ない
- 就活が長期化しやすい
内定を獲得し入社が決まっても同期入社がいなくて、孤独を感じてしまうかもしれません。
また、時期によっては既卒対象の求人自体が少なくなることもあり、既卒枠求人が出るまで待つことで就活が長期化してしまう可能性もあります。
既卒の就活は何から始めれば良い?既卒就活の流れと進め方

新卒と比べると既卒の就活って情報が少なくて……。

既卒の就活では、スケジュールや求人の探し方などが新卒の就活の場合と少し異なります。
しかも、既卒の場合は同じタイミングで就活をする人がいないため「これでいいのか?」と不安になりがち……。
そこで、ここからは既卒の就活の具体的な流れと進め方についてご説明します!
1.スケジュールを立てる
ダラダラと就活を続けることは、いわゆる「空白期間」を長引かせることにつながります。
それが続くと、就職先が決まらない焦りからブラック企業に就職してしまうなどの失敗も招きがちです。
そのため、まずは「この頃には就職したい」という目標を決め、そこから逆算して計画を立てていきましょう。
なお、1年のうち求人数は次の順で増えやすい傾向があるため、これらの時期に合わせてスケジュールを立てるというのもひとつの手です。
- 3月
- 1~2月
- 7~9月
ただし、就活は早く始めれば早く始めるほど有利です。
これらのタイミングはあくまでも目安程度とし、可能な限り早くスタートできるようにスケジュールを立てましょう。
2.やりたい仕事・職種を明確にする
だいたいのスケジュールが決まったら、次は自分のやりたい仕事や職種を明確にしましょう。
曖昧にすると、たとえ就職できたとしても、入社後に「これで良かったのかな」と迷いが生じたり、理想とのギャップから短期離職をしてしまう可能性が高くなります。
そのため、やりたいことがはっきりしていない人は、まずは自己分析をすることが大切です。
自己分析の方法には様々なものがありますが、おすすめは「なりたい自分」の将来像をイメージし、そこから逆算して職種を導いていく方法。
例えば「将来フリーランスになって自分のペースで働きたい」と考える場合、ITエンジニアなど、フリーランスで活躍している人が多い職種を目指すといったものです。
自己分析の仕方がよく分からなかったり、自己分析をしてもやりたいことが見出せない人もいるでしょう。
その場合は、転職エージェントのキャリアアドバイザーなど、プロの力を借りてみましょう。
3.求人を探す
やりたい仕事や職種が決まったら、求人を探してみましょう。
求人サイトで検索をかけたりハローワークに登録して相談するなど、方法は自由です。
おすすめは、既卒向けの求人を多く扱う「既卒向けの就職エージェントに登録する」という方法。
というのも、就職エージェントは求人を扱う企業との連携が密に取れているため、ブラック企業に遭遇する確率が低いからです。
また、企業との橋渡し的な役割をしているため、就活もスムーズに進められます。

4.履歴書・面接対策を行う
「応募したい」と思える企業が見つかったら、いよいよ履歴書の作成です。
ただし、ここで注意しておきたいのは「履歴書を早く作ること」ではなく「自分を最大限アピールできる履歴書を作ること」を意識すること。
なぜなら「絶対入社したい!」と思える企業というのは意外と少なく、せっかく見つけた企業に「数撃ちゃ当たる」というやり方は勿体ないからです。
また、面接についても同様に、経歴を変えることはできませんが、ポイントを押さえて対策をすることで自分を最大限アピールすることができます。


もうひとつはYouTubeの履歴書・面接対策講座を参考にする方法です!
具体的な面接対策や面接に関するQ&Aは以下のYouTubeでもご紹介していますので、是非チェックしてみてくださいね。
既卒はどのような経路で就職先を決めているのか

ここでは、既卒がどのような方法で求人を探しているのか、統計をもとに見てみましょう。
前出の労働政策研究・研修機構「若年既卒者の雇用動向」には、3年以内既卒者の入手経路に関する資料もあります。

出典:労働政策研究・研修機構「若年既卒者の雇用動向」 P96
ハローワークや求人サイト等の求人広告を利用する求職者が多いことが分かります。
就労経験がない人で「学校」が多いのは、卒業後も新卒扱いで仕事を探している人が多いことが要因と考えられます。
その他では、民営職業紹介所(転職エージェント等)を活用する求職者も多いようです。
それぞれのメリットと、どのような人が向いているのかを紐解いてみましょう。
既卒が求人を探す方法については、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
ハローワーク
ハローワークは各自治体に設置された公的機関であり、安心して利用できる点がメリットです。
ハローワークの相談員と直接対面で話ができ、希望を伝えれば条件に近い求人を紹介してくれます。
また、希望すれば相談員が企業とやり取りしてくれるため、選考につながりやすい点もメリットです。
もし、選考を受けたいと考えている企業の求人がハローワークに出ているのを見つけた人は、積極的に活用するとよいでしょう。
求人サイト等の広告
求人サイト等の求人広告には、豊富な求人が集まっており、多くの企業の求人情報に触れられます。
そのため、方向性が定まっておらず、どのような企業が求人を出しているのか、ひとまず情報を集めたいと考えている人は、まず求人サイトを見てみましょう。
求人サイトは、検索性が高いこともメリットです。
業界や職種、勤務地や待遇など、様々な切り口で検索すれば、希望に合致する企業が見つけられます。
希望する仕事内容や勤務地などが明確に決まっている人は、求人サイトで検索しヒットした企業を受けていけばよいでしょう。
就職・転職エージェント
就職・転職エージェントを利用するメリットは、求職者一人ひとりにマッチした手厚い支援が受けられる点にあります。
求人の紹介だけでなく、自己分析や企業研究についても親身になったアドバイスがもらえます。
第三者の視点で適切な選考対策を行ってくれるため、就活のやり方を間違えることは少ないです。
「就活をしなくてはと焦っているけど、何から始めてよいか分からない」「なかなか就活に踏み切れない」という人は、まずエージェントに相談してみるとよいでしょう。
既卒で内定をもらう就活の3つのコツ


今から紹介する3つのコツを押さえれば上手くいきます!
- 時期を狙うより「未経験採用枠」を狙う
- なるべく早く就活を開始する
- 既卒のサポートを得意とする転職エージェントを利用する
それぞれ詳しく解説していきますね。
1.時期を狙って就職するより未経験採用枠を狙う


「ポテンシャル採用枠」とも呼ばれることがあります。
応募条件として、社会人経験をあまり求めないものがほとんど。
仮に条件が設けられていても「社会人経験1年以上」など、決して難しい条件ではありません。
また、未経験採用枠は「業務に必要な知識は入社後に教育して身につけてもらう」という考え方なので、選考の時点で資格や知識が求められることは少ないです。
文字通り、若さややる気などのその人が持っているポテンシャルを求められることが多いですよ!


若手の既卒が未経験から正社員のポジションを狙うには絶好のチャンスといえます!

探せば様々な職種の募集がありますが、特に多い職種として以下の3つが挙げられます。
- ITエンジニア職
- 営業職
- マーケティング職
いずれも未経験者が挑戦しやすいといわれている職種。
あなたの受けたい企業が、未経験採用枠で募集していれば即応募することをおすすめします!
2.なるべく早く就職活動はした方が良い
既卒の就活は、時期を見計らうのではなく、1日でも早く開始する方が有利になります。

企業が若手を採用したい主な理由は以下の3つ。
- 伸びしろがある
- 体力と気力がある
- 長期間働いてくれる可能性が高い
このような若手人材は扱いやすく、貴重な存在なのです。

前述した未経験採用枠も年齢的に若い方が、選考において有利に働きます。
一方で、既卒で居続けるとその後の人生において様々なリスクを伴います。
- 収入が不安定
- 社会的な信頼を得にくい
- 年齢を重ねると体力仕事が難しく採用される職種が減る
こういった、不安要素が増えてしまいます。
もちろん、既卒として歩む人生が悪いわけではありませんが、様々なリスクを伴うことは知っておきましょう。
例えば、30歳を過ぎて「20代の間に未経験採用枠で就職しておけばよかった……」と後悔してほしくありません!

監修者コメント
就活の開始は急いでも入社を決める時は慎重に!
前述の通り既卒の就活は、早く始めれば始めるほど有利になることは間違いありません。
ただ、だからといって、焦りすぎは禁物です。
早く始めなければと焦って、方針が定まらないまま手当たり次第に企業にアプローチしてもよい結果は生まれません。
何よりも避けてほしいのは結果を急ぐあまり、内定がもらえた企業をよく調べなかったり、納得できていないまま入社を決めてしまうことです。
実際に入社してみたら「やはり自分のイメージと違った」「想像以上にブラックな労働環境だった」といったことが起きてしまうかもしれません。
ミスマッチにより、また転職することにもなりかねないため、入社を決める際は慎重に判断しましょう。
3.既卒に特化している就職エージェントを使う
新卒時の就職活動でのトラウマがあったり、就活に関しての知識がゼロだったりする既卒の方は、転職エージェントの利用をおすすめします。
例えば、以下のように一人で悩み、抱え込んでしまうことも多いのではないでしょうか。
- 自己分析でつまずいてしまった
- 就職活動の軸が分からない
- 人生プランが立てられない
- とにかく面接が怖い
就職エージェントを利用すれば、キャリアアドバイザーが付いてあなたの就活を二人三脚でサポートします。
こうした時、就職エージェントならどれでもいい!というわけではなく”既卒に特化している就職エージェント”を利用するようにしましょう。
就職エージェントにはそれぞれ得意としている領域があります。
既卒を専門に扱っているエージェントであれば既卒向けの求人や就職ノウハウを豊富に持っているので成功率が格段にアップしますよ!
ちなみに株式会社UZUZの就職支援サービスであるウズキャリでは、これまで5万人以上の就職サポートを行ってきました。
「就職内定率86%、入社後定着率95%」という実績もあります。


例えば、求人を取り扱う前にその企業を実際に訪問して労働環境や教育体制を厳しくチェックしています。
ブラック企業の疑いがあれば、人材紹介をお断りしているので安心してください。
また、ブラック企業の判断基準は人によって異なるので、他社の10倍の時間をかけてキャリアカウンセリングを行い、ミスマッチのないよう全力でサポートしています。

既卒におすすめの就職エージェント3選


既卒の場合は、新卒のように皆が同じような流れで就活を進めていくわけではないため、就活をサポートしてくれる就職エージェントは既卒者にとって強い味方となります。
しかし、就職エージェントを利用する際に勘違いしやすいのが「1社に絞った方が良いのでは?」ということ。
就職サイトの場合は複数のサイトを見ることも多いと思いますが、就職エージェントも同じように複数社を利用しても全く問題ないのです!
ここからは、既卒に特化している就職エージェントの中でも特におすすめの就職エージェントをピックアップしてご紹介します。
ぜひ比較しながら、自分にピッタリの就職エージェントを見つけてみてくださいね!
1.ウズキャリ
- 既卒・第二新卒・フリーター・ニートなど20代に特化したサービスを展開
- 共感度の高いキャリアアドバイザーによるオーダーメイド型の就活サポート
- 入社後定着率96.8%という圧倒的にミスマッチの少ない企業をご紹介
ウズキャリは、株式会社UZUZが運営する20代に特化した就活エージェント。
キャリアアドバイザーのほとんどが既卒や第二新卒出身者ということもあり、就活生の目線に立った就活サポートが大きな魅力です。
また、同社では独自の基準によりいわゆる「ブラック企業」を徹底的に排除した上で、一人ひとりにマッチした企業を厳選してご紹介するスタイルをとっています。
そのため、入社後の定着率は96.8%という圧倒的な高水準。
さらに、同社では就活サポートが受けられるITエンジニア向けのスクール「ウズウズカレッジ」も運営しており、就職に直結したITスキルを身につけることも可能です。
「確実に就活を成功させたい」
こんな既卒の方にピッタリのエージェントです。
2.ハタラクティブ
- 正社員経験のない未経験者の就職成功実績多数
- 20代求職者からの支持が高く、全利用者の90%以上が20代
- 大手企業から中小企業まで、人柄重視の案件を多く扱う
ハタラクティブは、レバシーズ株式会社が運営しており、全利用者の90%が20代という若者からの圧倒的支持を受ける転職エージェントです。
そんな若者からの支持を受ける理由のひとつが、大手企業から中小企業まで「人柄重視」の採用を行う企業を中心とした紹介を行っている点。
人柄重視の採用がメインとなるため正社員経験のない未経験者でも就職成功率が高いのです。
なお、これまでのカウンセリング実績は11万人以上で、内定率は80.4%。
「経験ではなくポテンシャルを見てほしい」そんな既卒の方におすすめのエージェントです。
3.DYM就職
- 登録後は書類選考なしで面接までセッティングOK
- 取引企業は一部上場企業やトップベンチャー企業など約2,500社以上
- 「寄り添う就活」でサービス満足度90%(自社調べ)
DYM就職は、株式会社DYMが運営する就活エージェントで、既卒をはじめ第二新卒やフリーター、ニートの方の就活を中心にサポートしています。
一部上場企業やベンチャー企業など、2,500社以上の採用企業との太いパイプを持っており、登録後は同社スタッフが採用担当者や社長と直接交渉を実施。
これにより、登録後求職者は書類選考なしで面接選考まで進むことも可能です。
「書類選考に自信が持てない」
「職務経験がないから中途採用者と比較するとどうしても不利に感じてしまう」
このような、経歴に自信のない既卒の方にもぜひおすすめしたいエージェントです。
この記事のまとめ
それではここまでの内容を、おさらいしていきましょう。
この記事のまとめ
- 既卒の就活の時期は決まっていない
- 既卒向け求人の増える時期はある(3月・1~2月・7~9月の順)
- 就職したいと思った今がその時期
- 狙うは「未経験採用枠」
- 就職成功したいならウズキャリがおすすめ
既卒の就活は新卒のようにスケジュールがかっちり決まっているわけではありません。
そのため、長い道のりを想像している人も多いかもしれませんが、就活を開始して数週間で内定がもらえる可能性も十分にあります。
やり方次第ですが、動き出しが早ければ早いほど有利になりますよ!
求人が増える時期を待つよりも、無職の空白期間をできるだけ短くすることが重要です。


まず何をしていいか分からない人は是非既卒の就活サポートを得意としているウズキャリにご相談ください。
お待ちしております。
UZUZが徹底サポート!



