どんな求人を選んだらいいのかな?
仕事に求める条件は人それぞれ。 まずは、どんなところで働きたいかを考えてみることが大切です。
うーーん、みんなが知っている企業ならかっこいいよね!
せっかく就職するなら、長く働けるところを選びたいところ。
そのためには、就職活動の軸を決めてしっかり求人をチェックしていく必要があるんです。
それでは早速、「就職するフリーターが陥りがちな求人の探し方」から、「どうやって求人を選んでいけばいいのか」を説明していきましょう。
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【フリーターの就活術】求人を探す前にまず考えておきたいこと
フリーターの状態からいざ「就職しよう!」と思い立つと、いきなり求人探しを始めてしまいがち。
でもその前に考えておかなければならないことがあります。
それは、自分なりの就活の軸を決めること。
就活の軸とは、「就職先を選ぶための条件」のことです。
就活の軸が決まっていないと、たくさんの求人を前に「どう選んでいいのかわからない」状態に陥ってしまい、結局「就活メンドクサイ、やりたくない……」となってしまう可能性も!
でも、就活の軸を決めておけば、スムーズに応募したい企業を決められるようになっちゃいます!
就活の軸を決めておいたほうがいい理由
就活の軸を決めておいたほうがいい理由は2つあります。
就活の軸を決めておくべき理由
- 企業とのミスマッチを避けられる
- 効率的に就活を進められる
企業とのミスマッチを避けられる
入社後に「こんなはずじゃなかった……」と退職してしまい、またフリーターに戻ってしまっては、せっかくの就活が無駄になってしまいます。
それを避けるために、
- 自分はどんな風に働きたいのか
- それを実現するために必要な条件=就活の軸
を決めておく必要があるんです。
効率的に就活を進められる
就活の軸が決まっていれば、数ある求人の中から条件に合うところだけを選択できます。
ネット上の求人サイトでは、条件にチェックをつけるとそれに当てはまる求人だけが出てくるようになっていることも多いですよね。
一つひとつ求人を見ていると、膨大な時間を取られてしまいますが、条件に合致するものだけに狭めておけば時間の短縮にもなります。
就活の軸って具体的にどんなものなの?
就活の軸は細分化すればするほど、最適な企業を探しやすくなりますが、まずは主軸を決めるのがおすすめです。
たとえば、
- スキルアップできる企業がいい
- 土日祝日が休みのところがいい
- 転勤はしたくない
などが当てはまります。 ここで大切なのは、
- どんな風に働きたいか 休みは?職場までの距離は? など
- 働くことで何を得たいのか 給料重視?やりがい重視? など
- そのために必要な条件は何か 休日日数は?会社の規模は? など
これらを考えること。
フリーターが求人を選ぶ際に注意したいポイント4つ
軸も決めたし、求人探すぞ〜〜〜!
フリーターの方が求人を選ぶ時に条件にしがちなポイントは、実はNGなものであることも多いんです。
フリーターだからこそ「求人を選ぶ際に注意しておきたいポイント」は、以下の4つ。
- 大手企業ばかりを狙う
- 給与額だけを見る
- 福利厚生に目を奪われる
- 未経験歓迎という言葉に飛びつく
それに給与額だって大事じゃないの?
でも、どれも危険な条件ばかりなんです……!
早速、それぞれ「なぜ注意が必要なのか」をチェックしましょう。
大手企業ばかりを狙う
そう思う気持ちはよくわかりますが、大手企業ばかりを狙うとなかなか就職できなくなるリスクが高くなります。
なぜなら、大手企業は人気が高く、またフリーターからの就職が難しいところが多いから。
そもそも大手企業は新卒採用で、何百人もの人材を採用をしています。
早期に退職してしまう方も中にはいますが、500人600人といる中では脱落者はごくわずか……。
中途採用かつ、フリーターでも就職できそうな募集が出されること自体が少なく、募集が出た場合には多くの応募が殺到し、採用倍率が高くなります。
また求められるスキルも高くなるので、フリーターからの採用ゲットは狭き門なんです。
でも、大手ばかりを狙うのではなく「いくつか応募する中のひとつ」くらいに考えておくとよいでしょう。
給与額だけを見る
こっちにしよっと。
募集要項を見比べた時に「あっちよりこっちのほうが給与額が高いからこちらにしよう」と給与額だけを見て選ぶのはおすすめできません。
給与だけで選んでしまうと、「自分には合わない仕事だった」「人間関係で苦労する羽目になった」と後悔する結果になりやすくなってしまうためです。
給与ももちろん大事なチェックポイントですが、その前に
- どんな仕事なのか
- 自分の軸に沿っているか
- その仕事をやりたいか
を考えるようにしましょう。
その上で、条件がほぼ同じ企業が合ったときに給与額を比較するのはひとつの手です。
ただ、同業他社よりもあまりにも高い金額を提示しているところは要注意。
「どうしてそれだけ高い給与を支払えるのか」の裏付けがしっかり取れるかどうかを確認してみましょう。
福利厚生に目を奪われる
- 週休2日制
- 社保完備
- バースデー休暇あり
- 食事補助あり
- 住宅手当
- ライフサポート
などなど…… 魅力的な福利厚生の制度を書いている求人もたくさんあります。
入社したーい!
ズラッと並んだ福利厚生の項目に目を奪われて、「これだけ手厚いなら大丈夫だろう」と安易に選んでしまうのは、危険です。
福利厚生をチェックする場合は、
- 実際に利用されているのか
- 自分が利用したいと思えるものがあるのか
をしっかりチェックして、疑問をもった場合には採用担当者に確認を取るようにすると安心です。
未経験歓迎という言葉に飛びつく
フリーターの場合は社会経験がないため、どうしても「未経験でも可」とされている募集に応募する機会が多くなります。
そのため未経験歓迎という言葉に惹かれがちです。
確かに「未経験可であるかどうか」は大切な条件のひとつではありますが、その言葉だけに飛びついてしまうのは危険です。
どんどん人が辞めてしまっているのに、根本的な「どうしてみんなが辞めてしまうのか」という問題を解決せず、とりあえず採用する企業……。
こういった企業に入社してしまうと、キャリアアップどころか短期離職してしまうことになりかねません。
ちなみに、未経験が活躍できる業界や企業にはある共通点があります。
未経験可とする理由は上記だけではありませんが、「なぜ未経験でもいいのかを考えてみる」ことで一呼吸置くだけでも、言葉だけを見て安易に飛びつくことなく冷静に判断できるようになりますよ。
フリーターの求人はどうやって見つける?
仕事を探すための軸を決め、求人選びの注意ワードを知ったら、次はいよいよ具体的に求人情報をチェックしていきます。
1:ハローワークに行く
公共職業安定所、通称ハローワークは厚生労働省が全国に設置している誰でも利用可能な職業紹介所です。
ハローワークには、多くの求人情報が集まってきているので、冊子を見たり、ハローワークの求人情報端末で検索をしたりして、応募したい求人がないか探すことができます。
また、(おおむね)45歳以下の方を対象としている「わかものハローワーク」は、全国に28箇所あり(2019年4月現在)、正社員としての就職を目指すわかものが無料で支援を受けられるようになっています。
2:求人情報誌やインターネットの求人情報を見る
ハローワークに行くよりも、もっと簡単で気軽にできるのが、求人情報誌やインターネットの求人情報を見ることです。
就活の軸が決まっていると、数ある求人情報の中から自分の条件に合ったものを探しやすいので、膨大な量の求人に圧倒されることも少ないでしょう。
ただ、情報の量が多いため「もっと軸を絞っていかないと何百件と適合するものが出てきてしまって選びきれない」と困惑してしまう可能性もあります。
3:知人・友人のツテを頼る
「困ったときは知り合いを頼る」のも、ぜひ試しておきたい就活方法のひとつです。
知人・友人の紹介であれば、ある程度内情まで深く聞くことができるので、安心して仕事をスタートさせやすいというメリットもあります。
ただ、一度紹介してもらった仕事は断りづらいというデメリットもあります。
また「自分の評価=知人・友人の評価につながってしまうのでは……
と、働きだしてからも、そのことが気になってしまう可能性もあります。
ツテを頼ること自体は、悪いことではありませんし「どこかいいところはないかなぁ」と相談するのはもちろんOKです。
……が! 100%頼って「なんとかしてもらおう」と思っているなら危険です。
4:就活支援サービスを利用する
本気で就活をしようと心に決めたのであれば、求人を探す場所として就活支援サービスを利用するのもいい方法です。
まだ就活の軸があやふやな状態でも、民間の就活支援サービスにはキャリアカウンセラーがいて、軸決めから相談に乗ってもらえます。
また、自分に合った求人を提案してもらえるのも就活支援サービスを利用するメリットのひとつ。
UZUZで紹介する求人はもちろん、フリーターからでも挑戦可能なもの!
フリーターから正社員を目指す時に必要なノウハウを伝えられるだけでなく、個々に合わせたサポート体制を組み、就活成功を後押ししています。
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まとめ
フリーターが就職先を探すために求人情報をチェックする時には、様々なチェックポイントをクリアにしていく必要があります。
- 就活の軸を決める
- NGな求人情報のチェックポイントを知る
- 求人情報の探し方を考える
この順番で一つひとつ決めていくと、“自分なりの求人の探し方”が見つけやすいですよ。
また、どのタイミングでも困った時には、プロの手を借りる方法もおすすめです。
「全てを自分でやる!」と背負い込んでしまうと、つらさを感じやすくなってしまいます。
一人ではわからなくて悩んでしまっていたことも、プロに相談したらパッと解決してしまうことも……!
上手に効率よく求人を探して、納得のいく就活をしていきましょう!
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