「面接」の不安を解消するためのYoutubeチャンネルを運営しています。
さて、今回から「99%受かる面接対策」をテーマに記事を書いていこうと思います!
というのも……
普段キャリアカウンセリングを行っていると、こんな方に出くわす機会がめちゃくちゃあるんです。
そう、面接に対してかなりのマイナスイメージを持ってる方々。
このような方がかなり! たくさんいるんです!
面接に対して不安を感じる気持ち、すご〜く分かりますよ。
受けずに済むならそれがいいですよね(笑)
でも……
実は面接ってそんなに難しくないんです!
そもそも多くの人が面接を不安に思うのは
- 何を聞かれるかイメージできない
- 何を話せばいいのか分からない
たいていの場合、ここに原因があります。
なので「面接で聞かれること」と「面接で話すこと」が整理され、それを面接官にちゃんと伝えられれば
誰でも面接は受かります。
……「いやいやいや、なわけないじゃん」って思った人、きっといますよね(笑)
でも実際、この方法で面接に受かった方をこれまでにたくさん見てきました。
兎にも角にもまずは試していただきたいので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
ちなみに、書きたい内容を全て1記事に収めようとするととんでもない文章量になってしまうので、いくつかの項目に分けたいと思います。
まず、この記事で説明するのは「面接での自己PRの伝え方」について!
「文章で読むの大変だよ〜」という方には動画も用意しているので、こちらも合わせてご覧ください!
UZUZが徹底サポート!
面接での「自己PR」の作り方①話す順番を知る
では早速、面接でよく聞かれる「自己PRをお願いします」に回答するためのノウハウをお伝えしていきます!
まず最初に押さえるのは「自己PRで話す順番」です!
以下のテンプレートを見てください。
このテンプレートに沿って面接で自己PRを話すと、自分の考えが面接官に伝わりやすくなります!
①タイトル
まず最初の1文で「自己PR、こんな話をしますよ!」というのを伝えます。
「私は〜〜が得意です」
「私は〜〜に強みがあります」
「私の自己PRは〜〜です」
②前置き
タイトルに説得力を持たせるためのエピソードを用意しましょう。
しかしいきなりエピソードを話し始めるのは親切ではないので、まずは「どんな話をするかの概要」を伝えます。
③課題(問題)+決意
エピソードには、ストーリー性を持たせることが大切です。
加えて、順風満帆な話(単なる成功体験)よりも、あえて「課題(問題)に直面した話をする」のがポイント。
なぜなら単なる成功体験談だけでは、面接官を自分のストーリーに引き込むことは難しいから!
例えば面接の自己PRで
こんな話をされた場合、あなたならどう思いますか?
ぶっちゃけ「……自慢かよ!」って感じちゃいませんか(笑)?
せっかく自分をアピールする場なんですから、面接官にもできるだけ共感してもらいたいですよね。
なので、共感を生みやすい「困難や壁に直面したエピソード」を用意しましょう。
ちなみに、その課題を乗り越えるための「決意」をセットにすると、④の具体的な解決策にスムーズにつなげることができます。
④具体的な解決策(3つほど)
③で伝えた課題をクリアするために行った「具体的な解決策」を3つほど話しましょう。
2つでも良いですが、1つだと少なく感じます。
4つ以上だと話が長くなりすぎるので、目安として3つ話すと良いでしょう。
⑤結果
最終的に「どのような結果になったのか」を話します。
出来るだけ面接官から「それはすごい!」と感じてもらえる結果だと良いです。
⑥タイトルの繰り返し
下のように、タイトルで話した内容を繰り返して話を締めます。
「このように私の自己PRは〜〜です」
回答の最後に「以上です」と言って話を切ることもできますが、「以上です」を多用すると少し冷たい印象になってしまうことがあります。
そうならないためにも「一番最初に話したタイトルを繰り返して終わる」という技を覚えてみてください!
キレイに自己PRを終えられますよ!
ちなみに、自己PRをうまく話せる自信がないという人は、UZUZの就活サポートを使ってみてください!
就活サポートでは面接対策もやっているので、あなたに合ったアドバイスができると思います!
面接での「自己PR」の作り方:考える順番を知る
さて、自己PRを話す順番が理解できたところで、お次は「自己PRを考える(実際に作る)順番」です!
話す順番の通りに考えると、一つ目は「タイトル」になりますが……
しかし、いきなりタイトル部分にあたる「私ってどんな人だろうか?」を考えるのはメチャクチャ難しいです。
海よりも深いテーマに溺れてしまって「自己PRとか無理だよ…」になりかねません。
そのため、自己PRにおいては
「面接で話す順番」と「考える(実際に作る)順番」を切り離す
ことをおすすめします。
「自己PRを考える(実際に作る)順番」は上の画像の通り。
早速一つずつ解説していきますね!
⑤結果
まず面接の自己PRは「結果」から考えましょう!
大丈夫です。
困っちゃう人も多いと思いますが、成果を「数字」で表現できれば、たいていの話はうまく作れます。
例を挙げるなら、こんな感じです。
- 学校の成績で150人中3位だった
- TOEICの点数を450点から870点まで伸ばした
- 居酒屋のアルバイトで、0人だった固定客を30人ほどに増やした
- 部活で万年初戦敗退だったチームが、県大会ベスト4に進出できた
- 3人で立ち上げたサークルが、引退時には70人になった
- オンラインゲームでプレイヤー3万人中ベスト10に入ることができた
こちらもそんなに心配しなくて大丈夫です!
例えば「顧客や一緒に働いている人から感謝の言葉や手紙をもらった」というのも誇るべき「結果」です。
皆さんはこれまでの人生で色々な経験をしてきたと思いますが、ここで大切なのは面接の自己PRにおいて、どのエピソードを選ぶか?ということ。
面接という場でプラスに働きやすい自己PRは、あなたが仕事で活躍する姿を想像をしやすいエピソードです。
- 努力を継続しなければ一人前の専門性が身につかない仕事の場合
「勉強を一生懸命頑張って好成績をとった」エピソードが効果的 - 「利益を出すこと」が特に求められる仕事の場合
「売上を伸ばした」エピソードが効果的
これ、不安に思いますよね。
だって、ぱっと見仕事と関係ないエピソードなんですから!
ですが「何かに集中的にのめり込むこと」が大事な職業においては、このようなエピソードはプラスの評価を受けます。
つまりなにが言いたいのかというと
エピソードを選ぶ時は
「自分が目指す仕事に繋がりやすい話はなにかな?」を逆算して考えると失敗しない
ということです!
④具体的な解決策(3つほど)
次に考えるのは「具体的な解決策(3つほど)」です。
ここでは「結果」につながった工夫(言い換えると「問題」を乗り越えるための解決策)を洗い出しましょう!
そんな天才型の人は
「こんな結果が出たってことは、他の人とは違う“特別な何か”があるはずだ!」
このように考えてみてください。
あまり意識していなかったとしても
実は他の人と違う行動をしていた
だからこそ素晴らしい結果を出せた
ってことはよくあります。
もし考えても見つからない場合は、周りの人に相談してみてください!
「自分では気がつかなかった行動でも、周りの人が見てくれていた」なんてことがありますよ!
そんな人は「結果を出すためにどんな課題があったかな?」を考えてみてください。
そうすると「こんな課題があったからあの解決策を取ったんだ!」と思いついたりするのでおすすめです。
ちなみに……
面接における「3つの工夫」の話す順番は「時系列」や「論理的」な順番にすると良いです。
そうすると聞き手が理解しやすくなりますよ!
塾のアルバイトの例では、このような時系列になっています。
- 勉強に取り組んでもらうための前段階として「関係構築」に注力する
- やる気になった生徒一人ひとりに合わせて宿題を出す
- 家で宿題に取り組むための勉強環境を整える
ここまで完成すれば、自己PRは8割完了です!
残りあと少し、頑張っていきましょう!
③課題(問題)+決意
「結果」と「解決策」が出揃ったところで、次に考えるのは「課題(問題)+決意」です!
一つ前の「具体的な解決策(3つほど)」は、これから考える「課題(問題)」の解決策になります。
「なんのために、この工夫をしたんだっけ?」を考えると良いです。
上のテンプレートのように、その課題を乗り越えるための「決意」もバシっと伝えていきましょう!
②前置き
完成まであともう少し!
お次は「前置き」です。
面接官に「これから私はこんな自己PRをしますよ」がわかりやすく伝わる前置きを考えましょう!
長い期間取り組んでいることは、それ自体がプラスの評価になります。
ですので、長期間取り組んでいるアルバイトや部活動などは期間も入れるとなお良しです!
①タイトル&⑥タイトルの繰り返し
さあ、最後は「タイトル」&「タイトルの繰り返し」です!
今まで作った自己PRの内容から「このエピソードには自分のどんな側面が表れているかな?」を考えてみてください。
ポイントは「自分はどんな人か?」を考えないことです。
どんな人も色々な一面があります。
正直な時もあれば、嘘をつく時もあります。
頑張れる時もあれば、サボっちゃう時もあります。
それが人です。
ですのでここでは選んだエピソードから読み取れる、自分の良さが最大限伝わるタイトルを考えていきましょう!
また、このタイトル部分で面接官から「仕事でもプラスになりそう」と判断されれば、そのあとに話すエピソードも総じて評価されやすくなります。
塾でのアルバイトを例にした上記テンプレートでは
「困難な状況でも試行錯誤しながら取り組み、乗り越えられる」
という側面をタイトルにしました!
全てをまとめた【自己PR例文】がこちら!
これで全てのパーツが揃いました!
考えたエピソードを「話す順番」に並べ替えて、上のような自己PRの完成です!
実際に話す時には、1分程度で収まるボリュームだと良いです!
長くても1分半くらいがギリギリです!
長すぎる場合は、削れる言葉がないか探しましょう。
また、逆に短すぎる場合は「具体的な解決策」をボリュームアップするなどして調整していきましょう。
このように、分解してパズルみたいに当てはめていくと、あっという間に自己PRが完成します!
面接での「自己PR」の作り方:まとめ
ここまでつらつらと紹介してきました、面接における「自己PR」の作り方。
そうなんです。
作り方が理解できれば、面接での自己PRはバッチリ!
怖いもの知らずです!
皆さんも自己PRを作る際には「話す順番」と「「考える(実際に作る)順番」をわけてみてくださいね〜!
UZUZでも自己PRの作り方や面接のポイントをアドバイスしてます!
「もっと自分に合わせたサポートを受けたい!」という方は、UZUZのサービスもチェックしてみてくださいね〜!
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