もくじ
「フリーターから正社員になるのって難しそう……」
「女だし、結婚や出産の予定があると思われて採用されにくいかも……」
正社員になりたいという気持ちはあっても、「なんとなく難しそう」というイメージから就活を始めるかどうか悩んでいる女性は少なくありません。
たしかに、女性でも男性でも“フリーターからの就職”は、正社員からの転職に比べると厳しい面があるのは事実です。
しかし、女性だからといってフリーターからの就職ができないということは全くなく、ポイントさえ押さえれば就職はできるんです!
そこで今回は、下記の“女性が気になる就活のポイント”についてまとめてみました。
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フリーターの就職率を男女別に見てみよう
実際のところ、女性フリーターの就職率はどのくらいなのか気になりますよね。
まずはデータで確認してみましょう。
労働政策研究・研修機構(JILPT)が2012年に15歳~44歳までの男女を対象に行った調査によると、過去1年間でパートやアルバイトなどの非典型雇用から正社員へ移行した人の男女別の就職率は次のようになっています。
女性…10.7%
このデータだけを見ると、たしかに女性の就職率は男性の就職率の半数以下と低く感じますよね。
しかし、10人の女性フリーターのうち1人は正社員として就職できているわけですから、決して就職できる可能性が低いわけではありません。
さらに、この10.7%という女性フリーターの就職率を年齢別に見てみると、次のようになります。
そうなんです。
つまり、20代……しかも20代の早い段階で就活を始めることが就職率をアップさせるポイントというわけです。
なお、フリーターの就職率についてのもっと詳しく知りたい方は、こちらをチェックしてみてくださいね!
引用元:労働政策研究・研修機構(JILPT)若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状②
【女性フリーターの就職術】女性を積極採用中の企業を見つける方法って?
それはズバリ!
女性の採用を積極的に行っている企業を狙って就活することです。
女性を積極採用している企業は、育休制度が整っていたり、家庭と仕事を両立させながらキャリアアップしている先輩社員がいるなど、女性が働きやすい職場環境であることも多いんです。
はい、たしかに男女雇用機会均等法では募集や採用において、男女のいずれかを優先または排除することが禁止されています。
しかし例えば企業内において、
など、労働者数に大きな男女差が生じてしまっている場合、これらの差を埋めるための取り組み(ポジティブアクション)を企業が行う場合は、法律違反にはあたりません。
実際に、男女雇用機会均等法の第8条でも、過去の女性労働者に対しての扱いによって生じてしまっている男女の労働者間の格差を解消することが目的である場合は、「女性のみ」や「女性優遇」とする取り組みは法律違反ではない旨が明記されてます。
ちなにに、ポジティブアクションを行っている企業は、厚生労働省が運営するポータルサイトなどからもチェックできますし、求人に「ポジティブアクション採用」と明記されていることもあります。
「ポジティブアクション」は数多くの求人の中から女性の積極採用を行っている企業を探し出す際に役立つキーワードですので、是非覚えておきましょう!
女性フリーターの就職成功例をチェック!
はい!そんな声にお応えすべく、ここからは2人の女性フリーターの就職成功事例をご紹介したいと思います!
職歴ナシ!資格ナシ!27歳女性フリーターIさんの場合
まずご紹介したいのは、27歳でフリーターからIT業界に就職したIさん。
Iさんは在学中に就活はしていたものの、内定をもらえぬまま卒業し、フリーターとなりました。
フリーターをしながらも就活はしていましたが、順調にいかず徐々に自信をなくしていきます。
しかし、27歳になって就職活動を再開。
訪れた就職エージェントでのアドバイスをきっかけに、未経験でも充実した研修が受けられるIT企業に挑戦し、無資格ながらも内定を勝ち取りました。
専門学校中退!既卒!20歳女性フリーターSさんの場合
次にご紹介するのは、専門学校を中退し20歳でフリーターからの就活を成功させたSさんです。
Sさんは情報系の高校を卒業後、もともと興味のあった地元の美容系の専門学校に進学。
専門学校では好きなことを学び友達と楽しく過ごしていましたが、家庭の事情により専門学校を中退という道を選ぶことになります。
その後、派遣に登録しコールセンターで働きながらフリーター生活を送っていましたが、環境を変えたいという想いから上京。
就職活動の方法も知らなかったSさんは、上京後すぐに就職エージェントに登録し、研修型の就職サポートを受けながら就活を始めました。
そして、上京からわずか1カ月ほどでSさんはインフラエンジニアとして内定を勝ちとり、1週間後にはでスピード入社を果たしたのです。
女性フリーターの就職活動に孤独を感じたら……
在学中に行う就活では同時期に就活を行う仲間がいるため、情報交換をしたり励ましあったりと孤独は感じにくいものです。
しかし、フリーターの就活では、基本的に同期もおらず孤独になりがち。
先にご紹介したIさんも、フリーター時代に1人で就活をしたものの苦戦を強いられて自信を失うという経験をしています。
一方、Sさんの場合は就活開始とほぼ同じタイミングで就職エージェントに登録をしたため、フリーターでありながらも短期間で就活を成功させています。
2人の経験から見えるのは、決して1人で就活をする必要はないということ。
もし少しでも就活に不安を感じるのであれば、就職支援サービスを利用してみるというのもひとつの手です。
就職支援サービスは主に公的サービスと民間のサービスに大きく分けられますが、IさんとSさんが利用した就職エージェント・UZUZは、民間の就職支援サービスです。
UZUZでは、フリーターをはじめ、第二新卒や既卒、ニートなど20代を中心とした就職支援サービスを行っており、実際に就活のサポートを行うキャリアカウンセラーの経歴はバラエティ豊か。
異業種での社会人経験者はもちろん、
- お笑い芸人とのパラレルワーカー
- フリーターや既卒での就活経験者
など、様々な人生経験を持つキャリアカウンセラー陣だからこそ成せる、一人ひとりの立場に寄り添ったサポートが魅力です。
まとめ
女性フリーターからの就職と聞くと、どうしても難しいイメージをしてしまいがち。
しかし、実際には今回ご紹介した事例のように、一見悪条件に思える方であっても就活を成功させているという現実があります。
大切なのは「女だし」「フリーターだし」と諦めてしまうのではなく、とにかく就活を始めてみること。
極端な話、女性フリーターの就職は「動いたもの勝ち」と言っても過言ではありません!
善は急げ!
ということで、今回ご紹介した
これらのポイントをしっかり押さえつつ、早速就活を始めてみましょう!
UZUZでは、キャリアカウンセリングや面接対策、各種講座などの就活サポートを全て無料でご利用いただけます。
会員登録も30秒で完了しますので、是非チェックしてみてくださいね!
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