もくじ
第二新卒の就活は、新卒時代の就職活動の経験があるとはいえ、期間が空きやすいために分からなくなってしまうことも多いですよね。
「就活ってどうやるんだっけ?」という基礎はもちろんのこと、就活特有の用語につまづいてしまう人も多いのではないでしょうか。
今回は就活に臨む第二新卒の方に向けて、事前に学んでおきたい「就活用語」をトピック別にご紹介します。
皆さんの就活の助けになれば幸いです!
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【第二新卒の就活用語解説】就活準備に必須のワード
いいですよ!
どんどん復習していきましょう。
……そこまで忘れてしまいましたか!
それでは、一から復習していきましょう。
まず新卒とは、「その年度に大学などを卒業する見込みがある人」のことです。
大学や専門学校を卒業してすぐに正社員になるという
などから、就職市場では最も「ウチの企業にきてほしいな」と言われやすい存在といえます。
一方、第二新卒は新卒として企業に入社した後、数年以内に退職してしまった若手(25歳前後)のことです。
第二新卒向けの求人は新卒と比べてやや減りがちですが、「積極的に採用したい」と考える企業も多いので、根気強く就活をすることが大切となります。
基本的には中途採用枠への応募となりますが、昨今は、政府が若者の就職環境の改善のために 「大学を卒業してから3年以内の人は新卒扱いにしてほしい」という方針を打ち出しています。
これはあくまで企業への推奨方針であって義務ではないので、第二新卒者がすべての企業の新卒枠に応募できるわけではありませんが、卒後3年以内なら可能性は十分にあります。
気になる企業がある場合は、ぜひ求人をチェックしてみてくださいね。
- 既卒
大学などを卒業したのち、正社員にならずに過ごした人のこと。昨今は卒後3年以内であれば、第二新卒に加えて既卒も新卒枠として扱う企業も増えています。
「既卒より第二新卒の方が社会経験が豊富だから……」と油断していると、手強いライバルになりえる存在です。
- エントリーシート
第二新卒の方にとっては、おそらくお馴染みのアイテム。求職者が企業に提出する、応募書類のひとつです。
企業側が採用選考の参考にするものなので、就活をする際には特に力を入れて作成したい書類といえます。
- 履歴書
求職者が企業に提出する、応募書類のひとつです。エントリーシートとの大きな違いは、公的な書類になるかどうか。
履歴書は企業が保管する公的書類にあたるため、虚偽の記載はしないでください。
【第二新卒の就活用語解説】就職先探しで出てくるワード
第二新卒の方なら既にご存じかもしれませんが、おさらいとして説明しますね。
まず業界研究は、「世の中にはどんな業界があるのか?」を学ぶ作業のことです。
世の中にある様々な業界を知ることで、自分の志望業界を絞ったり、志望企業を見つけやすくしたりすることが主な目的となります。
そして、業界研究とあわせて行いたいのが「自己分析」や「他己分析」。
自己分析は、自分のこれまでの人生を振り返って、選考のアピールポイントになりそうな出来事やスキルを洗い出したり、志望職種や志望企業を探ったりする作業のことです。
一方、他己分析は、友達や家族といった周囲の人々に、自分のいいところや悪いところを教えてもらい、「客観的な自分」を知る作業のことを指します。
自己分析ではなかなか気づきにくい、「自分自身で分かっていない強み」などがわかるところがメリットです。
そんな方もご安心を!
UZUZでは業界研究や他己分析のお手伝いもしているので、「ひとりでやるのは難しそう」と感じた時は、お気軽にご相談くださいね。
- 企業研究
文字どおり、企業を研究する作業です。企業の規模や顧客の特徴、業態(どんな商品をどのように売っているのか)などを細かく調べて、自分にあう企業なのかどうかを判断します。
業界内の膨大な企業の中から、志望企業を見つけたい時にも役立つ作業です。
- 上場企業
証券取引所にて株式を公開している企業のことです。証券取引所で株式を公開するためには厳しい条件をクリアする必要があるため、国内のほとんどの企業が非上場企業となっています。
「上場企業に勤めている」という肩書きがステータスになりやすいのは、このためです。
- 大手企業
業界内で高いシェアを誇る企業のことです。「大企業」と混同しやすいワードですが、大企業とは資本金や従業員数が多い企業のことなので、大手とは意味合いが異なります。
- 中小企業
資本金と従業員数が、政府の定めた規定値以下になっている企業のことです。例えばサービス業なら、資本金5,000万円以下、従業員数100人以下の企業が中小企業になります。
規定値は業種によって異なるため、注意が必要です。
【第二新卒の就活用語解説】職種を詳しく見てみよう
世の中には様々な職種があるので、自分にぴったりの仕事を探すのも大変!
ただ、第二新卒から正社員を目指しやすい職種は、残念ながら限られてきます。
もちろん本人にスキルと気合いがあればいろいろな職種に挑戦できますが、以下に採用されやすい職種の具体例をまとめたので、参考にしてみてください。
営業職
営業とは、自社の商品やサービスを顧客に売り込む仕事のことです。
具体的な仕事例としては、
- 会社を取引相手とする法人営業
- 個人にセールスを行う個人営業
- 既存の顧客のもとを訪問して関係の維持をはかるルート営業
- 新しい顧客を探す新規営業
など。
未経験からでも挑戦しやすい職種なので、経験不足やスキル不足が心配な人にもおすすめの職種といえるでしょう。
営業職について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
ITエンジニア職
ITエンジニア職とは、IT関連のインフラや開発に携わる職種の総称です。
例えば、
- クライアントの要望をもとにネットワークシステムを作る「インフラエンジニア」
- クライアントの要望をもとに様々なシステムを作る「システムエンジニア」
などが該当します。
パッと聞いただけだとハードルが高く感じるかもしれませんが、ITエンジニア職は未経験からでも挑戦しやすい職種のひとつです。
文系でも問題ありませんし、研修がしっかりしている企業も多いので、コンピューターやITに少しでも興味があるなら就職先の選択肢に入れてみてください。
介護職
少子高齢化に伴い、需要が急増している職種です。
主な職場は、
- 老人ホームをはじめとする介護施設
- 介助サービスつきの高齢者向け住宅
- デイサービスセンター
など。
専門知識が必要な職種ではありますが、就業にあたってこれまでの経験・学歴などを不問とする施設も多いので、第二新卒が応募しやすい職種といえます。
【第二新卒の就活用語解説】知っているようで知らないこんなワード
そうですね、一気にあれもこれも思い出そうとすると混乱してしまうので、求人票やエントリーシートで見かけやすい用語から復習していくのがおすすめです。
以下に用語例をまとめるので、あわせて参考にしてみてくださいね。
SPI
企業の採用試験の時に受ける適性検査だね
そのとおり。
応募者の能力や人となりを把握するために、多くの企業が実施しているテストです。
検査内容には、
があり、時間配分に気をつけながら解く必要があります。
新卒の就職活動の際にしっかりこなしていても、時間が経ったためにテスト内容などを忘れてしまっているケースも多いです。
そのため、事前に市販の問題集を復習しておくとよいでしょう。
ソー活
ソーシャルメディアを活用した就職活動のこと。
企業と直にオンラインでやりとりできるので、自分を直接売り込むチャンスに恵まれやすいのがメリットです。
「いきなり面接に行くのは怖い」という人は、まずはSNSのアカウントを作成して、ソー活の準備を進めてみるのもアリですよ。
Uターン就職
地元から都心に生活拠点を移した人が、再び地元へ戻って就職を行うこと。
慣れ親しんだ地元で就職できることや、家族の支援を受けやすいことなどがメリットです。
Iターン就職
都心に在住していた人が、地方に出て就職を行うこと。
環境がガラッと変わることから、社会生活を改めてリスタートしたい人に向いています。
Iターン就職を歓迎する企業が東京などの都心部で会社説明会を開くことも多いので、会社の立地にこだわらずにいろいろな企業に目を向けてみることをおすすめします!
Jターン就職は、地方から一旦都心に出て就職したのち、地元とは違う地方に就職するケースのことです。
「都心部で暮らしたいけど、東京みたいな大都心はちょっと疲れてしまう。かといって生まれ育った地元は田舎すぎて、自分には合わない……」
このように自分にとってより住みよい土地を求めて、Jターン就職をする人が多いようです。
Uターン・Iターン・Jターン就職のメリット・デメリットについては、以下の記事も参考にしてみてください。
まとめ
就活中によく見かけやすい用語をご紹介しました。
久しぶりの就活の際は戸惑ってしまうことも多くありますが、用語や就活の手順などをきちんと復習おくことで、就活をスムーズに進められるようになります。
ただ、今回ご紹介した就活用語のほかにも、知っておくべきワードはたくさんあります。
もしあなたが、第二新卒が把握しておくべき就活用語についてもっと知りたくなった時は、気軽にUZUZへご相談ください。
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