仕事もプライベートも充実していたNさんは社会人4年目で転職を決意しました。
彼女がなぜ転職を決意し、どのように転職活動を行い、どんな企業に転職するのかをご紹介します。
第二新卒は転職で給料が下がりやすいと言われていますが、Nさんは見事給料アップ&キャリアアップも果たしています。
記事の最後にNさん本人に伺ったお話も掲載していますので、最後までチェックしてみてください!
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内定者プロフィール
第二新卒のNさんの経歴
Nさんは高校までを愛知県で過ごし、大学は四国にある国立大学に進学されました。
非常にアクティブな方で大学在籍時もイベントの実行委員長を務め、四国代表として全国から学生が集まる環境系イベントで講演をされるなど様々な活動を行っておりました。
大学時代に環境問題に対して深く関わっていたこともあり、新卒時の就職活動はCSRに力を入れている会社をメインに受けており、地元の環境問題解決など様々な活動に力を入れている印刷会社から内定を獲得し、入社されました。
社会人4年目、順風満帆な社会人生活
印刷会社では営業職に従事しており、創業100年以上の歴史ある会社だったため、ルート営業がメインでした。
もとよりコミュニケーション能力は非常に高く、お客様に何度も訪問することも厭わなかったため、売上成績は順調そのものでした。
社会人になってからもNPO等の活動に積極的に参加されており、会社も活動を応援してくれていました。非常に恵まれた環境の中で仕事と社外活動を両立していました。
社会人4年目で訪れた疑問
順風満帆な社会人生活を送っていたNさんでしたが、社会人も4年目に差し掛かって疑問を生じるようになります。
今の会社ではしたいことをさせてもらえており、売上も順調に伸ばしていましたが、「学生時代とあまり変わっていないのでは」と思うようになりました。
ルート営業でクライアントからは厚い信頼を獲得しているので、提案・交渉をするというよりは顔を見せに行く程度になっており、自身の力で企業開拓をすることは出来ないままでした。
会社からも社外活動に積極的に参加していることを評価されるばかりで、ビジネスにおいての自身の市場価値が低いのではと不安に感じるようになったのです。
そして「社会人4年目としての自身の市場価値を知りたい、より市場価値が上がる場所で仕事がしたい」と考え、転職活動に踏み切りました。
第二新卒が自身の市場価値を把握する方法
転職市場においては「市場価値」が非常に重要になります。
例えば専門資格を持っている方などは市場価値が高いと言えます。
IT業界が急成長しており、エンジニアの需要が増している現在ではエンジニアの方はほとんど転職に困らない状態になっています。(もちろん、経験・スキルによりますが)
社会人1年目の若い年齢の場合、まだポテンシャルが評価されることもありますが、転職活動では前職での経験・実績が何よりも重要視されます。
どんな専門知識を持っているのか、それをどのように活用できるのかをしっかりアピールすることが大事です。
もちろん、社会人1〜2年目での転職では即戦力になるような専門性を持つことは難しいため、自身の会社での実績をしっかり伝えることが出来るようにしましょう。
市場価値を高めるためには、自身の仕事を数値化で表すことが大事です。
営業職の場合は非常に分かりやすく、売上目標に対して何%の達成率だったのかを職務経歴書に書くだけでも印象は大きく変わります。
また経理や事務などの専門職の場合、資格の取得が非常に分かりやすい市場価値の高め方になります。
例えば経理職の場合、簿記1級の資格を取得するなどが非常に分かりやすいです。
時折、あまり意味のない資格を履歴書に記載している方がいますが、ビジネスで活用出来る資格を取得するほうが良いです。
資格の取得にはもう1つ意味があります。
目標に向かって努力出来る人かどうかがアピール出来ることです。
難易度の高い資格になればなるほど、仕事後や休日を活用して勉強することが求められますので、その努力を買ってくれる企業もあります。
市場価値を把握する方法としては転職カウンセラーとの面談が非常に分かりやすいと思います。
今の自身の年齢・経験が一般的にどのくらいの評価をされるのかは、日々多くの方との面談を行い、転職に導いているカウンセラーがやはり一番把握しています。
まだ転職を考えていない方でも、今後の転職のためにどんな経験・スキルを身に付けておくべきかをカウンセラーとの面談で把握することも大事だと思います。
「第三者視点から自分の市場価値を知りたい!」という方は一度キャリアカウンセラーに相談してみることをおすすめします。
UZUZでは第二新卒に特化したキャリアカウンセラーが皆さんの就活を全力でサポートしていますので、詳しくは以下を見てみてください。
社会人4年目での転職活動
Nさんは仕事を通じて、印刷業界の売上が年々下がっていることを肌で感じておりました。
新卒時には業界の先のことなどは深く考えておらず、会社の雰囲気などで決めてしまっており、転職活動では業界研究からスタートさせることにしました。
Nさんは「長く活躍できる人材になりたい」と考えていたため、今後の成長が見込まれる医療業界での転職を検討されました。
ただ医療業界は人気業界ということもあり、やはり求人数は多くありません。
面談時点ではNさんの経歴で選考可能な企業は2社程度しかありませんでした。
1つは医療系の人材紹介コンサルタント職です。
もともとコミュニケーション能力が高く、人当たりが良い方であったので、コンサルタントとしてもしっかり成果が残せる方だと思いました。
またもう1つは医療用システムのメーカーのコンサルタント職。
成長企業である「医療」と「IT」のどちらの専門性を身に付けることが出来る職種であり、上場もしている会社です。
どちらの仕事もキャリアを身につけることは大いにできますが、とりわけ経営基盤が安定している2つめの企業は給料も高く、その点も非常に魅力的でした。」
社会人4年目のNさんが選んだ会社とは
最終的にNさんは医療用システムのコンサルタント職で内定を獲得し、入社を決めました。
決め手はより専門性を身に付けることが出来る点、結婚・出産した女性も多く長い活躍が見込める点でした。
やはり専門性を身に付けることは自身の市場価値を高めることに直結しています。
また、面接担当された役員の方も女性で、バリバリの現役で活躍されていたのも入社を決めた大きな要因でした。
自身の目標となる存在の方と近い距離で働けることも魅力に感じたそうです。
以下の記事では、女性が転職を成功させるためのポイントをまとめています。
今後のキャリアプランを考えている女性の方は、参考にしてみてください。
Nさんを担当した第二新卒キャリアカウンセラーより
Nさん、内定おめでとうございます。
Nさんと面談した時から是非この会社に入ってほしいと思っておりましたので、私自身も非常に嬉しく思います。
目標だった今後も自身の専門性を磨きながら、ビジネスの場面でもNPOの場面でも活躍出来る人材になってくださいね。
NさんからUZUZを利用した感想をいただきましたので、以下是非ご覧ください。
第二新卒のNさんにUZUZの感想を聞きました
とても嬉しかったのは、今の現状を丁寧に聞いてくれたことです。
自分自身の思っていること、言語化されてない部分を引きだしてくれて、一番どこに強い思いがあるのか、どうしていきたいのかというビジョンがはっきり見えました。
今の会社からのステップアップやどういった仕事があるのかが分かり、目の前が開けた印象を受けました。
他の就職サイトやエージェントの面談も経験しましたが、月に20社同時に受けないとダメですよ、など今の仕事しながら転職したかった自分にとって厳しい話が多く、滅入ってしまってました。
UZUZさんでは自分のペースでどう新しい会社を探していくのか、親身にそして的確にアドバイスをくれたのでありがたかったです。
転職先の会社の話を最初に聞いた時は、給料含め諸条件を聞きながら「すごすぎる」と正直目が輝いてしまいました。(笑)
最初は条件面の良さに目がいってしまいましたが、今働く会社ではビジネスの成長性、将来性の薄さに不安を感じており、そこで医療とITというこれからも必ず必要となるスキルを身につけたいと思いました。
それに合致する会社でなら自分自身のスキルアップにつながり、 そして安心して働くことが出来るのではというイメージが強くありました。
UZUZさんはとにかく連絡が速くて、レスポンスの速さは社会人として学ばなくてはいけないなと思いました。
質問や分からない事も逐一確認をしてくださり、面接前に自分自身のアピールするポイントを整理して教えてくださったのはとても嬉しかったです。
実際の面接でも、どんなアピールをするのかの考えがまとまり、上手く面接を進めることが出来ました。
社会人4年目でも第二新卒になるのか、どういった転職活動を行ったらいいのかなど、とても不安になることや分からないことだらけで自分自身も苦しかったのですが、 まず相談してみることが大事です。
それで自分自身のやりたい事や目指したい事がはっきりすることが出来ました。
是非迷っている方は、まず相談するというのは大事なのかなと思います。
自分自身の場合は全く新しい業界、業種に飛び込みますが、そういうチャレンジが出来るのも今のタイミングだからだと思います。
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