時計メーカー業界に就職するためのポイントをまとめた就活対策記事です!
日本ではカシオ・シチズン・セイコーの3社時計メーカーが業界を牽引。
なんとこの3社だけで国内売上高シェアは90%を超えます。
リーマンショックの影響で一時は市場が落ち込みましたが、ここ最近はアベノミクス効果もあり国内トップ3社の売り上げも好調。
そんな時計業界での就職を考えている皆さん!
以下の内容をまとめたので、是非参考にしてみてくださいね!
- 時計メーカー業界の就職活動ポイント
- 時計メーカー業界の職種別対策
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時計メーカー業界の就職活動ポイント
時計メーカー業界の就職活動では、主に下記のようなポイントがあります。
時間厳守
時間を司る業界だけあって、時間への意識はかなりシビアに見られる可能性があります。
もちろん時間を守ることは時計業界に限らずどの業界でも大切。
ですが、時計業界ではなおのこと意識することが求められます。
そうならないためにも、選考の際には早め早めの10分前行動を心がけましょう!
時計業界の動向・課題を把握する
時計業界での就職を考えるならば、入りたい企業だけでなく業界全体を俯瞰して見ることが必要になってきます。
地域により多少の差は見られるものの、全体を通してみると世界・国内ともに順調に売り上げを伸ばしている時計業界。
シチズンが提供する「ブローバ」「Q&Q」、カシオの「G-ショック」、セイコーの「アストロン」は国内外共に好調な売れ行きとなっています。
現在は順調に売り上げを伸ばす時計業界ですが、一方で国内市場は「成熟市場」になりつつあります。
そのため「これ以上需要を伸ばすのは難しいのではないか」という意見も……。
今後は国内だけでなく急成長中のインド・東南アジア、大国である中国など、世界市場の開拓が求められるでしょう。
また忘れてはいけないのが、アップル社が手がけるスマートウォッチ「Apple Watch」の存在。
iPhoneと連携させることで様々な機能を時計ひとつで管理でき、Apple Pay利用で財布代わりにもなる代物。
ちなみにIDCの調査によると、日本のスマートウォッチ業界では「Apple Watch」がシェア64.5%と驚異的な数字を叩き出していることもわかっています。(2018年第4四半期時点)
今後の時計メーカー業界はスマートウォッチとの住み分けが注目されそうです。
選考メーカーの腕時計にこだわる必要なし
いいえ! 決してそんなことはありませんのでご安心ください!
企業はその会社の製品が好きな人を雇いたいわけではありません。
(好きに越したことはないのですが!)
その会社で利益を上げてくれるであろう人を雇いたいのです。
ですので、自社製品を持っているかどうかはそこまで気にしないケースが多いです。
とはいえ
「どうしても企業への熱意を伝えたい!」
そんな人は、選考を受ける企業の腕時計をつけていくのも面白いかもしれませんね。
もちろん無理につける必要はありませんよ!
普段の私生活ならスマートフォンだけで事足りますし、必要性を感じない人も多いですよね。
ただ、選考の場では携帯の使用を禁じられる場面も多くあります。
いざという時に慌てることがないよう、腕時計があると安心です。
語学力が求められることも
国内時計業界の多くは海外とも取引をしています。
北米や欧州での市場も好調であり、今後は中国や東南アジアなどアジア諸国の市場も活発になっていくと予想されます。
そのため、企業によっては語学力を求められるケースがあります。
現在は規定がありませんが、例えば以前のカシオでは
「現在TOEIC500点以上の英語力を保有する方、または入社までにTOEIC500点以上取得する意欲のある方」
このような応募資格が設けられていたこともありました。
数としては多くないですが、時計メーカーによっては選考段階で点数制限が設定される可能性もあります。
早めに勉強に取りかかることをおすすめします!
時計メーカー業界の職種別対策
時計メーカー業界には数多くの職種があります。
大きく分けると以下の3つの職種に分けることができます。
- 技術職
- 営業職
- デザイナー職
技術職
腕時計は「技術の集合体」と言われており、その名の通り様々な技術の結晶とも呼べる製品です。
職種としては、例えば以下のような職種が挙げられます。
- ケースやバンド等を設計する外装設計
- 回路・ソフトウェア開発
- 液晶・モーター等を開発する要素開発
- 次製品を製造するための材料研究
技術系なので、理系の採用がメインです。
「なぜその企業が志望するのか」を明確にする
文系にはない専門的知識の多さ、推薦枠があること等から、理系は一般的に文系よりも有利と言われることが多いです。
しかし有利だからと言って油断は禁物です!
なぜその企業を志望するのかしっかり落とし込んで選考に臨むことが求められます。
また、その企業がどんな領域に力を入れているのかも把握しておきましょう。
企業が強みとしている領域を理解しておけば「この人はうちに興味を持ってくれているんだな」と、面接で良い印象を与えることができます!
面接最後に行う「逆質問」を例に見てみましょう。
このように話せば、面接官にも好印象を残すことができるはずです!
営業職
企業により呼び名・業務内容に違いはありますが、技術職の方が作り上げた時計を世に広めているのがこの営業職の仕事です。
- 店舗での接客営業
- 量販店・デパート・専門店等に対する営業
- 宣伝広告・販促物を制作する企画営業
大手時計企業の場合、国内営業だけではありません。
海外現地代理店への営業、担当エリア・国における市場戦略立案業務など、海外に目を向けた営業に携われる可能性も大いにあります。
語学力を向上させよう
上記にも記載しましたが、語学力を向上させるための対策は行った方がいいでしょう。
必ずしも必須ではありませんが、入社後の研修で語学研修を行う企業もあります。
今から知識をつけておけば実際に働いた際に役立つ可能性が高いです。
明確な基準はありませんが、カシオが設けていた「TOEIC500点以上」を一つの基準にするといいかもしれませんね!
デザイナー職
時計の外観を作り出すのがデザイナーです。
時計はビジュアル面が非常に重要視されるので、顧客の購買につながる最大のポイントと言っても過言ではありません。
- 自社製品のデザイン
- ライセンス契約を結ぶ様々なブランドのデザイン
上記の仕事を手がけることもあります。
新卒採用を行っていない可能性も
企業によりけりですが、新卒ではなく経験・知識が豊富な中途を優先的に採用するケースもあるので注意が必要です。
また、採用を行っていた場合でもPhotoshopやIllustratorといったツールの使用を必須としている企業も多いです。
デザインに関わる経験を行っていた方が有利になることは間違いないでしょう。
時計メーカー業界への就職?それとも?
国内だけでなく海外での展開も期待される時計メーカー業界。
シェア上位3社(カシオ・シチズン・セイコー)は新卒からの人気も高いため、未経験からの入社を目指すとなると少々ハードルが上がってしまうかもしれません。
一般に知られてはいないものの、面白い取り組みをしている企業はあります。
BtoB事業を行う企業などにも目を向け、時計メーカー業界への就職を目指してはいかがでしょうか?
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