もくじ
就職活動で必ずといって良い程必要なのが、証明写真です。履歴書に証明写真を貼るのは、一度でもアルバイトの面接を受けた経験があればわかるでしょう。
アルバイトの時は気軽に写真を撮っていたかもしれません。しかし、社員になるための証明写真には気を配るべきです。何故ならば、証明写真の撮り方一つで内定が近づいたり遠のいたりしてしまうからです。
知っていそうでよく知らない、証明写真の撮り方について解説しますので参考にしてみてください。
なぜ就活において証明写真が重要なのか?
まず、就活において何故証明写真が重要なのかをご説明しましょう。
書類選考で省かれる可能性
就職活動では、面接前に書類選考がかけられるケースも少なくありません。
とくに、大量に応募者が来る企業では、書類選考である程度の人数に絞ります。つまり、履歴書提出の時点で実際に面接をしてもらえない人も出てくるのです。
書類選考をするのは当然人事の方ですが、彼らは学歴や自己PRと共に、証明写真にも注目をします。極端な話をすれば、「証明写真が気に入らない」という理由で、面接に辿り着けないこともあります。
就職活動では、「スタートラインにすら立てない」ということが多々ありますが、証明写真もその要因になりえるのです。
当たり前のことが出来ない印象を与えてしまう
「間に合わせの写真で応募をする」のも、あまり良いとは言えません。
いかにも使い回しのようなスピード写真が履歴書に貼ってあると、応募者から意気込みを感じにくくなってしまいます。当然、そのような応募者を採用する可能性は低くなってきます。
「このくらいでいいかな」と妥協をせず、細部まで気を抜かないようにしましょう。 きちんとした証明写真が用意できない人は、当たり前のことができない印象を与えてしまうことを覚えておいてくださいね。
写真で好印象を与える方法
では、証明写真で人事の方に好印象を与える方法を解説していきましょう。
真顔よりも笑顔の写真を!
証明写真で好印象を与えるために、笑顔の写真を貼るようにしましょう。何も無いところで笑うのは難しいと感じてしまうかもしれません。しかし、少し意識すれば笑顔を作ることは可能です。
頬を持ち上げて口角を上げましょう。目は、三日月のような形になるように意識してみてください。この二つを意識するだけで、表情は自然に笑顔に近いものになります。
髪型や服装にも気を配ろう!
証明写真を撮る時は、実際に面接に行く時と同じような格好で撮るべきです。清潔感や爽やかな印象を心がけて髪型を作ってください。服装はもちろんスーツです。
意外と大事!写真に映る姿勢に注意!
表情や服装がしっかりしていても、姿勢が悪いと、印象が悪くなってしまうこともあります。背筋をしっかり伸ばすのはもちろんですが、左右のバランスにも気を配ってください。
意外と人間の体は傾いているものです。意識しないと左右のどちらかの肩が上がっていることも少なくありません。肩の高さが同じであることをチェックするのも大切です。
写真で悪印象を与えてしまう例
続いて、悪印象を与えてしまう写真の特徴です。
表情がだらしない
笑顔で写真を撮るのは大切ですが、あまりリラックスしすぎてしまうと、だらしない表情になってしまうこともあります。
笑顔で写真を撮って欲しいのですが、同時に緊張感を持つことも大事です。だらしない表情で映ってしまうと、それだけで仕事ができない印象を与えてしまうこともあります。
髪で顔を隠さないように!
一般的に長い髪を利用して顔の一部を隠すことは、写真映りのテクニックとして広く知られています。小顔に見える効果があることから、とくに女性の間で多く使われている手法です。
しかし、就職活動において小顔を意識することは何の意味も持ちません。「小顔だから採用する」とはならないのです。顔を髪で隠す行為は小顔と取られるのではなく、自信の無さと受け取られてしまうこともあります。
証明写真と通常の写真とでは、まったく違うことを覚えておきましょう。
写真だけじゃない!知らずに印象を悪くしているモノ
就職活動は、当たり前のことができていないと簡単に落とされてしまいます。企業の規模が大きくなればなる程、プラス面を見られる機会は少なく、マイナス面を見られて落とされてしまうことが増えます。
プラス面を見てもらえるのは、最終面接のように面接の後半に入ってからです。そのため、面接の前半ではマイナス面を極力失くすことに力を注ぎましょう。
証明写真の善し悪しについて解説をしてきましたが、印象を悪くしてしまうのは証明写真だけではありません。ここで、写真以外の印象を落としてしまう原因にも触れておきましょう。
履歴書の字が汚い
手書きの履歴書に関して賛否はあると思いますが、未だに「履歴書は手書き」としている企業も少なくありません。
その際に、字が綺麗かどうかは見られています。綺麗な字が好印象になるとは限りませんが、汚い字の場合は確実に印象を落としてしまいます。
字が綺麗なことに超したことはありません。しかし、短期間で字が綺麗に書けるようになるのはなかなか難しいでしょう。せめて、丁寧に書くことを心がけてください。
「あまり上手ではないけれど、丁寧に書いているな」と伝われば、印象が悪くなることは避けられます。
服装の乱れが悪印象を呼ぶ
証明写真内の服装も、面接時の服装も、面接官には見られています。シャツがシワになっていたり、どこか汚れていると「きちんとしていない人」という印象を与えてしまうので気をつけてください。
就職活動中、綺麗な服装でいるのは当然です。企業が欲しい人物は、男でも女でも清潔感がある人であることを忘れないようにしましょう。とくに靴は見られていることが多いです。雨の日に面接がある時は、いつも以上に気をつけたいポイントです。
まとめ:ふるいにかけられないような行動を心がけよう!
証明写真は、就職活動の基本中の基本です。つまり、ここで引っかかっているようでは、他をどれだけ頑張っても企業に自分をアピールすることはできません。
自分の良い面を見てもらえるのは、面接の後半です。そこまで辿り着けるように、ふるいにかけられない行動を心がけてくださいね。
証明写真のように、気をつければ誰でもできることはきちんとこなせるようにしていきましょう。そうすることで、内定がもらえる確率は格段と上がります。
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