明治32年(1899年)に創業したサントリーは、酒類および飲料の開発・販売で世界を席巻する大企業に成長しました。
現在は、サントリーホールディングス株式会社を中心とした一大グループを形成しています。
ここでは、理系就活生の熱い視線を集めるサントリーについてご紹介します。
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「サントリー」のプロフィール
企業スローガンは、“『水と生きるSUNTORY』。”
(引用:サントリー企業情報)
企業スローガンには、酒類を含む飲料製品、健康食品の生産・販売を通して、自然環境と人々の健康を守ろうとする姿勢が込められています。
世界の人々、人々を取り巻く様々な自然環境と響きあいながら、人々のニーズにもとづいた生活文化の豊かな発展と、その存続基盤である地球環境の健全な維持をめざして企業活動に邁進し、真に豊かな社会の実現に貢献する
(引用:サントリー企業情報)
創業者の鳥井信治郎は、日本初となる国産ウィスキーの開発や販売に挑戦し続けてきた人物。
度重なる失敗や苦難にもめげず、常に新たな分野を開拓してきたチャレンジ精神は、現在のサントリーに受け継がれている伝統であり、礎となっています。
数字でみる「サントリー」
サントリーホールディングス株式会社は、世界に337社のグループ企業をもち、2015年12月末の連結売上高2兆6868億円、経常利益1563億円を誇るグローバル企業です。
従業員数は、42081人。
売上高のうち、最も大きな割合を占めているのは飲料や健康飲料を扱う食品事業(51%)。
次いで酒類の38%となっています。
(参考:サントリーホールディングス企業概要)
サントリーグループ
サントリーのグループ企業は、サントリーホールディングス株式会社を中心とし、幅広く食品事業を展開しています。
なかでも、サントリー食品インターナショナル株式会社は、グループの中核を担う企業です。
2015年12月末時点の売上高は、連結で1兆3,810億円、従業員数は24,233人。
事業拠点は、日本を始めとし欧州、アジア、オセアニア、アメリカと世界中に広がります。
ミネラルウォーターやお茶、健康飲料などの開発・製造・販売を事業分野とし、躍進し続けるサントリー食品インターナショナル株式会社。
最も力を注いでいるのは、研究開発の分野とのこと。
新規事業の開拓や商品の開発は、創業以来の使命ともいえる領域。
サントリー独自の技術を活かしたさまざまな商品開発は、サントリーグループを根本から支えているといっても過言ではありません。
(参考:サントリー食品インターナショナル企業情報|事業内容)
「サントリー」が求める人材とは?
サントリーグループの採用コンセプトの根底にあるのは「やってみなはれ」という創業者、鳥井信治郎の言葉。
周囲からの反対をうけるたびに「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」と決して諦めなかったとのこと。
2代目社長の佐治敬三は、この言葉に後押しされてビール事業に参入する決意をしたそうです。
2005年に発売された高級ビール「ザ・プレミアム・モルツ」の爆発的なヒットの背景には、「やってみなはれ」精神が根底に流れていたといえますね。
(参考:サントリーホールディングス新卒採用情報)
開拓者たる覚悟と責任を問うこの言葉は、時代を超えてサントリーグループのDNAとなり、 社員一人ひとりの次の一歩を後押しするドライブとなっている。
(引用:サントリー新卒採用情報|やってみなはれの歴史)
このようにサントリーでは、何事に対しても積極的で前向きな人材が求められています。
「やってみなはれ」精神の実践が創業以来の伝統であり、常に新しい事業分野を開拓し続ける姿勢が最も重要視されるのです。
サントリーグループの新卒採用では、ビジネス部門、財務部門、生産研究部門、情報システム部門で幅広く人材を募集しています。
理系に特化した技術系職種が数多く募集されているのも研究開発に力を入れているサントリーならでは。
また、採用イベントとして各地でセミナーが開催されており、積極的に参加することでサントリーをさらに深く理解することができます。
詳しくはサントリーグループ新卒採用情報をご覧ください。
サントリーの人材育成制度と支援策
サントリーグループでは、グローバルに活躍できる人材を育成する目的をもった人材育成制度を実践しています。
トレーニー制度
海外のグループ会社や未進出の国へ派遣することで、語学力やコミュニケーション能力を身につける研修制度。
高いマネジメント能力やグローバルビジネスを実践するプログラム特徴となっています。
キャリア開発の支援制度
キャリアチャレンジやキャリアビジョンなどを通して、語学力や異文化コミュニケーション、論理的思考力を高める研修制度。
他にも、グローバルリーダシップ育成プログラムなど、個人がもっている可能性を最大限に引き出し、仕事に活かせるプログラムが数多く用意されています。
女性の活躍支援策
女性社員を対象としたキャリア設計の研修制度や座談会を中心とするキャリアカフェ、女性管理職を対象とした女性マネージャーフォーラムが実施されています。
さらに、結婚したあとも働きやすい環境を整えるため、育児や介護の支援も積極的に取り組み、快適な職場環境を整えているとのこと。
ダイバーシティ経営
年齢や性別、国籍を問わず優秀な人材を登用、育成することで新たな価値観を創造する企業を目指しています。
(参考:サントリーホールディングス新卒採用情報)
「サントリー」のライバル酒造メーカーも要チェック!
アサヒグループホールディングス
ビールの販売においては国内トップのシェアを誇る酒造メーカーです。
2014年12月末の売上高は連結で1兆7,854億円、営業利益は1283億円。
酒類事業を中核とし、飲料や食品分野にも事業を拡大し成長し続けています。
グループ傘下には、ニッカウヰスキー、エノテカなどの企業が名を連ねています。
(参考:アサヒビール新卒採用情報)
キリンホールディングス
ビール販売2位の国内シェアをもつ酒造メーカー。
発泡酒では圧倒的なシェアをもち、2015年12月期の連結売上高は2兆1,957億円、営業利益は1,145億円。
酒類や飲料の開発・生産はもちろん、医薬やバイオケミカル事業にも分野を拡大し、世界を接見しているグローバル企業として知られています。
(参考:キリンホールディングス採用情報)
まとめ
サントリーは、創業以来変わらぬチャレンジ精神で市場を拡大してきました。
ビール類の販売が低迷を続けるなか、新たな「やってみなはれ」精神を発揮しようとしています。
研究開発職や技術職など職種が幅広いサントリーは、理系・文系を問わず人気を集めています。
さらには、世界を舞台に活躍できるグローバル性も魅力のひとつといえますね。
例え難関であっても、理系の論理的思考はもちろん、好奇心の高さやフレキシブルな考え方をアピールして、挑戦する価値はあるのではないでしょうか。
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