もくじ
自己PRやスキルは?
履歴書の書き方の解説はたくさんあります。
しかし「大学院卒(見込み)向け」のものはあまり見かけませんよね。
一口に大学院卒といっても、研究科によって内容はさまざま。
経歴にはどこまで詳しく書けばいいのかわからず、手が止まってはいませんか?
そこで今回は「大学院卒向け履歴書の書き方」を解説します!
基礎知識を学んで、スラスラ書けるようになりましょう!
大前提!大学院卒の「履歴書」は正式書類
言うまでもないことですが、履歴書は正式書類です。
理系だろうと文系だろうと、誤字脱字がないのはもちろん、正確な情報がしっかり書かれているかがポイントとなります。
転職の場合には、パソコンスキルもチェックする意味もあって手書きでなくても問題ありません。
しかし新卒採用の場合は、ほとんどが手書きです。
これは、即戦力として採用するというよりも
「熱意」や「誠意」など気持ちの部分も重視されることが多い、新卒ならではと言えるでしょう。
ちなみに、職務経歴書やESと異なり、履歴書の大部分は使い回しでも問題ありません。
(ただし「志望動機」など、企業によって変更が必要な部分もあるのでその点は注意が必要です)
大学院卒の履歴書は「正確性」がカギ
知っているかとは思いますが、履歴書の左側は個人のプロフィール欄となっています。
現住所や連絡先、これまでの学歴を書く欄です。
これらの個人データは、正確性がカギとなります。
連絡先を間違えてしまうと、次のステップに進むための連絡がもらえずチャンスを逃してしまう可能性も。
正しく書けているか何度も見直しましょう!
ちゃんと書けているか確認した方がいい部分は、以下の通り。
- 日付
- 住所
- 学歴
書き方をマスターしておけば、もう悩まずにすみますよ!
日付
履歴書上部にある日付はなんとなく入れるのではなく、きちんとしたルールに則って書き入れるようにしましょう。
相手へ渡す日付を記入するのが一般的。
- 面接で直接提出するなら:面接日
- 郵送するなら:投函日
※到着日がこちらで把握できないため
また、履歴書は和暦で統一されることが多い書類です。
ただし希望先が外資系なら、西暦で書いたほうが相手にわかりやすい可能性もあります。
とはいえ、どちらでも問題はありません!
ただし、必ず「和暦なら和暦」または「西暦なら西暦」に統一しましょう。
ふたつが混在してしまうのはNGです!
住所
都道府県から正確に書きます。
数字の部分の書き方は、◯丁目△番地と書いても、1-2-3とハイフンで書いてもどちらでも問題ありません。
マンション名・アパート名は省略せずに正しく書きましょう。
実家と下宿先との書き方で悩む人も多いようですが、現住所は、今住んでいる場所なので下宿先を書きます。
頻繁に実家へ帰るようなら連絡先に実家住所を書いておくと安心です。
そのときは、備考欄に連絡先(実家)と書けば、人事担当者にもどちらがどの住所なのか伝わりやすくなります。
学歴
学歴は、中学校卒業から書きます。
経歴の欄中央に「学歴」と書いたら、その下部から書き始め、高校からは入学・卒業の2つを書き込みましょう。
多くの人が悩む大学院の学歴部分は、下記のように書きます。
- □年●月 ◯◯大学大学院△△研究科 入学
- □年●月 □□専攻修士課程 入学
- □年●月 ◯◯大学大学院△△研究科 卒業
マスターなのかドクターなのかがわかるように書いておきましょう!
ちなみにUZUZでは、大学院卒業後の就職サポートを行っています。
書類の添削や書き方のアドバイスもやっているので、きになる方はUZUZのサービスをチェックしてみてくださいね!
大学院卒の履歴書は「研究テーマをわかりやすく!」
研究テーマはこれまでの自分の経歴の中でも、多くを語りたい部分。
狭い履歴書スペースでは物足りなさを感じるかもしれません。
しかし専門だからこそ、相手に伝わるよう端的に表せるように工夫を凝らしましょう。
研究テーマを書くときは「3つのポイント」を押さえてまとめていくとスムースです。
- 研究の目的と内容
- 研究中、苦労したことと工夫した点はセットで
- 結果や成果とそこからもたらされる効果
研究テーマ欄はあくまで「研究」について書く場所です。
自己PRは別の欄に記載するため、
- どんな目的だったのか
- 何を・どうやって研究したのか
- 結果はどうだったのか
これらを整理して記入するよう心がけると、うまくまとまりますよ!
自分の強みが入社後どう役に立つのかを伝える自己PR
自己PRは、あなたの「いいところ」を伝えるチャンスです。
自分自身の強みやいいところを見つけるセルフブランディングをしっかりとした上で、志望する会社でどう役に立つのかをアピールしなければなりません。
ただ、自分の強みばかりをアピールしても意味がありません。
会社側が重視するのは、「その強みをどう活かして会社に貢献してくれるのか」という部分。
会社や希望する部署によって、自分の活かし方は違うはずです。
だから、自己PRは提出する会社に合わせて内容を変えていかなければなりません。
自分の「いいところ」をアピールするときには、具体例を交えると伝わりやすくなります。
- こんなことがあった
- ①に対してこんな対処ができた
- 問題に対して②ができるのが自分の強みなので、入社後はこうやって貢献していきたい
セルフブランディングがうまくできない、よくわからないという人はコチラの記事もおすすめです。
もしくはUZUZの就職サポートでも、あなたの強みや「いいところ」を探すお手伝いができます!
大学院卒の履歴書には「資格・研究論文・その他スキル」も忘れずに
公的な資格や研究論文、その他スキルは、大学院卒(見込み)者にとって自己PRの次にアピールできるポイントとなります。
忘れずに、書き込みましょう。
資格
取得年月日もしっかり記入して、新しいものから順に書きます。
車の運転免許も記載可能な資格です。
免許必須の会社への応募の際は、忘れずに書いておきましょう。
研究論文
複数ある場合には、最もアピールしたいものを1つピックアップしましょう。
いくつもの論文や学会発表があるときは、備考欄へ記入します。
その旨を研究論文の記載欄に「他◯件 備考欄へ記載」としておけば漏らすことなく記入し、伝えられます。
その他スキル
資格ではないものの、使用していたPC言語やツール、研究機材など大学院出身者ならではのスキルは山程あるはずです。
特殊な機材やツールであれば、自己PRで記載しているかもしれません。
しかし「この研究をしていれば当然使っているとわかるはず」と勝手な判断で省略せずに、自分の持つスキルとして記載していきましょう。
大学院卒の履歴書の書き方に迷うなら
それでは、最後に復習です!
- 履歴書は正式書類なので、正確に書く
- 「日付」「住所」「学歴」は特にチェック
- 研究テーマは分かりやすく、端的に!
- 自己PRは具体例を交えつつ書く
- 資格やスキルの記載も忘れない
院卒だからこそアピールポイントも増えて、書きたいことも書けることも多いはずです。
書き方がわからずに戸惑っているなら、一度UZUZの就職サポートに相談してみてくださいね。
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