本日は内定者の声をお届けします。今回は公認会計士試験を不合格となり、弊社に登録してきた方についてお伝えします。彼は就職活動をしたことがなく、ずっと公認会計士を目指して勉強されていました。しかし不合格となり、初めての就職活動に不安があり相談に来られました。そんな彼が大手コンサルティング企業の未経験経理職として内定を獲得するまでの話をまとめます。
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内定者PROFILE
◆名前(イニシャル)Sさん
◆年齢・性別:24歳・男性
◆目指していた資格、結果:公認会計士/不合格
◆勉強していた年数:2年
なぜ資格を目指すようになったのか?
公認会計士を目指すようになったのは、とってもくだらないことがきっかけでした。それは「就職活動をしたくなかったから」。当時の就活は氷河期なんて言われていて、内定取り消しなんていうニュースも日々放送されていたことがあり、ネガティブなイメージしかなかったようです。就職活動を頑張っても、会社の経営破綻によってクビを切られる…なんてことも考えていたようです。そのため企業に頼ることなく仕事をしていきたい ⇒ 手に職をつけたい ⇒ 資格を取得したい、という流れで公認会計士を目指すようになりました。まずは簿記から勉強を始めて、少しずつ上の資格を目指そうと思い、卒業後も勉強に没頭していました。
資格を目指す方の多くは、実際このような些細なことがきっかけで始めたのではないでしょうか?勉強している時は没頭しているため意識しないですが、民間も視野に入れるようになってくると「あれ、なんで資格の勉強始めたんだっけ?」と思う方も結構いらっしゃいます。
資格から民間企業にシフトした理由
2年間、資格の試験を受けていましたが不合格となりました。とはいえその後も資格に対する未練があり、税理士の勉強をされていました。税理士の勉強であれば科目毎に取得すれば良いので、長い目を見れば合格できる可能性が高いと考えたようです。しかしながら2科目受かったところで会計士事務所に就職できるわけではないことから、年齢・経験などを踏まえて考えると不安がありました。このまま不合格だと生活もできない、就職もできない、そんな事態になることだけは避ける必要がありました。
就職活動で苦労したこと
そもそも就職活動とは何?というところから始まりました。今の自分はどんな企業を受けられて、どんな職種があって、面接を受けるためにはどのような準備が必要なのか、それを全く知らなかったのです。そこでまずは希望を伺いながら、既卒の就活市場をお伝えして、就職活動の軸を決めていきました。また、実際公認会計士の試験は不合格であったために、そのような状況でも経理職は受けられるのか、また仮に受けられたとしても何をアピールするのが良いかわからないご様子でした。
就職活動がうまくいった理由
未経験経理職というのは、数は限られますが実際世の中にはあります。しかしながらスピード勝負になり、企業側としても3人エントリーあったらその中から1人採用しようという考えでいます。そのためタイミングとスピードが重要になります。初めて面談してからエントリーまでは1週間もありませんでした。未経験経理職は数が少ないので、もし経理職として働きたいのであれば迷ってる暇はありません。そのスピード感が未経験経理職で内定を獲得するためのカギとなりました。
また、Sさんは非常に素直な性格であったことが面接で通過しやすいポイントとなりました。経理職が少ないことも承知の上就職活動をされていて、面接で「不合格になったなら勉強が甘かったんじゃないか?」という意地悪な質問をされても、確かにそのように思いますと素直に認められたんですね。そのような性格の方は、入社した後も周りの意見を柔軟に聞いて動ける方と思われるため面接で通過しやすいです。
入社、そしてその後
結果、Sさんは大手コンサルティング会社の経営企画職というポジションで入社されました。30代で年収1,000万円という未経験ではかなり美味しいキャリアを築けるポジションとなりました。さらにこの経営企画の部署では、経理業務(入出金管理、株主総会提出書類の作成、損益計算、決算資料の作成など)だけでなく、税務、法務、システム導入などバックオフィス全般の業務に関わっています。将来は経営企画職のリーダー、そしてマネージャーを任されるキャリアアップが用意されています。これからの活躍、期待してます!
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