もくじ
- 短期離職をすると就職は不利になってしまう……
- 1回でもマイナスなのに、2回も短期離職したら就職先なんてないよね……
と不安を感じている方に朗報です!
確かに、何度も短期離職をすると就職が不利になってしまうのは事実。
でも、過去の失敗を素直に反省して前向きに努力すれば、内定を獲得することは十分可能なんです。
この記事では、1年半で2回も短期離職をしたのに、人気の「事務職」の内定を獲得した方の就活ストーリーを紹介します。
インタビューを通して、
- なぜ2回も短期離職をしてしまったのか?
- 短期離職はやっぱり就活に響いたのか?
- どうやって短期離職の壁を乗り越えたのか?
- 内定を獲得できた理由は何なのか?
といったことに明らかにしていきますので、ぜひ読んでみてください。
短期離職2回目!?Hさん(26歳・男性)のプロフィール
こちらこそ、よろしくお願いします!
僕は大学で経済学を勉強して、2013年に卒業しました。
出身は東京都。趣味は「サッカー」と「食べること」です。
卒業後の経歴はこんな感じです。
2013年 4月 塾の勧誘や教材販売の訪問販売の営業職として入社
2013年 10月 上記会社を退社(飛び込み営業のスタイルに疲れた)
2013年 12月 食品商社に営業職として入社
2014年 10月 上記会社を退社(うつ病のため)
なんで2回も短期離職しちゃったの?
新卒時は、「子どもに関わる仕事」と「営業」という2つの軸で就活を行いました。
何社か受けた結果、塾の勧誘や教材の訪問販売をする会社から内定をもらったんです。
でも、就職したものの、思い描いていた仕事とは少し違っていて……。
1社目を短期離職した理由「飛び込み営業のスタイルに疲れた」
僕は、個人宅への飛び込み営業をして、塾の集客をする担当でした。
そこで成果も出していたのですが、「永遠にこの飛び込みスタイルが続くのか……」と落ち込み、退職を決意したんです。
もう一度就職活動を行い、2社目は青果物の専門商社に入社。
市場に向けてパインを販売するポジションにつき、最初はすごく順調に働いていました。
営業成績も良くて、入った若手社員の中でも一番仕事を頼まれていたんです!
2社目を短期離職した理由「社内の雰囲気が悪くうつ病になってしまった」
社内の雰囲気が悪かったことと、勤務時間が長かったことが辛かったですね……。
連日終電まで勤務して、休みも週に1日だけ……。
さらに、社内では常に上司の罵声が飛んでいました。
僕は幸い営業成績が良かったので、罵声を直接受けるケースは少なかったんですが、周りの社員が怒られているのを見るだけでも辛くて……。
僕自身もどんどん落ち込んでいってしまったんです。
なんとか仕事を続けていたんですが、だんだん夜に眠れなくなって、気付いたらうつ病の診断をされていました。
そこで半年間休職し、上司と相談の上、10ヶ月で退職することにしたんです。
2回の短期離職はやっぱり就活に響いた?
1年半で2社も退職しているので、正直なところ希望する職種には就けないと考えていました。
実際、なかなか書類選考を通過できなかったので、苦労しましたね。
面接でも、短期離職の理由をどう伝えたら良いのかわからなくて……。
「これから自分は正社員になれるのか、社会不適合者なんじゃないか」と自分を責める思いでいっぱいでした。
“2回の短期離職”の壁を乗り越えるために、転職のプロに相談することに
あの頃は、自分一人で考えていると、どんどん気が滅入っていくような状態でした。
でも、ずっと悩んでいても仕方ないので、一度相談にのってもらったUZUZへ連絡してみることに。
以前に利用したときは相談だけして、最終的には他の転職エージェントで内定をもらったんですが、UZUZの丁寧な対応が印象に残っていたので、もう一度連絡することにしたんです。
“2回の短期離職”の壁を乗り越えるため、カウンセリングや面接練習を受けた
キャリアカウンセリングや面接練習などを受けましたね。
カウンセラーさんとの相談では、「“2回の短期離職”という経歴は正直かなり難しい」と言われました。
ただ、僕自身も「本当に厳しい状況なんだ」ということを改めて認識できたのも事実です。
書類選考も前回に比べて難しくなりますし、面接でも伝えることが増えてしまいます。
でも、キャリアカウンセラーさんと色々なことを話しているうちに、「過去は変えられないから前向きにいくしかない」とスイッチを切り替えることができました。
素直に過去を反省して無事内定を獲得!
勉強は得意でしたし、PCスキルもあったので、事務系の職種を狙って就職活動をすることにしました。
それからは、とにかく面接練習ですね!
確かに、男性の事務職採用がとっても少なかったので、正直苦労することも多かったです。
でも、「自分の過去を認めて反省し、これから変わっていくこと」を素直に伝えられるように練習したことで、なんとか1社から内定を獲得できたんです。
短期離職2回でも就活に成功できたのは、“割り切った”から
「2社続けて短期離職したんだから、就活が不利なのはしょうがない!」と割り切ったことだと思います。
割り切ったことで、むしろ全力で就職活動に取り組めました。
職種を絞りすぎたり、わがままを言ったりするのは良くないですが、諦めずに“期間を定めて”チャレンジすれば何とかなることもわかりました。
気持ちの面も大事ですね。
不利な状況になるとネガティブになりがちですが、僕は第三者に相談することで前向きな気持ちになれたので、内定を獲得できたんだと思います。
まとめ:短期離職2回は正直かなり不利。とはいえ努力次第で就職できます
今回は、「短期離職2回」という不利な状況にも関わらず、人気の事務職として就職できたHさんの就活ストーリーを紹介しました。
Hさんが内定を獲得できた理由をおさらいしておきましょう。
- 自分の過去としっかり向き合い、現状を理解してから就活を始めた
- 過去にうじうじせず、前向きに取り組んだ
- チャレンジすることを諦めなかった
正直なところ、「短期離職2回」は就職活動でかなり不利な状況です。
さらにコロナショックが続くと思われる昨今、就職先の門が狭まることも懸念されます。
とはいえ、不利な状況でも努力を続けることで内定は必ずもらえます!
ただ、努力の方向性を間違えてしまうと「ずっと内定がもらえない」なんて事態にもなりかねません。
特に避けるべきなのは、自分の力だけで就活をしようとすること。
自力で就活を進めると、企業へのアプローチが“履歴書”や“職務経歴書”だけになってしまう場合が多いからです。
今回紹介したHさんのように、早めにプロを頼ることも大切。
例えばUZUZでは、担当するキャリアカウンセラーが企業に「推薦状」を送って応募します。
履歴書だけでは伝わらない“あなたの魅力”を近くで見てきたキャリアカウンセラーが、熱い文章で企業に伝えてくれるんです。
ただひたすら自分で様々な企業に応募し続けるよりも、勝算の高い就活方法だと思いませんか?
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