一昨年、2020年に東京オリンピック開催が決まり、その影響で建設業界では競技場やホテルなどの受注が多くなりその結果、建設業界のみならず人手不足が問題視されています。また、東北では震災による復興活動などもあり、人手不足はこれからますます深刻な状況になると考えられています。
また、建設業に関する労働者の数はピーク時に比べると約25%、数にして170万人ほど減少しており、建設業授業者全体で29歳以下の若手が占める割合はバブル時代の20パーセントから、現在は約10パーセントにまで低下しており、反対に55歳以上の方々が増えている状況にあります。日本では今、少子高齢化も急激にすすんでおり、人口減少や労働人口不足などにより政府も本格的に外国人労働者を積極的に取り入れる動きをはじめようとしています。このような状況から外国人労働者の受け入れ問題が再び注目され始めています。
しかし、外国人労働者を受け入れることに対して様々な問題もあることが事実です。
外国人労働者の受け入れは果たして、これからの日本にとって良い政策になるのか?
そのメリット、デメリットを私の主観ですがまとめてみました。
メリット
・若い労働者の確保
・人口減少の軽減
・3Kの仕事にも抵抗を感じない
・異文化交流ができる
デメリット
・コミュニケーション問題
・犯罪の増加
・外国人を雇用するにあたっての手続き
・考え方の違い
外国人労働者から見れば、日本で働くことに憧れを持っている人も多く、日本の最低賃金も発展途上国に比べると
比較的に高い水準にあります。その為、就業意欲が高く職業や仕事内容にこだわりがなく、日本人が嫌がる3K(きつい・汚い・危険)と言われる仕事にも抵抗がありません。少子高齢化が進む日本にとって労働人口の確保は重要な対策になり、日本経済を大きく支える存在になるとも考えられます。
しかし、外国人を受け入れるとなるともちろんデメリットもあります。言葉の問題でコミュニケーションに問題が生じたり、基本的な考え方やマナーが違う為、摩擦が生じることもあると思います。当然、優秀な人材も増えていくので日本人の学生にとっては就職活動において手強いライバルになると思います。
このように、外国人労働者受け入れについては問題面が様々あり、考えかたも人それぞれだと思います。みなさんはこの問題についてどうお考えですか?