もくじ
今、「既卒になってしまった……どうしよう……」と悩み、苦しんでいるあなた。
「既卒」という今の状態に至るまにでも、きっとたくさんの葛藤やモヤモヤした気持ちと戦ってきたのではないでしょうか?
たしかに既卒になってしまったのは事実ですし、なんだかドロップアウトしてしまったような気持ちがして、すぐに前向になんてなれないのは当たり前です。
世の中にはあなたと同じように既卒の状態から就活をして今では楽しい人生を送っている方はたくさんいますし、逆に、新卒で入社=人生安泰なんてことも全くありません。
何より残念なことは「既卒だから」といって今の段階で諦めてしまうこと!
この記事では既卒でも就職できる理由や、既卒におすすめの就活方法などをじっくりと解説していきます。
今からのほんの数分であなたの人生が変わるかもしれません。
是非最後まで読んでみてくださいね!
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なぜ既卒の就活は無理といわれるのか?
既卒になって落ち込んでいる人の多くは、「既卒の就活は厳しい」「既卒になってしまうと就職できない」といった噂に苦しめられているのではないでしょうか。
では、そもそもなぜそんな噂があるのか?それには次のような理由があります。
- 日本の企業には未だに新卒至上主義の考え方が根強く残っているから
- 「本人に何かしら問題があったから既卒になっている」と思われがちだから
- 既卒は年齢の割に実務経験がなく即戦力にならないから
たしかにこれらの理由は全くのデタラメとはいえませんし、特に「新卒至上主義」に関しては個人の力ではどうにもならない部分があるのも事実です。
そのため、既卒だからといって現段階で就活を諦める必要は全くありませんが、「既卒はこんな風に思われがちである」という事実についてはまずしっかりと受け止めましょう。
就活のプロが語る「既卒の就職が無理じゃない理由」
既卒でも採用を行っている企業があるといわれても、「ブラックしかないんじゃ……」など、「何か裏があるに違いない」と思わず疑ってしまう気持ちもわかります。
しかし、まず知っておいていただきたいこととして、2011年に厚生労働省は各企業に対して「卒業後3年間は、新卒枠で応募可能にすることを企業の努力義務とする」という要請をしています。
この要請により既卒(多くの場合は学校卒業から3年以内)でも新卒扱いして採用している企業は増えているのです。
また、既卒ならではの以下の理由から、採用を積極的に行っている企業もあります。
- 新卒並みのフレッシュな人材を欲しいタイミングで採用できる
- 一度就活で挫折を経験しているからこそ入社後の頑張りに期待している
ちなみに上記のような企業は、
- その分野では大手だが、BtoB(対企業の事業展開)のため、世間一般には知名度が低い企業
- 採用に予算を大きく割けないベンチャー企業や中小企業
などが多い傾向にあります。
ですので、「既卒を採用する会社=ブラック企業」などと決めつけてしまうのはとってももったいないこと。
既卒になったからには「既卒だからこその強み」を生かして就活すれば良いのです!
既卒は既卒用の就職サイトを使わないと厳しい?
既卒であっても、例えば新卒の就活時に利用していた「マイナビ」や「リクナビ」などのサイトを利用することは可能です。
ただ、それらのサイトに掲載されている求人は基本的に新卒向けがほとんどです。
さらに、表向きには「既卒可」になっていても、以下の理由により実際のところは「既卒歓迎とまではいかない」企業は珍しくないのです。
- 実際には既卒を採用した実績がない
- 新卒と既卒で似たような人材がいれば、迷わず新卒を採用する
- 予定採用人数の新卒者が採用できなかった場合には既卒の採用も検討するが、新卒を優先的に採用したいと考えている
そのため、既卒が就活をするのであれば、既卒やフリーター・20代前半に特化した求人を扱う就職サイトを利用した方が効率的かつ確実といえるでしょう。
既卒の就活なら「ウズキャリ」がおすすめ
ウズキャリは既卒や第二新卒、フリーター、ニートなど20代の就活に特化した就活エージェントで、次のような就活に関するサービスを一人ひとりに合わせたオーダーメイド型かつ完全無料で提供しています。
提供しているサービス
- キャリアカウンセリング
- 既卒向け求人のご紹介
- 応募書類の添削や面接対策
- 求人への応募や日程調整
- 入社日や報酬についての交渉
- 入社後のフォロー
ちなみに、これらを担当するキャリアカウンセラーも、もともと既卒や第二新卒など「20代で就活に苦労した人・挫折を味わった人」で構成されているんです。
また、ウズキャリでは実際に企業を訪問し、
- 若手の離職率が高くないか?
- 残業時間が慢性的に多くないか?
- ハラスメントなどの問題を抱えていないか?
- 求人内容と大きく異なる仕事内容や労働環境ではないか?
など、厳しい自社基準によりブラック企業を徹底排除しています。
そのため、「既卒だからブラック企業にしか就職できないのでは……」といった不安を感じることも全くありません!
既卒の就活は今すぐ始めないと就職は無理?
既卒になった人は、以下のような何かしらの理由があるかと思います。
- 新卒の時は就活する気になれなかった
- 研究やバイトなどに没頭していて就活するタイミングを逃した
- 留学していて日本での就活ができなかった
- 就活はしたけど最後まで内定が貰えなかった
既卒が就活をした場合、面接時にはほぼ確実に「どうして既卒になったのか」「空白期間(無職期間)は何をしてたのか?」ということを質問されます。
それは、単純に面接官が「気になる」という理由もありますし、「本当に働く意欲のある人なのか?」「長期的に働く気持ちはあるのか?」といったことを知りたいからでもあります。
そのため、既卒になってしまっても、そこからすぐに就活を始めれば、面接官には「働く意欲はあるんだな」と受け止められます。
反対に、空白期間が長くなればなるほど「ダラダラしてただけなんじゃないの?」「本当は働きたくないけど仕方なく就活をしているのでは?」など、マイナスに取られてしまいます。
また、「学校卒業後3年以内であれば既卒は新卒枠で応募可」としている企業が多いことからも、既卒の就活は早ければ早い方が良いのです。
既卒の状態というのはある意味完全な自由であり、いつまでに就職しなければならない、という決まりもありません。
そのため、つい「ちょっと自分探しでもしようかな」なんて考えてしまいがちですが、本気で就職したいという気があるのなら、1日も早く就活を始めて、少しでも有利に就活をすすめましょう。
既卒で正社員になれない人のよくある失敗例
最初からお伝えしているとおり「既卒だから正社員として就職できない」ということはありません。
ただ、実際に既卒で就活をしていていも、なかなか正社員として就職できないという人は一定数存在していて、そのような人には次のような特徴が多くみられます。
既卒で正社員になれない人の特徴
- 会社に対して求める要件が高すぎる
- 会社の口コミを気にしすぎている
- 手当たり次第受けている
それでは、それぞれについて詳しくみていきましょう!
1.会社に対して求める要件が高すぎる
たしかに日本の就活市場では未だに「新卒至上主義」の考えが根強く残っているため、既卒と比較すると新卒の方が就職には有利ですし、応募できる企業の選択肢も多いのは事実です。
そのため、特に新卒時の就活で「行きたいと思える会社があまりなかった」と感じていた方や、「新卒組より良い条件の企業に就職してやる!」と考えている方は、あれこれと理想にこだわりすぎることはやめましょう。
こんなことにこだわりすぎていませんか?
- 好きなことを仕事にできる会社しか考えられない
- 毎日定時で帰れて休日出勤もない会社しか無理
- 初任給が平均以下なんてありえない
- 先輩も上司もみんな優しい人ばかりの会社がいい
もちろん「こんな仕事がいいな」「こんな職場がいいな」と考えるのは当たり前のことですし、決して悪いことではありません。
しかし、仮に新卒採用であっても同じことがいえますが、
- 仕事内容には満足しているけど、給料は平均よりちょっと低い
- 普段はほぼ定時で帰れるし休日出勤もないけど、繁忙期は残業も休日出勤もある
- 職場の雰囲気はいいけど、今の段階ではまだやりたいことは任せてもらえない
なんてことは、就職すればザラにありますし、むしろ良い面もそうでない面も両方あるのは当たり前ともいえます。
そのため、就活の際には「これだけは譲れない」「これくらいは妥協できる」という線引きや優先度決めをして、「あれもこれも……!」と要件を増やすのはやめましょう。
2.会社の口コミを気にしすぎている
既卒の就活では「これ以上失敗はしたくない!」という気持ちの強さから、会社選びに対して慎重になりすぎてしまう傾向があります。
特に現代では、ネット上にあらゆる企業の口コミや評価が掲載されていたり、企業によっては5ちゃんねる(2ちゃんねる)にネガティブな内容が書き込まれていたりもします。
そして、実際に自分の目で見たわけでも、実際にその企業で働いている人から直接聞いたわけでもないのに、そういった口コミを気にしすぎて折角もらえた内定を断ってしまうケースもあるのです。
しかしよく考えてください。
会社で楽しく働きながら充実した毎日を送っている人が、わざわざ空いた時間に口コミサイトまで行って「私の会社はこんなに素晴らしいよ!」なんて書き込んだりするでしょうか?
しかし、割合としては今の職場に不満があり「ネットでぶちまけてやる!」と思っている人や、何か会社とトラブルがあって退職をしたごく一部の人が書き込んでいるケースの方が多いはずです。
ネット上に書き込まれているネガティブな情報が全て嘘だとはいいませんが、世の中には万人ウケする会社などありませんし、人によって合う・合わないもあります。
ネット上でもしネガティブな口コミを発見した場合は、まず「本当かどうかもわからない情報」であることを忘れないでください。
そして、その内容が自分が許容できる範囲なのかよく考えましょう。
3.手当たり次第受けている
既卒に限らず新卒の就活でも、「とにかく100社くらい受けた」といった話をたまに耳にすることがあります。
しかし、それほど膨大な数の企業に応募をして、毎回きちんと企業分析や対策ができているのでしょうか?
中には面接で緊張して失敗を繰り返してしまう人が、練習のためにたくさん面接を受ける……といったこともありますが、大切なことは「本当に入りたいと思える企業」ときちんと向き合うことです。
企業によってはこれまで何百人、何千人もの応募者を見てきた百戦錬磨の面接官や人事担当者がいる場合もありますし、企業側も貴重な時間を割いて応募者と向き合おうとしてくれているのです。
そのため、応募する側も、きちんとその企業と向き合い、企業分析をしっかりと行った上で、その企業にあった自己PRを考えなければ、受かるものも受かりませんし、その企業に対しても失礼です。
慎重になりすぎるのも問題ですが、就活は雑に数をこなすのではなく、それぞれの応募に対して、誠意をもって真面目に取り組むようにしましょう。
既卒が就職に成功するためのコツ
既卒の場合は就活経験がない人も多く、やる気はあっても誤った就活方法を続けてしまい、結果的に空回りしてしまうことも少なくありません。
そこで、そんな失敗を未然に防ぐべく、ここからは既卒が就活を行う際のコツをご紹介します。
第二新卒と違って「一度も就職していない」状態である既卒の就活は時間との戦いです!
コツを押さえた効率の良い就活で最短距離での成功を目指しましょう!
新卒枠ではなく既卒枠を狙うこと
既卒の就活でまず絶対に押さえておきたいポイントは「新卒枠ではなく既卒枠(中途採用)を狙う」ということです。
というのも、先にお伝えしたとおり表向きには「既卒可」としていても、実際のところは「新卒のみを採用したい」と考えている企業が多いからです。
特に応募者が多い大手企業や人気の高い企業では、形式上応募はできても書類選考の段階でふるい落とされてしまうことは珍しくありません。
それならば、可能性の低いところで勝負をして時間と労力を無駄にするより、最初から既卒枠(中途採用)を狙った方が賢明といえるでしょう。
もちろん、せっかく「既卒可」となっているのですから、どうしても応募したい企業があるのであれば千載一遇のチャンスと捉えて応募してみるのもひとつの手です。
しかし、「既卒可=新卒と全く同じ扱いが受けられる」とは決して思わないようにしましょう。
また、既卒でも応募できるかが曖昧な求人についても、「とりあえず応募してみよう」ではなく、直接企業に問合せて確認しましょう。
想定できる質問の回答は必ず用意すること
既卒になった理由はひとそれぞれ違いますが、大きく分けると「自ら就職しない選択をした」「新卒で就活をしたが上手く行かなかった」のどちらかになります。
そのため、既卒の面接では「本当に就職したいと思っているのか?」「採用されない何かがあるのでは?」といった点を確認するための質問が多くなりがちです。
例えば典型的な質問としては次のようなものが挙げられます。
- 志望動機
- 自己PR
- 既卒になった理由
- 空白期間をどう過ごしていたのか
- 既卒から正社員を目指そうとした理由
- 逆質問
これらについてはかなりの高確率で質問されるため、しっかり回答できることが大前提です。
反対に、これらの質問に答えられないと「就職への熱意が足りない」「魅力を感じない人材だ」などと思われてしまっても仕方がないといえます。
「就職したい」というポジティブな姿勢を伝えることを意識しながら、それぞれ深堀りされても答えられるようにしっかりと回答を用意しておきましょう。
一人で行う就職活動が難しければ、誰かに頼ってもOK
既卒の就活は新卒のようになんとなく周りと同じような流れで進められるものではなく、人それぞれ就活を始めるタイミングや境遇もバラバラです。
また、周りの人は既に社会人として働いているというケースも多く孤独を感じやすいものです。
しかし、ここで是非覚えておいていただきたいことは「就職活動を一人でやらなければならないルールはない」ということ。
例えば先ほどご紹介した質問の回答ひとつとっても、自己分析がきちんとできていないと考えられないものもあります。
そんな時には、友人や家族、先輩など、頼れる人がいればどんどん頼ってしまって良いのです。
「そうは言っても頼れる人なんていない」という人であれば、就職エージェントでキャリアアドバイザーに頼ることができます。
就職エージェントは特別なサービスというわけではなく、無料で利用することのできる既卒者にも多く利用されているサービスです。
具体的には、就職のプロであるキャリアアドバイザーから自己分析や応募書類の添削、面接対策など就活に関するさまざまなサポートが受けられるため、就活を効率良く進めることができます。
例えばどのような会社があるかについてはこの後に詳しくご紹介しますので、気になる方は是非チェックしてみてください。
既卒におすすめの就職エージェント
就職エージェントは基本的に無料で利用できることがほとんどですが、だからといって適当に選んでしまうとかえって就活がスムーズに進まなくなることも。
そのため、既卒の場合は既卒の就活を専門に扱う就職エージェントを選ぶことをおすすめします。
ここからは、実際に既卒の就活サポート実績の多い就職エージェントをご紹介します。
ウズキャリ
- 共感性の高いキャリアカウンセラーによるオーダーメイド型の就活サポート
- 「受かる面接法」のノウハウで内定率は業界トップクラスの86%
- 厳しい自社基準を満たした優良企業の求人のみ取り扱い
ウズキャリは既卒をはじめ第二新卒やフリーター、ニートなど20代の就活に特化した就職エージェントです。
就活のサポートを行うキャリアカウンセラーは全員が元既卒や第二新卒など「就業に悩んだ過去」を持つ経験者。
これにより、求職者の気持ちに寄り添える一人ひとりに合わせた完全オーダーメイド型の就活サポートを可能にしています。
提供するサービスは、初回2時間以上をかけてじっくり行うキャリアカウンセリングのほか、履歴書添削や面接対策、入社後のフォローまで幅広く展開。
IT分野の知識を身に付けられる学習スクール「ウズウズカレッジ」やYouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」の運営など、就職支援に関するコンテンツも充実しています。
また、取り扱う企業は厳しい自社基準によりブラック企業を徹底排除した優良企業のみ。
そのため、入社後の定着率も96.8%と業界内でもトップクラスの水準を誇っています。
ハタラクティブ
- 20代の未経験者向け求人が豊富
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ハタラクティブは20代の「はじめての就職」や「未経験業界への転職」など、未経験に特化した就職・転職支援サービス。
「人柄重視」や「未経験OK」など、ポテンシャルを重視した求人が豊富で、学歴や正社員経験を問わずさまざまな経歴に対応したサポートを行っています。
また、希望条件や性格、得意なことなどを踏まえた上で一人ひとりにぴったりな求人のみを紹介するため、カウンセリングから内定までの期間は平均2~3週間。
最短1社目で内定を獲得するケースもあります。
さらに、独自のカウンセリングや面接対策により内定獲得者の内定先の86.5%が社員数1,000名以上の大企業という実績を誇っています。
DYM就職
- 第二新卒・即卒・フリーターに特化した就職サポート
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DYM就職は第二新卒・即卒・フリーター向けの求人を多く扱う就職エージェント。
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さらに企業との強いパイプを持っているため、よく聞かれる質問の傾向といった面接対策にも強く、面接に自信がない人も安心して就活を進められます。
この記事のまとめ
既卒の就活は、新卒の就活と比較するとたしかに厳しい面があることは事実です。
一方で、若手人材を求めている企業など「既卒を採用したい」と考えている企業があることもまた事実。
大切なことは「既卒だから」と諦めずに、「新卒とは違う」という現実を受け止めながら正しい方法で就活を進めていくことです。
- 理想にこだわりすぎていないか
- 口コミを気にしすぎていないか
- やみくもに就活していないか
まずはこの3点を意識しながら、自分と向き合うところから始めてみましょう。
そして、既卒の就活のコツでもお伝えしたとおり、就活は一人で進める必要はありません。
自己分析や書類の書き方、面接の対策など、何かひとつでも就活で悩むことがあれば、迷わず第三者の力を頼ることが就職成功への近道です。
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