もくじ
就職活動が無事に終了した既卒の皆さん、まずはおめでとうございます!
いよいよ入社の日が近づいてきましたね。
実は社会人としての一歩を踏み出す前に、チェックしておくべき「準備事項」があるんです。
この記事では、入社する企業が決まった既卒の方に、「就職までにしておくべきこと」や「準備するもの」をまとめてお伝えします!
万全の準備体制を整えて、気持ちのいい社会人生活を送れるようにしましょう。
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【既卒は就職前に準備しよう】揃えておくべき書類や持ち物
会社に入社する際は、意外と色々な書類を準備する必要があるんです。
大抵は企業側から指示がありますので、それに従えば問題ありません。
もし何も言われない場合は、人事担当者の方に事前に質問するようにしましょう。
また指示された書類の提出がどうしても遅れてしまう場合は、事前に内定先に連絡しておくのがマナーです。
多くの企業で提出が必要な書類
必要な書類は、企業によって異なります。
ここでは、主に必要となる書類について紹介していきます。
【一覧】主に必要となる書類
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 給与振込先の届出書
- 住民票記載事項証明書
- 源泉徴収票
- 健康保険被扶養者異動届
- 扶養控除等申告書
それぞれ詳しくチェックしましょう!
雇用保険被保険者証
雇用保険に入るために必要な書類です。
これを持っていることは、あなたが以前の会社で雇用保険加入者であったことの証明になります。
前アルバイト先に貰うか、ハローワークで発行してもらえます。
紛失した場合は、ハローワークやインターネットで再発行が可能なのでご安心ください!
もしかしたら、下記条件でアルバイトをしていませんでしたか?
上記の場合は、企業は労働者を雇用保険に加入させる必要がありません。
そのため、アルバイトの状況によっては、社会保険「雇用保険被保険者証」がない場合もあります。
年金手帳
年金手帳は、国民年金に加入したときに交付されるものです。
国民年金は、基本的に日本に住む20歳以上の人は加入しなければなりません。
年金手帳には、一人ひとりに基礎年金番号が記載されています。
もし年金手帳が見当たらない場合は、社会保険事務所で再発行の手続きを行いましょう。
年金手帳をなくした方は、こちらをチェック!
給与振込先の届出書
給与を受け取るために必要な書類で、振込先の口座情報を記載します。
企業によっては銀行を指定される場合や、新規で口座を開設する場合もあります。
住民票記載事項証明書
これは、「住民票に記載されている事項」を証明するという意味の書類です。
住民票と記載される事項はほとんど一緒。
県外に就職の場合、早めに引っ越し住民票を移しておきましょう。
源泉徴収票
源泉徴収票は、会社が従業員に支払った額と源泉徴収した所得税を証明した書面です。
源泉徴収は、1年(1月1日~12月31日)の収入を元に所得税を計算しています。
年末調整に必要な書類で、前アルバイト先から発行してもらえます。
健康保険被扶養者異動届
扶養している家族がいる人のみ必要な書類です。
社会保険の手続きのために必要になります。
扶養控除等申告書
社会保険や税金などの手続きに必要な書類です。
「扶養控除」となっていますが、扶養する家族がいない人でも提出が必要になる書類です。
企業によっては提出が必要な書類
続いて、企業によっては提出が必要になる書類について説明します。
【一覧】企業によっては提出が必要な書類
- 入社承諾書(入社誓約書)
- 労働誓約書(雇用契約書)
- 健康診断書
- 免許・資格に関する証明書
- 身元保証書
- マイナンバー
- 各種手当申告書
入社承諾書(入社誓約書)
入社する意思があるかどうか確認するための書類です。
労働誓約書(雇用契約書)
給与や労働時間など企業の勤務条件が書かれており、それに同意を示す書類です。
主に、
などが記載されています。
会社によっては、入社承諾書と兼用する場合もあります。
健康診断書
過去1年~2年の間に健康診断を受けていない場合は、就職前に受けておきましょう。
免許・資格に関する証明書
職種によっては、免許または資格を有することが条件の場合もあります。
免許・資格証などをコピーして提出します。
身元保証書
入社後に賠償責任を負うようなトラブルを起こした場合に、連帯して責任を負う身元保証人を記載する書類です。
マイナンバー
社会保障関係の手続きや管理をする際に必要となります。
マイナンバーカードまたは通知書のコピーを提出します。
紛失した場合は、お住まいの市役所(また区役所など)で発行できます。
各種手当申告書
など、企業によっては福利厚生の一環で様々な手当を支給している場合があります。
それらを受給するための書類です。
入社当日の必需品!出社日までに用意しておくもの
当日は何を持っていけばいいんだろ?
ここからは、提出書類ではないものの入社時に必要なものをご紹介していきます。
【一覧】入社当日に必要なもの
- 筆記用具
- ノート
- 名刺入れ
- 印鑑
- 腕時計
筆記用具
ボールペンやシャープペンシル・消しゴムなどの筆記用具は必ず準備しておきましょう。
ノート
最初は覚えることがたくさんあるのでその内容を書くのに使用します。
また、上司や先輩からの教えをノートにメモする姿は新入社員として好印象!
シンプルで持ち運びがしやすいものを選びましょう。
名刺入れ
営業職であったりクライアントや取引先と会う職種であったりすると、入社当日から名刺交換をする場合があります。
自分好みのデザインを選んで良いのですが、華美なものは控えるのが無難です。
印鑑
上記に書いた書類を提出する際にも必要ですが、入社後に捺印する機会も多くあります。
ペンケースに1本入れておくと安心です。
腕時計
企業は時間で行動するので、腕時計は必須です。
ときどきスマホの画面で時間を確認している人がいますが、新入社員としては印象が良くない場合があります。
【既卒は就職前に準備しよう】入社時の身だしなみや服装
既卒時は比較的自由な服装が多かったかと思いますが、正社員になると服装や髪型・化粧にいたるまで清潔さはもちろん、相応の身なりが求められます。
ここでは、男女別に服装や身だしなみの注意点をご紹介します。
男性の服装や身だしなみの注意点
まずは、男性の服装・身だしなみの注意点です。
清潔感のある派手過ぎないスーツを用意する
スーツ着用が基本の会社の場合は、
- スーツ
- 白色のワイシャツ
- 派手過ぎないネクタイ
- 黒又は茶色の革靴
- ダークカラーの靴下
これら一式を用意しましょう。
ワイシャツやネクタイはオシャレなものも販売されていますが、まずはシンプルなものを選んでください。
職場の雰囲気に合わせて徐々に変えていきましょう。
私服着用の場合はサイズやしわ汚れに注意
「私服OK」だからといって、プライベートの服装と同じで良いわけではありません。
トップス・パンツともに長すぎず短すぎない無難なものを選びましょう。
また、しわや汚れなどがないようチェックしておきましょう!
何を着て良いかわからない場合は、派手過ぎないカジュアルスーツを購入しておけば間違いないですよ。
ヒゲは綺麗に剃る
ファッション業界や広告代理店など、ある一定の業界ではオシャレひげとして生やしている人もいます。
しかし、入社初日は第一印象が大切です。
人の印象は3秒で決まると言われています。
ヒゲが綺麗に剃られている顔の方が、清潔感があり良い印象を与えることができますよ!
清潔感のある髪型にする
髪の長さは短めにし、色は自然な黒色にしましょう。
ワックスを使用してセットすることは大切ですが、髪の毛を立たせすぎないよう注意が必要です。
整髪剤のつけ過ぎも不衛生に見えてしまうので気をつけてくださいね。
においは無臭がベスト
自分では気づきにくいけれど人は敏感に感じるのがにおいです。
汗やタバコのにおい、口臭を防ぐためのマウスケアグッズは意識したいところです。
また臭いが気になるからと言って、香水をつけ過ぎるのは逆効果になるので注意してください。
女性の服装や身だしなみの注意点
続いて女性の服装・身だしなみの注意点をお伝えします。
清潔感のある派手過ぎないスーツ
スーツ着用が指定されている場合は、
- シンプルなデザインのスーツ
- 白色か淡色のワイシャツ
- 肌色のストッキング
- ヒールの高すぎないパンプス
を用意しましょう。
スーツはスカートでもパンツでもOKですが、スカートはひざ上にならないよう、パンツは丈が長すぎないよう気をつけましょう。
シャツは試着時に「手を広げる動作」や「お辞儀の動作」をしてみて、胸元が見えないか確認しておくと安心です。
私服着用の場合、露出が多いもの・デニムはNG
私服の場合は、きれいめカジュアルなファッションを意識してください。
デニムやTシャツ、スニーカーは避けましょう。
ひざ上のスカートや生足、胸元の開いた服、二の腕が見える服など露出が多い服装はNG。
カバンや靴など、ハイブランドのものは控えるようにしたいですね。
化粧・ネイルはナチュラルに
化粧はし過ぎるのもしないのもNGです。
好感度の高いナチュラルメイクをしましょう。
またネイルは基本しない方が良いのですが、どうしてもしたい場合はトップコートのみか薄いピンクベージュを選びましょう。
髪型・アクセサリーは小綺麗にまとめる
髪の色は黒色またはダークブラウンにしましょう。
髪の毛が長い場合は、就業時間中に乱れないような結び方でまとめるようにしてください。
ヘアアクセアリーやネックレス・ピアスなどのアクセサリー類はつけない方が無難ですが、小ぶりで派手でなければ顔立ちを明るく見せる効果もあるので良いと思います。
ここまで服装について細かくお伝えしましたが、一番大事なのは「笑顔」です。
緊張しすぎて仏頂面にならないように、笑顔を心がけてくださいね。
【既卒は就職前に準備しよう】最低限のビジネスマナー
既卒からの就職は中途採用扱いされる場合があります。
そのため新卒と比べると、研修期間が短い場合が多々あります。
必要最低限のビジネスマナーは、就職前に身につけておくようにしましょう!
名刺交換の手順
名刺交換は初対面同士で行われることが多く、今後の付き合いにもつながるので非常に大切です。
固くなりすぎることはないですが、失礼がないよう気をつけなければなりません。
そこで、具体的な手順でお伝えします!
- 目下である自分から先に名刺を差し出す
机を挟んで渡すのはNG。必ず相手の近くに行き、渡しましょう。 - 名乗りながら両手で名刺の端を持って渡す
「会社名」「部署名」「氏名」の順に名乗ります。この時、相手側に名刺の文字が向くようにしましょう。 - 相手の名刺をもらうときは「頂戴いたします」と両手で受け取る
受け取る際は名刺に書いてある社名や名前を指で隠さない様に注意します。 - 席に座ったら、もらった名刺を自分の名刺入れの上に置く
名刺の向きは自分の方向でかまいません。
相手が複数いる場合、役職が一番高い人の名刺を名刺入れの上に置き、座っている順に並べましょう。 - 社内に戻ったら名刺をファイルに収納する
相手の特徴や話した内容をふせんに書いて一緒に入れておくと、次回会った時スムーズに会話ができます。
電話の対応
はじめは電話に出るのが怖いと感じるかもしれませんが、回数を重ねれば自然と慣れてきます。
内容が分からなければ保留にして取り次げば良いので、まずは「誰よりも早く電話を取る」ことを意識しましょう。
3コール以内で取るのが望ましいです。
電話では通常の話し声よりワントーン高く、そしてゆっくりはっきりと話すようにしましょう。
ポイントは、電話口でも口角を上げて笑顔で話すこと。
画面越しではないにせよ、「笑顔で話していること」が相手にも伝わるものです。
ぜひ意識してみてくださいね。
電話を受けたらまず自分を名乗りますが、次に相手の会社名・名前を聞いてメモします。
人に伝言として渡す場合は、電話を切ってから新しいメモ帳に綺麗な字で書き直しましょう。
お辞儀の種類
お辞儀には3種類あり、それぞれ体の倒し方の角度が異なります。
いずれも相手の目を見てからゆっくりと行うのが美しいとされています。
時と場合に応じたお辞儀は好印象ですので、ぜひ身につけてください。
歩いている場合は立ち止まってお辞儀するとより丁寧でしょう。
腰から頭まで一直線になるよう伸ばし、倒します。
お客様の出迎えや上司の部屋に入る際に行います。
もっとも丁寧なお辞儀であり、上級のお客様をお迎えするときなどにも最敬礼することがあります。
メールのマナー
お客様や社内でのやりとりは電子メールがほとんどです。
ビジネスメールは「簡潔に」と言われますが、友人に送るような内容はご法度。
マナーを欠いて相手に不快感を与えないようにしましょう。
まず、件名は本文の内容が分かるものにすると良いです。
ビジネスメールなのに件名を「こんにちは」などにすると用件が分からないばかりか、メール受信が多い人であればスルーされてしまう可能性もあります。
メールの件名例
など、短文でかつ分かりやすい文言にしましょう。
本文は、社内メールでも、社外メールでも丁寧に対応することが基本です。
顔文字や♪♡といった友人に送るような記号は使わないように心がけましょう。
用件は丁寧な言葉で簡潔に書き、改行を使い見やすくなるよう工夫することが大切。
結びは「よろしくお願い申し上げます」で締めくくり、署名を入れるとスマートです。
【既卒は就職前に準備しよう】業界知識の勉強
ちょっとまって!
入社までに、採用された企業やその業界について情報収集しておきましょう。
業界の予備知識があるのとないのとでは、業務の理解度が格段に違います。
就職する企業のホームページやSNSは日々確認し、分からない言葉や商品があれば調べておくようにします。
就職する会社の商品や特徴、強みや弱みを勉強しておくと、入社後に良いスタートダッシュがきれますよ。
また、入社前に人事部に事前に勉強しておくべきことを質問しておくのもおすすめです。
「やる気のある新入社員だ」と好印象に思ってもらえますし、おすすめの資料や情報を教えてもらえる場合があります。
余裕をもって準備できるようにしておきましょう。
就職準備を整えて気持ちの良い新生活を!
さあ、いよいよ入社当日を迎えるあなた!
持ち物や服装、知識など、不安の残らないよう周到に準備をして、気持ちの良い入社当日を迎えましょう。
就職を希望する20代の既卒に人気の就職エージェントUZUZは、就職までのサポートはもちろん、就職後のフォローもしています。
企業への提出資料でわからないことや不安なことなど何でも相談できるエージェントなので、これから就職を考えている既卒の方は気軽に相談してみてくださいね。
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