もくじ
フリーターが求人を探すとき、「中途採用に応募するべきかどうか」と悩むことが多いと思います。
募集要項に自分が当てはまるか分からないままエントリーしても、いつまでも不安な気持ちを拭えないでしょう。
結論を述べると場合によっては「Yes」、場合によっては「No」です。
「そんなのどうやって判断したらいいの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、実はフリーターの方が中途採用へ応募するときに確認するべきポイントがいくつかあるのです。
ここでは、フリーターが中途採用を狙うときに気をつけることについて詳しく説明していきます。
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フリーターから中途採用を狙って就職するメリット・デメリット
フリーターは求人案内の条件を満たせば「中途採用」に応募できます。
まずは、中途採用を狙うメリット・デメリットをチェックしてみましょう。
フリーターが中途採用を狙うメリット
まずはメリットから説明します。
未経験であること、身動きがとりやすいこと
企業の中には経験者よりも、頭の柔らかい未経験の人材をあえて欲しがる会社があります。
ここでいう「頭の柔らかい」とは、固定概念を持っていないフレッシュな状態のことです。
同じ業界で働いていると固定概念にとらわれ、頭が固くなったり柔軟に対応できなくなったりします。
つまり、未経験であることがメリットになるのです。
不定期に募集がある
未経験であるという条件は新卒と同じです。
「それならフリーターよりも新卒の方が会社としてはメリットが多いのでは?」と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし新卒採用の場合は4月入社が基本なので、「未経験の人材が欲しい!」と思っても入社までに時間がかかります。
一方で、中途採用は翌月からでも入社してもらえます。
企業側にとって卒業するまで待たなければならない新卒者よりも身動きのとりやすいフリーターの方が有難いのです。
これはフリーターにとっても、すぐに働き始めることができるという大きなメリットになるといえますね。
フリーターが中途採用を狙うデメリット
経験を求められる場合は不利フレッシュな未経験者を求める企業がある一方で、ある程度の経験・スキル・知識を求められることがあります。
即戦力として活躍できる人材を探している場合、未経験のフリーターの方は不利になってしまうことも。
「経験者優遇」となっている場合は、フリーターが不利になる可能性もあるので、募集要項はしっかりとチェックしておきましょう。
フリーターからの就職でも中途採用だとスキルを求められる!?
フリーターが中途採用に応募する上で、スキルを求められた場合に不利になると前述しました。
具体的にどのようなスキルや知識を求められるのでしょうか。
デザイナー職であれば専門のソフトが使えること
デザイナー職の場合、イラストレーターやフォトショップといった基本的なデザインソフトが使えないと採用が厳しいといわれています。
参考書を使って勉強し、ある程度のスキルを身につけたらソフトを使用して自分の作品を作ってみたり、クラウドソーシングに登録して実際に簡単なデザインの仕事を引き受けたりして、経験を積んでいきましょう。
事務職であればワード・エクセル・パワーポイントが一通り使えること
事務職の場合はパソコン全般のスキルが求められます。
正確にスピードを持ってブラインドタッチができること、ワード・エクセル・パワーポイントが一通り使いこなせることが重要です。
パソコンスキルを評価する資格も存在するので資格取得を目指してみるのも良いでしょう。
ネットワークエンジニア職であれば専門の資格を持っていること
ネットワークエンジニア職の中途採用では、CCNA(ネットワーク技術の認定資格)などの専門の資格を条件としていることがあります。
しかしIT系資格の多くは専門性が高く、難易度も高いため挑戦するにはそれなりの覚悟が必要です。
あなたが就きたいと考えている仕事にある程度のスキルや資格が求められる場合は、就職活動と並行して身につけましょう。
たとえ未経験であっても一生懸命スキルや知識を身につけようとしている姿勢が評価されることもあります。
中途採用でのフリーターからの就職は『未経験可』を狙え!
あなたに希望職種の経験・スキル・知識が無い場合は、求人案内に「未経験可」と記載のある募集に応募しましょう。
中途採用の募集の中で経験について特に何も書かれていない場合は、経験者を求めていると考えた方が良いです。
もちろん、フリーターに応募資格が無いわけではありません。
しかし可能性の低い募集に応募するよりも未経験を歓迎している企業にエントリーした方が内定をもらえる確率が上がります。
また、気になった企業の募集要項を読んでも曖昧な表現などで自分が該当するのかよく分からない場合は応募する前に企業に直接問い合わせてみましょう。
具体的に未経験者を多く採用している職種として営業職・事務職・ITエンジニア職・生産工程職が挙げられます。
営業職
営業職はどの企業にも必要な職種。
募集数が圧倒的に多く経歴や経験に関係なく採用してもらえます。
事務職
女性フリーターが正社員として最も多く採用されている職種が事務職です。
事務職は残業や力仕事が少ないといった理由から女性に人気があります。
ITエンジニア職
ITエンジニアは常に人材不足といわれています。
高度な専門知識が求められる職種ですが、人手が足りていないため未経験者を積極的に採用している企業も多数存在します。
入社後に研修や資格取得を通して若手エンジニアを育てるという方針の企業も。
生産工程職
生産工程職とは自動車工場などで組立や検査などを行う職種のことです。
未経験であってもマニュアルに基づき仕事を行えるため未経験者が採用されやすいといわれています。
もちろんこれらの職種以外にも未経験から狙える募集はたくさんあります。
中途採用の場合は不定期に求人がかかるのでこまめにチェックしておくことも大切ですね。
フリーターから中途採用で就職する時に気をつけたい3つのポイント
ここではフリーターの方が中途採用で就職活動する際に気をつけるべき3つのポイントを紹介します。
素直になること
企業がフレッシュな未経験者を欲しがることがあるというのは前述した通りです。
経験を積んだベテランよりも、フレッシュな未経験者の「素直さ」を求めているのです。
例えば経験者の場合、仕事の中で何か意見されたとき「自分には自分のやり方がある」などと素直に人の意見を受け入れられないことがあります。
自分の間違いや仕事のやり方について指導されたときには、素直に話を聞ける姿勢が重要です。
素直になることは協調性・コミュニケーション能力の高さにもつながります。
若さをアピールする
「中途採用の場合、あまり年齢は関係ないのでは?」と考える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、中途採用は募集要項で特に定められていない限り幅広い年齢層から応募があります。
このとき「若さ」は他の候補者にアドバンテージをつける良い材料になるのです。
そのため、新卒と変わらない年齢であることを強調しましょう。
若さをアピールするには体力・熱意・積極性を伝えることが重要です。
しっかり対策すること
あなたが未経験者の中途採用枠に応募する場合、素直さと若さだけでは採用されません。
履歴書の記入方法・自己分析・業界研究・面接などそれぞれしっかり対策することが大切です。
「一人では対策の方法が分からない」という場合は就職エージェントサービスを利用しましょう。
就職エージェントサービスではプロのキャリアカウンセラーがあなたの状況を把握して履歴書の添削から職種の適性、求人案内、面接の練習など就職活動に関わる全てをサポートしてくれることが多いです。
例えば、UZUZもそんな就職エージェントのひとつ。
UZUZでは、フリーターをはじめ、第二新卒、既卒、ニートなど20代を中心とした就活サポートを行っており、キャリアカウンセラーも全員が第二新卒あるいは既卒経験者。
そのため、あなたの立場や状況をよく理解して親身に相談に乗ってくれるでしょう。
まとめ
フリーターの方が中途採用から正社員として活躍するチャンスはいくらでもあります。
中途採用へ応募する場合は、募集要項に「未経験可」の記載があるものを選びましょう。
企業が経験者を求めている際はいくら熱意があったとしても採用されることは難しくなります。
そして中途採用の選考では、きちんと対策を行った上で素直さと若さをアピールしましょう。
企業の立場になって「なぜ未経験者を欲しがっているのか」と考えるとどのような人材を欲しがっているのかが見えてくるのではないでしょうか。
一人で考えるのが難しい場合は就職エージェントを上手く活用してみてくださいね。
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