もくじ
ぶっちゃけ、もう辞めたいんだけど。
心配しないでください!
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既卒が就活に疲れたら一度辞めるのもアリ!理由も解説
既卒の人が就活に疲れたら、思い切って一度辞めてみるのもひとつの手です。
その理由は、疲れたまま就活を続けても結果が伴いにくくなったり、心身に不調が起こったりするおそれがあるからです。
まずは、既卒が就活に疲れたら一度辞めるのもアリ!と言われる理由を解説していきます。
理由1:やる気がない状態で就活を続けても内定をもらいにくいから
就活では、自己分析や企業研究、ESの作成や面接対策、企業説明会への参加まで非常に多くのタスクをこなす必要があります。
就活中に疲れてしまってやる気を失い、効率が低下してしまう例は珍しくありません。
その結果、ESの質が下がってしまったり、面接で思うように受け答えができなかったり、あるいは面接官にやる気のなさを見抜かれてしまったりするおそれも。
こんな状態で就活を続けても、希望する企業からの内定どころか、そもそも内定をひとつももらえない可能性は高いです。
そのため、就活対策の効率が低下していると感じたら、一度就活を休んでやる気を復活させるのも良いでしょう。
30代に突入してしまうと、未経験から正社員のポジションに就くのはとても難しくなると言われています。
「就活を続けてきたけど、気づいたら30歳を過ぎていた……」という事態は避けたいものです。
このように、既卒の就活では若ければ若いほど有利になるため、就活を休むことに焦りを感じる人もいるかもしれません。
やる気が出ない状態で就活を続けてもかえって非効率になりかないため、既卒の就活には期限があるからこそ、一度しっかりと休むことが重要です。
理由2:ストレスが原因で心や身体に不調をきたすおそれがあるから
就活で内定をもらえなかったり、選考の途中で不採用となったりすると、自分という存在をすべて否定されたかのような気持ちになることも少なくありません。
うまく気持ちを切り替えられれば良いですが、そんなにうまくいかないのが現実。
就活期間が長引くほど精神的に疲れてしまいますし、不採用が続く日々は眠れなくなったり、気分がふさぎ込んでしまったりするおそれがあります。
特に真面目な人ほど、自分を責めてしまいがちです。
しかし、採用はあくまで企業と就活生とのマッチングが重要ですし、時には運も重要な要素として関わってきます。
不採用になってもあなたに価値がないわけではなく、たまたまその企業とは縁がなかっただけと考えましょう。
あまり思い詰めるとストレスが溜まってしまい心や身体に不調が起こり、就活どころかその後の人生に悪影響が出る可能性もあります。
「わたしに能力がないから」「社会に受け入れてもらえない」など否定的な気持ちにならずに、不採用であっても意識的に気持ちを切り替えていく強さも必要です。
理由3:就活を完全に諦める前にモチベーションを復活させるため
「就活に疲れた」「就活を休みたい」といった気持ちに蓋をして無理やり就活を続けると、いずれ限界が訪れて完全に就活を諦めてしまうかもしれません。
その場合、正社員採用を諦めてフリーターとして生きていく決断に至る可能性がありますが、フリーターは正社員と比較してデメリットが多いものです。
例えばフリーターは、下記のようなデメリットが考えられます。
- 生涯年収が少ないこと
- 福利厚生がほとんど期待できないこと
- 将来もらえる年金が減ること
- 社会的信用を得られにくいこと
現状では生活に問題がなくても、いずれ結婚して子どもが生まれたり、病気になったり、年老いたりしたときに生活が苦しくなるおそれがあります。
そのときに「何であの時に就活を辞めてしまったんだろう」と、後悔してしまう可能性は否定できません。
就職できるチャンスのある今、10年後・20年後の自分を考えて、就活を続けていくことが重要です。
就活を完全に諦めるほど追いつめられる前に一度就活を休んで、モチベーションを復活させることも得策と言えます。
既卒が就活に疲れたと感じやすい3つのパターン
就活に疲れたと感じている既卒の人でも、今置かれている状況や悩みは人それぞれです。
周囲に就活の相談をできる相手がいない場合や、既卒であることを面接で追及されるのが悩みである場合などが挙げられます。
ここでは、既卒が就活に疲れたと感じやすい3つのパターンを紹介していきます。
「自分はなぜ就活に疲れているのか?」を振り返りながら、読んでみてください。
1.新卒で就職した同級生と比較して劣等感を抱いてしまう
新卒の就活よりも、既卒の就活では知人や友人に劣等感を抱きやすいと言われています。
その理由は、大学時代の友人や知人は既に就職し、社会人として経験を積んでいる様子を目にすることが多いからです。
まだ就職できていない自分と知人や友人を比較して、劣等感を抱いてしまう人は少なくありません。
「就活は人それぞれで、自分はたまたま縁がある企業と出会えなかっただけ」と考えることで、同級生への劣等感が和らぐはずです。
2.周囲に就活の相談をできる相手がいない
既卒就活の場合、新卒の就活時よりも周囲に就活している人が少ないことでしょう。
就活で落ち込むことがあっても、友人や知人と励まし合うことができず、相談をできる相手もいないかもしれません。
就活に疲れたときには、誰かに相談して心を軽くするのが効果的であるため、家族やキャリアカウンセラーに話をしてみてはいかがでしょうか?
3.既卒であることを面接官から厳しく質問される
面接官のなかには、既卒である=忍耐力がないのではないかと考えて、厳しく質問をする人もいるかもしれません。
「なぜ既卒になったのか?」などと聞かれる度に自信をなくし、就活自体がイヤになるおそれもあります。
ただ、面接官が既卒であることを質問するのは、あくまで応募者のパーソナリティを見極めるためです。
決してあなたを責めているわけではありませんので、「厳しく追及された!」と感じても気持ちを切り替えて過ごすようにしましょう。
既卒が就活に疲れたときに気持ちを切り替える方法
勇気を出して一度休憩してみる
就活を辞めるわけではなくて、一度休憩を取ってみましょう。
就活を一旦置いて、リフレッシュに出かけてみるのです。
おすすめは一人旅
1週間でも数日でもかまいません。
お金と時間が許すのであれば海外に行ってみるのもいいですよ。
言葉の通じない異国の地に1人で旅行するのはとても勇気の要ること。
きっと帰国した後は「一人で旅ができた!」という自信が湧いてくるでしょう。
「3ヶ月休憩する」というのはさすがに長すぎますが、ちょっと休憩してみるのは大切なことです。
誰とでもいいから就活以外の話をする
同じ環境の就活仲間やあなたの同級生でバリバリ働いている友達と会うと、どうしても就活のことが頭から離れなくなってしまうと思います。
そこで、就職活動とは縁のない全く環境の異なる知り合いや友達と交流してみることをおすすめします。
例えば、育児中の友達や年が離れた知り合い、趣味仲間など。
就活と少し距離を置くことで気持ちをリフレッシュできます。
何もしない日を作る
「外に出かけたり、人と会うこと自体ストレス」という方は1日家で何もしないでぼーっと過ごす日を作るのもおすすめ。
そんな場合は、あなたが理想とする生活を送っているドラマや映画を観たり、今とは時代の違う過酷な生活を送っている映画を観てみるのもいいですよ。
「こんな風になりたい!」とモチベーションが高まったり、一方で「こんなかわいそうな人もいるんだから自分は恵まれているんだしもっと頑張ろう」と励まされる可能性があります。
趣味に没頭したり、美味しい物をひたすら食べて寝て過ごしたりするのもいいですね。
とにかく就活のことを考えないで過ごせる日を作ってみましょう。
寝る前にその日できたことを書き出す
既卒が就活に疲れたと感じている場合、内定が思うようにもらえずに自信をなくしている可能性が高いです。
また、既に正社員として働いている知人との差を感じて落ち込んでいる人もいることでしょう。
就活は孤独な戦いで、自分の進捗状況が目に見えにくいものです。
就活に疲れたと感じている場合、自分の成果や進歩を可視化して自信を取り戻すことが効果的です。
寝る前にその日のことを振り返り、「5社にエントリーした」「2次選考に進めた」「企業説明会へ参加した」など自分ができたことを書き出しましょう。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
就活を一度やめてみる場合は、休憩期間の目安を決めてから!
就活に疲れたときに一度やめてみることは得策ですが、既卒の就活は若ければ若いほど良いため、いつまでもダラダラと休んでしまうのはおすすめできません。
何もしない空白期間が長くなってしまうと、面接でマイナス印象を与えたり突っ込まれたりするおそれも。
就活を一度やめるのは、あくまでモチベーションを復活させるためと考えて、休憩期間の目安を決めるようにしましょう。
また、休憩期間が長くなれば長くなるほど楽したいという気持ちが働いて、就活を再開しにくくなる可能性もあります。
とはいえ、せっかく休憩しても気持ちが回復しなければ意味がありません。
まずは短めに数日から1週間設定し、休んでみて、それでも気持ちが復活しなければ期間を延ばして設定してみるのも1つの方法です。
既卒が「やめたい……」とならない就活の進め方
モチベーションを維持しながら就活を進めていくことが既卒の重要課題。
ここでは途中で諦めない就活の進め方について紹介します。
就活期限を決める
期限がないからダラダラ就活を続けてしまう問題については前述した通りです。
終わりが見えないと人はモチベーションが下がってしまって当然。
そこで、自分で就活期限を決めてしまいましょう。
2~3ヶ月を目安に「ここまでに就活を終わらせる!」と設定するといいです。
そこから逆算して、「どのように行動すればいいか」プランを立てるとより現実的になります。
その時は一旦就活を区切りましょう。
そして、2週間から1ヶ月程度ブランクを空けてから再度期限を設定し直して就活に取り組んでみてください。
ブランクの間は先ほど紹介したように、就活と少し距離を置いてみることをおすすめします。
自己分析しすぎて自分を追い詰めない
真面目な人ほど就活に行き詰った時に自分を責めてしまう傾向にあります。
しかし前述した通り、不採用だからといってあなたの存在を否定されたわけではありません。
自信を喪失している時に自己分析をしても、ネガティブなことしか出てきません。
もちろん、自己分析をやり直すことで「就活の軸がずれていた」と気づくことがあります。
前向きな気持ちで分析できれば、職種や企業を選び直すきっかけにつながり、そこから就職活動が上手く行き始めることもあります。
自己分析は、あなたが冷静に自分と向き合える時に行うようにしましょう。
気持ちが回復したらとにかく行動してみる
たとえ落ち込んだとしても、気持ちが切り替わったら休んでいた期間を取り返す勢いですぐに行動するようにしましょう。
「もう少し休んでから」と先延ばしにするとダラダラ就活を続けてしまうことになります。
自己啓発や面接対策・ビジネスマナーなどの就活関係の本を読み漁る
このような情報はWEBサイトでも見つかると思いがちですが、やはり本は専門家が執筆していること、事実に基づいて書かれていることなどから説得力がありクオリティーの高さが異なります。
また、就活研修や講座など有料のプログラムも存在しますが、お金がかかるため書籍で学べるものは書籍を通して身につけることをおすすめします。
応募する職種の知識や資格について独学で勉強する
どの職種においても共通して必要なのはPCスキルです。
Word・Excel・Power Pointは一通り使えるようにしておきましょう。
その他、例えばITエンジニアを目指すのであればプログラミング言語の勉強を開始するといいですね。
その職種に必要な資格を取得するのもおすすめ。
不動産関係なら宅地建物取引士(宅建)、金融関係ならファイナンシャルプランナー、経理なら簿記検定など資格を持っていると、「その職種に就きたい」という熱意・本気度が伝わります。
OB・OG訪問をする
「OB・OG訪問は新卒がすること」と考える方もいるかもしれませんが、既卒であってもOB・OG訪問はしておくべきです。
多くの大学では卒業生の就職先を把握しており、そこから連絡先を教えてもらうことも可能です。
また、受けたい企業の人事部に直接問い合わせてOB・OG訪問できないか聞いてみるのもOK。
OB・OG訪問すると内部の事情をよく知ることができるので採用担当者に「企業研究をしっかりしている」「本当にうちの企業で働きたいんだな」ということが伝わります。
同時に行動力についても評価してもらえるでしょう。
外見磨きにも力を入れる
見た目は重要です。
特に既卒は、きちんとした外見を心がけることが大切です。
例えば、外見からだらしない印象を与えてしまうと、社会人経験の無さが目立ってしまい信用度が低下してしまうからです。
一方で、見た目がシャキっと決まっていると「この子なら大丈夫だ」と判断してもらえます。
運動したり美容室に行ったりスーツや靴をもう一度見直したりして外見磨きにも力を入れましょう。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
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そのため、過去に先輩たちがどのような方法で悩みを克服したのかも含め、実績あるアドバイスを受けられます。
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まとめ
また、転職エージェントの利用は最終手段ではありません。
就職活動に行き詰ったらいつでも利用できます。
既卒の就職支援を得意とするUZUZに、是非登録してくださいね。
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