就活に関する不安や疑問は、就活シーズン前に解決しておくのがおすすめです。
ここでは、
- 物理学科を専攻した大学院生ならではの「就活に役立つ武器」
- 物理学科の就職活動方法
- 「物理学」を専攻した大学院生に人気の就職先
などについてご紹介します。
「物理学科出身だけど、どんな仕事がいいかわからない!」「そろそろ就活シーズンだから、具体的な就職活動方法を知りたい!」という方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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物理学とは
物理学とは、自然界を構成している様々な「法則」を学び、実証していく学問のこと。
「どうして空は青いのか?」
「どうして火は熱く感じるのだろう?」
自然界に関するこのような疑問に向き合い、実験と実証を繰り返すことで、いまだ解明されていない謎に挑んでいく……宇宙を始めとする「自然界の不思議」に興味がある人にとってはたまらない分野といえます。
物理学科を専攻した大学院生の就活メリット
このように考える院生さんもいますが、実は「就活に活かせる物理学科生の武器」は、研究に関する専門知識だけではありません。
論理的思考やロジカルシンキング
たとえば物理学を学習・研究するにあたって欠かせないものである論理的思考やロジカルシンキングは、就活においても強力な武器になります。
理由は、「理論的・論理的に考える力」や「相手にわかりやすく説明する能力」は、業界や業種を問わず、様々な企業で必要とされるスキルだから。
論理的な思考は、業務中に起こったトラブルの分析や解明に役立ちますし、ロジカルシンキングは相手とのコミュニケーションをよりスムーズにしてくれます。
また、外資系企業やコンサルタント会社の中には、就職試験にロジカルシンキング関連の問題を含めて、より自社に合った人材を選抜しようとする企業もあるのだそう。
「志望企業がどんな面接をしているのか?」「どんな筆記試験をしてきたのか?」をリサーチしておくことで、就職活動の成功率もぐっとアップしますよ。
物理学科の就職活動方法
院生の就職活動のスケジュールは、以下のような流れで進むのが一般的です。
- 1年生の6月1日……インターンシップの募集開始
- 2年生の3月1日……企業の就職情報が解禁
- 2年生の6月~秋頃……本選考
ただし、このスケジュールはあくまで経団連が掲げていた「採用選考に関する指針」に沿ったもの。
昨今の新卒の就職市場では3月より前に採用広報が解禁されたりなど、企業によって採用スケジュールがまちまちであるケースも珍しくありませんでした。
このような現状を受けて、経団連は2021年卒以降の就活について、「採用選考に関する指針」の廃止を決定。
以降の就活スケジュールについてはしばらく「3月の就職情報解禁」「6月選考開始」という従来の形が踏襲されるとの予想もありますが、いずれは通年採用など、多くの企業がより柔軟な就活スケジュールを取り入れていくことが考えられます。
「就活に乗り遅れた!」ということのないよう、早めに情報収集を行い、就活に備えることをおすすめします。
具体的な就職活動の方法とは
- インターンシップに参加する
- OB訪問を活用する
- 学校推薦を利用する
インターンシップ
まずはおなじみの「インターンシップ」。学生のうちに企業で実際に「就業体験」ができる、貴重なチャンスです。
企業が物理学科の院卒に求めているのはやはり、日々の研究で培った「論理力」なんですよね。
専門性が企業の事業内容と異なっていても、論理力やロジカルシンキングを買ってもらえることも多いので、まずは興味のある企業にたくさんアプローチしてみるのがおすすめです!
「物理学科の院生だから研究を活かせそうな企業に……」と的を絞るのではなく、興味がある企業のインターンシップにいくつか参加し、自分の適性をチェックしてみましょう。
OB訪問
次にOB訪問。企業で働いている大学の先輩などを訪ねて、業界の実情や仕事内容などをヒアリングし、就活に役立てます。
OB訪問のポイントは、できるだけ就活シーズンより早めに、先輩にコンタクトを取ること。
就活シーズンが近くなればなるほど先輩のもとを訪れる学生も増え、アポを取りにくくなってしまいます。
ちなみにOB訪問は、先方にとっては金銭的なメリットのない「ボランティア」。
社会人の貴重な時間をいただくという認識を持って、礼儀正しく依頼するようにしましょう。
学校推薦
理系の就職活動には、学校の紹介をもらった上で企業に応募する「学校推薦」と、自分で企業に応募する「自由推薦」があります。
理系の就職活動で特に活用したいのが、この学校推薦です。
学校推薦を利用するメリットは以下のとおり。
- エントリーシート不要など、一部の選考が免除される
- 選考期間が短いため、就活もスムーズに終わりやすい
学校推薦の内定を辞退してしまうと、企業と大学院の関係が悪化しやすくなり、最悪の場合は来年度以降の学校推薦枠がなくなってしまうこともあります。
学校推薦を利用するかどうかは、業界研究や企業研究をしっかり行った上で決めましょう。
学校推薦については、以下の記事でも詳しくまとめています。
物理学科に人気の職業とは
物理学科の院生に人気の就職先としては、以下のものが挙げられます。
- 電機メーカー
研究・開発職のニーズは依然として高め。求人が沢山あるだけではなく、福利厚生やキャリアサポートの整った大企業が多いことも人気。 - IT企業
日本国内だけではなく、グローバルなフィールドで活躍している企業が多い点が特徴。最先端の技術に触れながら、海外も視野に入れて活躍したい方におすすめ。 - メガバンクや地方銀行
大手のグループ会社が多く、安定感は抜群。近年はネット証券やインターネットバンクが増え、求人数が多い点も魅力。 - 講師
物理学の知識をいかして専門の教職に就いたり、参考書の作成に携わったりなど、物理学の未来を教育面から支える。
この他にもコンサルティングファームや総合商社など、様々な企業の求人があります。
興味が持てそうな企業については早めにインターンシップやOB訪問の予定を組み、しっかり情報を集めることをおすすめします!
まとめ
その不安な気持ち、とっっってもよくわかります!
ネットや大学の就職課、友人、先輩などなど……相談できる「場所」や「人」はあっても、自分の状況や希望を細かく伝えたり、「なるほど!」と思えるアドバイスって得られないものですよね。
UZUZは20代の就活を専門に扱う就職エージェントなのですが、1人あたりにかけるサポート時間は20時間以上で、その時間は他社の10倍以上ともいわれているんです!
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