旅行が好き、旅行の計画が好き、という人はたくさんいますよね。
そこで旅行業界を目指す方は多くいらっしゃると思います。
ただ実際どんな仕事があるのか聞いたことある方はそんなに居ないと思います。
本日は旅行業界の主な職務内容とそもそも第二新卒/既卒は受けれるのか、その後のキャリア、
についてご紹介したいと思います。
旅行業界/職務内容
主な職務内容は以下の通りです。
*ツアープラニング
*チケッティング
*カウンターセールス
*ツアーコンダクター/ガイド
それぞれ主な職務内容を下記に記載致します。
ツアープラニング
ここが所謂花形ポジションです。一番人気のポジションです。
新聞のチラシに出てますよね、
「大自然満喫!アメリカ大陸ゴールデントライアングル周遊ツアー」
「夢のヨーロッパ8カ国地中海クルージングツアー8日間」
このようなツアーを企画するお仕事です。
どの国を周り、どの飛行機を使用し、どのホテルに宿泊するかなどを考えるポジションです。
アジア担当やヨーロッパ担当、北日本担当など担当エリアを任せられて、
年間を通して大量のパッケージを設定することが主な仕事となります。
難しいことは、販売対象やそれに見合う価格設定、航空座席やホテルの客室の仕入れ値、
他社との競合などの制約の中でプランを考えなければいけません。
そこの計算が難しいですね。
チケッティング
仕事の内容は、文字通り発券です。扱うのは、航空券、鉄道やフェリーのチケット、ホテル・旅館のバウチャー、
昼食場所などへのバウチャー、イベントのチケット発券です。
チケット発券にはソフトウェアを使用する資格が必要となります。
それは勉強会に出れば取れる資格です。
難しいことは、すべて間違いのないように数量を発券しなければいけないことです。
お客様のリクエストが細かく、しかも多様化しているためチケッティングは難易度は高くなっています。
カウンターセールス
ここは女性が多いです。
これは接客に近いですね。「店舗販売」と「無店舗販売」に大きく分けられます。
店舗は旅行の相談窓口やショールームの役割も果たしていますね。
お客様のリクエストに応じて、ツアーや航空券発券をしたりします。
カウンターセールスはお客様との相談が多い仕事です。そこに楽しさがあります。
難しいことは、多くの業務をいっぺんに行うことです。
予約や販売、発券からビザの取得代行、旅行傷害保険加入の手続きといった仕事も発生します。
旅行シーズンは忙しさはMAXですね。
ツアーコンダクター/ガイド
旅行することが仕事になるポジションです。
お客様の人数の確認や、申し込んで頂いたツアーを時刻通り回すことが仕事になります。
申し込んだツアーと違った場所や天気などで観光できなかった際の代替案などを決めることも必要になります。
難しいことはやはり、旅行はツアーコンダクターやガイドによって満足度が変わるということです。
ガイドさんの楽しいガイディングやツアーコンダクターの気の利いた言葉がその旅の楽しさを演出することになります。
そこで常連さんを作れるのもたのしさややりがいに繋がりますね。
キャリア
旅行業界のキャリアはさほどないです。
というのも、営業は数十年は営業です。
大手になれば、部署移動や担当エリアが変わったりします。
ツアープラニングからチケッティングに移動もありえます。
中堅の旅行業界となると、移動もないのでそこでの仕事が一生の仕事になる可能性があります。
ですので、旅行業界は離職率が比較的高いのです。
ほとんどの方が旅行が好きで旅行会社に入社希望されます。
しかしながら、旅行を仕事にすると、楽しさは旅行に行っている時に比べると半減します。
ですので、旅行会社を志望する前にきちんと確認が必要となります。
「世話が好きなこと」
ここに尽きます。
そもそも既卒/第二新卒はエントリー可能なのか?
これは大手でなければいけます。
離職率が比較的高い業界ですので、人は足りていません。
ですので、大手以外であれば代理店に就職することは出来ます。
やはり残業が多いにも関わらず給料が低いのが特徴となりますので、
それをきちんと理解した上で就業していくことが必要ですね。
つまるところ、旅行は仕事より、趣味の方がいいというところです。