もくじ
突然ですが「NNT」という略称を聞いたことがあるでしょうか。
NNTとは、“無い内定(Nai Nai Tei)”のこと。
「もうほとんど内定しており、あとは事務手続きだけで内定を出せる」と人事から連絡をもらった、限りなく内定に近い「内々定」という状態があります。
“無い内定(NNT)”は、その「内々定」とかけた一種の就活ジョークのような呼び方ですが、本人にとっては全く笑えない状況ですよね。
もしかすると、就活をがんばっているのに成果が出ず「NNTでやばい!」と感じている方もいるかもしれません。
この記事は、当社代表である岡本によるYouTubeチャンネル「ひろさんチャンネル」の解説動画から「無い内定」の方に向けた就活対策を解説していきます。
第一志望に落ちたらどうすべきか、就職留年した方がいいのか、それらの疑問にお答えするので、就活を進める際の参考にしてください。
この記事の監修者

岡本啓毅
YouTube「ひろさんチャンネル」運営 / 株式会社UZUZ 代表取締役
北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職をサポート。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる”をミッションに、YouTubeでは「就職・転職で使えるノウハウ」を発信中。X、TikTokなどSNS等の累計フォロワー数は13万人を超える。
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結論:「4月・5月にNNTだとやばい!?」と思いがちだが焦らなくてOK

卒業年度の4月や5月の時点で「まだ内定がない……NNTでやばい!」と感じて、不安になったり焦ったりする方もいるかもしれませんね。
しかし結論から言うと、実はそんなに焦る必要はないんです!
理由①内定を得る時期が違ってもスタートは同じ!
就職活動で早く内定をもらえた人(早期内定)も、夏や秋に内定を獲得した人も、新卒採用の場合、実際に働き始めるのは翌年の4月からです。
すなわち、社会人になった時点でみんな同じスタートラインに立つわけですね。
つまり内定を獲得する時期が少し遅れたとしても、それは「出遅れ」ではないのです。
むしろ「焦らずじっくりと自分に合った企業を探せている」と前向きに捉えることもできます。
周りの声に惑わされず、自分のペースで納得のいく就職活動を進めることが重要といえるのです。
理由②企業によって採用活動を行う時期は違う
年々、就職活動は早期化が進んでいるので、6月になったら求人がなくなってしまうと焦ってはいないでしょうか。
確かに人気企業や大手企業では、早期に採用予定数を確保して、5月までには採用活動を終えているかもしれません。
ただ、全ての企業が同じなのではなく、4月・5月のピークを過ぎた夏から秋にかけて採用活動を継続している企業もあります。
例えば、採用予定数が多くて短期間で採用しきれていない企業、あるいは知名度が低く、採用活動に苦戦している企業などです。
こうした企業を根気強く探せば、知名度は低くても実は優良企業といった会社に出会えることもあります。
理由③NNTで辛い中試行錯誤した経験は社会でも活かせる

なかなか内定が決まらず、ずっとNNTの状態が続くと、精神的に辛いと感じるかもしれませんね。
しかし社会に出てからも、思い通りにいかないことや、苦しいと感じる場面は必ず出てきます。
困難な状況に直面しても諦めずに、どうすれば乗り越えられるかを考えて行動する力は、どんな仕事でも求められる重要なスキルといえるでしょう。
NNTの時に試行錯誤し就職活動から逃げずに最後まで挑んだ経験は、社会に出てからの大きな力になります。
理由④既卒になったとしても挽回のチャンスはある
もし就職先が決まらないまま卒業してしまう「既卒」になったとしても、決して諦める必要はありません。
実は、挽回のチャンスは十分にあります!
就職・転職エージェントのUZUZではこれまで10年以上、既卒の就職支援を行ってきました。
その中で多くの既卒者がしっかりと正社員としてキャリアをスタートさせているのを間近で見てきています。
ここ数年、少子高齢化で働き手が減り新卒採用だけでは目標の採用人数に達しない企業が増えています。
その影響もあり、大手企業をはじめとして既卒採用が増えている傾向にあるのです。
そのため「既卒になったらダメだ」と悲観的になる必要は全くありません。
就職・転職エージェントのUZUZは完全無料で「キャリア相談〜求人紹介〜選考対策〜内定」までサポートを行っています。
「NNTでどうしよう」と不安や疑問を抱えている方は、ぜひ気軽に相談してくださいね。
理由⑤就職留年より既卒就活の方がおすすめできる人もいる
就職が決まらず卒業しそうになった時、就職留年を選ぶよりも既卒として就職活動した方が良い人もいます。
就職留年を選んだ場合、働き始めるのは「次の卒業年の4月」になりますよね。
つまりもう1年、学生として就職活動を続けることになるので、社会人になるのが同級生より1年遅くなり、追加で1年分の学費も必要になります。
しかし既卒として就職活動をすれば、内定が決まってから翌月には働き始められることも珍しくありません。
例えば既卒になってから就職活動をして4月や5月に内定が決まれば、5月や6月に働き始めることが可能です。
5月や6月に働き始められれば、新卒で4月から働き始めた人と比べても、社会人としてのスタートはほとんど出遅れていないといえるでしょう。
早く社会に出て経験を積むことは、その後のキャリア形成において大きなアドバンテージになるはずです。
監修者コメント
NNTの時期が続いて辛いとき、就活を休むのはアリ?
NNTが続いて就職活動が辛いと感じる時、無理してがんばり続けるべきか、それとも休んでもいいのか、迷ってしまう方もいるかもしれません。
もし辛すぎて心や身体に不調が出そうだと感じたなら、思い切って休んでしまうのもアリです。
無理をして体調を崩してしまっては、元も子もありません。
一度立ち止まって心身を休ませることも、長期的に就職活動を続けるためには必要な選択肢です。
しかし「辛いけれど、もう少しがんばれそうだ」と思う時は、ぜひもう一歩踏ん張ってみることをおすすめします。
なぜなら、前述のように社会に出てからも「辛いけどがんばらなければならない」というタイミングは必ず訪れるからです。
就職活動でこの辛さを乗り越えた経験は、きっと将来的に大きな強みになるはずですよ。

岡本啓毅
NNTでも大丈夫!5月以降に内定を獲得する人もいる
NNT状態になると、どうしても気持ちが焦ってしまいがちです。
そして、他の就活生は「何月くらいに内定をもらってるんだろう」と気になるのではないでしょうか。
確かに年々、内定時期の早期化は進んでいますが、夏以降に内定を獲得する人も一定数いるのです。
株式会社リクルートが主催する「就職みらい研究所」が発行した「就職白書2024」の、最初に内定を獲得した時期に関する記述を見てみましょう。
画像引用:就職みらい研究所「就職白書2024」
2024年度卒のデータですが、5月までに内定を獲得した人、6月以降に内定を獲得した人の割合は以下の通りです。
- 卒業年次の5月までに内定獲得:70.4%
- 卒業年次の6月以降に内定獲得:29.6%
6月以降にはじめて内定を獲得する人が、3割くらいいることが分かります。
自分の周りがみんな内定を持っているからといって、必要以上に焦る必要はないのです。
それよりも、焦って間違った判断をしてしまうことの方が問題です。
自分のペースで、一歩ずつ確実に進めていきましょう。
NNT状態が辛くてもすぐに就職留年を決めない方がいい

周囲の友人たちが次々と内定をもらっていく中で、自分だけNNTだと「やばい!」「辛い!」と感じ、就職留年という選択肢を考えてしまうことがあるかもしれません。
しかし、焦って就職留年を決めないよう、注意しましょう。
就職留年は、それができる経済状況にあるならば決して悪い選択肢ではありませんが、安易に決めてしまうと後悔する可能性もあります。
その理由について確認していきましょう。
第一志望の同業他社が求人募集している可能性がある
もし第一志望の企業に落ちてしまったとしても、それが全てではありません。
確かにその企業には入れなかったかもしれませんが、似た仕事ができる同業他社がまだ募集をしている可能性は大いにあります。
視野を広げてみれば、あなたが本当にやりたいこと、活かしたいスキルを発揮できる場所は他にもたくさん見つかるはずです。
「第一志望の企業」に固執しすぎず、柔軟で広い視野をもって他の選択肢を探してみることをおすすめします。
転職して第一志望の企業に入社する方法もある
新卒での就職活動で第一志望の企業に入社できなかったとしても、それが「キャリアの終わり」ではありません。
もしかしたら就活時期の自分と企業の間には、実力や経験や相性などにギャップがあり、求めるものが合っていなかったのかもしれません。
しかし社会人として経験を積んだ後「転職」という形で再び第一志望の企業を目指すことは十分に可能です。
一度社会に出てスキルを磨きキャリアアップした上で再挑戦することで、新卒時には全く手が届かなかった第一志望の企業に入社できるチャンスが生まれることもあります。
就職留年すると「上手くいかなくなる可能性」が上がることも
「就職留年をすれば必ず第一志望の企業に入社できる」という保証はどこにもありません。
むしろ1年留年したことが原因となり、上手くいかなくなるケースもあります。
厳しく大変な就職活動をもう1年間、集中して続けられるかというと、そうではない人も多いのが現実です。
もし、がんばって就職活動に集中できなかった場合、ただ単に「留年をしている」という事実が残ります。
それは「ストレートで進んだライバルよりも1年分歳を取っている」という、不利な状況でもあるのです。
そして現役生の時に内定をもらえなかった企業に現役時よりも不利な状態で挑み「就活をがんばっている現役生」をライバルとして戦わなければなりません。
就職留年を決める際は、本当にこの1年を最大限活用できるのか、覚悟を持って判断するようにしましょう。
監修者コメント
目指している企業が「新卒採用のみ」なら就職留年もあり!
基本的に就職留年はおすすめしませんが、例外として目指している企業が「新卒採用のみ」を行っている場合には就職留年も有効な選択肢となり得ます。
過去の採用実績などを確認してみると、中途採用を全く行っておらず、新卒のみで社員を構成している企業もあります。
また「特定の職種は新卒社員のみで構成する」といった採用方針を掲げているケースもあるでしょう。
そのような場合は、前述した「転職して入社する」という手段が使えないため、新卒として入社するしかありません。
ただし注意してほしいのは、そういった企業は一般的に、学歴フィルターを含め、選考が非常に厳しい傾向にあります。
留年したとしても学歴が変わるわけではないので「そもそも自分の学歴や能力では採用の可能性が低い企業を志望している」という場合も考えられます。
その点も十分に理解し、就職留年をするならば様々な状況を加味して決めましょう。

岡本啓毅
NNTになってしまう就活生の特徴

NNTになってしまう就活生には、どうやら共通する特徴があるようです。
それは、十分に準備ができていないまま活動しているケースや、就活への取り組み方そのものに問題があるケースです。
以下で、その例を見ていきましょう。
自己分析・企業研究が不足している
自己分析や企業研究が十分でないことが原因で、エントリーシートや面接での受け答えの内容に具体性が欠けていないかを確認してみましょう。
自己分析が不十分であれば、せっかくアピールできる強みがあっても明確に言語化できず、上手く伝えられません。
また、企業研究が不十分であれば「なぜその会社が良いのか」が伝わらず、熱意のアピールが弱くなります。
どうしても採用担当者からは、物足りない印象を持たれてしまうのです。
もし、落ちてしまった場合は、同じ失敗を繰り返さないためにも、取り組み方を振り返ってみることも大切です。
NGな自己分析については、以下の記事で解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。
大手や人気企業ばかりを受けている
競争率の高い大手企業や人気企業ばかりを受けているケースも、なかなか結果につながりにくいようです。
よほど志望度が高く、入念な準備ができているのであれば、大手や人気企業に果敢にチャレンジするのもよいでしょう。
しかし「なんとなく有名な企業だから」「大手企業であれば安定して働けるから」など、ぼんやりしたイメージで受けているのであれば、勝算は低いと言わざるを得ません。
大手や有名企業にこだわらず、もっと深く、広い視点で企業を探してみてください。
世の中には「知名度は高くないが実は優良企業」といった会社がたくさんあるので、そうした企業に目を向けることも大切です。
選考対策が十分ではない
エントリーシートや筆記・適性試験から面接対策まで、就活の全ての局面では入念な対策が必要なのは言うまでもありません。
しかし対策の重要性を意識せず、自己流で就活を行き当たりばったりで行っている人は、NNTにはまりやすいようです。
また、上手くいかない原因を振り返らない人も、対策が十分とはいえません。
例えば、エントリーシートで落ち続けているのであれば、そこに何か問題があるはずです。
その原因を突き止めない限りは、落ち続けることになってしまいます。
そもそもの活動量が足りない
厳選した数社しか受けないなど、そもそもの活動量が足りないこともNNTの原因です。
やみくもに数を受ければ良いというものではありませんが、選考に参加する企業が少なすぎるのも、リスクが高いと言わざるを得ません。
結果がでなければ、そこで手詰まりになってしまうからです。
志望度の高い企業に力を入れつつも、同時進行で3社程度受けている状態を続けるくらいの活動量が必要と考えましょう。
ビジネスマナーができていない
一次面接より先に進めない状態が続くのであれば、基本的なビジネスマナーができているか見直してみてください。
身だしなみは大丈夫か、適切な挨拶や返事ができているかなどを再確認しましょう。
特に身だしなみは重要です。
スーツやワイシャツがヨレヨレだったり、靴や鞄が汚れていたりと、だらしない印象を与えていないでしょうか。
身だしなみは意識すれば改善できるため、すぐにでも見直しましょう。
NNT状態なら頼れる第三者の目を入れることが大切
ここまで見てきたようにNNT状態が続く人には、それなりの理由があるようです。
しかし、その理由になかなか自分では気がつかない人もいます。
だからこそ、頼れる第三者の目が必要になってくるのです。
はじめての就活では、何が正解か分からないまま、手探りで進めている人も多いのではないでしょうか。
何社か受けているうちにコツがつかめればよいのですが、ずっと手探り状態が続いてしまうとNNTになってしまうのです。
そうならないためには「分からなければ、分かる人に聞く」ことが重要です。
就職課や学校の先輩に聞くのも良い方法ですが、せっかくなら就活のプロに頼ってみてはどうでしょうか。
就職エージェントに相談すれば、現状の就活の弱点を教えてくれます。
上手く行かない原因が分かれば、対策できるようになります。
その対策にも的確なアドバイスがもらえるので、早期にNNTから脱却できるでしょう。
就職エージェントのサポートを受けて、無事内定を獲得した体験談はこちらです。ぜひ合わせてお読みください。
まとめ
4月・5月にNNTだと「やばい!」と感じたり「辛い」と思って、就職留年という判断をしてしまうかもしれません。
しかし、いくらでも挽回するチャンスはないので、決して焦ることはないのです。
とはいえ、できるならしっかり対策して安心して就活を進めたいものですよね。
そんな方は、就職・転職エージェントに相談してNNTから早めに脱出して落ち着くのもおすすめです。
就職・転職エージェントとは、キャリアに関する悩み相談やおすすめ求人の紹介、選考対策を全て無料で受けられるサービスのこと。
私たちUZUZも就職・転職エージェントサービスを運営しており、これまで6万人以上の就職・転職を支援してきました。
NNTから抜け出したいという方やこの記事や動画でお伝えした内容をもっと詳しく知りたい方は、ぜひ一度UZUZまでご連絡ください。
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