もくじ
多くの企業は、29歳までを「若手人材」とみなしています。
20代のうちの転職なら、実績やスキルがなくても「これから教育して育てればいいか」と思われますが、30代以降では「これまでの実績や魅力あるスキル」を求められます。
つまり、今の業種・職種で働くことに不安があるなら、29歳のうちに納得のいく企業に転職することが重要です。
本記事では、29歳から転職を成功させるコツについて解説しています。
是非、転職活動の参考にしてみてください!
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29歳での転職は遅くない!
ここで、求人情報・転職サイトのdodaが2024年に公表した「転職成功者の平均年齢調査【最新版】」の結果を見ていきましょう。
この調査結果によると、2023年に転職に成功した人の平均年齢は全体で32.4歳となっています。
男性では33.3歳、女性では30.8歳と差があるものの、29歳よりも遅いタイミングで転職をして成功を収める人は決して少数派ではないようです。
人生、過去に戻ることはできないので「もっと早くに転職活動を始めればよかった…」と後悔しても仕方ありません。
悩むよりも「今できること」にフォーカスし、早めに転職活動のスタートを切りましょう。
ただし、企業側も29歳の採用は慎重になっていることは事実です。
というのも、多くの企業は29歳を採用するなら未経験者ではなく、即戦力として採用したいと思っているからです。
29歳は大卒なら社会人になってから7年ほど経過しているので、同年齢の中にはある程度スキルを持っていて、マネジメント経験のある人もいます。
反対に、未経験者を採用する場合は29歳よりもっと若い人材を見つけることもできるため、「なるべく育成しやすい若い人材が欲しい」というのが企業の本音です。
29歳での転職を検討している人は、下記記事も合わせてお読みください。
参考:求人情報・転職サイトdoda「転職成功者の平均年齢調査【最新版】」
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
異業種への転職は29歳がラストチャンス
同じ業種や職種に転職することは、30歳以降でも決して珍しくはありません。
なぜなら、30代以降の転職は「これまでの経験」が評価される傾向にありますが、同じ業種・職種への転職活動では過去の実績や業務内容をアピールしやすいからです。
しかし、異業種に転職する場合、どんな仕事でも活かせるポータブルスキルをアピールできても、これまでの経験は伝わりにくいものです。
つまり、異業種・未経験職種へ転職する場合は「29歳がラストチャンス」と思っておきましょう。
同じ業種・職種への転職の場合も、ほとんどの企業が「未経験者ならできるだけ若手を採用したい」と考えていることを念頭に置いておきましょう。
- これから長く活躍する可能性が高い
- 新しい仕事でも覚えが早い
- 体力がある
もちろん、社会人としてのマナーなど、若手が不利になる面もありますが、トータルで考えた時に若手を採用するメリットは大きいのです。
特に30歳を過ぎてから異業種へ転職する場合は、新卒でその業界に入った人と8年以上の差があります。
実際、この差を埋めるのは相当大変なので、活躍できる見込みがないと異業種への転職は困難といえます。
29歳で転職を検討する理由
29歳で転職を検討する理由は、下記が例として挙げられます。
- 正当に評価されていると感じられない
- ルーティンワークばかりでスキルが積み上がらない
- 長時間労働や休日出勤が多い
- 人間関係に問題がある
仕事に対する納得度が低かったり、問題を抱えていたりする場合は「このままこの会社に居続けて良いのだろうか」という悩みと不安が生じるものです。
今の職場でこうした悩みを解消できないと判断した場合「タイムリミット」である29歳で、転職を検討し始める人が多いのです。
ここで、求人情報・転職サイトのdodaが実施した「転職理由ランキング【最新版】」の調査結果を見ていきましょう。
順位 | 転職理由 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 給与が低い・昇給が見込めない | 35.2% |
2位 | 人間関係が悪い/うまくいかない | 25.9% |
3位 | 社員を育てる環境がない | 23.5% |
4位 | ほかにやりたい仕事がある | 23.0% |
5位 | 労働時間に不満(残業が多い/休日出勤がある) | 21.7% |
6位 | 働く場所を変えたい(勤務先が遠すぎる・近すぎる/U・Iターンしたい) | 20.6% |
7位 | 尊敬できる人がいない | 20.4% |
8位 | 働き方に柔軟性がない(派遣常駐型、リモートワーク不可など) | 19.4% |
9位 | 会社の評価方法に不満があった | 19.2% |
10位 | 離職率が高い | 18.6% |
29歳は人生においてもキャリアにおいても一つの節目と考える人は珍しくなく、そんな中で今後の収入面に不安を覚えて転職しようとするケースが多いと考えられます。
また、人間関係の悪さに働きづらさや心理的ストレスを感じたり、人材育成の環境が整っていなくて将来的なスキルアップに不安を覚えたりする人も多いようです。
参考:求人情報・転職サイトのdoda「転職理由ランキング【最新版】」
29歳で転職すべき?しないほうが良い?
今の仕事に悩みを抱えている場合、29歳は転職を決意するギリギリのタイミングです。
しかし、いざ決意して転職に踏み切ったとしても、必ず成功するとは限りません。
もしかしたら「転職しなければ良かった…..」と後悔するかもしれません。
ここでは、29歳でこれからのキャリアを考えた時、転職したほうが良い場合と、そうでない場合を解説します。
29歳で転職したほうが良い場合
ある程度のキャリアを積んで、本当に自分がやりたいことが見つかった場合、しかもそれが今の会社では絶対に実現できない場合は、転職するのはありだといえます。
ここで我慢してしまうと、一生後悔することになるかもしれません。
また、今の職場で抱えている問題に、解決の見込みがない場合も同様です。
- 良好ではない人間関係
- 給与への不満
- 長時間労働や休日出勤の問題
こうした問題に解決の糸口が見えないと判断したら転職するべきです。
特に、悩みが高じて心身に不調が出ているような場合は、早急に転職に踏み切ったほうが良いでしょう。
反対に転職しないほうが良いのは、動機が曖昧で定まっていない場合です。
29歳で転職しないほうが良い場合
- なんとなく環境を変えたい
- 違う業界も見てみたい
- 今よりも給料の良い会社で働きたい
このように漠然としている場合は、転職活動も上手くいかない可能性が高いです。
また、29歳で異業種に転職する場合は、年収が下がることは覚悟しておかなければなりません。
今の会社に居続ければ、「これまで」と「これから」の頑張りで昇進できるチャンスもありますが、転職することは「これまで」の頑張りを捨てることにもなりかねません。
年収とキャリアのダウンが受け入れられないのであれば、転職は避けるべきでしょう。
29歳で転職をするメリット・デメリット
このタイミングで転職するデメリットもあるので、メリットとデメリットの両方を理解しておきましょう。
以下、29歳で転職するメリット・デメリットを順番に解説していきます。
29歳で転職をするメリット
29歳で転職する主なメリットは、以下の通りです。
- ギリギリ「若手人材」として採用される
- 未経験業種、職種への転職ができるラストチャンス
- 理想の将来像に合わせて仕事選びができる
これから長く働けることも期待できる上に、社会人としての基礎が身についていれば教育の手間もかかりません。
また、未経験の業種・職種へ転職する場合も、ポテンシャルを期待されれば十分採用される可能性はあります。
また、29歳というのはこれから結婚・出産を迎える人も多く、今後の人生を考え直すには良いタイミングといえるでしょう。
例えば「田舎でゆったりと子育てしたい」と思っているが、現在は「都心部の飲食店で働いている人」などが当てはまります。
こういった人は、IT業界のように「リモートワークが可能な職種」に転職するなど、自分の人生プランに合わせて仕事を選んでいきましょう。
29歳で転職をするデメリット
反対に、29歳で転職活動をすると、以下のデメリットがあります。
- 求人倍率が低く、転職成功できるとは限らない
- 前職での実績がアピールできないと難航しやすい
総務省が行った「2021年労働力調査」によると、年代別の転職者数は以下の通りです。
転職市場を全体で見ると29歳を含む25歳から34歳までの層で、転職に踏み切る人が66万人と最も多くなっています。
年齢 | 転職者数 |
---|---|
15〜24歳 | 54万人 |
25〜34歳 | 66万人 |
35〜44歳 | 55万人 |
45〜54歳 | 52万人 |
55〜64歳 | 42万人 |
65歳以上 | 21万人 |
つまり29歳の転職は、ライバルが多い環境下で自分をアピールする必要があるのです。
また、29歳にもなると、社会人としてアピールできる実績がある人とない人に分かれます。
企業としても実績のある人は「うちの会社でも頑張ってくれそう!」という気持ちになりますが、アピールできる実績のない人は比較されて不利になることが多いでしょう。
29歳で転職が2,3回目の人は注意が必要?
ただし、企業によっては「また2〜3年で辞めてしまわないかな?」と不安に思われることもあります。
特に「退職理由」や「前の会社を選んだ理由」は面接で必ずと言っていいほど聞かれるため、深ぼりされても答えられるように準備しておきましょう。
また「転職の軸」がぶれていると採用されにくいので、自分の中でしっかり軸を持っておくことも大切です。
「転職の軸を持つ」とは「働く上で何を大事にするか」を明確にすることです。
具体的に軸を決めるには、企業選びの際に以下の条件について考えます。
- 会社の経営理念
- 仕事内容
- 収入
- 労働時間
- 働きやすさ
- 将来性
仕事に対して何を大事と思うかは人それぞれです。
「まだ転職の軸が定まっていない」という人は、一度自分なりの優先順位をつけておきましょう。
採用につながりやすいことはもちろん、あなたにとっても合う企業を判別しやすくなるので、転職後に後悔する可能性を減らせます。
監修者コメント
岡本啓毅HIROKI OKAMOTO
複数回の転職は警戒される!?
残念ながら転職回数が多すぎる場合は、警戒されやすくはなります。
29歳の段階で職歴が5つ・6つとある場合は、採用側は不安になるものです。
その不安の中身は、「早期離職するのではないか」と「トラブルメーカーではないか」という2点が大きな割合を占めます。
また、ブランクがある場合も「大きな病気をしていたのではないか」という懸念を生みます。
こうした不安を払拭するには、それぞれの会社の退職理由やブランクの理由を明確、かつ淀みなく伝えられるようしっかり準備をすることです。
もちろんその理由は、ポジティブに伝える必要があります。
採用したくなる29歳の特徴・採用したくない29歳の特徴
僕はアピールできるものがないから、厳しい気がしてきた…。
ここでは「こんな29歳だったら採用したい!」「こんな29歳だとちょっと厳しい…」という2つのテーマで、転職で有利になる人物像について解説していきます。
こんな29歳だったら採用したい!
- 仕事で結果を残している
- マネジメント経験や役職がついていた
- そこそこ大きなプロジェクトに携わった経験がある
- 自走力がある
やはり29歳ともなると、企業側も「これまでどんな社会人生活を送ってきたのか」が気になります。
「前職では、20代でマネジメント経験などできなかった…」と思う人も、よく振り返ってみてください。
少人数で行うプロジェクトのリーダーであったり、後輩を育成した経験のある人は、十分マネジメント経験としてアピールできます。
どういう工夫をして、どういう結果につながったのか、そして何を学んだのかを言葉にできる人は、採用担当者から見ても魅力的に映るでしょう。
また、多くの企業では「自走力のある人」も重宝されます。
- 自分で考えて行動できる
- 分からないことがあっても、まずは自分で考えたり調べる
- 自分の意思がある
このような人は自ら課題を見つけて成長していくので、一緒に仕事がしやすいと思われて採用されやすいと考えられます。
なお、同業種への転職の場合、企業は29歳の転職者に対して「即戦力としての貢献」を期待する傾向にあります。
ここで、転職Hacksが企業の中途採用担当者を対象に実施した「20代後半の転職者に求めたい能力」についてのアンケート調査結果を見ていきましょう。
順位 | 20代後半の転職者に最も求めたい能力 | 割合 |
---|---|---|
1位 | 実行力 | 23.5% |
2位 | 主体性 | 14.9% |
3位 | 柔軟性 | 10.7% |
4位 | 課題発見力 | 8.1% |
5位 | 情況把握力 | 7.3% |
6位 | ストレスコントロール力 | 6.8% |
7位 | 創造力 | 6.3% |
8位 | 計画力 | 5.7% |
9位 | 規律性 | 5.2% |
10位 | 働きかけ力 | 3.9% |
11位 | 発信力 | 3.9% |
12位 | 傾聴力 | 3.7% |
参照:転職Hacks「採用担当者383人に聞く20代の転職者に求めたい能力とは?1位は…」
第一位は「実行力」となっていて、20代後半の転職者には成果や結果を求める企業が多いといえます。
実行力を面接で効果的にアピールするためには、担当している業務の内容や自分の役割、目標達成率などをできるだけ定量的かつ具体的に説明することが重要です。
また、第二位の「主体性」は様々な物事を自分ごとと考えて取り組む姿勢で、第三位の「柔軟性」はケースバイケースで自分なりに対応できる頭の柔らかさを指します。
任された仕事をただこなすのではなく、自分なりに筋道立てて考えて行動した経験をアピールすると良いでしょう。
なお、他業種からの転職の場合は、まったくの新人と同じ扱いになるため、意欲やポテンシャルの高さは当然求められます。
併せて、下記のようなポータブルスキルをアピールするのがおすすめです。
- マネジメント力
- 自律性
- 行動力
業務に対する知識は新卒と同じでも、社会人としての基礎力が身についていれば、新卒よりも早い段階で活躍してくれると期待してもらえるかもしれません。
こんな29歳だとちょっと厳しい…
反対に、なかなか採用されない29歳は、以下の特徴に当てはまる人です。
- スキルがない
- 頑張った経歴がない
- 転職の軸が曖昧、退職理由がネガティブ
- 完全に未経験の状態で応募している
これまでの社会人生活で仕事を頑張った経験のある人は、必ず得た学び・スキル・経験を語れます。
大卒の29歳の場合、社会人を7年ほど経験しているため「新卒の時よりは確実に成長しているはず」と思われるのは当然でしょう。
しかし、スキルや仕事を頑張った経験を話せない人は「やる気を持って働いてくれるのかな?」と、企業側が不安になるのも無理はありません。
例えば「自分は総務部を志望したが、営業部に配属されてやる気が出なかった」などの理由は、相手から魅力的には見えないでしょう。
他にも、完全に未経験の状態で応募するのも危険なので、注意してください。
例えば、未経験でITエンジニアの求人に応募する場合「プログラミングに興味があるので、1から頑張って勉強します」というのはNGです。
企業は「実務経験がないにしても、最低限のプログラミング知識やスキルは持った状態で入社して欲しい」と思っているからです。
こういった「入社前にできることをしていない」というのはマイナスの印象を持たれることにつながるので、気をつけましょう。
未経験の業種・職種へ転職する際の注意点は、次の見出しで詳しく解説していきます。
29歳の転職活動成功のための7つのコツ
- 仕事を続けながら転職活動をする
- 自分の市場価値を把握する
- 転職理由や退職理由はポジティブに伝える
- 転職の軸をしっかり整理しておく
- キャリアプランやライフプランを立てておく
- 適応力や柔軟性を持つ
- 転職エージェントの力を借りる
それぞれの詳細を以下に解説していきます。
1.仕事を続けながら転職活動をする
現在、職に就いている人は、可能な限り、今の仕事を続けながら転職活動をすることをおすすめします。
退職したほうが、じっくり転職活動に専念できると考えるかもしれませんが、キャリアにブランクが生じてしまうことは、できれば避けたほうが無難です。
時間的な厳しさはあるかもしれませんが、仕事を続けながらであれば、経済的に余裕のある状態での転職活動が可能になり、焦りから間違った判断をすることが避けられます。
転職先が決まってから、退職の話をするくらいがおすすめです。
2.自分の市場価値を把握する
これまでの仕事で培った経験やスキルが、転職市場でどれくらいの価値があるのか把握しておくのもおすすめです。
スカウト型の求人サイトに登録したり、転職エージェントに相談してみると良いでしょう。
自身のスキルが大手企業でも通用すると分かれば自信が深まります。
そうでない場合は、大手企業ばかりを高望みするのではなく、中小企業に選択肢を広げるといった判断にもつながります。
今の自分のスキル・経験が通用する企業に、出会える可能性が高まるでしょう。
3.転職理由や退職理由はポジティブに伝える
面接では「転職理由」や「前職の退職理由」を聞かれることがほとんどですが、この時ネガティブな理由にならないように気をつけましょう。
例えば「残業が多すぎて嫌になった」という場合、事実だったとしてもありのままを伝えてしまうと、採用担当者からの印象はよくありません。
というのも、これを聞いた採用担当者は「この人は嫌なことがあると不満を言って、すぐに辞めそうだな…」と思うからです。
もし残業が多すぎて退職した場合は、以下のようにポジティブな表現に変換して伝えましょう。
このようにマイナスな理由を言うだけでなく、改善するために頑張ったことや応募企業ではその悩みが解決できそうな点を具体的に伝えましょう。
4.転職の軸をしっかりと整理しておく
29歳の転職では「転職の軸」をしっかり語れることも重要です。
社会人経験を重ねれば、年々自分の理想とする働き方は明確になっていくことでしょう。
第二新卒などであれば、転職の軸が定まっておらず早期離職したことを伝えても「会社選びに失敗しちゃったんだな〜」くらいに思ってもらえます。
しかし、29歳で働き方の軸がぶれていると「自己分析ができておらず、芯のない人」と思われてしまう可能性が高いです。
- 会社の経営理念
- 仕事内容
- 収入
- 労働時間
- 働きやすさ
- 将来性
先ほども紹介した「何を大事にして働きたいのか」を決め、転職の軸をしっかり自分の言葉で語れるようにしておきましょう。
5.キャリアプランやライフプランを立てておく
先述した「転職の軸」も大事ですが、同時にもう少し中長期的な目線も持っておきましょう。
それが「キャリアプラン」と「ライフプラン」です。
ライフプランはあなた自身の人生設計であり、例えば今あなたが29歳として、ざっくり以下のように考えます。
- 32歳:結婚
- 33歳:第一子出産
- 36歳:第二子出産
このようなライフプランがある場合、もし「3年ごとに転勤を求められる仕事であれば、結婚のタイミングで転勤可能か」を考えなければなりません。
自分のためにも、ぜひライフプランを考えておきましょう。
また、キャリアプランは「将来どういうスキルや役職を持っていたいか」というビジョンや計画を指します。
面接でもよく聞かれるため「 1年後」「5年後」「10年後」くらいのスパンで考えておくのがおすすめです。
6.適応力や柔軟性を持つ
前職で自分がやってきた仕事の進め方にプライドがあり、柔軟に新しいことを受け入れられない人は要注意です。
新しい職場に転職するのであればその企業の社風・理念に共感を持ち、柔軟に適応していく姿勢が求められます。
このような適応力や柔軟性がない人材は、いくら豊富な経験があったとしても「採用したくない」というのが採用側の本音。
前職での経験を活かしつつ、次の企業でも「柔軟に適応できます!」という姿勢をアピールしましょう。
7.転職エージェントの力を借りる
29歳の転職は短期決戦であり、余計な回り道は極力避けなくてはなりません。
単独で活動するよりも、プロフェッショナルの力を借りたほうが断然、成功率が高まります。
自身の市場価値のリサーチや自己分析、ポジティブな退職理由を練り上げるなど、やるべきことはたくさんあります。
こうした対策をトータルでサポートしてくれるのが、転職エージェントです。
29歳の転職活動の、心強い味方となってくれることは間違いないでしょう。
29歳の転職に関するよくある質問
29歳は、未経験の業種・職種への転職においては「ラストチャンス」であり、失敗したくはないでしょう。
ここでは、29歳の転職についての疑問や心配にお答えしていきます。
29歳でベンチャーから大手へ転職はできる?
難易度は高いです。
なぜなら、大手企業ほど新卒一括採用の傾向があるからです。
多くの人員が必要な大手企業は、1度にまとめて採用し、一斉に研修を受けてもらうことで効率的に社員育成ができます。
そのため、中途採用や転職における求人数が少なく、必然的に求人倍率が高くなります。
「求人倍率が高い=ライバルが多くなる」という意味です。
つまり「大手企業へ転職する難易度は高い」と言えるでしょう。
さらに、大手企業は依然として人気が高く、29歳くらいで応募する人はこれまでに実績を残してきた人が多いので、大手狙いの転職は難航するかもしれません。
基本的には「年齢を重ねれば重ねるほど、実績を求められる」という事実を理解しておきましょう。
29歳の女性は転職に不利?
企業が採用活動において、「女性だから」「男性だから」という視点を持つことは、本来あってはならないことです。
しかし残念ながら、特に30代前後の女性に対して「結婚や出産のタイミングで辞めてしまうのでは?」と懸念されることは確かにあります。
こうした懸念の払拭方法として「長く働くつもりがある」ことを伝えましょう。
企業は、せっかく苦労して採用するのだから「できるだけ長く働いてもらいたい」と男女や年齢に限らず考えています。
そのため、面接では5年後や10年後のキャリアプランを話すなど、長く働く姿勢を見せると効果的です。
学歴に不安を感じているけど、転職できる?
学歴不問の求人を出している企業も多いため、高卒・専門学校卒であっても、十分に転職は可能です。
同じ29歳であれば、大学卒の人よりも社会人経験は長いはずなので、大きなアピールポイントとなるでしょう。
学歴に不安があって転職をためらっているのであれば、転職エージェントに相談してみることがおすすめです。
UZUZでは、経験豊富なキャリアアドバイザーが、親身になってあなたに寄り添います。
UZUZに登録・相談いただくことで、きっと道は開けてきます。
転職への不安を払拭し29歳の転職を成功させましょう!
【まとめ】29歳の転職はUZUZにおまかせ!
29歳の転職は大きな決断となるでしょう。
短期間で成功させるためには、ぜひ転職エージェントを活用してください。
経験豊富なキャリアアドバイザーが、29歳の転職成功に必要なサポートを、マンツーマンで行います。
UZUZでは、29歳の転職にも適した求人を多数保有しており、転職に不安を抱えている方や、初めて転職する方にも丁寧なアドバイスをしていきます。
失敗が許されない、29歳の転職です。
ぜひ、UZUZにお手伝いさせてください。
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