もくじ
第二新卒で転職を考えている人の多くの人にとって、転職活動のスタートは、右も左もわからない世界に一人で放り出されたような状況です。
同級生が皆似たような流れの中で前に進んでいくという、新卒採用の就活とは全く違う状況に戸惑う人も多いでしょう。
そこで今回は、主に転職活動を行う上では欠かすことのできないツール「転職サイト」についてと、転職活動に非常に役立つ「転職エージェント」との違いについて詳しく解説していきたいと思います!
記事の後半では、実際におすすめの転職サイトの紹介や、転職エージェントについての気になるQ&Aもご紹介しますので、是非最後までチェックしてみてくさいね!
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はじめに!転職サイトと転職エージェントは別物って知ってる?
まず、転職サイトと転職エージェントの大きな違いは、「就活を手伝ってくれる人がいるか・いないか」にあります。
一方、転職エージェントは、求人を行う企業と応募する人の間に担当者が入り、面接日程の調整や合否の連絡などは担当者を通じて行われることが一般的です。
転職サイトのメリットとデメリット
転職サイトのメリットとしてはズバリ、「情報量の多さ」と「自分のペースで就活がすすめられること」の2点が大きく挙げられます。
転職サイトでは、人手が足りずに困っており、少しでも早く入社してもらいたいという増員目的の企業が多く利用しているため、選考スピードが早く、比較的採用されやすい傾向もあります。
その反面、誰でも手軽に求人の閲覧や応募ができるため、その分ライバルも多くなる可能性があります。
求人数が多い分、ブラック企業が紛れ込んでいる可能性もあります。
転職サイトでは担当者がつかないため、ブラック企業の見極めも含め、スケジュール調整なども全て自分で管理する必要がある点もデメリットといえるでしょう。
転職エージェントのメリットとデメリット
一方で転職エージェントは、転職のプロであるキャリアアドバイザーやキャリアコンサルタントなどの担当者が一人一人につきます。
転職エージェントのメリットは、なんといってもその転職のプロに相談ができ、一緒に転職活動を進めることができる点です。
また、自分の適性や希望にマッチした求人や、ブラック企業を排除した信頼性の高い求人、一般には出回っておらず、好条件なことが多い非公開求人などを紹介される可能性が高いため、安心感もあります。
デメリットとしては、就活サイトと比較すると求人数が少ない傾向にあること。
また、仮に自分は応募したいと思う求人があったとしても、担当者が「採用される確率が低い」と判断した場合には応募できない可能性があるといったことも挙げられます。
また、転職エージェントの中には、転職を急かしてくる人もいます。
第二新卒は転職サイトを活用するメリットが大きい
今や転職サイトを活用するのが当たり前ですが、なんとなく使ってはいませんか?
第二新卒が転職サイトを活用するメリットは以下のとおりです。
- 多くの企業は若手人材を欲している
- 未経験の職種・業種への転職がしやすい
- 同職種や同業種での実績があればさらに有利
以下に詳しく解説します。
多くの企業は若手人材を欲している
近年、有名大企業を除いた多くの企業において、若手の人材不足を課題の1つとして挙げています。
これは現代日本において少子高齢化が進行しており、就労可能な若者の数が減っていることが原因です。
そのため第二新卒を積極的に採用している企業が増えているのです。
また企業が第二新卒を採用するときは、スキルや実績よりも本人のやる気やポテンシャルを重視する傾向にあります。
よって「前の会社で何も活躍できなかったから転職は不利なんじゃ……」と悲観的に考える必要はありません!
ただし転職の準備として、企業があなたにポテンシャルを感じるような応募書類を作成したり、面接対策を行う必要があります。
とはいえ「ポテンシャルを感じる書類」と言われてもよくわからない方もいるでしょう。
そんなときは転職サイトの活用がおすすめです!
応募書類の添削サービスを行っている転職サイトは数多くあります。
書類や自己PRを書いたら、まずは一度添削を依頼してみましょう。
また多くの転職エージェントでは、個別面接対策のサービスを実施しています。
じっくり面接対策に取り組みたい方や、不安が大きい方は、転職エージェントも併用すると良いでしょう。
未経験の職種・業種への転職がしやすい
先程「若手はスキルよりもやる気やポテンシャルで採用されやすい」と説明しましたが、これに関連して、第二新卒は未経験の職種や業種にも挑戦しやすいという特徴があります。
転職サイトでは、日々多くの未経験可の求人が更新されています。
転職サイトを見て気になった求人があれば、経験の有無に関わらず積極的に応募してみましょう。
ただし、あくまで「やる気」を見られますので「とりあえず応募しよう」という考えだと、企業に見透かされ、選考に通過できない可能性もあります。
未経験可の求人に応募する際は、興味のある分野に絞りましょう。
同職種や同業種での実績があればさらに有利
とはいえ、同職種や同業種での実績があるに越したことはありません。
もしも第二新卒でアピールできる実績があるならば、「若さ」と「即戦力」の2つをアピールできるため、転職はより有利になるでしょう。
もしも前職を退職した理由が、職場環境や人間関係が原因であり、仕事自体に不満がなかったのならば、同職種や同業種への転職も視野に入れることをおすすめします。
転職サイトなどの支援サービスは最大限活用しよう!
転職について調べたことがある人であれば、転職サイトも転職エージェントもさまざまな種類があることはご存知かと思います。
どのサイト、どのエージェントを利用するかはもちろん自由ですし、いずれも複数登録することは全く問題ありません。
「あれこれ登録すると混乱しそう」という人もいかると思いますが、例えば転職サイトの場合は、特定のサイトだけに求人を出している企業も少なくありません。
そのため、少しでも自分の希望する求人を見つけたいと考えるのであれば、複数の求人サイトに登録しておいた方が安心です。
また、転職エージェントに関しても同様に、可能であれば複数に登録し、利用しながら比較・検討してみることをおすすめします。
というのも、転職エージェントは担当者との相性があったり、転職エージェントによって紹介される求人の傾向が違ったりすることもあるからです。
そのため、「転職サイトを利用して自分で求人を探しつつも、転職エージェントに書類や面接対策なども含め具体的なサポートをしてもらう」といった活用方法をすると効率よく転職活動をすすめることができます。
さらに、転職サイトで見つけた求人を転職エージェントに探してきてもらって、サポートを受けながら就活をすすめたり、その求人と似たような求人を転職エージェントに紹介してもらう、といった使い方も可能です。
まずは転職サイトにだけ登録しておき、求人をチェックする習慣をつけておくだけでも良いと思います。
そして、もし気になる求人を見つけた場合は、転職エージェントに登録し、本格的なサポートを受けながら転職活動を始めると良いでしょう。
第二新卒におすすめの転職サイトの選び方
転職サイトと言っても、たくさんあるので迷ってしまいますよね。
もしも迷ってしまったら、以下の4つの中から自分に必要なタイプを組み合わせましょう。
- 大手転職サイトから1社(求人数が圧倒的に多いため)
- 第二新卒向け転職サイトから1社(中途採用のライバルが少ないため)
- 女性向け転職サイトから1社(女性の場合。女性が働きやすい求人が掲載されているため)
- 特化型転職サイトから1社(転職したい業界などが決まっていれば)
また転職エージェントの選び方については、以下の記事で紹介しています。
気になる方はぜひこちらをご覧ください。
第二新卒におすすめの「大手の転職サイト」TOP3
まずは転職活動を本格的に始めていない人も、ひとまずおさえておきたい大手転職サイトをご紹介します。
いずれのサイトもコンテンツが充実していて求人情報以外にも見ごたえがありますよ!
リクナビNEXT
リクナビNEXT
リクナビNEXTのおすすめポイント
- 日本最大級の求人掲載数を誇る転職サイトの王道
- 独自のAIによる高度な分析で多彩な求人が見つかる
- 充実したコンテンツで転職に関するノウハウも網羅
株式会社リクルートが運営する、日本最大級の求人情報量を誇る転職サイト。独自の高性能AIによる分析で、膨大な求人の中からその人に最適な求人が抽出されるため、意外な職種や業界との出会いが発見できることも。スマホアプリで簡単に企業との面接日程が調整できたり、「転職ノウハウ」など、リクルートならではの転職に関する充実したコンテンツも魅力。
doda
doda
dodaのおすすめポイント
- 自分のこだわりに合わせてきめ細かな求人検索が可能
- 診断ツールや書類作成ツールなどの機能が充実
- エージェントサービスやスカウトサービスとも連動
パーソルキャリア株式会社が運営する転職サイトで、働き方や職場環境、待遇など、さまざまな角度から求人検索ができます。また、求人数が豊富なだけではなく、オンラインの転職セミナー「doda転職オンライン予備校」や、自分の適性年収がわかる「年収査定」、職務経歴書が簡単に作成できる「レジュメビルダー」など多様な機能が利用できる点も大きな特徴です。
マイナビ転職
マイナビ転職
マイナビ転職のおすすめポイント
- 若年層のユーザーが多く、求人も若手向けのものが豊富
- 地方求人が充実しており、都道府県別のサイトもある
- 適性診断がハイクオリティなことでも有名
株式会社マイナビが運営する転職サイトで、ユーザーは比較的若手の社会人が多い傾向にあり、ハイクラスな求人よりも若手向けの求人が豊富です。また、マイナビは全国各地に営業拠点を設けているため、地方の求人が豊富なことでも定評があります。さらに、サイト内の「適性診断」は新卒採用向けの適性テスト「玉手箱」などを手掛けるSHLグループと提携しており、クオリティが高いことでも知られています。
「20代・第二新卒向け」のおすすめ転職サイトTOP3
次に第二新卒向けの転職サイトをご紹介します。
20代に特化したサイトなので、未経験OKの求人が多かったり、第二新卒とのマッチング度が高いことが大きなメリットです!
Re就活
Re就活
Re就活のおすすめポイント
- 20代の求人を専門とし、登録者数は180万名以上
- 未経験を歓迎する求人を豊富に掲載している
- エージェントサービスや就活イベントも積極的に展開
株式会社学情が運営する、第二新卒や既卒をはじめとする20代に特化した転職サイト。企業からのスカウト機能や、チェックした企業から「応募歓迎」のサインが出た場合に、チャットで企業と直接やりとりできる機能などが充実しています。また、サイトだけではなく転職エージェント「Re就活エージェント」によるサポート体制や、「転職博」や「転職サポートmeeting」と呼ばれるイベントなども積極的に開催されています。
マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sのおすすめポイント
- 20代、第二新卒、既卒向けの転職サービス
- 採用担当者から直接オファーが来ることも
- 登録者のみに紹介する非公開求人も
マイナビグループが運営する、20代向けの転職支援サービス。専任のキャリアアドバイザーが転職希望者1人ひとりに対して、書類添削や面接対策、求人紹介などのサポートを行います。サイト内で適職診断も行えるため、自身の強みや弱みを客観的に分析できるのも魅力です。さらに登録者のみに紹介する非公開求人も豊富に取り揃えており、他の転職サービスでは知りえない求人情報があるかもしれません。
いい就職ドットコム
いい就職ドットコム
いい就職ドットコムのおすすめポイント
- 登録者数は約20万人と日本最大級
- 私服OK、スマホ参加OKの会社説明会を実施
- 個性や趣味で面談オファーが届く「アッテミオファー」も展開
ブラッシュアップ・ジャパン株式会社が運営する、既卒・第二新卒・新卒向けの正社員就職支援サイト。求人検索ページでは「第二新卒」と応募条件を絞り込んで検索することができます。求人検索や応募だけではなく、電話やWebを使った就職相談も人気。あらかじめ相談時間を指定して予約できるため、「軽く相談したい」という人も気軽に利用できます。
第二新卒「女性におすすめ」の転職サイトTOP3
最後は女性におすすめの転職サイトです。
女性が働きやすい企業の求人が多く掲載されているので、女性の方は是非一度覗いてみることをおすすめします!
女の転職type
女の転職type
女の転職typeのおすすめポイント
- 女性が働きやすい求人が厳選して掲載してある
- 求人数は全体としては少なめで、首都圏の求人が多い
- 女性の転職に関するコンテンツも充実している
株式会社キャリアデザインセンターが運営する「正社員で長く働きたい」と考える女性を対象とした転職サイト。求人検索も「残業時間」や「転勤の有無」など、女性が重視することの多いポイントがしっかりおさえてあります。全体の求人数は少なめですが、東京や横浜など首都圏の求人は多い傾向。また、「女の転職アカデミア」という女性のための転職ノウハウが知れるコンテンツも読みごたえがあります。
マイナビ転職女性のおしごと
マイナビ転職女性のおしごと
マイナビ転職女性のおしごとのおすすめポイント
- 「マイナビ転職」から女性向けの求人をピックアップ
- 女性の転職に役立つコンテンツも充実
- 女性登録ユーザーの7割以上が35歳以下の若年層
「マイナビ転職」の中から編集部が女性におすすすめしたい求人や、女性向けのコンテンツをまとめたサブサイトです。女性に使いやすいサイト設計がされており、サイトに登録している女性ユーザーのうち70%以上が35歳以下の若年層という特徴があります。事務職や秘書、経理、アパレル、医療、教育など、女性に人気の職種や女性が多く活躍している企業の求人を多く掲載しており、女性ならではのキーワードでの検索も可能です。
Woman Career(doda)
Woman Career(doda)
Woman Careerのおすすめポイント
- 「doda」に掲載中の求人から女性向けの求人を紹介
- 仕事の枠を超えた女性向けのコンテンツが充実
- インタビュー記事やランキングなど働く女性の生の声も掲載
転職サイト「doda」に掲載中の求人情報の中から、女性向けの求人をピックアップし、紹介しているサイトです。「女性のモヤモヤを解消する100問100答」では、仕事だけにとどまらず、女性が「モヤモヤ」しがちな100個の悩みに対してさまざまなスペシャリストたちがアドバイス。また、「女性の平均年収ランキング」など、女性にまつわる独自のランキングやインタビューもあり、スキマ時間の読みものとしても楽しめます。
該当者なら断然おすすめ!特化型転職サイトTOP3
最後にご紹介するのは一部の業種や職種に特化したものです。
もしも希望する業種や職種があるならば、ぜひ登録しましょう!
Green
Green
Greenのおすすめポイント
- IT・Web業界に特化した転職サイト
- 選考前にカジュアル面談を実施し、互いについて情報交換できる
- 登録者の60%が人事の直接スカウトをきっかけに転職
「転職をカジュアルに。」がキャッチコピーの転職サイト。IT・Web業界最大級の転職サイトで、15,000件以上の求人を公開しています。特に、中小企業やベンチャー企業の求人が多いです。またGreenでは、企業と応募者がマッチングすると「カジュアル面談」という、選考に関わらない話し合いの場が設けられます。互いに気軽に質問できるため、転職後のミスマッチを避けられるでしょう。
Wantedly
Wantedly
Wantedlyのおすすめポイント
- ベンチャー企業への転職に特化した転職サイト
- SNSのようにプロフィールを作成できる
- 給料などの待遇は公開されておらず、共感ややりがいを軸にマッチング
Wantedlyでは給料や福利厚生などの情報は公開されていません。求人情報のページには、どんなメンバーが、どんな価値観で、どのような仕事をしているのかが掲載されています。「共感」や「やりがい」を中心にマッチングするため、価値観の合う企業を見つけやすいでしょう。なお、応募者は選考前に企業に質問できるカジュアル面談の場が設けられ、このときに待遇などを聞くことができます。
ビズリーチ
ビズリーチ
ビズリーチのおすすめポイント
- 求人の質が高く、ハイクラスな転職をしたい方に向いている
- 登録後は求人を探すのではなく、スカウトを待つ
- 3分の1以上の求人が年収1,000万円以上
ビズリーチはスカウト型の転職サイトです。登録後は待つだけで、厳選された企業からスカウトが届きます。また、他では公開されていないポジションの求人も多数あり、今よりも高い役職に就くことや、年収を上げることも可能です。これまでの経験を活かして、同じような業種や職種への転職を考えている人におすすめです。ただし、登録者もビズリーチの審査を受ける必要があり、必ずしも全員が登録できるわけではありません。
登録から転職までの大まかなスケジュール
転職サイトは自分のペースで転職活動を進められる点がメリットです。
「登録したからにはすぐに動かないと!」と身構えがちですが、そのような心配はありません。
基本的に、転職サイトを利用した場合には、次のような流れで転職活動が進んでいきます。
1.登録・求人検索
最初の登録はスマホやPCなどWebで簡単にできるケースがほとんどです。
サイトによっては職務経歴書を登録しておくことで、企業からスカウトがくる場合もあります。
「まだまだ転職を焦っていない、良い求人があれば転職する」という人は、とりあえず基本情報だけ登録して、求人を検索できる状態になっていれば問題ありません。
そのあとは好きなタイミングで、求人を色々な条件で検索してみましょう!
2.応募
あなたの希望にあった求人があれば応募をします。
登録から応募までの期間に定めはありませんので、じっくり求人を探したいという人は自分のペースで進めればOK!
この際、転職サイトでは応募〜日程調整などのやりとりは企業の採用担当者と直接行うため、予定の管理などは慎重に行いましょう!
3.転職活動
転職活動は、人によって期間は変わりますが、意外とやることが多いので期間を決めて集中して行うことがおすすめです!
応募する企業に合わせた応募書類の作成や面接対策などを行いましょう。
転職サイト上にも、お役立ちコンテンツなどがあるサイトがほとんどです!
また、最近ではYoutubeなどでも転職活動のコツ動画が配信されているので、参考にしてみると良いでしょう。
4.内定・入社
多くの人は最初の応募からおおよそ2~3ヶ月の間に内定をもらうことが多いでしょう。
内定が決まれば、入社日や条件の調整などを行った上でいよいよ入社となります。
登録はいつでもOKですが、転職活動を本格的に始めるとすんなり選考が進むことも少なくありません。
そのため、特に第二新卒の場合は「ここまでには絶対転職する」という目標から逆算して転職活動を開始することをおすすめします!
転職サイトを使って就活を進める際の注意点
その他にも転職サイトを使う際の注意点があるので、しっかり聞いてくださいね。
とても便利な転職サイトですが、活用時には以下の内容に注意する必要があります。
- 自分に合った仕事・企業をよく考える
- 相手が納得できる転職理由を伝えられる
- 理想を高くしすぎないこと
注意点をよく知った上で、自分にピッタリの企業を見つけましょう!
自分に合った仕事・企業をよく考える
求人情報を見ていると、高い年収を提示している企業についつい惹かれてしまいます。
もちろん給料も大事な判断基準ですが、一番大切なのは「長く働けるか」です。
年収などの条件しか見ずに転職してしまい「仕事が合わなくてまた辞めちゃった」なんてこともあるでしょう。
このような事態を避けるためには「どのような仕事や職場環境であれば、自分が長く働けるか」を事前に考える必要があります。
目先の条件だけで企業を選ばず、様々な観点から企業を判断しましょう。
相手が納得できる転職理由を伝えられる
第二新卒は企業にとって欲しい人材ではあるものの、前職を早期に退職しており、「またすぐに辞めてしまうのではないか」という不安を企業が抱えていることも事実です。
そのため応募者は、企業を納得させられる転職理由を事前に考えましょう。
とはいえ嘘をつくのではなく、伝え方を工夫するのです。
例えば「前職の人間関係が苦手だった」と伝えるのではなく「個人プレーを求められる前職よりも、チームワークを大切にする御社に惹かれた」など、ポジティブに言い換えることが大切です。
特に、第二新卒という道を選んだ理由はほぼ必ず聞かれますので、事前によく考えておきましょう。
理想を高くしすぎないこと
理想を高くしすぎると、なかなか再就職先が決まらないことがあります。
もちろん理想はあっても良いですが、譲れない条件と妥協できる条件を明確にしておくことが大切です。
特に、新卒時と同様の条件で企業選びをすると上手くいかないケースが多いです。
第二新卒に若さはありますが、大きな実績やスキルはないため、自身の市場価値をよく把握した上で転職先を考えましょう。
第二新卒の転職サイトについてよくあるQ&A
Q.ブラック企業があるのでは?
基本的に転職サイトに掲載する求人・企業には一定の基準を設けていることが多いでしょう。
そのため、ひどいブラック企業の求人は無いと思っていて良いでしょう。
ただし、「ブラック企業だ」と感じる基準は人それぞれ違っていたり、企業自体はブラックではなくても、特定の上司や先輩がモラハラ体質といったケースもないわけではありません。
Q.連絡がしつこいのでは?
転職サイトの場合、サイト上で完結する為連絡がしつこいということはありません。
ただし、メルマガ登録などをしているのであれば、メールが頻繁に送られてくるかもしれません。
連絡がしつこいという噂があるのは、転職エージェントの方で、担当者によっては求人紹介のメールなどを頻繁に送ってくる可能性があります。
しかし、転職エージェントでは基本的にその人のキャリアや適性、希望などにマッチする求人があった時のみ求人の紹介をするシステムとなっています。
そのため、基本的には手当たり次第に求人紹介の連絡が来るといったことはないと考えていただいて大丈夫です。
Q.本当に無料なの?なんで無料なの?怪しい!
本当に無料です。
まず、転職サイトについては、募集を行う企業が転職サイトの運営会社に掲載料を支払うため、応募者側は無料で利用することができる仕組みとなっています。
また、転職エージェントでは、人材を探している企業から依頼を受け、企業側の求める人物像と合致する求職者とをマッチングさせること、つまり内定者を出すことでで企業から紹介料を受け取るという仕組みです。
いずれも至ってクリーンなシステムであるとお考えください。
Q.非公開求人って何?
非公開求人とは、その名のとおり企業サイトや転職サイトなど、公には募集を行っていない求人のことをいいます。
そして、非公開求人は転職エージェントにしかありません。
求人を非公開にする理由としてはさまざまなものがありますが、代表的なものとしては、
- 応募者が殺到する(=選考に時間がかかる)ことを避けるため
- 他社には知られたくないプロジェクトのメンバーを募集したい
などの理由が挙げられます。
非公開求人の紹介が受けられるというのは転職エージェントを利用する上での大きなメリットといえるでしょう。
登録したら必ず転職しないといけないのでは?
そんなことはありませんのでご安心ください。
転職サイトも転職エージェントもたしかに転職を支援するサービスを提供していますが、「登録したら必ず就活ないといけない」という決まりは全くありません。
転職サイトや転職エージェントにとりあえず登録はするものの、全く別の方法で就活をすすめて転職することも可能です。
なお、転職エージェントの場合は、、実際に転職を考えている時期はまだまだ先であっても、とりあえず先に登録を行い、これからのキャリアについて相談したり、自分の適性を知るために利用するなどといった方法も可能です。
この記事のまとめ
転職サイトや転職エージェントには、様々な種類があります。
各サイト・エージェントの特徴を知り、自身の状況や希望に合ったサービスを利用することが転職成功への近道です。
また、利用する数や登録する数は自由ですので、良いと思ったサービスがあれば複数のサイトをかけもちしながら転職活動を進めることも大切なポイントです。
そして第二新卒の場合は、第二新卒向けの転職エージェントがおすすめです。
ウズキャリは第二新卒をはじめ、既卒やフリーターなど、20代の転職に特化した転職エージェントです。
求職者を担当するキャリアカウンセラーも、20代のときに就活に苦労したメンバーが多く、第二新卒の視点に立ったサポートが可能です。
簡単な登録をするだけで全てのサービスを無料で受けられますし、Webでの面談も可能ですので、転職をお考えの方は是非チェックしてみてください!
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