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【社内報】御代田、NYへ行く。〜歴代オフィス巡りでひも解くUZUZの歴史〜

2018/05/31(Thu) STORY&WORKS
【社内報】御代田、NYへ行く。〜歴代オフィス巡りでひも解くUZUZの歴史〜

UZUZの「人」や「取り組み」に焦点を当てているUZUZ社内報。第5弾となる今回は、5月末でニューヨークに移住する広報・御代田に迫ります!

御代田はUZUZ女性陣の中で一番社歴が長いメンバーです。せっかくのいい機会なので、UZUZの変遷をよく知っている彼女と歴代のUZUZオフィスを巡ってみました。後半では、ニューヨークに旅立つ御代田に現在の率直な心境をインタビューしています!

※御代田も参加したUZUZ社内報第1弾はこちらから→【社内報】UZUZの新しい取り組み「社内外留学」について感想を聞いてみた

プロフィール

御代田 侑佳(みよた ゆか)

1990年生まれ、栃木県出身。大学卒業後、既卒としてUZUZに登録。副社長の岡本とのキャリアカウンセリングの翌日には、UZUZ5人目の社員として入社。キャリアアドバイザー業務を経て、現在はカスタマーサポート/広報/人事アシスタントを担当。現在の仕事での楽しみは、コーポレートサイトに載せるメディア掲載実績を少しずつ増やしていくこと。働きたくてウズウズした既卒・第二新卒の方に活躍の場を与えるべく、日々奮闘中。

【代々木オフィス:2012年3月〜5月(約2ヶ月)】

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当時のオフィスでの思い出

 ここ「神宮外苑ビル」がUZUZ一番最初のオフィスが入っていたビルです! 役員である今村・岡本・川畑3人時代ですね。当時お世話になっていた制作会社(現在もUZUZのホームページなどを手がけてくれている会社)のオフィスを間借りしていました。とはいえ私が入社する前に使用していた所なので、私自身はここでの思い出がないのですが……!
appearance of PRONTO
 オフィス内に面談スペースがなかったので、求職者の方との面談はビル近くのプロントで行っていました。いつも混んでいる店舗だったので席に座るまで50分かかったこともありましたし、いつものように面談していたら、横のサラリーマンの方にナンパしていると思われ「君、君! なんでそんなプライベートなことを根堀り葉掘り聞いてるんだ!」と怒られたこともあったそうです(笑)。

 ちなみに元々はスタバで面談していましたが、経費がかかりすぎたので“スタバ禁止令”が発令されたエピソードもあります。

【西新宿オフィス:2012年〜2013年(約1年半)】

Old office

当時のオフィスでの思い出

 「ストーク新宿」というビルに入っていて、ここはレンタルオフィスでした。当時の社員数はまだ5名。私たちが日中業務を行う執務室は、今の面談ブース一つ分より少し広いくらいでしょうか。それくらいの広さの中で肩や足をぶつけながら仕事をしていたので、物理的にも気持ち的にも余裕がなかったのを覚えています(笑)。

 執務室が狭い分、怒られる時もすごく近い距離で詰められるんですよ。顔をグッと寄せられて「これ、どういうこと?」と聞かれた時は、あまりの恐怖にこの世の終わりを感じました(笑)。

 ちなみに各社共有の商談スペースが5席分あったんですけど、当時はUZUZがほぼ全ての机を占領して他の会社にクレームをもらうこともありました……。

meeting rooms

 あとここのオフィスでは何かと「乾杯!」をしていた気がします。内定者をたくさん出した時、業務が早く終わった時、とにかく5人でよくお酒を飲んでいましたね!

当時の自分を振り返って

 私は元々このオフィスに“求職者(サービス登録者)”として来て、面談を受けた後、そのままUZUZに採用されたんです。面談時はものすごく早く到着してしまって、時間になるまで周辺をグルグル歩き回っていたのを覚えています(笑)。

 最初岡本に面談してもらったのですが、話の中で「じゃあうちで働く?」「えっ、いいんですか!? よろしくお願いします!」という流れになりまして。そのままほかの社員に「明日から働きます!」と挨拶しに行きました。今思えばすごい入社までの流れですよね。

 ただ働き始めたばかりの頃は目の前の仕事をこなすことでいっぱいいっぱいで、正直周りを見る余裕はあまりありませんでした……。

【新宿御苑前オフィス:2013年〜2014年(約1年半)】

Kunihisa building

当時のオフィスでの思い出

 続いてはこちら、新宿御苑前の「国久ビル」です! 3回目に移転したのはこのビルの9階でした。パーテーションで区切ってはいましたが、執務室と面談ブースそのものに壁はないので、常に誰かの声が飛び交っていましたね。また、椅子の代わりにバランスボールを使っていたこともあり、それを使って面談している様子が某新聞に取り上げられたこともあります。

Old office
(写真右側、矢印の先にある一部屋が当時使用していたオフィス)

 そこまで広くはありませんでしたが、今考えれば“等身大のオフィス”って感じで親しみやすかったかもしれません。

当時の自分を振り返って

 当時は営業なども担当していたのですが、初めての企業に訪問する際は緊張してしまうことが多くて。その日の朝もコンビニでご飯を買いながら「今日の営業うまくいくかな……」と考えていたら、店員のお兄さんに「ありがとうございます。行ってらっしゃい!」と言われたんです。それが泣きそうになるくらい嬉しくて、「頑張ろう!」と思ったことは鮮明に覚えています(笑)。

Miyota took a picture in front of the cafe

 あと新宿三丁目に程近く周りに美味しいご飯屋さんが多かったので、色々なお店を開拓したり、新宿御苑にお弁当を持って行って、社員全員でランチを食べたこともありました。

 大変だなと思うこともありましたが、それ以上にとても楽しかったですね。

御代田、NYへ行く。

She sits on the seat
 ご主人の仕事の都合でニューヨークに行くことになった御代田。まさかの海外進出に社員一同ものすごく驚きましたが、UZUZでの業務は「リモートワーク」として継続してくれます。5年以上UZUZで働き、今新たな場所に飛び立つことになった御代田に現在の心境を直撃インタビューしました!

▼“NYに行く”ということが分かった時、率直にどう思いましたか?

 正直、すごくパニックになりましたね。2月末のお昼頃、携帯を見たら夫からのLINEに「ニューヨークに行くことが決まった」と書かれていました。もしかしたら海外勤務になるかもしれないという話は聞いていたんですが、まさか本当に行くことはないだろうと思っていたんです。だから知らせをもらった時は「えっ、どうしよう、ヤバい!」と心臓がドキドキしたのを覚えています。

 しかも話を聞くと、ニューヨークに行くのはなんと「来月(3月)から」とのことでした。3〜4月と言えば、キャリアサポーター(求職者の方と一番最初にお電話でやり取りする部署)が1年の中で最も忙しい時期です。こんな時にいきなり抜けるのはちょっと……と思ったので、ひとまず繁忙期が終わるまで私は日本に残ることになりました。

▼御代田さんはUZUZを辞めるつもりだったのでしょうか?

 というより、ニューヨークで働く“絵”が見えなかったんです。UZUZにはリモートワークをしている社員がいますが、みんなライティングだったり財務だったり、リモートでも柔軟に対応できる業務を担当しています。でも私の場合13時間の時差もあるし、専門領域があるわけでもないし、一体何ができるんだろうと。

 「どうしよう……」と考えつつ、上司である川畑にこの一件を相談したところ、驚きつつも「じゃあどうする? なんの仕事する?」と言ってくれたんです。逆に私が「えーっ! UZUZ続けてもいいの……!?」と驚いてしまいました(笑)。

 そこから川畑と二人で業務の洗い出しを行い、NYでも続けられる業務と引き継ぎが必要な業務を整理していったんです。内心「めっちゃすごい! NYで働けるの!?」と興奮していましたね。

 正直初めは仕事のイメージがつかなすぎて「会社は好きだけど、絶対働けないじゃん!」と思いました。でもやるべき業務が明確になっていくにつれ、「これならいけそうかな……?」と思えるようになりましたね。

▼御代田さんはNYでどんなリモートワークを行うのでしょうか?

Women are talking
 大きく分けると「広報」「Webマーケティング」「データ分析シートの管理」の三つを担当します。

 広報としては、調査リリースをまとめたり、取材獲得のために企画書を作成する業務がメインですね。取材対応は別の広報担当に引き継いでいるので、私は各メディアにアプローチする前段階の準備を担当します。

 Webマーケティングは、集客チャネルの分析やアフィリエイターの新規開拓を行います。メインでWebマーケティングを担当している社員がほかにいるので、その社員のアシスタント的なポジションです。

 またデータ分析シートの管理としては、各事業の状況を把握・分析するため、シートのデータを更新することがメインです。UZUZではウズカレや法人企業の稼働率などをGoogleスプレッドシートで管理しているので、どこの企業に何人エントリーしているのか、どのくらい選考が進んでいるのかなどを常に最新の状態にしておく必要があります。それらの数字の更新を私が担当する予定です。

▼UZUZにはリモートワークの事例こそありますが、海外進出は御代田さんが初です!意気込みを聞かせてください!

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 ニューヨークにいながらでも、いや、“ニューヨークだからこそ”の成果を出したいですね。

 そのためにまず、セルフマネジメントはしっかりできるようにならないと、と思っています。時差があるのでリアルタイムでは誰とも喋れないし、見えない分余計に「あいつ何やってんだろ」と思われるはずなので。たとえ見えなくてもしっかり仕事をして「ちゃんと成果出しているんだな」と安心してもらえるようにしたいです。

 ちなみに向こうではやりたいことがいくつかありまして。

 帰国子女やワーホリに来ている20代の就活相談や、アメリカの広報や雇用、労働に関する現地の知識を身に付けたいなと考えています。

 留学やワーホリ帰りで就職に困っている方がUZUZに登録してくれることって結構あるんです。なのでもし向こうで帰国後の就職に悩んでいる方と会った際には、「日本で就活するならこんなところがあるよ」とUZUZを広められたらいいなと思いました。

 広報に関しては、アメリカと日本の広報がどう違うのか実際にこの目で確かめたいです。私に色々指導してくださった外部コンサルの方に「アメリカの広報ってどうなってるんだろう。御代田さん見てきてよ」と言われて、「確かにそれってすごく気になるな」と思いました。

 向こうって人も多いし、メディアの数も多いんです。だからメディアの種類はもちろん、それぞれの特徴、業務内容の違い、人材業界を含め各分野でどんな話題が流行っているのかなどを知りたいですね。あと、政治との結びつきが強くて、ロビー活動が盛んという話も聞きます。きっと日本とは全く異なるやり方だと思うので、とても面白そうだなと思いました。

 ですのでこれらのことを学ぶためにも、とにかく早く英語を覚えたいです。ニュースを読めるようになりたいし、UZUZのことを英語でもきちんと伝えられるようになりたい。向こうの若者が“働くこと”についてどう思っているのかも知りたいです。

 全部できるかはわからないけど、せっかくの機会なので色々やってみたいなと思っています!