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【調査リリース】売り手市場だと、企業は若手の「定着」に悩む? |20代の「第二新卒」に聞いた転職活動事情|入社前の志望度が高いにも関わらず、1年未満で転職検討する人は51.9%

2019/08/02(Fri) PRESS RELEASE
【調査リリース】売り手市場だと、企業は若手の「定着」に悩む? |20代の「第二新卒」に聞いた転職活動事情|入社前の志望度が高いにも関わらず、1年未満で転職検討する人は51.9%

第二新卒・既卒・フリーターといった、20代若手に特化した人材紹介事業を運営する株式会社UZUZ(ウズウズ)[本社:東京都新宿区、代表取締役社長:岡本 啓毅]は、20代の第二新卒(就業経験が3年以内)を対象に転職活動に関するアンケート調査を行いました。

【調査背景】

■2020年卒学生、6月15日時点の内々定率72.0%
 
6月20日、株式会社マイナビは「2020年卒マイナビ大学生就職内定率調査」で、6月15日時点の2020年卒学生の内々定率が72.0%(前月末比10.2pt増、前年同日比0.4pt増)と発表しました。
売り手市場の昨今では、企業側が学生に内定を出すタイミングが早期化し、若手人材の囲い込み競争が激化しています。
 
一方で厚生労働省が2018年10月23日に公表した、新規学卒就職者の離職状況(2015年3月卒業者の状況)を見ると、大卒者の就職後3年以内の離職率と内定率には相関関係があることがわかります。
売り手市場では内定率が高くなりますが、3年以内離職率は高まる傾向があり、買い手市場の場合はその逆の傾向があります。
 
そのため、売り手市場で内定率が高くなるため、離職率も上がると予想され、売り手市場の場合は新卒の採用だけでなく、定着率を上げることが企業側の課題とも言えます。
本調査では「第二新卒」を対象に、転職活動に関する意識調査を行いました。

【調査結果サマリー】

・入社1年未満で転職を検討する人は「51.9%」。
・前職の志望度が高かったと回答した人は「68.6%」にも関わらず、退職理由は「仕事が自分に合わなかった」が最多。
・再就職先に求めることは「休日の多さ」「良好な人間関係」。

【過去の調査結果】

20代の「第二新卒」に聞いた転職活動事情|転職が多い職種は「営業」、業種は「建設・不動産」という結果に(2019/1/31公開)
https://uzuz.jp/news/release_190131/

【調査概要】

調査の方法:キャリアカウンセリングにお越しいただいた際にアンケートを実施
調査の対象:第二新卒として転職活動中の20代男女
有効回答数:642名
調査実施期間:2019年2月1日~2019年6月30日

Q1.前職の業種は何ですか?(在職中の方は現職の業種をお答えください。)

Q2.前職の職種は何ですか?(在職中の方は現職の職種をお答えください。)


第二新卒で転職活動を希望している642名のうち、前職もしくは現職が「情報通信・インターネット業界(11.8%)」と回答した人が一番多い結果となりました。
次いで「建設・不動産業界(10.6%)」「医療・介護・美容業界(9.5%)」の順番で多い結果となりました。
その他の回答としては、アミューズメント業界、放送関係、警備などがありました。
 
また前職もしくは現職の職種に関するアンケートでは、「営業(29.2%)」が一番多い回答となり、次いで「サービス(接客・介護・保育・美容など)(16.9%)」「販売(11.6%)」「事務系(一般事務・営業事務など)(10.5%)」という結果となりました。

Q3.前職の企業規模はどのくらいでしたか?(在職中の方は現職の企業規模をお答えください。)


第二新卒で転職活動を希望している642名の前職もしくは現職の企業規模には、大きな差が出ない結果となりました。

Q4.前職もしくは現職の在籍期間はどのくらいでしたか?


第二新卒で転職活動を希望している642名のうち、1年未満で退職を決める人が51.9%という結果になりました。
売り手市場が要因となり、転職までの期間が早期化していると考えられます。

Q5.前職もしくは現職の退職理由は何ですか?1位~3位まで選択してください。(上位3つのみ抜粋)

■回答選択肢一覧
・人間関係が良くなかった
・入社前に聞いていた条件と違っていた
・社風が合わなかった 給料が低かった
・福利厚生が少なかった
・労働時間が長かった 希望した部門に配属されなかった
・評価制度に不満があった
・仕事が自分に合わなかった
・キャリアアップが出来なかった
・ワークライフバランスが取れなかった
・結婚や出産
・家庭の事情

第二新卒で転職活動を希望している642名のうち、.前職もしくは現職の退職理由として「仕事が自分に合わなかった(20.5%)」と回答した人が最多となりました。
労働時間の長さなどでワークライフバランスが取れないという理由が転職を検討し始めるきっかけにもなっているようです。
 
その他の回答では、「パワハラがあった」「もともと続けようと思っていなかった」「スピード感についていけなかった」などが上がりました。

Q6.前職もしくは現職の入社時の志望度はどのくらいでしたか?


第二新卒で転職活動を希望している642名のうち、前職への志望度が高かったと回答した人は68.6%という結果となりました。
Q4の調査結果では、重要な退職理由として「仕事が自分に合わなかった」と回答した人が最多だったことから、入社後のギャップがあったと考えられます。

Q7.退職したのはどちらに原因があったと感じますか?


第二新卒で転職活動を希望している642名のうち、退職した原因は自分側にあったと回答した人は64.2%という結果となりました。

Q8.再就職する会社に求めるものは何ですか?1位~3位まで選んでください。

■回答選択肢一覧
・給料
・福利厚生
・休日の多さ(土日休みなど)
・勤務地
・希望の業界
・希望の職種
・良好な人間関係
・キャリアアップ
・社会的意義のある仕事
・教育制度
・会社の将来性
・会社の安定性
・会社の規模の大きさ、知名度
・ワークライフバランス

第二新卒で転職活動を希望している642名のうち、再就職先に求めるものは「休日の多さ(土日休みなど)」と回答した人が最多となりました。
「休日の多さ(土日休みなど)」と回答した人は、1~3位で満遍なく多く、「会社の規模」や「会社の将来性」を求める割合は総じて低い結果となりました。
 
その他の回答では「副業が出来る」「飲み会が少ない」「適切な評価をしてくれる」などがありました。

株式会社UZUZ(ウズウズ)について

「新卒至上主義」の日本において、若者が自身のキャリアをより魅力的なものにするために、第二新卒・既卒・フリーター・ニートに特化した求人紹介&就活サポートを行うベンチャー企業です。
就活サポートにおいて「定着率(入社後、短期離職せず定着する率)」に重点を置いており、そのためにも求職者の能力、志向性、経歴に合わせたオーダーメイド型の就活サポートを実施しています。
また、社会人の基礎となる「ビジネススキル講座」や希望職種ごとに「テクニカルスキル講座」を実施することで入社後のスキル面や業務理解度におけるミスマッチを軽減するサポートも取り入れています。
今後はeラーニングシステムを導入し、より教育面のサポートを充実させていくことで、より一層マッチング精度を上げていく展望もあります。
 
商号:株式会社UZUZ
代表者:代表取締役社長 岡本 啓毅
本社所在地:〒160-0023 東京都新宿区西新宿3丁目11-20オフィススクエアビル新宿3階
設立:2012年2月
事業内容:若手人材(第二新卒・既卒・フリーター)に特化した人材紹介事業
企業サイト:https://uzuz.jp/
サービスサイト「ウズウズカレッジ」:https://uzuz-college.jp/
YouTubeチャンネル「ウズカレch」:https://www.youtube.com/channel/UCRDj3fsO4eEwh1yHgRoRiww
 
【本リリースに関する報道関係者からのお問い合わせ先】
株式会社UZUZ(ウズウズ) 広報担当 土田、川畑
TEL: 03-5333-0802 FAX: 03-5333-0803
e-mail: s.tsuchida@uzuz.jp