すぐに転職先が見つかると思っていたのに……
このように、新しい職場探しに苦戦する第二新卒は少なくありません。
自分なりに転職活動をしてもうまくいかないのは、もしかしたらあなたのやり方に改善できるポイントがあるのかもしれません。
ここでは、転職活動につまずいている第二新卒に向けて、
- 第二新卒の転職がうまくいかない「4つ」の原因
- 転職がうまくいかない第二新卒が抱えやすい悩みと対処法
をご紹介していきます。
UZUZが徹底サポート!
第二新卒の転職がうまくいかない「4つ」の原因
早速、第二新卒の転職がうまくいかない人に共通する原因は、下記4つです。
- 会社を辞めることが目的になっている
- 会社を辞める理由を他責にしている
- 転職のやり方が、新卒の頃と一緒
- 大手企業にばかり応募している
それぞれ詳しく見ていきましょう!
1:会社を辞めることが目的になっている
このように、
- 残業続きで嫌になった
- 休日出勤は勘弁してほしい
- 職場での人間関係がよくない
など、会社への不満がつのっている方。
このような方の中には
- とにかく今の会社を辞めたい
- 今の状況から逃げ出したい
という理由だけで転職を決めてしまう人が少なくありません。
もちろん、退職理由にはある程度ネガティブな理由はつきものです。
それに、その環境に居続けることで体調を崩してしまう、精神的な病にかかってしまうのであれば辞めたほうがいいでしょう。
しかし退職後のビジョンが何もないまま「ただ辞めるだけ」になってしまうと、この先の転職活動に苦戦してしまう可能性があります。
企業から「この人はうちで何がしたいの?」と思われないためにも、転職先の目処を立ててから、もしくはある程度将来のビジョンを固めてから退職することをオススメします。
2:会社を辞める理由を他責にしている
このように、
- 会社のこんなところが悪かった
- 上司にこんなことを言われた
などの理由で退職した方もいることでしょう。
しかし、これらの理由を面接などでそのまま「会社や上司が悪かった」と伝えると、企業から「他責傾向がある人」と思われてしまい、転職がうまくいかない恐れがあります。
もちろん明らかなパワハラやモラハラを受けていた場合は別ですが、大抵の場合企業は「多少なりとも本人にも原因がある」と考えます。
退職理由の伝え方のせいで、入社希望の会社から「この人はうちに入ってもまた文句を言って辞めていくだろう」とネガティブな印象を持たれてしまってはもったいないですよね。
会社の悪い点を伝えたい気持ちも非常によくわかります。
しかしここはグッとこらえ、自分の課題や改善点を伝えることに注力しましょう。
そうすることで企業からマイナスの印象を持たれにくくなり、結果的にあなたの転職もうまくいくはずです。
3:転職のやり方が、新卒の頃と一緒
こんな方も、転職がうまくいかないでしょう。
新卒の就活では
- とにかくたくさんの企業にエントリー
- 「職種」ではなく「業界」を中心に会社を決める
というやり方が一般的です。
しかしこれは“新卒ならでは”の就活方法。
新卒時と全く同じやり方では苦戦してしまう可能性があります。
第二新卒の転職活動では、一度にたくさんの選考を受けません。
そのため、1回に受けるの企業の数は大体2〜5社ほど。
これは、企業が第二新卒に「内定後なるべく早い入社を求めること」が影響しています。
新卒は入社時期が4月頃と決まっているので、内定をもらった後も時間にゆとりがあれば他社を受けることも可能です。
しかし第二新卒は「内定承諾後いつから出社できますか?」を企業から問われるため、内定を保持したまま長期間転職活動を続けることが難しくなります。
最悪の場合、せっかく内定が出ても他社の選考が終わらずやむなく内定辞退……なんてことにもなりかねません。
そうならないためにも、一度に受ける企業は2〜5社ほどにとどめておくのが一般的です。
また、第二新卒は基本的に「中途採用枠」に応募します。
中途の場合「営業職」「事務職」「販売職」などのように、あらかじめ募集職種が決まっています。
(新卒は「総合職」もしくは「一般職」での採用が多い)
そのため業界だけで絞らず、まずは自分が就きたい職種を固めるとスムーズに転職を進められるでしょう。
4:大手企業にばかり応募している
という理由だけで求人に応募している人は注意が必要です。
知名度が高い大手企業や有名企業には、新卒はもちろん中途採用枠にも優秀な人材が大勢集まります。
そのため、経験やスキルが浅い第二新卒が大手企業に採用されるには、ほかの優秀な求職者に勝てるような“売り”、すなわち付加価値になるようなポイントが必要になるのです。
もちろん転職してやりたいことが大手でしかできないのであれば、大手企業を受けるべきです。
しかし“何となく”の理由で大手を選んでしまうと、自ら採用の間口を狭めることになってしまうかもしれません。
同じ境遇でも転職が上手くいっている第二新卒がいるのも、また事実です。
あなたがご紹介した「4つの原因」に当てはまっているのであれば、転職活動のやり方を変えてみると良いでしょう。
- 原因はわかったけど、変え方がわからない
- 自分一人じゃ上手く転職活動できる気がしない
そんな方は、第二新卒の転職に強い「UZUZ」にご相談くださいね!
【あなたはどれ?】状況別!転職がうまくいかない第二新卒の悩み
ここでは、転職活動をする第二新卒からよく聞かれる4つの悩みと、その解決方法をご紹介します。
- そもそもどんな仕事をしたいかわからないんです……
- 書類選考が通らないんです……
- 面接で落ちちゃうんです……
- 内定もらったけど、この仕事で良いのか自信ないんです……
それぞれアドバイスしていきます!
そもそもどんな仕事をしたいかわからないんです……
こんな方に質問です。
「5年後、10年後に自分はどんな仕事をして、どんな生活をしていたいですか?」
それを具体的にイメージして書き出してみましょう。
いきなり10年後と言われても想像しにくいという場合は、まずは1年後にどうなっていたいのかを想像してみてください。
5年後、10年後(もしくは1年後)自分がどうなっていたいかを書き出せたら「なぜそうなっていたいのか」という“理由”の部分を考えましょう。
そうすることで“今の自分”と“将来の自分”を線でつなげることができ、これが自分の「転職の軸」となります。
「軸」は過去・現在・未来が全て一貫するように考えるのがポイントです。
そうすることで退職理由や志望動機も練りやすくなり、企業にも納得感を持ってもらえます。
さらに目指す将来像から逆算していくと、今どんな仕事や活動をしておくと良いのかもみえてくるはずです。
ここは多少時間がかかってもいいので、丁寧に考えましょう。
書類選考が通らないんです……
職務経歴書や履歴書の内容が、誰かの真似になってはいませんか?
ネットで見つけた情報や書籍に掲載されている書き方例をそのまま書くのは避けたほうが無難です。
文章のサンプルはあくまでも“サンプル”。
全ての人には当てはまりません。
「これまでどんな仕事をして、どんな成果を上げたのか」
これを、自分の言葉で具体的にまとめましょう。
抽象的な言葉ではなく
- △△を行ったところ、売り上げが◯%上がった
- お客様を△人から◯人に増やすことができた
など、数字を用いてまとめると企業にも成果が伝わりやすくなります。
また、細かいところですが誤字や脱字にも注意が必要です。
- 半角と全角が混ざっている
- 書式が揃っていない
- 記載漏れ(ふりがなや日付など)がある
これらは特に見落としがちなポイントです。
書類に不備があるとそれだけで企業からの心象が悪くなってしまうので、細心の注意を払いましょう。
また、「採用される可能性がある企業」を受けていることも前提として大切です。
- 自分の実力とあまりにかけ離れている企業
- 人気が高く応募者が殺到している企業
ばかりを受けていると、その分だけ内定へのハードルが上がります。
自分の実力を客観的に把握する力も必要です。
面接で落ちちゃうんです……
面接で落ちてしまう理由はいくつかパターン分けできます。
コミュニケーションに問題があるパターン
- 相手の目を見て話せない
- 笑顔がない
- 暗い
- 会話のキャッチボールができない
- 質問の意図を汲み取って回答できない
- 極度に緊張してしまう
などが原因で面接に落ちてしまうパターン。
これらの問題を解決するには「ひたすら面接練習すること」が一番効果的です。
練習したらした分だけ結果に出やすいパターンでもあるので、可能であれば誰かに面接練習相手になってもらい、地道に改善していきましょう。
面接で話す内容に問題があるパターン
- 自分の“ネガティブポイント”を他責にしている
- 志望動機に筋が通っていない
- なぜその職種、会社がいいのかはっきりしない
面接で話す内容に問題があるパターンとしては、上のような理由が挙げられます。
特に退職理由や空白期間など、ネガティブポイントになりやすい部分を他責にしてしまうと、企業から「素直ではない人」という印象を持たれてしまいます。
あなたの良さを最大限企業に分かってもらうためにも、謙虚な姿勢は忘れずに持ちましょう。
また、職種や企業を志望する理由がはっきりしない人は、過去・現在・未来をつなげて考えていない可能性があります。
- 何をしたのか
- 何を思っていたのか
- これからどうなりたいのか
を考え、一本の線(軸)になるように経歴の棚卸しをしてみましょう。
準備不足であるパターン
- 身だしなみが整っていない
- 職種・業界研究が足りていない
- 企業研究が足りていない
準備不足で落ちてしまうパターンには、上記のような例が挙げられます。
この対策方法は当たり前ですが「準備を怠らないこと」です。
準備をきちんとすれば受かる可能性は高まるので、ここはぜひとも面倒くさがらずに対応しましょう。
企業研究や業界研究を行う際には「会社や業界がどうやって利益を出しているか」に注目してみてください。
- 会社のビジネスモデル
- 顧客は誰か
- 他社との違いはどこか
などを調べると、企業や業界の動向が見えてくるのでオススメです。
内定もらったけど、この仕事で良いのか自信ないんです……
内定をもらったのに不安になるケースは、自分の中で完全には納得できない部分があるためです。
重要なのは、その納得できない部分が自分にとって「譲れないポイント」かどうか。
ですので、まずは転職活動で
- 妥協できる部分
- 妥協したくない部分
を洗い出しましょう。
あなたが引っかかるのが「妥協したくない部分」に関わっているなら、一度よく考えることをオススメします。
内定欲しさだけで就職してしまうと、また同じように離職・転職してしまう可能性も高まります。
とはいえ、あれもこれも企業に求めてしまうのは危険です。
あなたの願いを完璧に叶えてくれる会社はおそらくありません。
「本当に譲れない部分は大切にしつつも、妥協できる部分は妥協する」を意識してみてください。
転職がうまくいかない第二新卒必見!転職成功へのヒントとは?
ここまで第二新卒の転職がうまくいかない原因や解決法をご紹介してきました。
それでもやっぱり転職が思い通り進まないこともあるでしょう。
そんなときは、一人で悩まずに、早めに転職エージェントを利用しましょう。
転職エージェントは就職活動のプロです。
あなたが今までうまくいかなかった部分も、客観的な視点でアドバイスできるので、より効果的な転職活動が可能になります。
UZUZも第二新卒専門の転職サポートをしています。
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転職がうまくいかないという第二新卒の人は、まずは「なぜ転職したいのか」という理由をよく考えてみてください。
自分自身の気持ちに素直に向き合うことが大切です。
そのうえで、
- 自分には何ができるのか
- 自分の良いところはどこか
という強みを理解しましょう。
安易に退職→転職をしてしまうと後悔することになりかねません。
転職エージェントなどもうまく利用して、自分が納得できるような転職活動にしてくださいね!
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