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面接でほかに受けている企業を聞かれたら?高評価につながりやすい答え方を解説

面接でほかに受けている企業を聞かれたら?
この前の面接で「ほかに受けている企業はあるか」って聞かれたんだけど、どう答えればいいか分からなくてフリーズしちゃったんだ……。
ほかに受けている企業を聞かれることは、面接の場では度々あることですね。
答え方を知っていれば焦らなくて済みますよ!

ほかに受けている企業があるかどうかを、面接で質問する企業は少なくありません。

この質問への答え方は面接での評価を左右しやすいため、回答する際のポイントを事前に知っておくことは大切です。

この記事では、面接で「ほかに受けている企業」を聞かれたときに役立つ下記の情報を解説していきます。

この記事で分かること
  • 「ほかに受けている企業」は面接での評価に影響しやすい?
  • 面接でほかに受けている企業を聞かれる3つの理由
  • 面接でほかに受けている企業を回答する際のポイント
  • 「ほかに受けている企業は?」と一緒に面接で聞かれやすい質問
  • ほかに受けている企業を面接で聞かれたときのケース別回答例

「ほかに受けている企業は?」と一緒に聞かれやすい質問や、ケース別の回答例も紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事の監修者

岡本啓毅

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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「ほかに受けている企業」は面接での評価に影響する?

就活や転職活動で「ほかに受けている企業」について質問されたことがある人は多いと思いますが、そもそもこの質問への回答次第で面接の評価が下がる可能性はあるのでしょうか?

転職Hacksが2023年に公表したアンケート調査では、この質問への回答次第で合否を決めたことがある採用担当者の割合は下記の通りです。

「他に受けている企業はありますか?」という質問の答え方で、合否を決めたことはありますか?

参照:転職Hacks「採用担当に聞いた!面接の「他に受けている企業は」で合否は決まる?

この結果によると、回答内容次第で不合格もしくは評価を下げる採用担当者は全体の6割以上となっています。

「ほかに受けている企業は?」という質問への回答は事前によく考えておいたほうが、面接結果への悪影響を避けられそうです。

面接でほかに受けている企業を聞かれる3つの理由

そもそもなんで、ほかの企業を受けているかどうかを聞くの?
面接官がほかの企業の選考状況を聞くのには、いくつか理由があります。

ここでは、まず面接でほかに受けている企業があるかを聞く理由を確認しておきましょう。

理由を知っておけば、いざ聞かれた際に適切に答えられるようになり、後半で解説する受け答えのコツを理解しやすくなります。

自社の志望度を知りたいから

面接官が応募者にほかに受けている企業があるかどうかを聞く大きな理由の1つとして、自社の志望度がどの程度であるか知りたいというものがあります。

自社をどのくらい志望しているのか、数多く受けている応募先の中で自社の立ち位置は第一志望の本命なのかそうではないのかといったことを知りたいのです。

内定を出せる採用枠数は限られているため、なるべく内定承諾して入社する可能性が高い人に内定を出したいと考える人事もいます。

つまり、志望度が高く本気で応募しているかどうかを知るため、ほかの企業の状況を聞くことがあるのです。

この場合、受けている企業がほかにあるなら具体的な社名を聞かれることもあります。

就活・転職の軸に一貫性があるか確認したいから

選考の判断に活かすために、ほかに受けている企業を聞く面接官もいます。

受けているほかの企業と自社を比較し、業界や受けている職種に一貫性があるか、これまでの発言や書類に書かれた志望動機などとの矛盾がないかを確認してるのです。

一貫性があるなら、ほかに企業を受けていても自社への志望度は高いと判断できます。

一方で、一貫性がなく各社の応募理由を説明できないなら、その応募者は就職・転職の軸がないのではないかと判断するでしょう。

応募者の状況を知りたいから

今後の選考スケジュールの参考にするため、他社の状況を聞く場合もあります。

選考スケジュールが詰まっていないか、いつごろ次の選考を案内すればいいか、他社の内定出しや内定承諾を加味してどの程度の期間を選考に費やせるかを考えているのです。

また、応募者が他社の選考段階が進んでおり、なおかつ応募者を採用したいと考えている場合、自社に興味を持ってもらうためのアピールをする目的もあります。

面接でほかに受けている企業を回答する際のポイント

面接でほかに受けている企業を回答する際のポイント

面接官は、いろんな理由でほかに受けている企業があるかどうかを聞くんだね。
そうなんです。だからこそ、しっかりと好印象を与えられる回答をすることで、面接結果をより良いものにできる可能性もあるんですよ!
その答え方、教えて!

ここからは、面接でほかに受けている企業を聞かれた際、好印象を与えられる答え方について解説していきます。

嘘はつかずに素直に答える

まず大切なのが、嘘はつかないということです。

受けている企業があるなら「ある」、ないなら「ない」と伝えましょう。

一度嘘をつくと、嘘に嘘を積み重ねることになり、深掘りされていく中でいつかは破綻してバレてしまうものです。

それに、そもそも面接で嘘をつくのは誠実な態度ではないですよね。

誠実かつ素直に答えたほうが、結果的に自分と企業との相性を正しく確認でき、有意義な面接になります。

なお、応募したものの不合格になった企業などは伝えなくても問題ありませんよ。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

1社だけ受けているときも正直に伝えてOK

1社だけを受けている場合は高評価なのか、低評価なのかという議論があります。

1社だけを受けているとしたら本気でその応募先企業だけをターゲットに転職活動をしているため、本気度が伝わりやすいという意見があります。

また一方で、1社だけしか応募していないということは就活や転職に真剣ではなく、本気で取り組んでいないと思われてしまうという意見もあるのです。

結論としては、1社だけならば正直にそう答えるべきです。

加えて、複数社受けている場合同様に、なぜ1社だけなのか、理由を伝えるようにしましょう。

そして応募が1社だからといって評価が低くなることはありませんので安心してください。

業界がバラバラでも軸があれば大丈夫

ほかに受けている企業があるなら、補足して「今受けている企業と、その企業を受けた理由はなぜか」も合わせて答えましょう。

業界や職種が同じであれば面接官も不思議に思うことは少ないでしょうが、業界や企業規模が異なっている場合には補足説明をしたほうが無難です。

受けている理由を説明することで「就活・転職の軸がないのでは?志望度が低いのでは?」という誤解を解くことができます。

仮に全く違う業界に応募していたとしても、自分の中で明確な就活・転職の軸があり、その軸に則って応募しているのであれば問題ありません。

例えば、おもしろい物を作りたい、人々や社会の役に立ちたい、といった理由であれば、色々な企業で実現できそうですよね。

なお、就職・転職の軸についてもっと詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてみてください。

具体的な社数と進行状況を伝える

「ほかに4社の選考を進めており、うち1社が最終選考、2社が今後面接予定です」といったように、具体的な社数と進行状況を伝えられるとより良いです。

人事がほかにうけている企業があるかを聞く理由に、応募者の状況を知り、今後の選考スケジュールの参考にしたいから、というものがあるとは前項でお伝えしたとおりです。

このように分かりやすく答えることで、面接官が今後の参考にしやすくなり、ロジカルにコミュニケーションできることも伝えられます。

また、後半まで選考が進んでおり内定に近いか、すでに内定を獲得している応募者だとしたら「他社はこの応募者を高く評価している」ということですよね。

このように、それほど多くはありませんが「他社がどう評価しているのか」を知り、選考の参考にしたいと思っている人事もいます。

ほかに受けている企業を面接で聞かれたときのケース別回答例

面接で「ほかに受けている企業」を質問されたときのポイントを理解できたところで、状況別の回答例を紹介していきます。

それぞれの回答でのポイントも解説していますので、面接対策に役立ててください。

同じ業種の他企業を受けている場合

同じ業種の他企業を受けている場合、下記の回答がおすすめです。

〇〇という理由で、御社と同じ〇〇業界の企業を〇社ほど受けております。
その中でも、御社の〇〇という点に魅力を感じていて、ぜひ入社させていただきたいと思っております。
回答のポイント
  • 「どんな理由で」「どんな企業を」「何社受けているか」をセットで答える
  • 面接先の企業が第一志望の場合、その旨を明確に伝える
  • 面接先の企業のどんな点に魅力を感じているかを説明する

ほかに受けている企業がある場合、具体的な社名は聞かれるまでは答えなくても構いません。

ただし、自分の就職先選びの軸が伝わるように「どんな理由で」「どんな企業を受けているか」を伝えるのが良いでしょう。

また、ほかに受けている企業の数も併せて伝えると、応募状況が伝わりやすくなります。

もし、面接先の企業が第一志望であれば、理由も添えてその旨をしっかりアピールしましょう。

異業種の他企業を受けている場合

異業種の他企業を受けている場合、下記の回答がおすすめです。

〇〇という点に魅力を感じ、〇〇職を中心に〇社ほど受けております。
〇〇ができることを就職先選びの軸とし、〇社ほど受けております。
回答のポイント
  • 「どんな理由で」「どんな企業を」「何社受けているか」をセットで答える
  • 自分の就職先選びの軸やキャリア観が伝わるようにする

異業種の他企業を受けている場合も、どのような企業を何社ほど受けているかが明確に伝わるよう回答しましょう。

また、就職先選びの軸やキャリア観が伝わる理由も添えると、応募先企業に一貫性があることをアピールできます。

他企業から内定をもらっている場合

他企業から内定をもらっている場合、下記の回答がおすすめです。

〇〇という軸で御社以外に〇社ほど受けており、現在はそのうち〇社から内定をいただいております。
〇〇業界で〇社ほど受けておりますが、現在は〇社から内定の連絡をいただいております。
ただし、御社が第一志望であるため選考終了まで入社意思確認は待っていただいています。
回答のポイント
  • まずは他企業も受けていることを伝えて、質問へしっかり答える
  • 内定をもらっている場合は嘘をつかず伝える
  • 面接先の企業の志望度が高い場合は意思確認を待ってもらっていることを伝える

他企業から内定をもらっている場合、優秀な人材であることを印象づけるため、その旨を正直に伝えましょう。

もしも面接先の企業の志望度が高い場合、それが伝わるよう「御社の選考が終わるまで入社意思確認は待ってもらっている」ことをアピールするのが効果的です。

ほかに受けている企業がない場合

ほかに受けている企業がない場合、下記の回答がおすすめです。

御社以外に受けている企業はありません。
現職を続けながら転職活動を行っているため、スケジュール面で1社ずつしか受けられないためです。
ほかに受けている企業はありません。
同業他社も検討しましたが、理念や事業内容で御社に一番魅力を感じたためです。
回答例でのポイント
  • ほかに受けている企業がない事実を端的に伝える
  • その理由を前向きかつ嘘偽りなく説明する

ほかに受けている企業があるかどうかを聞かれているため、まずはそれに対する回答を端的に述べましょう。

そのうえで、ほかに受けている企業がない理由をなるべく前向きに、かつ噓偽りなく伝えるようにしてください。

「ほかに受けている企業は?」と一緒に面接で聞かれやすい質問

ほかに受けている企業を聞かれる場合、それに関連した質問が続く場合があります。

場合によっては、少し答えにくい突っ込んだ質問をされることもあるでしょう。

いざ面接で聞かれた際には、うまく答えられなかったり、頭が真っ白になってしまったりしてしまうこともあります。

そのため「ほかに受けている企業は?」と一緒に聞かれやすい質問に対しても、あらかじめ整理・準備して、面接の場でスムーズにコミュニケーションを取れるようにしましょう。

応募企業の中で第一志望はどこなのか

ほかの企業を受けていると答えると、続く質問で「弊社は第一志望か」または「応募企業の中で、第一志望はどこか」と聞かれる場合があります。

応募先の企業が第一志望なら、そのまま「御社が第一志望です」と伝えれば問題ありません。

第一志望でない場合は、なぜ迷いがあるかを具体的に伝えましょう。

そうすることで面接の場で質問に答えてくれ、疑問が解消する場合もあります。

第一志望ではないからといって評価が下がることはないので、正直に答えるようにしましょう。

もし内定を出したら承諾してくれるか

「内定を出したら承諾するか」という質問も、「ほかに受けている企業はあるか」、そして前述の「第一志望がどこか」と合わせて聞かれやすい質問です。

その会社が第一志望ですぐに内定承諾してもいいという場合は、その旨を伝えれば問題ありません。

企業側がどうしてもその応募者を獲得したいと考えており、なおかつ最終面接の最中であれば、内定承諾の意志を伝えたその面接中に内定通知をもらえたというケースもあります。

そうでなくても、入社したい気持ちがあるなら、入社意思があることは伝えて問題ありません。

その上で、並列で応募している他社と、それぞれの応募企業を志望した理由を比較するなどして、なぜ入社意思が強いのかを改めて説明すれば説得力が増します。

もしどのような基準で内定承諾をすればいいかをもっと詳しく知りたいなら、以下の記事も確認してみてくださいね。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

面接は誠実に!「嘘」は避けましょう!

自社の選考状況が応募者以外の第三者に漏れることは、ほとんど考えられません。

そのため、仮に受けている企業や進行状況について嘘をついてもバレる可能性は低いでしょう。

しかし、面接官は毎年何人もの応募者を見てきている、人を見るプロです。

嘘をついてしまってもバレることはほぼないものの、なんとなく違和感は伝わってしまいます。

  • 内定がないにも関わらずすでに他社で内定をもらっていると言う
  • 第一志望ではないのに第一志望だと言う
  • 入社意思が低いにもかかわらず絶対に入社しますと言う

このような嘘をつくのはやめておきましょう。

自分にとって不利になる状況まで素直に伝える必要はありませんが、面接の場は相手とのコミュニケーションの場です。

ひいては、これから一緒に働くことになるかもしれない人との対話ですから、誠実に対応できるよう心がけていきましょう。

まとめ

面接でほかに受けている企業があるか聞かれた際には、正直に答えるのが一番良い方法です。

進行状況や社数も合わせて伝えられれば、今後の選考スケジュールが立てやすくなり、企業側から好印象を持ってもらえる可能性もあります。

ほかの企業への応募状況と合わせて、同じような答えにくい質問をされることがありますが、基本的に自分を偽らず、素直な気持ちで答えるようにしましょう。

また、面接でどのように受け答えすればいいのか不安な方は、キャリア支援のプロであるUZUZに相談してください。

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