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激務で転職活動できない人必見!忙しいなかでも効率的に就活を進める方法を解説

友達が転職したいって言ってるんだけど、あまりにも今の仕事が忙しすぎて転職活動ができないって悩んでるんだ……。
相当な激務なんですね。
体を壊してしまう前に転職したほうが良さそうですが、転職活動に費やす時間を、どうにかやりくりして作らないといけませんね。

転職はしたいけれど、現職の仕事が激務で残業や休日出勤が多く時間が取れず、転職活動を始められない人もいるのではないでしょうか。

しかし、時間が取れないからと転職活動を先伸ばしにしていては、タイミングを逃すばかりか体を壊してしまうかもしれません。

この記事では、激務で時間が取りにくいなかでも、効率的に転職活動を行う方法を解説します。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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「激務」ってどんな状態?基準ってあるの?

「激務」って言葉は曖昧な気がするんだけど、どこからが激務になるのかなあ。
明確な基準ってあるの?
明確な基準や定義はありませんが、ある程度判断する目安みたいなものはありますよ。

「激務」という言葉自体には、明確な定義はありません。

それぞれの体力や仕事に対する価値観によって、激務と感じる基準も違うでしょう。

しかし、以下に当てはまる状況は、一般的に激務と捉えても差支えありません。

月の残業が80時間を超える

月間の残業が80時間であれば、1日あたりの残業時間が3~4時間程度になる計算です。

9時に始業して18時に定時を迎え、そこから4時間の残業をすると仕事が終わるのは22時です。

3時間の残業でも21時ですから、そこから帰宅し、食事をして入浴したりしていると、自由に過ごせる時間はほとんどないでしょう。

さらに通勤時間も加わると、時間的な余裕はほとんどありません。

さすがに転職活動にあてる時間を作ることは、難しくなってくるのではないでしょうか。

月に8回以上の休みが取れない

月間で8回以上の休みが取れない状態も、激務といえます。

年間休日は105日を取得することが、労働基準法で定められた最低ラインです。

  • 105日÷12ヶ月=8.75日

105日の休みを年間で取得しようとすれば、月に8回~9回(105日÷12ヶ月=8.75日)の休みが取れないと消化できない計算になります。

業種によっては繁忙期があって、その時期は休みが少なくなることもあるでしょう。

しかし、月に8回の休みが取れないことが、ほぼ1年中どの月も常態化しているようだと問題です。

当然、転職のための時間も確保しにくくなります。

体力的・精神的負担が大きい

長時間労働や休日出勤がそれほど多くなくても、激しい肉体労働や精神的なプレッシャーがかかる仕事は激務といえます。

例えば以下に挙げるような仕事です。

  • 長時間の立ち仕事
  • 重量物を持つ必要がある仕事
  • 炎天下など作業環境が過酷な仕事
  • クレーム対応など神経を使う仕事
  • 過重なノルマがある営業の仕事

人によって体力や耐性が違うので一概には言えませんが、あまりにもきつくて他のことが何もできない状態であれば、激務といえるのではないでしょうか。

あまりにもきつい状態が長期間続く場合は、心身に不調をきたしかねないので注意が必要です。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

月80時間の残業は危険ライン

月間80時間以上の残業が発生する長時間労働や休日出勤が続く場合、心身に疲労が蓄積し、脳・心臓疾患やメンタル不調のリスクが高まります。

特に脳や心臓の疾患は、突然死につながる恐れのあるものです。

また、近年では「過労死」が注目されています。

厚生労働省は、過労死に認定する基準を以下のように提示しています。

  • 発症前1ヶ月に100時間の時間外・休日労働がある
  • 発症前2~6ヶ月の間、1ヶ月あたり概ね80時間以上の時間外・休日労働がある

脳・心臓疾患を発症し死亡する直前に、このような勤務状態であった場合、業務との関連性が強いとされ、多くのケースで過労死が認定されるようです。

また、月の残業が45時間を超え、長くなるほど疲労の蓄積により脳・心臓疾患の発症と業務の関連性が強まるとして注意喚起をしています。

月間80時間以上の残業が続く状態は、過重労働であり健康を害する恐れのある危険ラインと認識しておきましょう。

参考:厚生労働省「脳・心臓疾患の労災認定

ブラック企業から転職に成功した体験談はこちらの記事で読むことができます。

ぜひ合わせてご覧ください。

激務の中で転職活動を進める方法

うーん、激務を続けると危険なんだね。
怖いなぁ、できるだけ早く転職しなくちゃ…..。
そうです!
なんとか時間をやりくりして、一刻も早く転職活動にあてる時間を確保しましょう。

残業や休日出勤でへとへとになってしまえば、転職活動の時間が取れないばかりか、仕事以外のことを考える余裕はないかもしれません。

かといって今の仕事を続けると、体を壊してしまう恐れがあるので、時間をやりくりして効率的に転職活動を進めていきましょう。

3ヶ月~6ヶ月位で計画的に転職活動を行う

早く転職先を決めたい一心で、転職活動を短期決戦で終わらせようとする人がいますが、あまりおすすめはできません。

なぜなら、ただでさえ忙しく時間が取れないなかで、焦って決めてしまうとミスマッチが生じる恐れがあるためです。

忙しい時こそ期間に余裕を持って、慎重かつ計画的に進めるべきでしょう。

  • 最初の1~2ヶ月月は自己分析や企業研究、応募書類の作成にあてる
  • 次の1~2ヶ月で、企業にエントリーし面接を受ける
  • 最後の1~2ヶ月で、内定獲得し現職の退職手続きを進める

このように3ヶ月~6ヶ月くらいの期間を決め、それぞれのフェーズにかける時間を区切っていくとスムーズに進められます。

転職の軸を明確にする

転職そのものに迷いがある場合や、転職先の業界や業種が絞り切れていない場合は、いったん落ち着いて考えてみることをおすすめします。

なぜなら、迷いがあるまま活動すれば、余計な時間がかかってしまうからです。

例えば、業界や業種が絞れていなければ、あらゆる業界・業種の求人を見ることになり、それによってあれこれと迷ってしまう状態になります。

給与やワークライフバランスなどの条件面も、譲れない部分と妥協できるラインを明確にしておきましょう。

そうすることで求人を見るための軸が定まり、応募企業の取捨選択に時間がかからなくなります。

隙間時間を活用する

残業や休日出勤で、なかなかまとまった時間が取れないのであれば、隙間時間を活用することを考えてみましょう。

どんなに忙しくても、1日あたり30分くらいの時間は確保できるものです。

1日30分を1ヶ月間30日確保できれば、15時間が捻出できます。

この時間を情報収集や企業のエントリーなどにあてるのです。

通勤電車やバスに乗っている時間、昼休憩の昼食後など、1日のスケジュールの中で「この時間は必ず転職活動にあてる」と決めてしまうとよいでしょう。

面接の日程調整は主体的に行う

実際に面接が始まれば、応募先企業との面接日程の調整に苦慮することが多くなってきます。

指定された面接日にどうしても都合が付かない場合、調整を依頼すること自体は問題ありませんので思い切ってお願いしてみましょう。

あらかじめ応募先の企業に在職中であることを伝えれば、配慮してくれるかもしれません。

もし、断られるようであれば、その企業は「縁がなかった」と割り切ることも大切です。

万全な状態で面接に臨むためにも、面接の日程調整は主体的に行うべきです。

応募・選考は複数社同時に進める

転職活動で思うような成果がでない原因の1つに、1社ずつ選考を受けているということがあります。

1社ずつじっくり向き合って、慎重に転職活動を進めたいという気持ちは分かりますが、時間がかかってしまうため効率的な方法とは言い難いでしょう。

応募・選考は複数社を同時進行で行うことをおすすめします。

選考中の企業が常に2~3社ある状態で、効率良く回していければ理想的です。

そうすることで企業の比較・検討もしやすく、結果としてミスマッチのない良い転職につながるのです。

年次有給休暇を取得する

年次有給休暇を取得すれば、転職活動の時間を確保しやすく、面接日の調整も楽になるでしょう。

年次有給休暇が付与されるには、以下の条件をクリアする必要があります。

  • 入社日から6ヶ月経過していること
  • 定められた勤務時間の80%以上勤務していること

この2つの条件をクリアしていれば、フルタイム勤務の場合、入社日から半年後には10日間の年次有給休暇が付与されているはずです。

激務の職場であれば、もしかしたら年次有給休暇を申請しにくい雰囲気があるかもしれません。

しかし、取得できれば転職活動を余裕を持って進められるため、最初から諦めずに申請することをおすすめします。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

会社は年次有給休暇の申請を拒めない!?

本来、従業員から提出された年次有給休暇の申請を、会社は拒むことはできません。

なぜなら、年次有給休暇は、労働基準法に定められた労働者の権利だからです。

会社に許可・不許可という判断をする権限はなく、理由を申告する必要もありません。

会社には唯一「時季変更権」が認められ、取得の時期をずらすことができるとされていますが適用のハードルは高く、時季変更権の行使は現実的ではありません。

時季変更権の適用要件は「事業の正常な運営を妨げる」状態であり、1人の社員が休むことで会社が運営できなくなることは、まず考えにくいからです

年次有給休暇は労働者が指定した日に自由に取得できるものなので、大事な面接の日には堂々と申請しましょう。

退職してから転職活動をするのはアリ?

どうしても転職活動の時間が確保できない場合、退職してしまうことも考えたほうがいいのかなあ……。
それも1つの方法ですが、慎重に判断したほうが良いですね。

どうしても、転職活動の時間が取れない場合、先に退職してしまったほうがいいのでは?と考えてしまうこともあるでしょう。

ただ、メリット・デメリットがあるので、慎重に判断することをおすすめします。

退職してから転職活動するメリット

退職してから転職活動をする最大のメリットは、なんといっても時間がたっぷり確保できることです。

余裕を持った転職活動ができるため、成功率も高まるでしょう。

激務と並行して転職活動をする必要がなくなるため、体を壊す心配もありません。

また、これまでの激務で溜まった疲労が解消できるため、心身ともにリフレッシュできます。

転職に成功すれば次の職場に疲労を持ち越すことなく、高いパフォーマンスを発揮できるでしょう。

退職してから転職活動するデメリット

退職をする以上、次の仕事が決まるまではブランク期間になってしまうことは理解しておきましょう。

すぐに仕事が決まらず転職活動の期間が長くなれば、どうしても不利になってしまいます。

それから、金銭面の不安もでてくることを忘れてはいけません。

前職の雇用保険の加入者で条件を満たしていれば、失業給付の対象にはなります。

しかし、転職による退職は自己都合扱いとなり、3ヶ月の待期期間が生じるため、すぐには支給されません。

経済的に余裕がなくなり焦って就職先を決めてしまい、ミスマッチが生じる失敗パターンに陥るリスクもあるのです。

激務でも転職を成功させるには転職エージェントの活用がおすすめ

激務で時間的な制約があるなか、転職を有利に成功させるには転職エージェントを活用した効率的な転職活動がおすすめです。

転職エージェントは豊富な情報を持っており、活用することで情報収集にかかる時間を大幅に短縮できるでしょう。

第三者の視点が入ることにより、譲れない条件や転職先に求めることといった、転職の軸も絞りやすくなります。

応募書類作成や面接対策においても的確なアドバイスがもらえるため、効率的な転職活動が可能になるでしょう。

まとめ

激務で転職活動がままならない状態であっても、今の職場や仕事がきつすぎるのであれば、できる限り早く転職することをおすすめします。

体を壊してからでは遅いのです。

心身ともに余裕がないなかで転職活動を成功させるには、まずは落ち着いて現状を把握し、今できることから始めることが大切です。

とはいえ、もしかしたら以下のような状態で、焦りばかりが募っているのかもしれません。

  • 何から始めたら良いのか分からない
  • 転職のことを考える余裕もない

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執筆・編集

第二の就活 編集部

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