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19歳で就職を成功させるには?フリーター・ニートから成功する方法を解説

19歳で就職を成功させるには?

友達の弟が19歳でフリーターなんだけど、就活を始めるんだって。
19歳の若さで社会経験も少ないし、上手くいくのか悩んでいるようなんだけど……。
そうなんですね。
19歳という年齢は若さで勝負できる年齢ですから、就活の方法さえ間違えなければ十分に内定を獲得できるチャンスはありますよ!

高校卒業後19歳で就職活動をする方の多くは、以下のような事情を抱えていることが多いようです。

  • 卒業後進学を目指したが断念した
  • 卒業後進学や就職をせずフリーターになった
  • 卒業後進学や就職をせずニートになった
  • 卒業後一度就職したが退職し転職活動をしている

いずれの場合も、できるだけ早く就活を始めることで、正社員として就職できる可能性は高まります。

大切なことは、すぐにでも「最初の一歩」を踏み出すことです。

この記事の監修者

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

株式会社UZUZ 代表取締役

1986年生まれ、北海道出身。第二の就活を運営する「株式会社UZUZ」を立ち上げ、数多くの就職サポートを実施してきた。“自らと若者がウズウズ働ける世の中をつくる。”をミッションに、Twitterで「仕事をウズウズ楽しむ情報」を、YouTubeで「就職・転職で使える面接ノウハウ」を発信。SNSの累計フォロワー数は9万人を超える。

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19歳で就職せずフリーターやニートを続けることのリスク

19歳になっても就活をしないで、フリーターやニートでいるとどんなリスクがあるのかな?
一番大きなリスクは履歴書の空白期間が長くなるにつれ、就職が難しくなることでしょう。

ここでは、フリーターやニートを続けることで、就活がどれくらい不利になるのか、データを見ながら紐解いていきます。

フリーター期間が長いほど就職が難しくなる

フリーター期間が長くなるほど、正社員としての就職が難しくなることを示すデータがあります。

労働政策研究所・研修機構の調査によると、フリーター期間の長さと就職率の関係は以下のようになりました。

【フリーター期間と就職率の推移】 (単位 %)

フリーター期間1年未満フリーター期間1年~2年未満フリーター期間2年~3年未満フリーター期間3年~4年未満フリーター期間4年~5年未満フリーター期間5年以上
男女計68.861.256.661.137.932.3
男性74.764.268.969.051.444.3
女性64.658.847.555.828.824.5

参考:労働政策研究所・研修機構「大都市の若者の就業行動と意識の変容

高校卒業後すぐにフリーターになったのであれば、19歳になった時点では、まだ1年は経過していません。

その時期に就職活動をすれば7割近い確率で就職できるようなので、19歳を迎える前後が就活を始める良いタイミングともいえます。

怖いのは、4年を超えると極端に就職率が低くなることです。

20歳を超える前に就職を決めてしまった方が良いことは間違いないでしょう。

ニートを続けるとさらに厳しい状況も

ニートを続けた場合、就職はかなり厳しくなるようです。

ニート状態と限定できるわけではありませんが、学校を卒業し無業(未就学)だった人が、1年後に正社員になった割合を示すデータを見てみましょう。

【1年前に無業(未就学)であった者が正社員になった割合】

男性女性
15~19歳16.1%16.4%
20~24歳20.6%22.7%
25~29歳22.0%18.3%
30~34歳12.5%10.7%

参考:労働政策研究所・研修機構「若年者の就業状況・キャリア・職業能力開発の現状 ③

20代で正社員になれた割合が2割程度と、ニートと思われる状態から正社員になるのは、若いうちでもかなり厳しいと言わざるを得ません。

年齢が上がり30代となるとさらに厳しくなるため、できるだけ早いうちに就職することが望ましいようです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

年齢相応のスキルが身につかないことも大きな問題

正社員として働いていけばキャリアを重ねるにつれ、求められる仕事内容や立場が変わっていきます。

最初は上司の指示のもと定型業務から始まりますが、仕事を覚えて担当者として独り立ちする頃には、ある程度のスキルが身についているでしょう。

やがて後輩ができてマネジメントをする立場になり、管理職として部署を任される……といった具合に、キャリアに応じてスキルやマネジメント経験を積み重ねることができます。

しかしフリーターの場合、多少のスキルは身につきますが、補助的な業務が中心となるため、社員として働いた場合と同等のスキルは得られないことが多いようです。

転職では年相応のスキルが求められるため、年齢が上がるにつれて不利になってしまう可能性は高いでしょう。

またフリーターを長く続けることで、基本的なビジネスマナーが身につかないこともあり、就活する際には意欲的に学ぶ姿勢が欠かせません。

19歳で就職し正社員になるメリット

やっぱり、フリーターやニートは長く続けるものではないんだね!
じゃあ、19歳で就職し正社員になるメリットってどんなものがあるの?
経済的にも安定しますし、その他にも様々なメリットを感じられると思いますよ。

フリーターやニートを続けることのリスクは理解できたと思います。

ここからは、正社員になることで得られるメリットに目を向けてみましょう。

収入が安定する

正社員として働くことのメリットは、何と言っても収入が安定することです。

きちんと勤務していれば、毎月決まった額の給与を得られますし、会社によっては賞与として年に数回、まとまった額が支給されることもあります。

多くは期間の定めのない雇用契約となるため、雇用も安定し「いつ契約を切られるか」という心配もなくなります。

将来にわたり収入面の安定が見込めるため、結婚・出産・育児などのライフイベントも考えやすくなるでしょう。

社会的な信用を得られる

フリーターでいる間は、クレジットカードが作りにくかったり、作れたとしても制約が多かったり、または部屋を借りたくても審査が通らない……といった経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。

上記のような問題は、正社員になることで安定した収入が見込めるため、社会的信用が得られ、解決できるようになります。

クレジットカードを作る際も制約がなくなり、賃貸を借りる審査やローンの審査も通りやすくなるでしょう。

それにより、車や住宅など大きな買い物もしやすくなります。

フリーターにはない福利厚生の恩恵を受けられる

多くの会社は、正社員のみを対象にした福利厚生を用意しているものです。

例えば社宅や寮、住宅手当の支給など、住居に関する福利厚生が挙げられるでしょう。

こうした福利厚生の恩恵を受けることができれば、生活自体がかなり安定してきます。

退職金制度のある会社であれば、定年退職した後の老後の生活に対する不安も軽くなります。

経験を積むことでキャリアアップが狙える

正社員として入社した人材に対し、会社は将来にわたり貢献してほしいと考えます。

そのため、フリーターでいる時よりも、教育コストをかけてもらえるのです。

手厚い研修が受けられるなど、スキルアップの機会が多く与えられます。

しっかりスキルを積み上げていけば、できる仕事も増えていき仕事の幅が広がっていくでしょう。

さらに経験を積めば専門分野を極めたり、管理職として部下を持つなどのキャリアアップが狙えたりして、収入も比例して大きくなっていくものです。

19歳で就職を成功させフリーター・ニートから脱するポイントとは

19歳で就職を成功させフリーター・ニートから脱するポイント

正社員になることで得られるメリットはやっぱり魅力的だなあ……。
就職するなら、できるだけ早いうちが良いってことだね。
そうです。19歳はまだ若いから、将来のことは今考えたくないと思うかもしれません。
しかし、少しでも有利に就活したいならできるだけ早く動きましょう!

ここからは、19歳で就職を成功させフリーター・ニートから脱するポイントを紹介していくので、参考にしながら早速チャレンジしてみてください。

すぐにでも行動を開始する

正社員として就職したいと思い立ったら、1日でも早く行動を起こしましょう!

ただ、すぐに行動を起こすといっても、やみくもに企業にアポイントを入れて面接をたくさん受ければいいわけではありません。

情報収集から、今できることを一つずつ着実にこなしていきましょう。

自分のスキルをリストアップしてみる

正社員として就職したいなら、採用試験においてアピールポイントとなる「自分の強みの発見」が欠かせません。

なぜなら、自分の強みが入社後どう活きるのかをしっかりと伝えることで、採用担当者に「自社に貢献してくれる人材だ」と評価してもらいやすくなるからです。

さらに、自分の強みを理解できていると、自分が活躍できそうな職場を見つけやすくなります。

まずは自分のこれまでの人生や様々な出来事を振り返り、得意なことや性格面の強みを洗い出してみましょう。

どんな些細なことでも構いませんので、周囲から感謝されたシーンや成果を出せたシーンを思い出して、なぜそうなったのかを考えてみてください。

もしも自分だけでは強みが分からないという場合は、家族や友人・知人へ意見を求めるのも良いでしょう。

インターンシップに参加してみる

「どんな仕事が合うのか分からなくて行動できない」という人は、インターンシップに参加してみましょう!

インターンシップでは、実際の業務を体験できるプログラムが用意されているほか、職場見学ができたり従業員との座談会に参加できたりする場合もあります。

インターンシップに参加することで、業種・職種への適性を確かめられるうえ、企業研究にも役立てられます。

最近では、インターンシップに参加した人へ特別な採用プロセスが用意されているケースも少なくありません。

少しでも気になる企業や職種があったら、インターンシップへ積極的に参加してみましょう。

就職したい理由を前向きに話せるようにする

正社員になりたいと思ったのなら、なぜ自分は就職したいのか理由を整理してみましょう。

これから受ける面接では、ニートやフリーターであった理由を聞かれる可能性が高いです。

面接でポジティブな理由として伝えたとしても、フリーターやニートであった事実はどうしてもネガティブな印象につながりがちです。

その印象を払拭するのが、正社員として働きたい理由です。

仕事を通じてどのように成長したいか、そして会社に貢献していきたいか、熱意を伝えられるようにしておきましょう。

ビジネスマナーを意識した振る舞いに気をつける

若い応募者を面接する際、ビジネスマナーが完璧にできていないからといって、即不採用にする面接官は稀です。

若くて経験が少ないからと、その分を差し引いて見てくれる場合がほとんどでしょう。

そこに、ビジネスマナーを意識した振る舞いができる、若い応募者が来たらどうでしょうか。

きっと好印象を持ってもらえるはずです。

身だしなみや立ち居振る舞い、言葉づかいなどのマナーは身につけておくに越したことはありません。

就職したい業種・職種に関する資格を取る

正社員としての就職を目指している19歳の中には、学歴や職歴に自信がなく「就活が不安……」という人も少なくないでしょう。

それなら、自分が就職したい業種・職種に関連する資格を取得するのも方法の一つです。

資格を取得することで、業務に関してある程度の知識が備わっている証明になりますし、コツコツと勉強できる真面目さや粘り強さをアピールできます。

また、就職前に資格取得するほど志望度や熱意が高いと評価してもらえる可能性もあり、メリットが多く挙げられます。

受験資格を特に設けていない資格も世の中にはたくさん存在しますが、一例を挙げると下記の通りです。

  • 宅地建物取引士(不動産取引の国家資格)
  • 行政書士(法律系の国家資格)
  • FP(ファイナンシャルプランナー)
  • 日商簿記検定(経理・会計部門への就職で有利)
  • 登録販売者(ドラッグストアや薬局での勤務に役立つ)

資格を取得したからといって必ず就職できるわけではありませんが、就活において心強いアピールポイントとなるはずです。

監修者コメント

岡本啓毅HIROKI OKAMOTO

未経験歓迎・経験不問の求人を狙い撃ちすると成功率が上がる

19歳で就活している人のほとんどは、その時点で十分なスキルや経験を持っていることは少ないでしょう。

当然、経験やスキルを求められる求人に応募すると、不利になってしまいます。

その点、未経験歓迎・経験不問の求人であれば、ポテンシャルで判断してくれるので就職できる可能性は高くなってきます。

特に人手不足が慢性化している業界・職種では、未経験であっても若い人材は歓迎されるものです。

  • 小売・飲食などのサービス業
  • 介護業
  • 建設業

こうした業界・職種は、未経験者でも若い人材であれば、じっくり仕事を教えて成長してもらえるという考えが浸透しています。

仕事内容に興味を持てるのなら、この分野を集中して受けてみることで、内定獲得の可能性が高まるでしょう。

フリーター・ニートからの就活成功の方法は、以下の記事でも詳しく解説していますので、ぜひ合わせてお読みください。

正社員として就職したい19歳が取るべき3つの方法

次に、正社員として就職したい19歳が取るべき3つの方法を解説します。

なお、ここで紹介する方法のほか、フリーターや既卒の就職に強い転職エージェントを利用するのもおすすめです。

転職エージェントの利用については、次の見出しで紹介していきます。

また、正社員就職を成功させるポイントは下記記事でも紹介されていますので、ぜひ合わせて読んでみてください。

1.アルバイト先で正社員登用を狙う

現在アルバイトをしている人は、職場での正社員登用制度を活用するのもおすすめです。

正社員登用制度とは、条件を満たしたアルバイトを正社員として採用する制度です。

この条件は企業によって様々ですが、例えば「一定期間以上勤続している」「マネージャーから推薦された」「登用試験に合格した」「勤務態度が良好」などが挙げられます。

正社員登用制度は絶対にどの職場でもあるというわけではありませんので、まずはアルバイト先で確認してみるのが良いでしょう。

2.既卒・フリーター向け就職サイトを使う

既卒・フリーター向けの求人が多い就職サイトを利用すると、自分に合う仕事に出会えるかもしれません。

就職サイトでは就活プロセスに関するお役立ち情報を収集できるほか、条件に合う求人を検索できて応募まで可能です。

特に、既卒・フリーターの就職に強いことを強調している就職サイトだと、学歴不問・未経験歓迎としている求人が見つかりやすいでしょう。

学歴や経歴に自信がない人は、こうした就職サイトを一度利用してみるのがおすすめです。

3.若年層向けのハローワークを利用する

ハローワークでは、自分の希望に合う求人を検索できるほか、窓口で就職相談を受けられたり、セミナーに参加できたりします。

また、『わかものハローワーク』や『ジョブカフェ』は若年層向けのサービスとなっていて、より自分のビジョンに即したサポートを受けられることでしょう。

さらに、自分と同じように正社員を目指す就活仲間ができるかもしれません。

場合によっては、履歴書や面接の対策も受けられるので、何から手を付ければ良いか分からないという人は一度利用してみると良いでしょう。

19歳の就職活動では転職エージェントの活用がおすすめ

できるだけ早く始めた方が良い19歳の就職活動ですが、思い立っても何から始めれば良いのか、分からない人も多いのではないでしょうか。

就職活動では、情報収集から企業研究、自己分析など、やらなければならないことがたくさんあります。

経験の少ない19歳の求職者が、全てを完璧に1人でやりきることは難しいかもしれません。

もし少しでも不安があるのなら、就活のプロの力を借りることをおすすめします。

経験不足により就職が上手くいかない状況は、転職エージェントの力を借りることで解決できるものです。

いつでも相談できる伴走者がいれば、不安を解消しながら、少しづつでも内定に近づいていけるでしょう。

まとめ

フリーターやニートをしている人にとって19歳は、就活を始める良いタイミングです。

なぜなら経験やスキルよりも、若さやポテンシャルに期待してもらえる年齢だからです。

将来のことを考えるのはむずかしいかもしれませんが、フリーターやニートの期間が長くなるほど、状況は不利になっていきます。

だからこそ、思い切って就職活動を始めましょう!

そして就職活動に少しでも不安があるのなら、ぜひ私たちUZUZにご相談ください。

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執筆・編集

第二の就活 編集部

「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。

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