もくじ
新卒の就活では同期と同時期に就活を行うため、情報交換や悩みの相談などもしやすいですが、既卒の就活では基本的に「単独行動」になります。
そこでおすすめしたい方法が、就活サイトや就活エージェントを利用した就活。
就活サイトや就活エージェントにはそれぞれに特徴があり、自分に合ったサイトやエージェントを見つけることで、就活をぐっと効率良く進められます。
そこで今回は、就活サイトや就職エージェントの概要やメリットデメリット、使い方のポイントをはじめ、既卒におすすめの就活サイトや就職エージェントも詳しくご紹介します!
UZUZが徹底サポート!
就活サイトと就活エージェントの違い
結局は就活エージェントが就活サイトを運営してるんじゃないの?
就活サイトも就活エージェントも、どちらも就活をサポートしてくれるもの、という部分ではたしかに同じです。
ただ、以下の図を見ていただけると、両者の違いがハッキリとおわかりになるかと思います。
ー | 就職サイト (求人サイト・転職サイト) | 就職エージェント (転職エージェント) |
---|---|---|
就活を手伝ってくれる担当者 | ||
提供サービス内容 | ・求人の検索、閲覧 ・求人の応募 ・就活に役立つ情報の閲覧 | ・求人の紹介 ・求人応募の代理 ・応募書類の添削や面接対策 ・面接日程などの調整 ・面接対策、面接のフィードバック ・入社後のフォロー ・不採用になった場合の次の求人の紹介 |
就活サイトは、主に求人情報の提供とサイトを経由した求人への応募までがサービスの対象で、それ以外の部分については基本的に自分自身で全て行います。
一方、就活エージェントは、基本的に自分と企業の間に担当者が入り、就活は自分と担当者との二人三脚で行うのです。
就活サイトと就活エージェントの「メリット・デメリット」比較
では早速、就活サイトと就活ジェージェントそれぞれのメリット・デメリットについて見てみましょう!
– | 就職サイト | 就職エージェント |
---|---|---|
◎自分のペースで就活がすすめられる ◎求人の情報量が豊富 ◎こだわり条件などで求人が検索できる ◎人手が足りずに困っている「増員目的」の求人が多い⇒採用がされやすい傾向にある ◎企業と直接やり取りができる⇒選考スピードが早めの傾向 | ◎キャリア相談全般ができる ◎自分の適正や希望に合った求人を探してもらえる ◎非公開求人を紹介してもらえる ◎履歴書添削や面接対策もしてくれる ◎面接日程などの調整を自分でする必要がない ◎給与交渉や聞きづらいことを自分の代わりに聞いてもらえる ◎「明らかにブラック企業」といった応募先がない | |
×スケジュール調整など全て自分で管理する必要がある ×ライバルが多い可能性がある(非公開求人がないため) ×求人にブラック企業が紛れ込んでいる可能性がある ×聞きづらいことなども自分から企業に聞くしかない | ×担当が付くので自分のペースで就活しずらい ×担当者との相性の良し悪しがある ×就活サイトと比較すると求人数が少ない傾向にある |
それぞれのメリット・デメリットを見てみて、今この記事を読んでいるあなたはどう感じましたか?
個人的には、初めての転職であれば尚更、将来のキャリア相談なども含めてできる就職エージェントがおすすめですよ!
次の項目では、就活サイトと就活エージェント、それぞれ「こんな人におすすめ!」というおすすめのタイプについてご紹介していきます。
就活サイトと就活エージェントはそれぞれどんな人におすすめ?
多くの人に「合う人」「合わない人」がいるのと同じで、就活サイト・就活エージェントにも相性というものはやはり存在します。
ここからは就活サイト・就活エージェントは「こんな人におすすめ!」というタイプについてご紹介していきましょう!
就活サイトがおすすめな人
- とにかく自分のペースで就活したい
- 他にやりたいこともあり、まだ本気で就活する決心がついていない
- これまでの経験から得た自分なりの就活のノウハウに自信がある
- できるだけ多くの求人を見てみたい
就活エージェントがおすすめな人
- 就活の進め方がわからない
- 自分にはどんな仕事が向いているのかわからない
- とにかく誰かに話を聞いて欲しい
- 日程調整など面倒なやりとりをなるべく減らしたい
- とにかく自分に合った職場に就職したい
- 非公開求人に興味がある
ここまでで、就活サイトと就活エージェントのそれぞれに相性のよいタイプがあることがおわかりになったかと思います。
「私はこっちだな」という方もいれば「私はどっちだろう……」とさらに悩んでしまった方もいるかもしれません。
ここでひとつお伝えしておきたいのは、就活サイトか就活サイトかのどちらか一方に絞ってしまう必要はないということ。
両方を並行して利用してもいいんです!
ただ、就活エージェントには「就活のプロ」がいます。
そのため、就活サイト一択で考えている方には、是非一社だけでも構いませんので、一度就活エージェントも利用してみることをおすすめします!
既卒におすすめの就活エージェント7選
就活エージェントと一口に言っても、最初にご説明したように各社ともに「強み」があります。
ここからは、そんな各社の「強み」も踏まえつつ、特に既卒の方におすすめの以下の就活エージェント4社をご紹介します!
▼「第二の就活」おすすめの就活エージェントはこちら!
ウズキャリ
ウズキャリのおすすめポイント・強み
- 第二新卒・既卒・フリーター・ニートなど20代に特化したサービス
- 共感度の高いキャリアカウンセラーによるサポート
- 他社の約10倍の時間をかけて行うオーダーメイド型の就活サポート
- 入社後定着率96.8%という圧倒的ミスマッチの少なさ
- ニーズの高い「ITエンジニア」を育成するスクール「ウズウズカレッジ」も運営
ウズキャリは株式会社UZUZが運営する既卒や第二新卒など20代の就活に特化した就活エージェントです。
キャリアカウンセリングや応募書類の添削、面接対策などのサポートを行うキャリアカウンセラーも実は既卒や第二新卒など「20代の就活で苦労した人たち」。
そのため、他社の約10倍ともいわれる時間をかけながら、新卒では感じることのなかった不安や悩みにも親身になってじっくり寄り添います。
また、ご紹介する求人についても、独自の基準によりいわゆる「ブラック企業」を徹底して排除した優良企業なので、採用後の定着率も96.8%という高水準。
さらに、同社ではIT系エンジニアを目指す方向けの「ウズウズカレッジ」と呼ばれるITスクールも開講しており、就職に必要な知識や技術を身に付け、さらに就業支援を受けることもできます。
「もう絶対に就活で失敗したくない!」「20代のうちになんとか就職したい!」という方にはおすすめのエージェントです。
ハタラクティブ
ハタラクティブのおすすめポイント・強み
- 正社員経験のない未経験からの就職を多数成功させている
- 中小企業から大手まで、人柄重視で採用を行っている企業の求人が多い
- 利用者の年齢の90%以上が20代
- 登録から内定後までプロの就活アドバイザーがマンツーマンでサポート
- カウンセリング実績は11万人以上、就職内定率は80.4%
ハタラクティブは2005年設立のレバレジーズ株式会社が運営する就活エージェントで、11万人以上のカウンセリング実績と80.4パーセントの内定率を誇っています。
利用者の年代は20代が90%以上と最も多く、利用者の学歴は約47%が大卒・大学院卒、次いで高卒が約30%、専門卒が約17%。
20代の利用者が圧倒的に多いものの、年齢制限は設けていないため30代や10代の利用者もいます。
紹介する求人は中小企業から大手企業まで幅広いものの、「人柄重視」の採用をしている企業が中心。
そのため、正社員経験のない人でも応募しやすく、利用者のうち3人に2人が正社員未経験から正社員として就職しています。
来社面談に加えオンライン面談も行っており、登録したその日に面談をすることも可能で、最短で登録日から1週間で内定を獲得する人もいるそうです。
マイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sのおすすめポイント・強み
- 20代・第二新卒・既卒向けの転職支援を行っている
- 求人は全て「20代の若手社会人」を必要としている企業の求人
- 興味を持った企業から直接オファーがくる「スカウトサービス」を展開
- 年間数千万人が受験する「マイナビジョブ20’s適性診断」を実施している
- キャリアアドバイザーによるさまざまなセミナーなども行っている
マイナビジョブ20’sはマイナビグループのひとつ株式会社マイナビワークスが運営する20代を専門とした就活エージェント。
20代専門ということで、求人も全て「20代の若手社員」を必要としている企業の求人に特化しており、2,000件以上の求人を扱っています。
登録後はまず、自分のパーソナリティを9つの側面から捉える「マイナビジョブ20’s適性診断」と呼ばれるWEBテストを受験。
そのデータを元にキャリアアドバイザーによるキャリアカウンセリングが行われます。
また、マイナビジョブ20’sでは求人を行っている企業から「是非応募してほしい」といったオファーを受けることのできるスカウトサービスも実施。
名前や連絡先などの個人情報は匿名で公開されるため「自分を求めている企業に就職したい」と考えている方にはぴったりのサービスといえるでしょう。
DYM就職
DYM就職のおすすめポイント・強み
- 第二新卒、既卒、フリーター、ニートを中心とした就活支援を行っている
- 登録後は書類選考なしで面接までセッティングが可能
- 就職成功者実績は5,000名、利用者満足度は90%
- 在職中の場合は、退職の手続きについての相談などにも対応
- 一部上場企業やトップベンチャー企業など約2,000社の企業の求人を扱っている
DYM就職は株式会社DYMが運営する第二新卒、既卒、フリーター、ニートの方を中心に就活サポートを行う就活エージェントです。
DYM就職の大きな特徴は、登録後は書類選考なしで面接までセッティングがされるという点。
採用企業と強いパイプを持っているため、採用担当者や社長などと直接交渉をすることにより書類選考の過程を省略することを可能にしています。
そのため、「いつも書類選考で落とされてしまう」「これまでの経歴に自信がない」という方にもおすすめのエージェントといえるでしょう。
求人を扱う企業の業界は、ITやシステム、メーカー、不動産、人材系などさまざまで、その中には一部大企業やトップベンチャー企業なども含まれます。
また、職種についても、営業をはじめ、エンジニアやサービス、企画、マーケティングなどさまざまな職種を扱っています。
リクルートエージェント
- 公開・非公開ともに業界トップクラスの圧倒的な求人保有数
- 幅広い業界の求人をカバーしている
- 全国に拠点があり、地方の求人も豊富に扱う
- 独自に分析した業界・企業情報の提供による充実したサポート
- 一人ひとりのスキルや経験を客観的に分析した、強みが活かせる求人紹介
リクルートエージェントは「リクナビ」でおなじみのリクルートが運営する転職エージェントです。
リクルートエージェントの最大の特徴はなんといってもその求人数の多さで、保有する求人数は2022年9月現在、公開求人、非公開求人合わせて54万件以上。
求人数が豊富なだけあって、扱う業界・職種の幅も広く、北海道から九州まで16拠点があるため、地方の求人にも対応しています。
もちろん既卒向けの求人も豊富で、幅広い業界・職種から自分に合う仕事を探すところから始めたいという人にもおすすめです。
また、転職のサポートを行うキャリアアドバイザーは、求職者のスキルや経験、転職市場の状況を加味しながら一人ひとりの強みが活かせる求人を紹介します。
独自に分析した業界・企業情報を提供するなど、幅広い情報網を活かしたサポートが特徴です。
キャリアスタート
- 既卒・第二新卒・フリーターなど「若手」を中心にサポートしている
- 1万人の実績から作り上げた転職メソッドによる就職サポート
- 面接方法を押し付けない「マンツーマン模擬面接」の実施
- 転職中、転職後の同世代が集まる「転職交流会」を毎月開催
- 内定後の条件交渉や、生活費の相談など住居面のサポートも行う
キャリアスタートは「若手転職エージェント」として既卒・第二新卒・フリーターなどを中心とした若手の転職に力を入れているエージェントです。
2012年に設立された比較的新しい転職エージェントですが、リクルート社の提携エージェントとしても転職支援実績を重ねており、年間新規登録者は5000名以上。
未経験可能な求人も1000件以上あり、経験豊富なキャリアアドバイザーが求職者の価値観や適正を一緒に考えながら、マッチする求人を紹介しています。
さらに、1万人の実績から作り上げた転職メソッドをもとに履歴書や職務経歴書の添削はもちろん、企業ごとの面接対策、内定獲得後の条件交渉、さらには東京に就職する人には住居面のサポートも行っています。
転職中、転職決定後など、同世代の転職者による「転職交流会」も毎月実施されているため、同世代の転職者の話が聞きたいという方にもおすすめです。
なお、2022年9月現在の拠点は東京のみとなりますが、求人については北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、福岡と幅広いエリアでの紹介が可能です。
JAIC
- 社会人未経験など20代の就活に特化している
- 非正規雇用の求人の紹介は行わず正社員の求人のみを扱う
- 書類選考なしで約20社の企業と面接できるチャンスがある
- 入社後も続く手厚いサポートで91.5%の定着率を誇る
- 充実した就職サポートにより「職業紹介優良事業者」に認定されている
JAIC(ジェイック)は2005年のサービス開始より23,000名以上の正社員への就職成功実績を持つ転職エージェント。
既卒や第二新卒、フリーター、ニート、大学中退、高卒、中卒などの20代を幅広くサポートしており、「未経験向け」「女性向け」「中退者向け」と就職支援のコースが分かれています。
既卒におすすめの「就職カレッジ®」では、社会人経験がない人や少ない人の正社員就職を強みとしており、就職成功率は81.1%。
ビジネスマナーや自己分析、履歴書、面接の個別対策などの就職講座が受けられるほか、入社後も継続したサポートにより91.5%の定着率を誇っています。
また、未経験者を採用したいと考える優良企業を約20社集めた集団面接会では、書類選考なしで面接をすることも可能です(現在はオンラインで実施)。
未経験から正社員として長く働きたいという方には安心して利用できる転職エージェントといえるでしょう。
既卒におすすめの就活サイト5選
そこで、ここでは「第二の就活」が既卒の方に是非おすすめしたいサイトをご紹介します。
▼「第二の就活」おすすめの就活サイトはズバリ次の2つです!
リクナビNEXT
リクナビNEXTのおすすめポイント・強み
- 日本最大級の求人情報量
- 豊富な検索条件により希望する求人の絞り込みが可能
- AI技術による自分にマッチした求人のレコメンド機能
- 経歴などを登録しておくことで企業側からのオファーが来ることも
- スマホアプリで時間や場所を気にせず快適なサービスが利用できる
リクナビNEXTは株式会社リクルートが運営する求人サイトで、転職を希望する社会人をターゲットとしています。
新卒時に利用されていた方も多いであろう「リクナビ」の次のステップというイメージで、第二新卒や既卒、フリーターなど幅広い社会人の方向けのサイトです。
業界大手・老舗のリクルートが運営するサイトだけあり、その求人情報量は日本最大級。
さらに、AIを駆使し、自分の経歴や希望などにマッチした求人のレコメンド機能や、自分に興味を持った企業からのオファーを受けられる機能などもあります。
検索条件が細かく用意されているので、膨大な求人量でもすぐに自分の希望した条件にぴったりな求人を探すことが可能です。
また、スマホアプリの操作性も良く、場所や時間を気にせずに求人を探せる点も大きな魅力です。
Re就活
Re就活のおすすめポイント・強み
- 第二新卒をはじめとする20代に特化したサイトを展開
- 質問に答えるだけで自分に合った仕事がわかる適職診断ができる
- 希望条件や経歴を登録しておくことで興味をもった企業からスカウトが届く
- 面接前に企業とチャットで気軽に質問が可能
- 「転職博」「就職博」といった多数の企業が参加するイベントを開催
Re就活は株式会社学情が運営する、第二新卒・既卒・フリーター・ニートなど20代をターゲットにした就活サイト。
簡単な質問に答えるだけで自分の強みや適職がわかる「適職診断」を受けることが可能で、「どんな仕事が自分に向いているのかわからない」という人にもおすすめです。
また、希望条件や職務経歴を登録しておくと、Web履歴書が匿名で企業に公開され、興味を持った企業から直接スカウトが届く機能も。
さらに、応募を歓迎している企業と面接前にチャットで質問ができる機能もあり、気軽にやりとりをしながら応募することが可能です。
サイト上以外にも「転職博」「就職博」と呼ばれる企業参加型のイベントも積極的に開催されており、企業の雰囲気を実際に知るチャンスがある点も大きな魅力です。
いい就職ドットコム
- 登録者数は日本最大級の約20万人
- 既卒を応募対象としている求人を絞り込んで検索可能
- 自宅のスマホから私服で参加できる会社説明会を実施
- 夜20時以降や土日にも対応した無料就職相談が15分から受けられる
- 個性や趣味で面談オファーが届く「アッテミオファー」も展開している
いい就職ドットコムはブラッシュアップ・ジャパン株式会社が運営する既卒・第二新卒・新卒向けの正社員就職支援サイトです。
求人検索ページでは「既卒」「第二新卒」「新卒」と応募条件を絞り込んで検索ができるため、既卒が応募可能な求人を素早く見つけることができます。
また、同サイトの「求人紹介LIVE」では、自宅からスマホで会社説明会に参加することも可能。
かしこまった説明ではなく、対談形式のざっくばらんな求人紹介で、素朴な疑問にも対応しています。
さらに、同サイトでは求人の検索や応募だけではなく、電話やWebを使った就職相談も実施。
「45分~60分」「15分~30分」とあらかじめ相談時間を指定して予約することができるため、「軽く相談をしたい」という人も気軽に利用できます。
ツノル
- 中堅・中小企業に絞って求人検索ができる
- 既卒者は卒業後5年以内まで利用可能
- 3月のエントリー開始前から気になる企業のブックマークができる
- InstagramやTwitter、facebookからも情報がチェックできる
- サイトがシンプルで知りたい情報のみを素早く得られる
ツノルは株式会社フリーシェアードジャパンが運営する、新卒、既卒、第二新卒向けの中堅・中小企業の求人に特化したサイト。
既卒者は卒業5年以内であれば利用でき、求人検索画面では既卒者が応募可能な求人を絞り込んで検索することも可能です。
ツノルが扱う求人は全て資本金や従業員数などで判断された中堅・中小企業のみ。
そのため、大手求人サイトでは埋もれてしまいがちな求人も探しやすいというメリットがあります。
また、気になる企業は選考開始前からブックマークをしておくことも可能。
選考が開始されると採用情報の通知が届くため、余裕を持って企業研究をすることができます。
Wantedly
- 面接選考の前に企業の担当者に気軽に話を聞くことができる
- 37,000社以上の企業情報がチェックできる
- TwitterやfacebookなどのSNSとの連携が可能
- 自分のプロフィール情報に興味を持った企業からオファーが受けられる
- 有料のプレミアム会員になると企業からのスカウトが来やすくなる
Wantedly(ウォンテッドリー)は正確には「ビジネスSNS」という位置づけになりますが、一般的な就活サイトと同様に企業の求人を探すことができるサイトです。
Wantedlyには37,000社以上の企業情報が登録されており、登録企業の業種は情報通信系を中心に多岐にわたります。
最大の特徴は、気になった企業の人事担当者に直接話を聞くことができる点です。
「面接」という形ではなく、応募・選考の前に気軽に気になったことや詳しい話が聞けるため、採用後のミスマッチが起こりにくい傾向にあります。
また、Wantedlyでは企業側が登録されているユーザーを自由に検索して、直接メッセージを送ることもできます。
企業研究ができるうえ、自分で検索するだけでは出会うことのなかった企業からオファーが来る可能性もあるため、登録しておいて損はないサイトといえるでしょう。
申し込みから求人応募までの大まかなSTEP
就活サイトの場合は基本的には自分のペースで就活を進められるので心配はいりませんが、実際に相手(担当者)のいる就活エージェントを利用するとなると、ちょっと緊張する……という方も少なくないでしょう。
大まかな流れはどの就活エージェントもほぼ同じなので、次の流れを知っておけば安心です!
これから就活エージェントへの登録を検討されている方は是非チェックしておいてくださいね。
ステップ1:登録
PCサイトやスマートフォンから登録を行います。
登録時間はおよそ1分ほどで、簡単な基本情報の入力のみです。
ステップ2:面談(カウンセリング)日程を決める
登録後、エージェントの担当者からメールや電話などで面談(カウンセリング)日程についての連絡があります。
Web面談を行っているエージェントの場合は即日面談をすることもあります。
ステップ3:面談(カウンセリング)
面談(カウンセリング)では、これまでのあなたの経歴や、希望する職種などの質問をされます。
どんな人物か知るために就活とは直接関係のない話をすることもあるでしょう。
ここで緊張する必要は全くありませんので、リラックスしてありのままの自分を見せましょう。
ステップ4:求人の紹介
面談(カウンセリング)の情報をもとに、担当者があなたの経歴や希望条件にマッチする求人を紹介します。
納得できる条件であればもちろんそのまま応募が可能ですが、「ちょっと違うな」「ここが気になる」といった点があれば遠慮なく担当者に本音を伝えましょう。
ステップ5:応募対策(書類選考・面接)
応募する求人が決まったあら、書類選考や面接対策を行います。
履歴書や職務経歴書の添削、企業に合わせた面接対策が行われますので、しっかりと話を聞いて対策をしておきましょう。
ステップ6:応募
企業に応募をします。
応募自体は担当者が進めてくれるのであなたはその後の連絡を待つだけで大丈夫です。
ステップ7:面接
書類選考に通過すれば面接に進みます。
この時点で面接対策を行う場合もありますので、しっかり対策をしておきましょう。
書類選考に通過しなかった場合は、再び求人紹介のステップへと戻ります。
ステップ8:内定
エージェント経由、あるいは直接内定の連絡が入ります。
最終的に入社するかどうかはこの段階で決めますので、これまでを振り返ってよく考えて決断をしましょう。
内定が獲得できなかった場合は、担当者から面接のフィードバックがある場合も。
フィードバックを参考にしながら、また新たな求人に応募しましょう!
ステップ9:入社日などの調整
入社の意思が固まったら、入社日の調整などもエージェントの担当者が行います。
報酬など気になる点がある場合にはこの時点で質問や交渉をお願いしましょう。
就活サイトや就活エージェントを使いこなすコツは?
ここまでおすすめの就活エージェントや就活サイトをご紹介してきましたが、ただやみくもに利用しまくれば良い、というわけではありません。
コツ1:転職エージェントは複数登録しておく
「ここだ!」と思ったエージェントへ実際に面談に行ってみたものの、「なんとなく担当者と合わない」「なんとなくエージェントの雰囲気が違う」と感じることも。
また、そのエージェントが持っている求人の中に自分が求める内容の求人がない、あるいは少ない場合もあるので、複数のエージェントに登録しておくことをおすすめします。
なお、その場合は少し言いにくいかもしれませんが、各エージェントの担当者に「他のエージェントにも登録している」という旨を伝えておきましょう。
これは、応募する求人が被ってしまうことを防ぐためです。
コツ2:サイトとエージェントの両方を利用する
繰り返しになりますが、就活サイトと就活エージェントのいずれかだけに絞って就活する必要は全くありません!
やはり就活エージェントはリアルな悩みや希望を伝えた上で確実に就活を進められるのでおすすめですが、エージェントにない求人が就活サイトにあることも確か。
例えば就活サイトで気になる求人を見つけた場合は、まず先にエージェントに同じ求人を扱っていないかを聞いてみるのもおすすめです。
同じ求人がない場合でも、似たような求人でもっと良い条件の求人を探してもらえる可能性もあります。
コツ3:とにかく頼る!
就活エージェントを利用する際は、遠慮することなくとにかく本音を話して担当者にとことん頼るようにしましょう。
エージェント側は応募者の就活を成功させ、その後も納得して働いてもらえることを目標に仕事をしています。
変に気を遣って「ちょっと違うかも…」と違和感を感じながら就活をすすめ、就職はしたものの、結局すぐに退職してしまっては時間と労力の大きな無駄遣いです。
せっかくエージェントを利用するのであれば、「絶対に自分にぴったりの就職先を見つけるんだ!」といった気持ちで、遠慮なく担当者に頼りましょう。
あなたが本気で頼ってくれているとわかると、担当者のやる気もUPして、良い仕事をしてくれるはずですよ!
コツ4:自分の希望は素直に伝える
就活をしていると「内定が欲しい」という気持ちから、つい自分が本来希望する条件のハードルを下げてしまうことがあります。
選考途中に違和感を感じつつも選考を進めたものの、入社後にミスマッチが生じ、結局「やっぱり違う」と感じて短期離職になるケースは少なくありません。
就活エージェントや就活サイトを経由して求人に応募する際に、自分が希望している内容とは違う条件や求人を提案された場合は注意が必要です。
「求職者側の自分がこんな希望を言ってもいいのかな……」などと考えずに、自分の希望は早い段階でにはっきりと伝えておきましょう。
自分の希望をはっきりと伝えておくことで、就活エージェント側も求人が探しやすくなり、入社後のミスマッチも少なくなります。
ただし、希望が多かったり細かすぎることで求人が見つからない場合は、希望の優先順位を決めた上で就活をすすめることも必要です。
コツ5:担当者の意見は「参考」にする
就活エージェントを利用する際は「相手は就活のプロだから」という意識から、キャリアアドバイザーの意見をすべて受け入れてしまいがちです。
たしかにキャリアアドバイザーは就活について精通していますので、たとえば履歴書の書き方や面接対策などの部分で指摘を受けた際は担当者の意見を尊重するべきでしょう。
しかし、求人の紹介については、人それぞれ希望や条件が違います。
担当者から紹介された求人に対して「なぜこの求人なのだろう?」と疑問を感じたときは、すぐに質問をしましょう。
担当者があなたの希望について違った解釈をしているのかもしれませんし、正しい解釈の上で、何か理由があってその求人を紹介しているのかもしれません。
求人に応募するかどうかの最終決定権はあくまでも求職者のあなたであり、採用するかどうかの最終決定権は求人を募集している企業です。
キャリアアドバイザーの意見はあくまでも「参考」として受け止め、自分でしっかりと考えることが大切です。
8.既卒の就活事情に関するよくある質問
学生でもなく、第二新卒や中途採用とも違う既卒は、就活において独特な立ち位置といえます。
そのため、気になったことがあっても質問できる人がなかなかいません。
そこでここからは、既卒の就活に詳しいウズキャリのキャリアアドバイザーが、既卒ならではの気になる疑問にお答えしていきます!
新卒に比べて既卒の就活は不利でしょうか?
最近では既卒や第二新卒を新卒と同じ枠で採用しようという企業も少しずつ増えています。
しかし、日本では新卒を一括して採用する文化が根づいており、いわゆる「新卒至上主義」の企業が多いことは事実です。
また、既卒の場合は「学生の間に就職先を決められなかった」という点から、企業に「何か問題のある人物なのでは?」とマイナスイメージを持たれやすいことも事実です。
「新卒と既卒、どちらが就職に有利か?」という質問に対しては「新卒」と答えざるを得ませんが、だからといって既卒になると就職できないわけではありません。
新卒との違いは「学校を卒業しているか」の違いだけであるため、既卒になった理由が採用担当者の納得いくものであれば採用される可能性は十分にあります。
既卒だと大手企業には就職できないのでしょうか?
大手企業や有名企業は新卒からの人気が高く、例年応募者も殺到するものです。
そのため、先ほどの「新卒至上主義」という考え方も影響し、企業側も多くの新卒の応募者の中からわざわざ既卒を積極的に採用しようとはしません。
ただし、「大手=既卒はNG」というわけでもなく、留学や研究などのやむを得ない理由から既卒になった人は既卒でも採用されることがあります。
また、採用計画どおりに新卒を採用できなかった場合にも、新卒枠をカバーするような形で既卒が採用されることもあります。
以下の記事では、既卒の採用実績がある大手企業のリストや、既卒が大手企業に入社するためのポイントなどをご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。
既卒募集にブラック求人が多いのは本当ですか?
「既卒を募集している=ブラック企業が多い」というわけではありません。
基本的に企業側は自社に合う人材であれば新卒や既卒にこだわらず、積極的にその人を採用しようとするものです。
ただ、大手企業や有名企業など「ホワイト企業」として知られる企業の求人は新卒からの応募が殺到するため、既卒や中途採用のための枠が少ないということは考えられるでしょう。
また、既卒の場合は学生時代に集中して就職活動をしていない人が多く、「ブラック企業を見極める目」が養われていないということも挙げられます。
さらに、働きながら就活ができる第二新卒とは違い、既卒は就職先が決まらない限りその期間は空白期間となるため、就活において焦りが生じやすい部分もあるでしょう。
「既卒=ブラック企業しかない」と決めつけず、自分でブラック企業ではないかを見極める基準を設けることが大切です。
こちらについては以下の記事でも詳しく紹介しています。
既卒におすすめの就活時期はありますか?
新卒と違い、既卒は企業の募集さえあればいつでもエントリーすることが可能で、特に就活の時期は決まっていません。
新卒や第二新卒のように内定から入社まで一定期間待つことがないため、早く人材を確保したい企業が既卒を積極的に採用するケースもあるほどです。
ただし、既卒の平均就活期間は一般的に3ヵ月程度といわれていますので、「就職したい」と考える時期から逆算して、3ヵ月以上前からは就活を始めることをおすすめします。
なお、例年3月は退職者が増える傾向にあるため、4月入社の社員を募集する企業は多く、その場合は1月頃には就活を始めておきたいところです。
また、下半期がスタートする10月に向けて募集をかける企業も多いため、10月入社を狙うのであれば7月頃に就活を開始すると良いでしょう。
既卒の就活時期についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
9.この記事のまとめ
既卒の就活は孤独になりがちですが、少し見方を変えると新卒のように決められた流れではなく、自分のやり方、自分のタイミングで就活をすすめることができるとも考えられます。
だからこそ、既卒の就活ではコツをつかんですすめていくことが大切です。
今回ご紹介したおすすめの就活エージェントや就活サイトを活用しながら、ぜひ既卒だからできる自由で効率の良い就活を始めましょう。
「やっぱり既卒の就活は不安」「まだまだわからないことがある」といった場合は、是非私たちウズキャリにご相談ください。
ウズキャリのキャリアアドバイザーは全員が既卒や第二新卒など「就活で苦労した経験」を持っていますので、既卒ならではの悩みにもしっかり寄り添います。
サービスはすべて無料でご利用いただけますので、是非お気軽にご相談ください。
UZUZが徹底サポート!