もくじ
突然ですがフリーターで就職活動中のあなた!
「フリーターが正社員として採用されやすい職種ってなんだろう?」
そう考えたこと、ありませんか?
「選ばなければ仕事はある」なんて言葉を耳にすることもありますが、正直、仮に仕事があったとしても、どの職種を選べばいいのか迷いますよね?
フリーターにもおすすめの職種ってあるの!?
フリーターの採用を積極的に行っている職種、実はたくさんあるんです!
でもそれと同時に、フリーターからだと就職しにくい職種もあるのも事実。
し、知らなかった……!
フリーターはそもそもの職歴が浅い人が多いです。
なので、どんな職種なら採用されやすいかイメージできなくても当然です。
そこで今回は、フリーターが就職活動の職種選びに迷わないために、人材紹介会社だからこそわかる“フリーターが本当に就職できる職種”について解説します!
ぜひ参考にしてくださいね。
- フリーターが正社員として就職しやすい職種
- フリーターからだと就職が難しい職種
- フリーターが面接前にやるべきこと
UZUZが徹底サポート!
フリーターから正社員に就職しやすい職種
フリーターから正社員への就職を目指す人にとって、「本当に就職できるのかな」「いつまで就活すればいいんだろう」という不安はつきもの。
スムーズに正社員への就活を成功させたいなら、正社員に就職しやすい職種やその特徴を知ることが成功への近道となります。
- 未経験でも始めやすい仕事内容(資格やスキルがなくてもOK)
- 需要が伸びていて将来性がある業界
この2つの特徴を踏まえたうえで、自分の希望や長所にマッチしそうな職種を探してみましょう。
以下では、具体的な職種の一例をご紹介します。
営業職
まずひとつめに紹介するのは、営業職です!
会社の売り上げに直接関わっているのがこの営業職。
「よく見かける」のは、そもそも営業職を募集する会社が多いから。
なぜか?
それは、営業職がいないと会社の売り上げが上がらないからです。
「利益を生み出すポジションである営業の数はきちんと確保しておきたい」 そう考える企業が多いので、営業職は他職種より募集数が多いんですよ!
ちなみに営業として働くと、どんな良いことがあるの?
営業職として働くメリット・デメリットとはなんでしょうか?
それぞれについて詳しくみてみましょう!
営業職として働くメリット
営業職として働くメリットの代表的なものとしては、次の4つが挙げられます。
- 給料が上がりやすい
成果がわかりやすい分、ボーナスを始めとする評価にも直結しやすい - 結果が目に見えて分かる
「結果」がモチベーションになる人にはぴったり - スケジュールの融通が効く
外回りが多い場合、ある程度スケジュールを自由にできる - 市場価値が上がる
営業職を欲しがる企業は多いので転職の際にも求人の選択肢が多く有利
営業の目的はなんといっても会社の利益を出すこと!
そのため、利益を出せば給料にも反映されやすいですし、評価も上がります。
なので、
- 「分かりやすい結果」があった方がモチベーションにつながる
- 数字を追うことにそこまで抵抗がない
こんな人は営業職に向いていますよ!
さらに営業職を採用したい企業は多いので「いざ転職!」となっても、営業の経験は有利に働きやすいです。
「市場価値を高められる仕事がしたい」 そう思っているあなたにも営業はおすすめです!
でもいきなり現場に出されることってあるの?未経験だから不安……
しかし、そこはあまり心配する必要はありません!
なぜなら最初は「OJT方式」で先輩が一緒についてくれることが多いから!
たとえ未経験でも、ちゃんとサポートしてくれる会社が大半です。
営業職として働くデメリット
ここまでご紹介したとおり、営業職はメリットの多い仕事ですが、デメリットももちろんあります。
営業の種類や企業の体質にもよりますが、代表的なデメリットとしては次のようなことが挙げられるでしょう。
- 結果が出ない時はしんどい
はっきり数字として結果がわかる分、数字をプレッシャーに感じてしまうことも - ある程度のメンタルは必要
営業先で断られてもその都度落ち込まず、仕事として“割り切る”ことも大事
上にも書きましたが、営業職は結果や数字が求められる仕事です。
なので、結果が出ている時は問題ないのですが……
「成果」が出ない時は、しんどさを感じてしまうかもしれません。
営業として働く際には、必要以上に落ち込まない気持ちは大切です。
「こんなもんだろう」 「数字が出ないならどうやって対処しようか」 こんな風に割り切る+次への対策を考えられる人のほうが長く続く職種です!
サービス販売職
続いてふたつめに紹介するフリーターが就職しやすい職種はサービス販売職!
最前線に立ち、自らサービスやモノを売る(提供する)のがサービス販売職。
日頃の生活の中で、私たちとも関わる機会が多い仕事です。
実はサービス販売職は「売る」だけが仕事ではないんです。
- お客様のニーズに合わせた商品提案
- クレームの対応
- 売上目標の管理・達成
- 店舗運営
- 社員・アルバイト教育 などなど……
実はさまざまな業務を行っているんです!
そんなサービス販売職として働く場合にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
詳しく見てみましょう!
サービス販売職として働くメリット
サービス販売職として働くメリットとしては、主に次の4つが挙げられます。
- 学歴不問・未経験からでも採用されやすい
学歴や販売経験よりもポテンシャルを重視する企業が多い - アルバイトから正社員になれることも
アルバイトで入社しても成果を出せば社員登用してくれる会社もある - マネジメント力がつく
早い段階から現場のマネージャー業務を任されることも - 対人スキルが上がる
色々な人と関わるので丁寧な対応力が身につく
サービス販売職は、ヒト(お客様)とサービス・モノをつなぐ仕事です。
顧客から「ありがとう」といった直接的な反応をもらえる仕事でもあるので、それがやる気につながる人は多いようです。
そのため、
- 顧客と一番近いところで仕事がしたい
- マルチスキルを身につけたい
- 比較的体力がある
こんな人はサービス販売職に向いていますよ!
サービス販売職として働くデメリット
営業職と同じく、サービス販売職にも当然デメリットはあります。
例えば、次のような例が挙げられるでしょう。
- 給料が低い
営業職などに比べると給料は高くない - 生活が不規則
中には体調を崩してしまう人もいる - 転職時不利になることも
他職種に転職する際「接客」がスキルとみなされない可能性アリ
間口が広く、特別な専門知識がなくても採用されやすいのはサービス販売職のいいところです!
でも業界全体を通して給料はあまり高くなく、上がり幅も大きくないのが実のところ。
なので稼ぎたい人は物足りなさを感じてしまうと思います。
また、中には 「接客業のスキルは接客業でしか活かせない」 そう捉える企業も少なくないんですよね。
もちろん、全ての企業が当てはまるわけではないですよ!
ただ接客業から他の職種に転職する場合、接客経験が有利に働かないケースもゼロではないのです。
なので大前提として 「接客が好き」 こう思える人は長く続く職種です!
IT職
最後、3つめに紹介するフリーターが就職しやすい職種はIT職です!
技術者として、システムを作ったり、作ったシステムの保守・運用を行うのがIT職。
そう思ってしまう人、きっと多いですよね。
だって、日頃生活の中で直接関わることがあまりない仕事ですから!
でも実は、未経験かつ文系でも活躍できる職種なんですよ!
なぜなら、IT業界は今圧倒的に人材が不足しているから。
需要が高まっているにも関わらず、採用が追いついていない状況なんです。
だからこそ文系・理系問わず人を積極的に採用して、業務にあたる企業が多いのです!
実はIT職には、文系が活躍できる要素がたくさんあるんです!
- クライアントの要望を正しく理解する
- クライアントに適切な提案をする
- 日々発生するトラブルの対応
などなど、意外にもIT職はクライアントとのやり取りが多く発生する仕事。
文系はコミュニケーション能力に長けている人が多いので、一見関係ないように見えるIT職でも活躍できるというわけなんですね!
さらに、大体どの企業も未経験者に向けた研修を用意してくれています。
なので知識がない状態で入社しても安心なのです!
IT職として働くメリット
IT職として働くメリットとしては、主にこんなものが挙げられます。
- 手に職がつく
資格や専門知識を武器にして働ける - 女性も活躍できる
女性が働きやすいよう制度を整えてくれる会社も - チームで働ける
チームで仕事することがほとんどなので「IT職=孤独」ではない - 市場価値が上がる
需要が高い職種なので転職もしやすい
IT職は資格や専門的な知識が必要になる仕事。
なので都度勉強していけば、自然と市場価値の高い人間になることができます!
- 勉強にそこまで抵抗がない
- 数字を追うよりコツコツ確実にステップアップしていきたい
こんな人はIT職で活躍できるはずです!
さらに今はIT職の需要がとても高い時代。
一度就職して経験を積めば、将来的にも転職しやすくなります。
IT職として働くデメリット
メリットの多いIT職ですが、もちろんデメリットもあります。
- 職種によってはシフト制
夜間対応が発生する場合も(休みは取れる) - 常に勉強しなければならない
変化の激しいIT業界についていくため勉強は必須 - スタート時は給料が高くない
資格取得などで給料を上げていく必要性アリ
IT職は日頃から勉強が多い仕事。
あなたが勉強を苦に感じないなら、特に問題はないのですが……
「できれば勉強はしたくない!」 そう思う人には少々辛い仕事になってしまうかもしれません……!
なぜならIT職は、勉強し資格を取得することで業務の幅が広がる仕事だから!
よって、 「自分の業務を広げるために日々勉強できる」 こんな人は長く働ける職種なんです。
ドライバー
20代の平均年収 | 375万円前後 |
仕事内容 | トラック(小型~大型)を運転し、宅配や配送、引っ越しなどの業務に携わる。長距離輸送やルート配送など、範囲はさまざまで、荷積み、荷下ろし、集荷、伝票作成などを行う。 |
求められるスキル |
|
資格 | 普通自動車運転免許は必須。
|
4つめにご紹介するドライバーは、ネットショッピングの普及などにより近年特に需要が高まっている仕事。
今や私たちの生活になくてはならない物流業界は、需要に対して人が追いついていない状態です。
ドライバーの仕事は、将来なくなる可能性が極めて低い仕事です。
そのため、必要な資格を持っていれば転職もしやすく、長く働き続けられやすい仕事であるといえるでしょう。
ドライバーの仕事はフリーターからでも就職しやすく、将来の安定も見込まれますが、当然、ほかの職種と同様にメリット・デメリットはあります。
ドライバーとして働くメリット
ドライバーとして働くしてメリットとしては主に次の4つが挙げられます。
- 学歴不問・未経験からでも採用されやすい
需要が高いため資格があれば就職しやすい - 転職がしやすい
条件の良い会社に転職することで年収アップも - 市場価値が高い
なくてはならない仕事なので誇りが持てる - 人間関係の悩みが少ない
1人で行う仕事が多く、人間関係が煩わしくない
ドライバーの仕事は、宅配便を個人宅に届ける軽貨物配送ドライバーや倉庫や店舗など決められたルートの配送を行うルート配送ドライバーなどさまざま。
しかしそのどれもが人々の生活を豊かにすることに直結しているため、社会を支える仕事であることに誇りを持ち、やりがいを感じられることが多いでしょう。
仕事中は1人で運転をすることが多く、人と関わることもそう多くはないため、他職種と比較して人間関係に悩むことが少ない点もドライバーとして働く大きなメリット。
- 手に職をつけたい
- 人間関係で悩みたくない
- 体力がある
こんな人はドライバーに向いているでしょう!
ドライバーとして働くデメリット
ドライバーとして働くデメリットの代表的なものとしては次の点が挙げられます。
- 時間に追われやすい
自分の力ではどうしようもできないことも - 体力が必要
年齢を重ねるときつく感じやすい - 長時間労働になることがある
危険な長時間労働はないが、深夜の勤務があることも
ドライバーの仕事は基本的に決められた時間までに特定の場所に到着することが求められます。
しかし、交通状況や天候などの影響によりスケジュール通りにいかないこともしばしば。
時間を気にしなければならないプレッシャーに加え、夜間に走行したり、トラック内で仮眠をとるなど、ときには長時間労働になってしまう可能性もあるでしょう。
1人で働くことが多い仕事のため、自己判断が求められることも多く、自己管理が苦手な人にとっては厳しさを感じることがあるかもしれません。
公務員
20代の平均年収 | 350万円前後 |
仕事内容 | 民の生活全般に関わる仕事を行う。利益を追求する民間企業とは異なり、社会への奉仕を追求する。トラック(小型~大型)を運転し、宅配や配送、引っ越しなどの業務に携わる。長距離輸送やルート配送など、範囲はさまざまで、荷積み、荷下ろし、集荷、伝票作成などを行う。 |
求められるスキル |
|
資格 | 基本的に必須となる資格はないが、
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最後にご紹介する職種は公務員です。
公務員というと学歴重視といったイメージを持つ人もいるかもしれませんが、フリーターからでも公務員を目指すことは可能です。
公務員になるためには、毎年行われる公務員試験に合格することが条件。
通常の「一般枠」の試験では、年齢上限が30歳であることが多いため、20代のフリーターであれば多くの場合受験が可能です。
また、高卒のフリーターが公務員を目指す場合は「高卒程度試験」、大卒のフリーターであれば「大卒程度試験」を受験することが一般的です。
公務員といえば安定して働けることが大きなメリットといえますが、それ以外にもメリットはありますし、反対にデメリットもあります。
公務員として働くメリット
公務員として働く代表的なメリットとしては以下の点が挙げられます。
- 雇用や収入が安定している
倒産のリスクがない - 福利厚生が充実している
産休・育休が取得しやすく退職金もある - 勤務時間が規則的
勤務時間があらかじめ決められていることが多い - 社会的信用が高い
ローンの審査に通りやすい
民間企業は収益を上げることを目的としていますが、公務員は社会への奉仕を目的として働きます。
そのため、民間企業のように売上が悪く倒産するといった心配がなく、一度就職すれば基本的には定年まで働き続けることが可能です。
また、公務員は民間企業のお手本であることが求められるため、例えば産休や育休の取得など、福利厚生も充実しており、部署にもよりますが残業なども比較的少ない傾向にあります。
- 安定した生活を送りたい
- 社会貢献できる仕事がしたい
- ライフワークバランスがとれる仕事がしたい
こんな人は公務員に向いているといえるでしょう。
公務員として働くデメリット
安定性があり求職者からも人気の高い公務員ですが、次のようなデメリットもあります。
- 個人の実績や成果が評価されづらい
基本的に年功序列であり実力主義ではない - 副業が禁止されている
一部の例外を除いて基本的には副業は禁止 - 民間企業への転職では不利になりやすい
評価基準の違いからスキルが活かしにくい
民間企業では若くても実績を出せば評価され、給与にも反映されることが多いですが、公務員は基本的に年功序列のため、成果を出しても給与に反映されることはありません。
また、公務員の仕事は新しいことにどんどん挑戦するというよりも、形式的な業務の方が多いものです。
「頑張った分だけ評価されたい」という上昇志向の強い人にとっては物足りなく感じることもあるでしょう。
また、そのような就業環境であることから、個人として評価されにくく、転職時に不利に働いてしまうことも少なくないのです。
フリーターからの就職が難しい職種は?
フリーターが正社員として就職しやすい職種について解説しました。
さあ、ここからはそれと反対です!
フリーターからの就職が難しい職種について紹介していきましょう。
ここでは、以下の3つの職種を挙げたいと思います。
フリーターの就職が難しい職種
- 事務職
- クリエイティブ職
- 企画職
チェックしてみてくださいね!
専門事務職
まず最初にご紹介するのは、専門事務職です。
貿易事務や経理事務、法務事務などがあり、専門的な知識や資格が必要となる。
そもそも、事務処理のシステム化が進み、正社員の事務職の募集自体が年々減少傾向にあります。
それに加え、事務職を派遣やパートでまかなう企業が増えていることから、事務職の有効求人倍率は常に1倍を切り、0.3~0.5倍あたりを行ったり来たりしている状態です。
そして、そんな事務職の中でも先ほどご紹介した専門事務職では、資格はもちろん実務経験が求められることがほとんど。
- 専門的なスキル・知識が求められる
貿易事務の場合は語学力、経理事務の場合は簿記資格など - 経験者が優遇される
即戦力が求められるため実務経験が必要
フリーターからいきなり正社員として専門事務職に就職することはかなり難しいといえるでしょう。
どうしても専門事務職として就職したいと考える場合は、次のような方法でステップアップすることをおすすめします。
- まずは一般事務やOA事務での正社員を目指す
- 実務レベルで通用する資格や知識を身につける
- 事務職の派遣やパートで実績を積む
クリエイティブ職
続いてふたつめに紹介するのはクリエイティブ職!
その業務内容は多岐にわたり、Webデザイナー・服飾デザイナー・ライター・テレビディレクターなども含まれる。
アイデアをカタチにする難しさもありますが、楽しさを味わえる仕事でもあります。
では、どうしてクリエイティブ職はフリーターからの就職が難しい職種なのでしょう?
- ソフトを扱える技術力必須
「Illustrator」や「Photoshop」などを使えることが大前提 - 経験者が優遇される
即戦力を求められることが多い
もしかしたら「少しはソフトを触れる」という人もいるかもしれません。
でも、“少し”ではダメなのです。
ちょっと厳しい言い方になってしまうのですが…… クリエイティブ職の場合、ソフトを扱えるのは「最低条件」で「当たり前」です。
それができて初めて選考のテーブルに乗る、くらいに思っていた方がいいかもしれません。
なので基本的に、クリエイティブ職(特にデザイナー)を募集している会社は、未経験者の採用を前提にしていません。 即戦力人材を求めることがほとんどなのです。
もし本気で目指したい場合は、
- ソフトの使い方を完璧にマスターする
- 技術や知識を一から学べる専門学校へ入学する
この辺りを視野に入れることをおすすめします!
就職が決まった後も自分の力量を客観的にチェックして、しっかり勉強を重ねていく姿勢が求められるポジションといえますね。
企画職
最後に紹介する「フリーターからの就職が難しい職種」は企画職です!
企画職は市場を徹底的にリサーチしてアイデアを生み出す仕事です。
自分が考えたものを世に広めることができるので、面白味のある仕事ですよね!
しかし、フリーターが未経験から挑戦するには少々難易度の高い職種なのです……!
- そもそも職歴があることが大前提
正社員(もしくはそれに準ずるような)勤務経験が必要 - 多くの「実務経験」も必須
企画を立てるためには現場=市場のことを深く知っている必要がある
基本的に、企画職の求人は「職歴アリ」「経験者」の場合がほとんどです。
なぜなら企画職は、現場を知った上で初めてできる仕事だから。
なので、そもそも未経験者を歓迎する求人が市場にあまり出回っていません。
確かに現場や市場を知らないと、企画ってできないよね!
もしあなたが企画職に就きたいなら、そんな時は以下を試してから企画職に挑戦してみましょう!
- 何はともあれまずは職歴を積む
- できれば営業・販売職などの現場を経験する
一見遠回りにも思えるかもしれませんが、フリーターから企画職を目指すのであれば、こちらの方が近道といえるでしょう。
就職したいフリーターが職種選びと同時にやること
ここまでご紹介したとおり、フリーターから正社員を目指すのであれば、やみくもに就活を進めるのではなく、職種選びを慎重に行うべきです。
ただし、就職しやすい職種を選びさえすればいいのかといえばそんなことはありません。
フリーターから正社員を目指す場合は、次のポイントも重要です。
自己分析をする
自己分析ときくと自分のやりたいことや向いていることを見つけるイメージが強いかもしれません。
しかし、「正社員になりたい」という気持ちが先にある場合、やりたいことを見つけることは簡単ではないことが少なくありません。
そこで、ここでは以下の3つのポイントを明確にする意味での自己分析を行いましょう。
- なぜフリーターになったのか
- どうしてこのタイミングで就職したいと思ったのか
- 働く上で大事にしたいことは何か
これらを明確にすることで、応募先選びがスムーズになります。
また、面接ではほぼ確実にこれらの質問をされるため、面接でもスムーズかつ自信をもって答えられるでしょう。
ポイントは内容に一貫性を持たせること。
「フリーターになった経緯」から「働く上で大事にしたいこと」までにストーリー性を持たせるイメージで考えてみましょう。
基本的な就職活動のやり方を学ぶ
一度も就活をしないままフリーターになった人は、そもそもどのような流れや方法で就活すればよいのかわからないケースが少なくありません。
本来であれば採用されるであろうポテンシャルがあっても、応募書類の書き方や面接の受け答えの仕方など、就活のマナーが身についていないことで不採用となることもあるのです。
就活のマナーといっても難しく考える必要はなく、多くの学生が就活の際に覚えるような基本的なことばかりです。
「フリーターだから」「社会人経験がないから」という理由だけで自信をなくす必要はありません。
自分の強みをより引き出す方法と捉え、基本的な就活の方法を学びましょう。
なお、以下の記事ではフリーターが就活を始める際の方法や流れについて詳しくご紹介しています。
就活をスタートさせる前にぜひご一読ください!
就職エージェントを利用する
フリーターから正社員を目指す場合、新卒の学生のように周囲と同じタイミングで就活を進めることはありません。
そのため、就活の際には主観的になりがちで、ときにはちょっとした思い込みからよからぬ方向に進んでしまうことも。
そこでおすすめしたいのが、第三者の客観的な視点からアドバイスをもらう方法です。
例えば就職エージェントもそのひとつ。
就職エージェントでは、就活に関するさまざまなサポートを行っているため、基本的な就活の進め方はもちろん、就活に関する疑問や不安も解消することができます。
就職エージェントは無料で登録・利用できるうえ、自分に合った求人の紹介を受けることも可能です。
ただし、就職エージェントと一口にいっても得意とする分野や求職者のタイプは異なるため、フリーター向けの就職エージェントを利用しましょう。
フリーターから正社員就職を目指す際、求人でチェックしたい注意点
フリーターから正社員への就職を目指す場合、「正社員になりたい!」という気持ちの強さから、求人でチェックすべき点を見落としてしまうことも。
そこで、ここからはフリーターが正社員を目指す際にチェックしておきたいポイントをご紹介します。
条件に妥当性があるか
フリーターが正社員を目指す際に陥りがちなのが、いわゆるブラック企業への応募です。
ブラック企業はその体質がゆえに慢性的に人手が不足しており、一見魅力的に思える言葉で少しでも多くの人を応募させようとします。
- 同業他社より明らかに給与が良い
- 給与の下限と上限に幅がありすぎる
- 「未来へ挑戦」「共に感動」など抽象的な表現が多い
- 具体的な業務内容が書かれていない
- 募集要項の記載が曖昧
このような求人には注意が必要です。
一般的にフリーターから正社員に就職した場合、いきなり「高給」と呼ばれるような給与が支払われることはありません。
条件が良過ぎる求人や、頻繁に出ている求人、長期間掲載されている求人には注意しましょう。
丁寧な連絡が返ってくるか
求人に応募する際には、応募先の担当者の対応にも注目しましょう。
対応の丁寧さは会社全体の仕事ぶりや社員を大切にしているかを知るための大きなヒントとなります。
- ぶっきらぼうな返答をされる
- 質問に対して返答が曖昧
- 非常識な質問をされる
- 勤務時間外(営業時間外)に連絡がくる
- 態度が高圧的
このような対応をされる場合、その会社はブラック企業である可能性が高いと考えられます。
応募者に対して不快な態度をとるのですから、社員に対しては日常的に何らかのハラスメントが行われていても不思議ではありません。
「自分は応募者側だから」「忙しいから仕方がない」などと考えず、相手の対応に違和感を感じたときは自分の直感や感覚を大切にしましょう。
この記事のまとめ
フリーターから正社員への就職は、一見敷居が高いようにも思えますが、ポテンシャルを重視し、未経験者を積極的に採用している職種は意外と多いものです。
正社員への就職を強く希望するのであれば、まずは就職しやすい職種のなかから自分にマッチする仕事を探してみましょう。
また、就活では正しい対策を行うことも大切です。
自分1人で頑張ろうとせず、ぜひ就活のプロである就職エージェントもご活用ください。
ウズキャリでは、フリーター向けの就職支援を積極的に行っており、就職成功率は86%。
担当のキャリアアドバイザーが一人ひとりに合った求人の紹介や就活サポートで正社員への就職を後押しします。
サービスは全て無料でご利用いただけますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
UZUZが徹底サポート!
第二の就活 編集部
「“はたらく”をもっと身近に」をテーマに、就活=不安・やりたくないと感じる気持ちを変えるコンテンツを発信しています。編集部のメンバーは、全員が既卒や第二新卒の経験者です。だからこそわかる「就活に対する怖さ・逃げたい気持ち」に寄り添い、正しい情報をイラストや動画を用いてわかりやすく伝えていきます。