就職活動の失敗から就職留年する場合や、単位取得の不足から不本意な留年をする場合がありますよね。
このように、留年すると「就職するにあたって、少なからず悪影響があるのでは」と不安になってしまうもの。
でもご安心ください!
留年したからといって、決して就活には不利に働くとは限らないんですよ。
そこで今回は、留年した経験を理系の就職戦線に活かす方法についてご紹介します。
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単位不足による留年は特異なことではない?
実は、大学の留年は決して特異なケースではないんです。
特に、理系の場合は、他の学部と比較して留年する割合が高いといわれています。
採用する企業にとっては、留年しているからという理由で選考の対象から外してしまうケースは稀とのこと。
なんだか希望が持てるなあ〜!
とはいえ、企業の面接で「留年の理由」を質問されることは、あらかじめ想定しなければなりません。
重要なのは、「留年に至った理由」なのです。
留年の原因と理由を分析
まずは、留年した原因と理由を分析しましょう。
などと「大学を留年する理由」は、人によってさまざまです。
優秀な人材を確保しようとする企業にとって、留年した原因よりもその理由が重要視される傾向にあるようです。
なかには「留年」という“挫折”や“失敗”を経験していることが、就活に有利に働くケースもあるとか。
留年の原因と理由を分析して、就活をよりよい方向に軌道修正することが求められるのではないでしょうか。
留年を自己PRに活用する
留年をネガティブ材料にしないで、自己PRに活用してみてはいかがでしょう。
例えば、サークル活動は、リーダーシップやコミュニケーション能力に優れているという面のアピール材料になります。
また、アルバイトは社会経験を積んだという理由にも。
大切なのは、「企業が求める意欲的な人材であること」をアピールすること。
失敗したからこそ、思い切った逆転の発想が必要なのです。
留年をプラス材料に変えて、新たな気持ちで就活に臨んでみましょう。
留年をプラス材料にするには
真面目に大学に通っていれば、留年することはありませんよね。
しかし、留年したことによって、選考の際に「自己管理能力が不足しているのでは?」と判断される場合も考えられます。
企業が求めている人材に最も必要なのは、理系の能力はもちろんのこと、本人の性格や優れた資質といっても過言ではありません。
なかでも自己管理能力は、多くの企業が重要視しています。
採用プロセスで実施されている性格適性検査のなかには、自己管理能力が判断される問いがあります。
「留年という失敗に対してどう対処したか」
その解決策についてしっかりと説明し、採用担当者を充分に納得させられる説得力のある言葉で語ることができるのが大切です。
また、自分の非を正直に反省することも必要です。
もし、面接で留年について質問されたら、留年した事実に対して反省の念を素直に述べましょう。
自分の非を認めて反省する姿勢が高い評価に結び付く結果となります。
さらに、反省点をどう改善していくのかを率直に答えてください。
留年しているからといって、採用対象から除外されることは少ないとのこと。
素直で真摯な姿勢を見せることが、就活ではなによりも重要なポイントといえますね。
就職留年という選択
留年する人の中には、希望する企業への内定が思うように得られず、敢えて就職留年の道を選ぶ人も多いのではないでしょうか。
就職留年している期間をどう過ごすかで、その後の人生が大きく変わることになります。
理系の大学生になかには、大学院への進学を決める学生もいるようです。
しかし、就職の失敗を理由に大学院へ進むのは、必ずしもよい方法とはいえません。
なぜなら、大学院は研究成果を求め、博士号を取得するという高い目的をもって進学するべき場所だからです。
大学院に進んだからと言って、希望の企業に就職できるわけではありません。
ただし、純粋な研究者としての道を選ぶのなら、大学院への進学も選択肢のひとつといえます。
また、就職留年は、「新卒」と「既卒」の分岐点。
最近では新卒の特権を維持するために、あえて就職留年するという道を選ぶ学生が増えているようです。
前述した通り、留年は企業の採用基準ではあまり重要視されない傾向が見られます。
就職を先延ばしした分、就職活動にさく自由な時間を得るメリットも。
学生の特権を活かして、
- 希望の企業のインターシップやイベントに参加する
- 必要な資格を取得する
など、さまざまな対策をじっくりと練ることができますね。
「短期の語学留学」や「就業経験」など、企業が求めるスキルを高めると就活に有利になる可能性も高まります。
あくまでも、就職戦線から逃げるのではなく、さらなるステップアップを目指すための就職留年であることが求められるのです。
留年は自己分析のチャンス
単位不足による留年も、就職先が決まらなかったことによる留年も、自己分析のチャンスと受け止めましょう。
もちろん単位不足で留年する場合は、学業に専念することが必須ですよね。
単位取得が理由の留年は、学力不足と判断されかねません。
年間スケジュールを見直して、単位不足にならないようにしっかりと計画を立てましょう。
就職留年の場合は、筆記試験や面接、エントリーシートの対策を改めて確認することが大切です。
また、就活に失敗した原因を冷静に分析すると、自分の弱点が見えてくるかもしれません。
弱点を克服して、就活を経験している強みを思う存分発揮してはいかがでしょうか。
ただし、同じ失敗を繰り返す事態だけは避けたいもの……。
就活のパターンを見直したり、視点を変えて違う業界に目を向けてみるなどの新たな工夫が必要といえますね。
留年というネガティブワードをチャンスに変えてください。
まとめ
留年はネガティブなイメージがつきものですが、理系の就職戦線においてはそうとも言い切れないようです。
「留年が採用する企業側であまり問題視されないこと」が理由のひとつとしてあげられます。
また、単位取得のレベルが高いといわれる理系において、留年は就職のマイナス要因となる可能性が低いと考えられています。
ただし、留年には学費の負担など費用面でのデメリットもあります。
そのためには、家族や周囲の人の理解や協力を得る必要も。
「次はない!」と覚悟した上で、留年の期間を活用しながら新たな気持ちで就活に臨んでくださいね。
とはいえ、一人で就活するのはなかなか大変です。
一人で就活する自信がない方は、就活のプロの力を頼ることをオススメします。
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